デュエルは体格や筋力ではない、武藤嘉紀選手に学ぶ体の使い方。

2018ロシアW杯の開幕が明日に迫り、普段あまりサッカーに興味のない人たちにとっても、なんとなくお祭り気分で、にわかサッカーファンとなって、サッカー談議に花を咲かせているはずのこの時期に、日本代表チームの監督更迭劇や、最近の国際試合での成績不振も重なり、4年前と比べても盛り上がりに欠ける大会前の雰囲気となってしまっています。

私自身、日本代表の試合をテレビ観戦しても、試合の内容自体にワクワク感がないというか、勝ち負けを通り越して試合自体を楽しいと感じられないというのが正直な感想となっていました。

私が得意としている人間の体の仕組みに沿った、効率的で効果的な体の使い方という観点から見ても、遺伝的な要素として体格や筋力に劣る我々日本人が、どうやって大きくて強い海外の選手に対抗するかという部分に、何の工夫も見られないことに不満を感じていました。

持って生まれた体が小さいというだけで、いわゆるフィジカルが弱いというレッテルを張られてしまっては、それ以上何をどう努力しても絶対に越えられない壁があると最初から認めてしまうことになってしまいます。

日本での活躍が認められ、海外のクラブへ移籍する選手が増えてきました。
私の選手の動きを見る視点からしても、この選手なら絶対に活躍してくれるだろうと、期待とともに確信をもってその後の動向をチェックしても、期待通りの活躍を見せてくれない例がたくさん見られます。

それがなぜなのかずっと考え、既に一つの結論を得ています。

そんないろいろな思いを込めて、西野新監督の元、最後の強化試合に臨む日本代表の選手たちの試合、昨夜のパラグアイ戦は最後のチャンスというか、もう後がない大事な試合でした。

相手のこの試合に臨むモチーベーションは別として、チームとして、また個々の選手の体の使い方という意味でも期待するところはありませんでした。

スイス戦のような放送の時間帯であれば、おそらくはリアルタイムで見ることもなかったと思います。

そんな中、なんとなくいつものような試合展開に、やはりだめかという気持ちで試合を見ていた私の目に飛び込んできたのが、前半27分過ぎに起こった武藤嘉紀選手のプレーでした。

この動画の中では3分25秒あたりからのシーンです。

派手なシュートシーンでもゴールをアシストしたパスを出したわけでもなく、ボールを受け前線に運び、クロスを上げるという、言ってみれば何でもないプレーで、特に気にしてみなければそれだけのことだったかもしれません。

しかし私はそのプレーを見た瞬間、久し振りに日本人の選手の動きに興奮しました、いつも私が言っている体格に劣る日本人が、大柄な海外の選手と渡り合うために必要な体の使い方が、短い時間の中に凝縮されていることがリアルタイムで伝わってきたからです。

そのプレーを追っていきます。
まず相手GKがセンターライン付近に大きくボールを蹴ります。
それに対応したのが6番の遠藤選手で、ヘディングでボールを前方に位置する武藤選手に返します。

このボールに対してどんな受け取り方をするのかと見ていると、普通なら胸トラップで前に落としてから次のプレーに移るのではという遠藤選手からのヘディングによる浮き球でしたが、武藤選手はボールの落ち際に体を左回りで90度回転させながら右足の甲の部分をボールに触らせ、弾ませることなくゴール方向に移動した左足の内側にあて、そのままドリブルでタッチライン沿いを駆け上がろうとしました、このプレーだけでも技術の高さを証明しています。

そこに相手15番の選手が左後方から体を寄せてきたことでバランスを崩し、ボールが足元から大きく離れてしまいます。
離れたボールに対して今度は左前方にいた相手DF4番が猛然とボールを追い、武藤選手より一瞬先に追いつき武藤選手とボールの間に体を入れ、良い姿勢を保ったままボールを保持したかのように見えました。

ところがここで4番の選手はなぜかバランスを崩してしまいます。

これは偶然ではなく、一歩遅れてボールに追いつけなかった武藤選手が、4番の選手の後方からその体の骨盤、それも大腿骨の大転子部分に、武藤選手の同じ部分を下からあてがうように体を寄せたことで、驚くほど簡単に4番の選手のバランスが崩れ状態が前につんのめってしまいました。

これが私の言う、『大転子の位置が勝負の分かれ道』と言い続けている理由なのです。

人間のバランスは左右の股間節、それも大腿骨の大転子部分であることはいくつかの実験のようなドリルを体験してみればだれにでも納得できることです。

体の大きい小さいは関係なく、この部分の位置関係で相手を制することが出来るのです。

4番がバランスを崩したその一瞬を逃さず、今度は武藤選手が4番とボールの間に体を入れてボールを保持してしまいます。
バランスを崩された4番は苦し紛れに左足を出してきましたが、そのまま転倒してしまいます。

武藤選手がボールを奪い返し、自分の体勢を右回りで反転させ前方にドリブルで進もうとしたところに、今度は先ほど後ろから押してきた15番の選手が追いついてきて、起き上った4番と15番で武藤選手を挟み込む形となりました。

