『5』の状態を知り『5』の状態を使いこなすために。

3・5・7理論をを思いついたのは、筋肉の最小単位である「アクチン繊維」と「ミオシン繊維」が、筋肉の収縮によってどういう状態にあるかを模式図化することで、理解しやすくするためのものでした。

一般的に考えられている筋力を発揮している状態は、アクチン繊維とミオシン繊維が、まさに『3』の収縮方向に重なり合っている状態です。

それぞれが個人が持っている筋肉を収縮させる能力をさらに高めようと努力する行為が、筋力トレーニング、いわゆる筋トレと呼ばれているものです。

そして、その最大収縮の状態にどれだけ早く到達できるかが「瞬発力」であり、その収縮をいかに長く保てるかという能力が、「筋持久力」ということになります。

『3』と『7』という、最大収縮と最大伸長は、個人の遺伝的能力であり、関節の可動域も含めて、持って生まれた能力を最大限に発揮できるようにすることに他なりません。

3・5・7理論では、関節の可動域や筋肉が腱と言う組織に移行して骨に付着していることに着目し、どれだけ努力をしてもそれを超えることは出来ないと定義しています。

そんなはずはない、筋トレを継続すれば一般の人からは想像もつかない筋力や筋肥大という効果を得ることが出来るという反論があるでしょうが、逆にこの事実こそが、人間は大きな可能性を秘めている動物であることを証明しています。

しかし、現代社会において、筋肉の肥大や筋出力の増大を必要としている人間は限られた存在です。

そのために行われる筋トレは、自己の能力の限界を超えるような重量と回数をこなすことで、筋肉に大きな負荷をかけます。

『3』という概念を超え、それ以上に収縮させているかのようですが、これまで説明してきたとおり、心理的な抑制は超えられても、生理的な抑制を超えることは出来ません、それはイコール筋肉組織の破壊ケガを意味しますから。

私が語らなければならないのは、こうした現実に背を向けるように過度な負荷をかけ「体づくりを」優先するトレーニングではなく、それぞれのスポーツにおける競技動作を、より効率的に行えるようにするかを目的とした『動きづくり』のトレーニング理論です。

前回に続いて3・5・7理論を机上の空論で終わらせないためには、これから説明することが最も重要なことになります。

それは『5』と定義している、アクチン繊維とミオシン繊維が、収縮も伸展もしていないニュートラルな状態をどう感じ取れるかという問題です。

心の部分で言えば『平常心』ということになるでしょうか。

この言葉こそ抽象的で、何を持って平常心なのか客観的に数値化することは難しいと思います。

筋肉の繊維は、収縮の限界である『3』という単位から、拮抗する筋肉が最大限に伸展する『7』という単位の間を行ったり来たりします。

それぞれの方向へ動いていることは当然意識できるのですが、ではどの瞬間がニュートラルポジションである『5』なのかは、私も含めだれ一人として正確に認識することは出来ないと思います。

それでもなおかつ『5』の状態が最も重要であるというのはどうしてなのか、もう少し話を続けなければなりません。

結論から言うと『5』という状態を定義することは不可能なのです。

ここまで言っておいてそれはないだろうなのですが、そうとしか言いようがありません。

しいて言えば、『3』の収縮方向へ向かわせている意識はなく、かと言って『7』の方向へ伸展させられている意識もないという感じでしょうか。

しかし、『5』という概念を持っておらず、常に『3』に近づいた状態であったとしたら、いざ『3』の方向へ収縮させようとしても、その幅が小さくなってしまうことになります。

筋力はどれだけ縮めたかが決め手となりますから、5-3=2が最大とすれば、4.5-3=1.5で、その差は0.5も開いてしまうことになります。

少しでも収縮方向にあった筋肉は、一度その緊張を解いてあげなければ、再度の収縮が出来ないため、予備動作が必要となります。

2mという短い距離でどちらが速いかという競争をさせると、このことがはっきり分かります。

一歩でも速く前に足を出したいという気持ちが、結果として地面を強く蹴るために後ろに足を運び、やっと3歩目で元の位置から前に足が出るという現象が起こります。

これが「居着く」と呼んでいる体の反応です。

「居着く」「力む」と置き換えても良いでしょう、その結果として自分の意志とは反対に速く体を前方向へ移動できないことに納得がいかず、同じことを繰り返しても、その体の反応は強まるばかりです。