そこで武藤選手は、後ろから追いかけてきた15番の右股関節部分に、自分の左大転子部分を下からあてがうようにぶつけることで、後方から勢いをつけてぶつかってきた15番の圧力に押されることなく体勢を維持し、2人を置き去りにして加速しゴ-ルラインまでドリブルで進んで右足でクロスを上げるところまでのシーンでした。

武藤選手は最初に15番の選手の後方から押された時には体勢を崩し姿勢が乱れましたが、その後の動きの中では常に骨盤が一定の角度を保ち、4番からボールを奪って反転する動作の際には、見事に骨盤から背骨がすっと伸びていました。
だからこそきれいなターンが可能となるのです。

最後の2人を置き去りにするシーンでも、骨盤の角度を維持しながら体全体を前に倒す、『重心の前方への落下』というエネルギーの使い方を見事に実践しています。

方や2人は、一瞬にして置いて行かれたことで、すぐに追わなければと体に力が入り、腰が落ち背中を丸めて力んだ状態で走り出したため、両足がその場に居着いた状態から強く地面を蹴ることで反力を得て体重を移動するという、非効率な体の使い方となってしまったことで、武藤選手についていけず、結果としてクロスを上げさせてしまいます。

いかがでしょうか、動画を何度も見て頂ければ、なるほどそういうことかと分かってもらえると思います。
体の使い方という概念から見ると、骨盤から背骨の角度、それも固定的な安定ではなく、しなやかさを持った連動、そして解剖学的な重心位置、そういう視点でプレーを見ると、これまでと違った見方ができると思います。

文字に書き起こしていくとまどろっこしいですが、これはほんの数秒間の出来事で、この体の使い方を知っているというレベルの選手では絶対に不可能なことです。

武藤選手がFC東京在籍時から、その姿勢の良さ動き出しのスムーズさに目を奪われ、その時点で日本で一番体の使い方がうまい選手だと思っていました。

それがドイツに渡り屈強な選手たちと渡り合う中で、持ち前の柔らかさが少し失われているように感じていました。
今回久し振りに、私の知っている武藤嘉紀選手の柔らかくしなやかな体の使い方を見せてくれました。

ドイツでのプレーで失いかけていたものを、思い出してくれたというか経験を積み慣れてきたということかもしれません。

日本選手の中でもそれほど大きな選手というわけではありませんし、ましてや今回の相手パラグアイの選手たちの胸板の厚さは日本選手の倍くらいはありそうな屈強な体の選手ばかりでした。

そんな選手たちを相手に肉体改造という名のもとに後天的に作った体が通用するはずがありません。
もちろんトレーニングが必要ないということではなく、武藤選手のようなポイントを押さえた体の使い方ができるようになるための体づくりは必要です。

それが私のいう『体づくりから動き作りへ』、という発想の転換でした。

骨盤の角度をしっかり保ち、骨盤と背骨をしなやかに連動させること、それを可能とするのが頑張らないように見えてしっかり仕事をしてくれている『伸筋』を使いこなせるように準備することです。

相手を大きさや筋力で圧倒するのではなく、股関節部分、大腿骨の大転子部分が重心位置で、お互いのその部分の位置関係で押し負けることなくバランスを保ち続けることができることなど、まずは知識としてしっかり頭で理解し、実際にやってみて体で納得することで、誰にでも使いこなせる武器となります。

さらにそれを可能とする条件が、顔の表情です。
歯を食いしばり力んでしまっては、伸筋を上手に使うことはできません、無駄に屈筋を使い体力を消耗するばかりです。

今回の武藤選手のプレーを、今すぐにでも代表選手スタッフ全員の前で説明させてもらい、実際に体験してくれれば、個人としてチームとしての戦力は2割くらいは上げられるのではと本気で考えています。

今は私の話を真剣に聞いてくれる人が対象ですが、当たり前のことを当たり前にできるように指導することで、近い将来、今回のように代表戦を見ながら、「いいね、いいね」を連発させてくれる選手を育成するお手伝いをさせてもらっています。

武藤選手の一つのプレーが私に勇気を与えてくれました。
本当は私ではなく、サッカーを愛する全ての人といった方が良いのかもしれません。
とくに体格に恵まれない育成年代の選手には、自分にもできるかもしれないと思ってほしいと思います。

武藤選手は180センチ近い身長ですが、説明したとおり大転子の位置は低い方が相手を制することがしやすいので、身長もハンデとはなりません。

海外の選手の中には、160センチ台でも大柄な選手に負けない強さを見せる選手はたくさんいます、その秘密がここにあるのです。

予選リーグ3試合、大方の予想は厳しいものですが、それぞれがすばらしい能力を持っているからこそ選ばれた選手たちだと思います。
自分の力を伸び伸びと発揮して、良い意味で期待を裏切る活躍を見せてほしいと思います。

武藤選手には是非その笑顔を絶やさず、しなやかな身のこなしでゴールを奪ってほしいと思います。
応援しています!