そうならないためにはどうすれば良いのかということの答えが、『5』を静止した状態だと捉えずに、『5』は揺らぎの状態だと思うことです。

その揺れ方が大問題で、たんに体を揺さぶっているのではなく、股関節を起点として骨盤を縦に揺らし、それが全身に波及しているという感覚を掴むことです。

この感覚こそが、『アイドリング』であり、『アイドリングステイ』と名付けた体の状態なのです。

バケツの水をまったく揺らすことなく、遠くに撒くことは出来ません。

小さな揺れを感じながら、一気に大きな揺れとして水を撒くのです。

この動きはどんな競技にも共通して必要なものだと思います。

『5』が、静止した状態ではなく揺らぎの中にあることが分かれば、いわゆる力むという状況は回避できると思います。

また余談ですが、プレー中にガムをかまないと緊張してしまうからと、日本人としてはあまり褒められたことではない行動でしか、その状況を作れないと開き直っている選手もいます。

私個人としては、ガムや紙巻きたばこの類を使って緊張を押さえたり、次の動作へスムーズに移行する準備をしているのなら、この揺らぎの『5』を自分の意志で使いこなせるようになることで、自分の能力の最大限の動きを、どんな状況の中でも発揮して欲しいと思います。

『落下・捻転・重心移動』による瞬時の移動も、すべては正しいアイドリングによる、揺らぎの中の『5』の状態が、いつでも準備できているからこそなのです。

3・5・7理論を実用的に使いこなすためには、その幅を広げることや滑らかに滑り込ませることはもちろんのこと、自分にとっての揺らぎの『5』を常に準備できていると自信を持って思えることです。

その状態を長く保てることが、サッカーで言えば90分間、頭と体を動かし続けられる条件であり、一歩目の動き出しを速くし、余裕を持ってプレーできることで、足が止まるという状況に陥らない秘訣でもあると思います。

文字で書くのは難しいですが、『5』ではなく、『~5~』のような感じでしょうか。

どんなスポーツでも、静止しているように見えて実は揺らいでいるのが本当に次の動作に素早く移行できる秘訣ではないでしょうか。

30年も前の解剖学の講義中に、ひらめきで思いついた3・5・7理論ですが、揺らぎの『5』という概念にやっとたどり着いたかなという気持ちです。

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『3・5・7理論』を理論で終わらせないために。

台風が近づき、雨の日曜日となっています。

20代後半、会社員として働きながら鍼灸専門学校の夜間部に通い資格取得のために勉強をしていました。

1年次は、解剖学や生理学といった基礎医学の科目に多くの時間を割かれていました。

今一番役に立っているのはその部分だと思います。

そういう科目を教えてくださっていたのは、現役で医学部の教授として研究をされている方でした。

解剖学といっても、筋肉の起始や停止、関節の運動方向や可動域といった、いわゆる国家試験対策のような内容がほとんどで、私にとってはあまり興味深いものではありませんでした。

それが、筋肉そのものの構造を学ぶ際、筋肉の本質は筋原線維というミクロン(1000分の1ミリ)単位の繊維の束で構成されていて、その一本一本の繊維の中の構造が、アクチン繊維とミオシン繊維が重なり合うことが筋肉の収縮であり、その営みこそが我々人間の骨格を動かしていることに他ならないという話を聞いたとき、なるほどそういうことかと先生のお話に引き込まれていったことを覚えています。

まだまだ勉強し始めたばかりでしたが、このことを分かりやすく説明することができないと、これから私が進んで行こうとするスポーツの分野で、本当の意味で選手たちに体の仕組みを理解させることが出来ないと思いました。

90分の授業が休憩をはさんで2コマ続いたと思いますが、1コマ目でその話を聞いてから、その後の話があまり聞こえてこなかったように思います。

そしてほとんどその場で、今の私の考え方の基本となっている『3・5・7理論』と名付けたものの原型を思いつきました、もう30年も前のことです。

『体づくりから動きづくりへ』という、トレーニングに対する根本的な発想の転換も、この3・5・7理論なくして思いつくこともなかったと思います。

いわゆるトレーニングの発想は、私の理論によると収縮の限界値である『3』の方向へどれだけ近付けるかがトレーニングの目的となっています。

『7』という概念は、関節の運動において拮抗筋として働きあう筋肉の一方が収縮した時、他方がそのことによって他動的に引き伸ばされることを意味しています。

筋肉は脳が運動を意図した時、神経を介して電気信号を筋肉に送り、それを筋肉の受容体が受け取った時に、アクチンとミオシンが重なり合うように収縮することが出来るのであって、自らが伸展するという動きは出来ません。

しかし、一方が収縮すれば、他方は伸展する以外にないのですから、伸展している状態というものをしっかり感じ取っておかなければ、急激かつ強力な収縮活動に対応できないのではないかと考えました。

しかし、いわゆるストレッチという状態は、他方の収縮活動に関係なく、その筋繊維自体を無理やり伸展させようというのですから、筋肉にとってはまったく想定外の伸展動作であり、筋繊維がそれを喜んで受け入れてくれるとは思えません。

だからストレッチと言う行為をしても、体が柔らかくならないと思う人が多いのです。

体を柔らかくするためには、たんに『7』の方向へ引き伸ばすことでは獲得できません。

このことはトレーニング器具を使って実際に体験してもらい、更には二人組で器具を使わないやり方も指導しています。

『動きづくりのトレーニング』という言い方はあまりにも抽象的で、文字や言葉で説明しても、動画も見せたとしても、おそらくは理解することは出来ないでしょう。

そのすべてを直接説明し、体で実感してもらう以外に伝えることも理解してもらうことも出来ないと思います。

深める会や個人指導に何度も参加してくれている神戸の竹内さんのような方でも、3・5・7理論を第三者に正確に伝えることは難しいと思います。

それはたんに3・5・7理論がどういうものであるかという問題ではなく、それをどう応用するかという問題が明確にならなければ、動作に結びつけることが出来ないからです。

そのために彼は、まず自分の体でそれを表現できるようにならなければと、何度も足を運んでくれているのです。

例えば、ラットプルダウンという広背筋を主に収縮させることが目的の器具を使って運動をする際、外見上私よりはるかに筋力がありそうな体をしている竹内さんが、私と同じ重さで運動しようとしたとき、明らかに私より重たそうに見えます。

それは単純に私の方が筋力があるということではないということに気付いてほしいのです。

そういう意味では、私の現在の177cm65㎏という細身の体格は、それを見せるにはもってこいかもしれません。

もし私が筋肉隆々で、いかにもパワフルな体をしていたとしたら、重たいものを持てて当然としか思ってもらえないかもしれませんから。

ある運動方向に対して、スタートポジションからフィニッシュの位置まで、どういう意識で骨格を動かすかが求められた時、体全体の筋肉がその目的のために必要最低限な収縮で連動しているからこそ、外見として楽そうに見えるのです。

それがこの動きはこの筋肉が主役でなければならないという思い込み固定概念が、他の筋肉の協力を拒みムキになって働くことで、本来からだ全体が持っている力を効率的に発揮することが出来なくしてしまいます。

スポーツ動作において最も大事なことは、私が技術という言葉を定義している、『自らが意図する筋肉の収縮活動を、反復継続して行うことのできる能力』という意味を全うできることです。

その中の『意図する』と言う部分と、『反復継続』と言う部分がキーワードで、それを可能とする意味でも、骨格・関節の角度変化という目的に対して、必要以上に筋繊維を収縮をさせることは、絶対に避けなければならないことです。

トレーニングの目的は動きづくり、そのことを具体的にイメージしやすくするために、この運動に求められている骨格の角度変化に必要な筋の収縮度合いは、『3』と言う収縮方向に向かってどれくらいかということを正確に感じ取らなければなりません。

だから扱う重量はそれを感じられる重量でなければならないと言っているのです。

そして、現状収縮させられる最大限の『3』という方向性を感じる必要があるため、軽すぎてもその目的を達することが出来ません。

3・5・7の間をいかにスムーズに行き来できるか、それを全身の筋肉が協力し合える状態のことを『運動神経が良い人』、『センスを感じる選手』、『キレのある動きが出来る選手』と呼ぶのではないでしょうか。

『3』と『7』の間を動かすという概念は、なんとなく理解できたような気もするが、『5』と言う収縮も伸展も何もしていない状態はどういう状態なのか、これが一番難しい問題です。

長くなったので、今日はここまで、続きはまた今度書きます。

広島地方、台風の影響で雨脚が強くなっています。

カープの地元優勝をかけた試合も、残念ながら中止となったようです。

昨日のサンフレッチェは、難敵セレッソ大阪に1対0と辛勝し、とりあえずJ2への降格ラインを超えました。

こうして私が日々考え続けている体の使い方を、トップレベルのスポーツ選手、とくにサッカー選手が真剣に取り組んでくれたら、どんな変化を見せてくれるのか、想像するだけでも楽しいです。