最後に、最近親しい人からこんな言葉をもらいました。
「私という人間に出合うまでは、似たようなことを言う人間に対し、自分にはない発想を持った凄い人だと思わされていたかもしれないが、本物に出合った時、自分の価値判断の基準が変わり、正しくものを見ることができるようになるから、私は私のままで、何時までも何故どうしてという真理をを追い求めてください」、というものでした。
大丈夫です、誰かの何かを気にしている暇があったら、私を信頼してくれる誰かのために頑張り続けますから!

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なぜ試合中にアイドリング動作が必要だと思うのか。

先ずは、11月18・19日に行う予定の『西本塾』ですが、予定通り開催することにしました。
募集要項には、「受講希望者が5名に達しない場合は開催を見送ることがあります」と記載しておりますが、4名の方から申し込みをいただき、喜んで開催させていただくことにしました。

また、すでに西本塾を受講してくれた方から、「現在自分が指導している方法を精査したい、参加の意思はあったが、指導対象者の試合の状況で、申し込み締め切り時点では確定できませんでした」という連絡を頂きました。

この方は、私から学んでくれたことを真剣に伝えようと、日々奮闘してくれている方です。

その活動を真剣に行えば行うほど、世の中の固定概念の壁を感じ、「自分の伝え方はこれで良いのだろうか、西本さんだったらどんな伝え方をするのだろう」と考えながら、日々試行錯誤を続けてくれていることが伝わってきました。

もし同じ様にそういう気持ちがある西本塾生がいるのなら、締め切りは過ぎましたが是非参加してください、私にとっては何より嬉しい受講動機ですから。

また、12月10日土曜日に行う予定の『深める会』も、1日開催の予定でしたが、土日の2日開催とし、それぞれの内容を事前に公表し、両日参加でなくどちらかだけでも参加をしたいという方も可とする、というやり方も考えています。
詳しく決まればまた報告します。

さて先日の土曜日、台風の影響で降りしきる雨の中、サンフレッチェ広島対川崎フロンターレの試合を見るために、エディオンスタジアムに出掛けてきました。

その時点で残り5節、J2降格も覚悟しなければならない非常に厳しい状況の広島と、カップ戦は決勝に駒を進め、天皇杯も勝ち上がり、リーグ戦も首位の鹿島を脅かす位置にいる川崎の、対照的なチーム状況の対戦となりました。

広島市民として、また何人かの選手との関係を考えれば、当然広島の応援に行ってしかるべきなのですが、私が買ったチケットはゴール裏のビジター席でした。

私がスポーツトレーナーとして仕事を続けてきた時、その対象は誰でもない選手たちであって、クラブの為とかチームの為とか、そういう組織を相手に仕事をしている感覚はありませんでした。

営業面はその担当の方がいるし、運営面も同じです、それぞれがそれぞれの役割を果たしていくことで組織が動きていくと考えてきました。
そう言ってしまえばい聞こえは良いのですが、何のことはない私の能力は選手のために使われるべきであってそれ以外は関係ないと本気で思っていました。

まあそれしかできないと言ったほうが正しいのかもしれませんが。

そんな私にプロサッカークラブのサポーターという人たちの、クラブや選手たちに対する熱い思いを知るきっかけとなったのが、今回のフロサポそれもコールリーダーをはじめとする応援団の皆さんでした。

短い期間でしたが、私個人にも温かい言葉をかけて頂いたこと、忘れることはありません。
彼らの応援する姿に元気をもらおうと出掛けて行きました。

もちろん目的はそれだけではありません。
滅多にスタジアムに行くこともなくなりましたが、メインスタンドやバックスタンドからの角度ではなく、横長のピッチを縦に見通せるゴール裏からの観戦で、いつもとは違うものが見えるのではと思いました。

当然ですがサッカーは相手のゴールに向かって攻めて行く競技です。
そしてゴールは最後方の中央にあります。

ゴール裏から見ると真っ直ぐに攻め上がっていく様子や、逆に攻め込まれている様子が、縦の距離感を感じながら直線的に見ることができました。

専門家ではない私の分析で、的外れな部分があるかもしれませんが、両チームの攻防は私の目にはこう映りました。

先ずは川崎、まさにゴールを奪うためにボールと人が動いて行きます。
全員が理想的にとまでは言えませんが、いわゆる3人目の動き出しが意図を持って行われていました。
1タッチもしくは2タッチという少ない手数でボールが動き、自分のところにボールが来ることを予想というか前もっての約束事でしょうか、次々とパスが繋がって行きます。

そしてシュートが狙えるレンジに入ると、迷うことなく打って行きます。
選手が攻めることが楽しいと思ってサッカーをやっているのが分かります、だから見ている人も楽しいはずです。

もちろん中央からばかりでなく、サイドを使うこともありますが、隙あらばどこからでもシュートを狙うという意識は全員に見られていたと思います。

引き換え広島は、自分のところにボールがきてから次のプレーを考えているように見えてしまいます。
当然、周りの選手がそれに対応して動き出しているという風にも見えません。

言葉は悪いですが、行き当たりばったりで組織としても個人としても、残念ながら意図が見えませんでした。

そんな思いでピッチ上を見つめながら、「待てよ広島が強かった時には、今川崎に感じている以上に組織として個人としての意図がはっきりしていて、自信を持ってボールを運んでいたんじゃなかったっけ」と思いました。

相手の攻撃を焦らすように後方でボールを回し続け、中盤の選手の動き出しから前線にスペースを作り、トップの選手との阿吽の呼吸で糸を引くようなパスが繋がり、ゴールを奪っていく、また右から左からどんどんクロスが上がり、中央の選手の波状攻撃でゴールを奪う、そんなシーンを何度も見せてくれていました。

それが今、自分のところに来たボールが足元に収まらず、パスを出そうにも味方が良いポジションに動いてくれていないため出しどころがなく、それぞれが固まってしまってその場に居ついてしまっているのです。

その選手の間を、縦横無尽に川崎の選手が動き回るのですから、見ていてチャンスが来そうな気がしません。

しかし3失点はいずれも完全に崩されての得点ではなかったと思います。
そういう意味では川崎の詰めの甘さというか、個々の動きにはまだまだ改善の余地があると感じました。

広島はシーズン開幕から勝ち星に恵まれず、苦境に陥って行きましたが、やるべきことは基本に返って正確なボールコントロールと、チーム全員の意思統一ではなかったのかなと思います。

今の状況は、個々がバラバラで次のプレーに繋がっていきません、残り4節何としてもJ1残留に向けて知恵と力を振り絞ってほしいと思います。

と、こんなところが私が感じたことですが、やはり私が考えることは、「ではどうするか」という問題です。

苦し紛れに人を変えシステムを変えと、なりふり構わず勝ちに向かって努力していることは分かります。
それが形になるためには選手が要求されていることを理解し、行動に移そうとしているか、何よりそれができるかどうかということです。

これが私の言う「頭と体を動かし続けることができる能力」という視点です。

ツイッターにも書きましたが、頭を働かせるためには体も動かし続けなければならないのです。

それが「アイドリング」という動作です。

骨盤の縦の動きから股関節の自由度を確保し、全身を小さく揺らせておくことで、全ての方向への素早い動き出しが可能となり、柔らかいファーストタッチも可能となります。

それが突っ立ったままで体の動きが止まっていると、頭を働かせることはできず、動き出しも遅くなります。

ボールへの対応も遅れ、足元に収まらなくなりますので、次のプレーへの流れが断ち切られてしまします。

そのことをきちんと理解し、全員が意識し続けるだけでも、全体としての運動量やボールの支配率も変わって来ると思います。

サッカー未経験者の私の言葉は、結果を残して来た選手や指導者には届かないかもしれませんが、生で試合を観戦しながら、「本来できるはずのことができていないという状況の原因はこうですよ」と伝えてあげたくなりました。

川崎にも同じことが言えますが、これだけ調子が良いチームに余計なことは言わない方が良いでしょう。

今年はもうJの試合を見ることはないかもしれませんが、やはり生で見ることはたくさんの情報を与えてくれ、そして私の考えが役に立つ事を確信できる機会となりました。

最後に例の件は何の連絡もありません。
諦めが悪い私ですが、気持ちは既に2020です(笑)

昨夜のサッカー日本代表選手の表情を見て考えた、運動におけるエネルギー源の獲得方法について。

昨夜行われた、サッカーワールドカップアジア最終予選の緒戦、日本対UAEの試合は、残念ながら1対2で日本は負けてしまいました。

技術戦術的な部分は専門外ですので、テレビでの観戦は解説者の応援団のような発言やホームゲーム特有の、特にチャンスでもないのにボルテージが上がるサポーターの声援に惑わされないように、あえて音声は消して映像だけに集中して観戦しました。

UAEの選手の名前やどういう選手なのかを知らないのは逆に好都合で、日本の選手もその方が私にとっては冷静な目で見られるのですが、さすがにそうもいきませんので多少の先入観は入ってしまいます。

この試合では各個々人に関しての感想はさておき、日本チーム全体とくに、いわゆる代表チームの常連というか、ここ数年に渡って選ばれ続けていたり、自分でその位置にいると思っている選手たちの表情というか顔つきに、何か違和感を覚えました。

よく言えば表情が引き締まって精悍な顔つき、悪く言えば頬がこけげっそりしていると言ってもいいような選手が何人も見られました。

私のような立場で、実際に現場のことなど分かるはずはありません、あくまでも外から見た感想でしかないことはお断りしておきます。

現在の監督が就任してから、体調管理が厳しく問われ、とくに体脂肪率の数字に関しては厳密な管理が行われていると聞きます。

この体脂肪率という言葉、一般の方の中にも浸透してきた言葉だと思います。
見た目の体重はそれほどでもないが、体脂肪率は標準を大きく超えた隠れ肥満、などという言い方で、生活習慣病の予防や管理には欠かせない数字となっています。