先日指導する機会を与えてくれた『大阪府立大学サッカー部』の選手たちには、是非学んでくれたことを反復継続して、チームとしての成績はもちろんのこと、一人のサッカー選手として成長して欲しいと思います。

具体的に誰に頼まれたとかいうことではありませんが、私が考え続けていることがいつか実を結んでくれる日が来ると信じています。

それを形に残していくのが私の使命だと思っています。

私の理論と技術を継承してくれる智志の為にも頑張り続けます。

子供たちの吸収力、成長するスピード、少し侮っていました。

7月8月と夏休みを利用して、遠方から指導を受けにきてくれる人が増えています。
月末には大阪府立大学サッカー部の夏合宿地へ乗り込んで指導させていただく予定もあります。

初めての方、もう何度目かの方、それぞれに目標があり私の指導に期待を持って指導を受けてくれます。
夏休み中ということもあって、この時期にしか来られないという小学2年生から高校1年生まで、いわゆる育成年代のサッカー選手たちです。

中には親の援助に頼らず、自分でアルバイトして貯めたお金で、関東地方からの交通費と指導料を捻出したという、何とも見上げた心構えの高校3年生もいました。

これまでの私が指導してきたのはプロやそれに準ずる競技レベルの選手たちでした。
正直、小学生の子供相手に何を教えれば良いのかと、指導を依頼されるたびに頭を抱えることもありました。

今、夏休みを利用してスペインから一時帰国し、先月と今月の二回に渡り、それぞれ4日間連続のトレーニングを行ってくれているのも、日本でいえば小学6年生の男子選手です。

この子のことは何度記事でも取り上げましたが、初めて来たのが小3の時で、その時のことは全く覚えていないというほど、本当に幼い子供でした。

それが3年半の歳月を経て、半年に一度とはいえ私の指導を受け続けてくれました。
と言うよりご両親が連れて来たと言うのが正しい言い方かもしれません。

今回は、これからに備えて体づくりのためではなく、動きを正しく力強く行えるようにするための「伸kingトレーニング」を行ってもらうことが主な目的です。

私自身がそうでしたが、小学生の時にはあらゆる競技種目で学校代表として活躍し、小さな街とはいえ宇和島市内でも一目置かれる存在でしたが、中学に上がると細いのを通り越して、まさに痩せぽっちの体では、体格に恵まれた同級生や先輩たちに太刀打ちできず悔しい思いをしました。

「現在の私のような人間が身近に居れば、人生が変わっていたかもしれない」と言うのが、今の私の原点です。

それでも指導対象が競技スポーツ選手で、勝負の世界で生きて来たので、子供相手に自分のモチベーションが保てるか心配な部分もありました。

5年前に大きな転換期があり、そう言う現場から離れてしまい、それが逆に自分の反骨精神に火を付け、それまでやって来たことを整理し、さらに発展させる努力をして来ました。

5年前の私と今の私を比べれば、考えていること指導していることのレベルは全く違うものになっていると思います。

あの時点の私を評価し、声を掛けてくれた現名古屋グランパスの風間八宏監督にして、今の私のやっていることを理解するのは難しいと思います。

彼でさえ理解できないと言ってしまえば、極論ですが現在の指導者の中に私を評価できる人間はいないと言うことです。

現実として私から学んでくれた人たちがどんなに頑張っても、大きな組織を動かすところまでは至っていません。

固定概念、既成概念というものの壁は、思った以上に厚いようです。

そのことを嘆いていても仕方のないことですが、現実としてそうなのだから、やはり世の中を変えて行くのは無理なのかなと諦めかけていた矢先に、何人かの育成年代の指導をさせていただく機会を得て、少し考え方が変わって来ました。

子供だと思って、理論的な部分を理解することや正しい体の動きを身につけさせるのは難しいと、それこそ固定概念を持っていましたが、子供達の能力を甘く見過ぎていました。

彼らは保護者の意向が強いとはいえ、自分でも私の指導に興味を持ってわざわざ広島まできてくれた子供たちです。

自分にとって有益であると感じてくれたら、私の想像をはるかに超えるスピードで、指導内容を吸収してくれるのです。

これはもう驚きでしかありませんでした。

今指導している6年生にしても、2クルー目の二日間を終えたところですが、器具を使ったトレーニングでは、私が要求している動きを正確に行えるようになり、その効果がはっきり見えてきて、体つきや姿勢にも変化が見えます。