ではなぜスポーツ選手にとって、この体脂肪率が目の敵のような扱いを受けているのでしょうか。

人間が運動をするということは、骨格の位置関係を変えるということです。

筋肉が脳の命令によって収縮することで、別々の骨に付着している筋肉の両端が、お互いを引っ張り合うことで関節の角度が変わります。

関節の可動域にはそれぞれ限界があり、あらゆる関節が連携連動しあって滑らかに動くことが理想の動きとなります。

筋肉は骨を動かしてくれるエンジンという言い方がわかりやすいでしょうか。

では脂肪組織は体の中でどんな役割を果たしているのでしょうか。

人類は400万年とも言われるその歴史の中で、399年間はほぼ穀物を主な栄養源とはしていませんでした。
我々が現在主食として当たり前のように食べている米や小麦などの穀物は、歴史の中ではほんの最近、1万年前からということになります。

ということは我々が生きて行くためのエネルギー源は糖質、炭水化物ではなかったということです。

この詳しい説明に関しては、私が50歳の時に発症したことがきっかけで勉強し、それ以降ずっと継続している糖質制限食を始めるための知識を与えていただいた「京都高雄病院の江部康二医師」のブログに詳しく書かれていますし、書籍も江部医師以外の医師たちもこぞって出版していますので、説明はそちらに任せたいと思います。

ただ運動のエネルギー源に関しての記述に関しては、記事の最後に江部医師のブログをコピーしたものを載せましたので、参考にして頂ければと思います。

とても難しいことが書いてあると思われるでしょうが、我々人間の日常生活のエネルギー源として主に使われているのは脂肪由来のエネルギーであって、炭水化物からではないということです。
しかし、大きなエネルギーを使う必要がある激しい運動では、炭水化物由来のブドウ糖グリコーゲンシステムが使われているとちゃんと書いてあるではないかというかということです。
ここでよく読んで頂きたいのは、体内に備蓄されているグリコーゲンは250gでカロリーにして1000キロカロリー、運動の強度にもよりますが、1時間から2時間で枯渇してしまうことになります。

ならばたくさん備蓄しておけばいいじゃないかということで考えられたのが、カーボローディングという考え方でしたが、それでも備蓄できる量には限りがあり、主にマラソン競技で使われましたが、それだけでフルマラソンを走り切ることは不可能なのです。

サッカーのように高強度のインターバル走を何十回となく繰り返すような競技では、個人差はありますが、とてもまかない切れるはずはありません。

ではどうやってエネルギーを作り出すかというのが問題となります。

当然ですが脂肪由来のエネルギーを使うということになります。
エネルギーとしては炭水化物由来のものの方が早く燃焼してエネルギーを作り出してくれますので、脂肪をエネルギーとして使えるのは炭水化物を使い終えた後ということになります。

ところが常日頃、脂肪を燃焼させてエネルギーに変えるというサイクルを使うことなく、炭水化物がなくなれば補充するということが当然だと思ってスポーツを行っていますから、途中でエネルギー源となるものを食べて補給することになりますが、それでも間に合わないほどの運動強度を長時間強いられる競技もたくさんあります。

テニスの現役最強選手、ノバクジョコビッチ選手があることを境に驚異的なスタミナを手に入れ、技術的な部分だけではなく、長時間の試合それも連戦を戦い抜くスタミナを手に入れたことは有名な話です。

それは何か特別なものを食べるようになったのではなく、逆にあるものを食べなくなったというのです。

それは小麦に含まれるグルテンという成分です。

このこともジョコヴィッチ選手の本を読んでいただかなかれば詳しい経緯はわからないのですが、そうすることによって、彼の体内で脂肪をエネルギー源として活用するサイクルが本当の意味で活躍し始めたということに他ならないと思います。

グルテンさえ取らなければみんながそうなれるという話ではありません。

結果として彼の体重は数キロ落ちることになりました、筋肉強化肉体改造が当たり前の現在、彼はその体を見て何かの病気になったのではないかと言われたようです。

それがそれ以降の快進撃により、みんながその秘密に興味を持ったということです。

私はもともとかなり痩せていて、40歳の時に一念発起というか世に言われる肉体改造に励み3ヶ月で10キロ近い増量に成功したことがありましたが、現在は元に戻っています。

あの時の無理な増量のために食事の量を大幅に増やしたことも、今となっては膵臓に鞭打つ結果となり糖尿病の要因になったのではないかと思っています。

脂肪由来のエネルギーサイクルに変えていくためには、炭水化物由来のエネルギーが切れかけたときに感じる空腹感を我慢しなければなりません。

疲れたときに甘いものが欲しくなるというのは、炭水化物中毒の症状なのですから、ここで炭水化物を補給してしまっては永久に脂肪由来のサイクルには切り替わりません。

私もその誘惑から離れるのに半年以上はかかったと思います。

さて話を戻しますが、スポーツ選手が一定以上に脂肪を減らしてしまうと、長時間の運動に必要なエネルギーを確保できなくなります。

現代栄養学が全てだと思っている人たちからは反論が当然あるでしょうが、そのご意見は私ではなくきちんと研究している江部医師をはじめとするドクターにお願いします。

確かに脂肪は筋肉と違って脳からの命令で収縮できませんから、ある意味重りでしかありません。

だからスポーツの世界では嫌われ者になってしまうのです。

しかし、エネルギー源としての脂肪には大きな役割があるのです。

サッカーのプレー中、ゆったりとした低強度の動きの際には脂肪由来の、そしてここ一番の激しい高強度の動きが要求される際には炭水化物由来のグリコーゲンと、使い分けられる体を作るために、まずは脂肪由来のエネルギーを獲得できる体にしておかなければならないのです。

またまたきちんとした数字をあげろと言われそうですが、現在行われていることは客観的なデータで正しいと言われて行っているにもかかわらず良い結果に結びついていないこともたくさんあるのですから、興味がある人だけでいいですから、いろいろな本を読むなりネットで調べるなりして、まずは自分で考えるきっかけにしてほしいと思います。

エネルギー源のことに関してはこれまで触れないできましたが、昨日の日本選手の表情があまりにも違って見えたので思うところを書いてみました。

以下、江部浩二医師のブログからの引用です。

人体のエネルギー源として、
1)「脂肪酸-ケトン体のシステム」
2)「ブドウ糖-グリコーゲンのシステム」
があります。

<人体のエネルギー源Ⅰ:脂肪酸-ケトン体システム>
たっぷり備蓄があるが、ゆっくりのエネルギー源
①脳はケトン体をいつでも利用できる。
②心筋・骨格筋など多くの体細胞は日常生活では脂肪酸-ケトン体が主エネルギー源であり、人体を自動車に例えるならガソリンの代わりは脂質である。(*)
③赤血球を除く全ての細胞はミトコンドリアを持っているので、脂肪酸-ケトン体エネルギーシステムを利用できる。
④糖質制限食実践中や絶食中の血中ケトン体上昇は、インスリン作用が保たれており生理的なもので病的ではない。農耕開始前の人類は皆そうであった。
⑤備蓄の体脂肪は大量にあるエネルギー源で、体重50kg、体脂肪率20%の成人なら
 10kgで90000キロカロリーあり、水だけで2ヶ月生存できる。

*ケトン体
肝臓でβ酸化により、脂肪酸からアセチルCoAを作る。
肝臓細胞のミトコンドリア内でアセチルCoAからケトン体をつくる。
肝臓自身はケトン体を利用せずに他の臓器に提供する。
脳細胞や体細胞は、ミトコンドリア内で、ケトン体をアセチルCoAに変換してTCA回路を回しエネルギー源とする。

この流れは、人体で日常的に行われているが、絶食療法中や糖質制限食実践中は、活発となるので、血中ケトン体濃度は、現行の基準値より高値となるが、生理的なものである。

<人体のエネルギー源Ⅱ:ブドウ糖-グリコーゲンシステム>
手っ取り早いが備蓄が少ないエネルギー源。
①人体で赤血球だけはミトコンドリアがないのでブドウ糖しか利用できない。
②日常生活でブドウ糖を主エネルギー源として利用しているのは赤血球・脳・網膜など。
③ブドウ糖-グリコーゲンエネルギーシステムの本質は
 「常に赤血球の、唯一のエネルギー源」
 「筋肉が収縮したときのエネルギー源」→緊急時のターボエンジン
 「血糖値が上昇しインスリンが追加分泌された時、筋肉・脂肪細胞のエネルギー源」
 「日常生活では赤血球・脳・網膜・生殖腺胚上皮などの主エネルギー源」
④備蓄グリコーゲンは極めて少量で、成人で約250gていどである。
 約1000キロカロリーしかなく、強度の高い運動なら1~2時間で枯渇してしまう。

ここで大切なことは、日常生活では、骨格筋・心筋を始めほとんどの体細胞は、主エネルギー源として、備蓄がたっぷりある「脂肪酸-ケトン体システム」を利用しているということです。(*)
即ち、人体を自動車に例えれば、ガソリンの代わりは脂肪酸-ケトン体であり、決してブドウ糖-グリコーゲンではありません。
例えば、筋肉中のグリコーゲンが一定レベル以下になれば、筋肉は収縮できなくなります。心筋がブドウ糖-グリコーゲンを主たるエネルギー源として利用したりしたら、グリコーゲンの備蓄は少量なので、いつ枯渇して止まるかもしれませんね。
日常生活で、ブドウ糖をエネルギー源としているのは、「赤血球・脳・網膜・生殖腺胚上皮」といった特殊な細胞だけです。
糖質制限食実践中は脂肪酸-ケトン体を主たるエネルギー源として、しっかり利用しているので、エネルギー不足には決してなりません。人類400万年の歴史の内、399万年間は、糖質制限食だったことをお忘れなく。
肝臓の糖新生は、ブドウ糖しか利用できない「赤血球」などのために、最低限の血糖値を確保するために日常的に行われています。糖質を摂取したときは、血糖値が上昇し追加分泌のインスリンが出て、筋肉でブドウ糖を利用させます。
食物吸収が終了した直後には、肝臓のグリコーゲン分解が、循環血液中に入るブドウ糖の主要な供給源です。食後数時間が経過し、絶食状態が持続すると、ブドウ糖の供給源は、肝のグリコーゲン分解から糖新生に切り替わります。ですから、人類の400万年の歴史において、ごく普通に日常的に毎日、肝臓の糖新生は行われてきたわけで、珍しいことでも何でもありません。
糖質を摂取している人でも、食後数時間が経過すれば糖新生を行っています。肝臓の糖新生は、脂肪酸の代謝産物のグリセロール、筋肉から供給されるアミノ酸(アラニン、グルタニン)、ブドウ糖代謝の産物の乳酸などから行われます。
肝臓は筋肉由来のアミノ酸から日常的に糖新生を行っていますが、筋肉ではタンパク質の分解と合成が毎日行われています。

①脂肪組織→グリセロール(脂肪酸の分解物)や脂肪酸→肝臓→糖新生→脂肪組織・筋肉
②筋肉→アミノ酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
③ブドウ糖代謝→乳酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織

①②③はごく日常的に誰でも行っており、肝臓、筋肉、脂肪組織の間で行ったり来たり、日々糖新生の調節が行われているわけです。
400万年間の人類の歴史の中で399万年間は、糖質制限食を摂取しているか、空腹や絶食や飢餓が日常的でしたので、肝臓は毎日、今以上に糖新生を行い、よく働いてきたしそれだけのキャパシティーを持っているということですね。
糖質制限食実践中は、脂肪酸-ケトン体エネルギー源がたっぷり利用できますので、決してエネルギー不足にはなりません。
糖質制限食の場合は、食事中でもある程度、肝臓の糖新生は行われています。
なお肝臓の糖新生は、人体全体のエネルギー源を確保しているのではありません。ブドウ糖しか利用できない「赤血球」という特殊な細胞と、日常的にブドウ糖を利用している脳や網膜などのために、最低限の血糖値を確保しているのです。
次に三大栄養素のうちタンパク質は、エネルギー源として使われることはありえますが、基本的に少ないです。
タンパク質は、主として人体の組織の材料として使われています。適切なエネルギー源が確保されていれば、食事から摂取したタンパク質(アミノ酸)は、人体に吸収されて組織のタンパク質合成に使われます。
タンパク質を主たるエネルギー源として使われざるを得ないときは、例えば「飢餓→絶食」が続いたときなどです。
体内の糖質、脂質をエネルギー源として使い果たした後は、やむを得ず筋肉細胞のタンパク質を主たるエネルギー源として使いますが、これは死の一歩手前です。

人体のエネルギーシステム その二 改定
ブドウ糖-グリコーゲンのエネルギーシステムの役割
1、自動車に例えるならターボエンジン。
  緊急事態(闘争、逃走、狩り・・・)などで筋肉が収縮した時のシステム。
2、糖質を摂取して血糖値が上昇しインスリンが追加分泌されたときのシステム。
3、赤血球のエネルギー源→赤血球はミトコンドリアがなくブドウ糖しかエネルギー源として利用でき  ないので、最低源の血糖値は絶対に必要。
胎児の血糖値は40mgで、それが赤血球の生命維持に必要な最低限の血糖値と考えられます。
4、脳や赤血球は安静時にもブドウ糖を利用。(脳はケトン体も利用できる)

脂肪酸-ケトン体のエネルギーシステムの役割
安静時や軽い運動時は、心筋・骨格筋など体細胞の多くは脂肪酸-ケトン体をエネルギー源としています。人体を自動車に例えれば、ガソリンの代わりは脂肪なのです。
人体に蓄積されているエネルギーとして脂肪とグリコーゲン(ブドウ糖の集合体)がありますが、例えば体重50kgで体脂肪率20%の普通の人で脂肪の蓄積としては10kgで9万Kcal、グリコーゲンは約250gで1000kcalであり、圧倒的に脂肪の蓄積が多いのです。
備蓄グリコーゲン(肝臓・筋肉内)は本気で運動したら1,2時間で枯渇してしまいます。このことを考えれば心臓の筋肉の主要エネルギー源が脂肪なのは納得がいきます。
もし、ブドウ糖中心にエネルギー源として心臓が動いていたら、夜中寝ている時にエネルギーが切れて止まりかねません。
このように、備蓄エネルギーを考慮すれば、人類は、日常的には脂肪を燃やして生活し、いざ激しい動きをする時などに、非常用としてブドウ糖を利用していたことがわかります。
人体は、ブドウ糖-グリコーゲンのシステムと脂肪酸-ケトン体のシステムを巧みに使い分けて、400万年生きてきました。
しかし、農耕開始以後、特に穀物精製技術が開発されて以降は、やたらにブドウ糖システムばかり稼働させて、膵臓に異常な負担を強いているのが文明国の食生活の現状なのです。

平均点では物足りない。


昨夜もサッカーのオリンピック予選の試合が行われ、前半だけですがテレビ観戦し、私の提唱する体の使い方を実践できている選手を探そうとしましたが、残念ながらそういう動きを確認することができませんでした。

私が提唱する動きというのは、あらゆる競技の一流選手たちの動きに共通する、最大公約数とでもいうべき体の使い方を指しているのであって、私が考え出したとか、ある選手だけが特別な動きができるというものでは無いことは、このブログを通してずっと言い続けていることです。

ですから、昨日の日本選手たちの動きが取り立てて悪いということではありません。

その年代を代表する選手たちであることは間違いありませんから。

ただその中から私をあっと言わせる様なプレーを見せてくれる選手がいなかったと言っているだけです。

全員それなりの選手たちなのでしょうが、みんな平均点の選手に見えて、誰かにボールが渡るとワクワクするという感覚になる選手はいませんでした。

私が見つけた最大公約数の動きは、世界の超一流選手たちの動きから導き出されたものですから、普通に誰もがその動きができているわけはありません。

しかし、それを特別なものと諦めてしまっては、永遠に世界基準に追いつくことはできないでしょう。

私の行っていることはなんとなくわかったが、今までそういう観点で人間の動きを見たことがなかったし、そういう指導を受けたこともないまま指導者になってしまったから、どうやって選手に指導したらいいのかわからない、そんな言葉を聞くことが多くなりました。

そうなると当然ですが私に求められることは、それを伝えるための方法論ということになります。

それを求めて指導を受けに来てくれる選手も、少しずつ増えてきました。

確かに方法論は必要です、ただその方法論がなぜ有効なのか、何を目的としてこのドリルを行うのか、その根本の部分がわかっていなければ、まさに形だけのトレーニングとなってしまいます。

逆に言えば、今まで行ってきたトレーニングでも、その根本の部分がわかっていれば、意識が変わり動きが変わってくるのは当然です。

試合前にピッチ上で行っているマーカーを並べてのステップワークを行う際も、とにかく早く動くことが目的であるかの様に、体の前側の筋肉を使って、ほとんどすべての選手が体を前かがみにしながら行っています。

普段のトレーニングでも同じだと思いますから、海外の一流選手たちの様に、骨盤をしっかり起こしたままでおへそからスッと前に動き出すという、スムーズな動作ができる様になるはずがありません。

そこに我々日本人に共通の頑張ることの美学が幅をきかせているのだと思います。

その動きの目的は、そのドリルを素早く行うことではなく、ボールを受け取ったり蹴ったりドリブルしたり、相手との体の接触に負けないことなど、別の大切な目的のためにその目的地に移動したり、またその最中の動作であるはずなのです。

それなのに、肝心な動きとは別の、ドリルの動き自体が重視されてしまっていることをおかしいとは思わないでしょうか。

走り方などまさにそうです、陸上競技の選手の様に腕を振って膝を引き上げて、などという動き方を行っている局面がどれくらいあるのでしょう。

もっと自分たちに必要な動作を直視するべきだと思います。

というわけで昨夜は前半のみをテレビ観戦し、後半は見ませんでした。

ツイッターで気になるシーンがあると、リアルタイムでツイートしていますが、毎試合毎試合、私の思うことはいつも同じで、私がどんなプレーに何を感じているのかと、期待してくださっているフォロワーの皆さんにとって、何一つ面白いことをつぶやくことができていません。

もちろんプレーしている本人たちに届いているとは思っていませんが、こういう時にはこうした方がいいという私の指摘を、読んでいただいた方が、毎回同じことだとしても、なるほど確かにそういう風に見えると、ご自分のプレーや指導の参考にしていただいているとしたら、それはありがたいことなのですが、それにしても「今のプレーはこういう動きがいいです」と、自信を持ってお手本にして欲しい体の使い方が、見られないことは残念を通り越してとても寂しいことです。

最近のA代表の試合でも同じことです。

もしかしたら私の指導を間接的に受けた育成年代の選手の中には、私を唸らせる動きを見せてくれる選手がすでに誕生しているのかもしれません。

西本塾生の皆さんや、個人指導を受けにきてくれた方の中で、自分が指導している選手で、この動きはどうですかという動画があれば、ユーチューブを通してでもいいので、見せていただけませんか。

ダメ出しばかりでは私も楽しくありません、日本の子供たちの中にもこんな動きができる様になった子供がいますよという報告を待っています。



プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年は「西本塾」3月10・11日と9月8・9日に、「深める会」を4月8日と10月7日に、そして「走り方錬成会」を12月29日に予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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