当然肝心の動き作りにも好影響を見せ、スムーズな一歩目の動き出しや、横や後方へのターンの動きでも、1ヶ月前とは比較にならない力強さを感じるようになりました。

またすぐにスペインに帰っていきますので、継続した指導はできませんが、体と頭が何かを感じてくれれば今回の指導は成功だと思います。

同年代の子供達も指導者の元で筋力トレーニングを行う子供が増えてきたそうですが、体づくりが先で、そのあとで技術を身につければ良いという考えのもとでトレーニングを行うことは、私の考えとは少し違うので、そこが難しいところではあります。

とにかく子供達の成長には、本当に驚かされます。

現時点で指導者やトップレベルの選手たちの意識を変えることよりも、小さい頃から私の考え方の元にトレーニングを積んだ子供達が成長し、「これが人間にとって効率的な体の使い方ですよ」と、当たり前な顔をしてプレーしてくれる日を待ったほうが、間違いなく早いような気がしてきました。

現在一般的に信じられ行われているトレーニングに対する固定概念ができてしまわないうちに、私の指導を受けることができれば、世の中少しは変わって行くと思います。

さて、何度か紹介している遠隔サポートの宮澤さんから近況報告がありましたので紹介します。

お疲れ様です。
ブログ等いつも読ませていただき、納得したり、再確認させられる事が多々あり、日々のトレーニングに活かせています。

先日、やり取りをした時と比べ、特に前への動き出しと、そこからのアイドリングステイを特に意識しています。

自分は前線の選手なので、相手DFに対して、前からディフェンスをする事が多いのですが、明らかにそこでボール奪える回数が増えたように思います。
基本的に無理に奪いに行くようなエリアではないですし、相手の方が数的にも有利な状況です。
ですが、相手に寄せていくと、相手は「まだ大丈夫」とボールを持っている所のスキをついて奪えたりします。

従来の地面を蹴る走りで取ろうとすると、一瞬予備動作があるので、敵も今までの経験でなんとなく、一気に寄せてくるタイミングが分かるんだと思います。

ですが、西本さんの理論の加速だと、地面を蹴らずに一歩目も速くなるので、敵からすると「なんでもう相手がここに」と感じるのではないかと思います。

同じような状況で、ボールがゴールラインを割りそうで、相手DFがそのまま、出してゴールキックにしようとするシーンがありました。

後ろから自分が走って追っていましたが、相手DFも上手くコースを切ってそのまま出そうとします。

一瞬、諦めた風を装いながら、ボールがラインを割りそうなところで、一気に加速したところ、そのまま、相手を回り込んでボールを取り、マイボールにすることができました。

側から見ると、相手がマヌケだったとか、上手く回り込んだという感じだと思いますが、あの加速の時も一切地面を蹴らずスッと前へ出た事が、「敵からしたら想定外のタイミングで来た」と感じていたのではないかと思います。

また、上手くアイドリングステイ出来ているときは、とにかく動き出しが速いです。
それこそ、勝手に身体が反応すると感じる時さえあります。


ただ、悔しいのは、興味があるのか無いのか何なのか分かりませんが、「本当にその走り方意味あるのか」とか、「ふざけてるのか」と言われたり、聞いといてこっちが真面目に説明しようとしても真面目に聞こうともしないのは、悪気がないにしても腹立たしいですね。
やりもせずに、そういった判断をして、自分の可能性を狭めているのは可哀想でもありますが・・・。

成長してるのは間違いないです、しかも、今までより速いスピードで。
自分はブれずにこのまま継続していきます!
そして、自分のパフォーマンスや結果で西本理論の正当性を証明します。

この年齢からさらに急成長を遂げて、周りの度肝を抜かせることが一つのモチベーションになってます。

自分で、ドリルの後に試合の動きをイメージしながらアイドリング、ダッシュ、アイドリングステイや左右横の動き、言ってみれば、シャドーボクシングならぬ、「シャドーサッカー」のように自分なりにトレーニングを発展させてみたりして、とにかく、無意識レベルで試合中に常にその動きが出来るように工夫もしてみてます。

この辺も、もしかしたら試合中に正しい身体の使い方が出来ることに繋がっているかもしれません。

社会人という中で時間の確保には日によって差が出るからこそ、必ず毎日、質にこだわって続けていこうかと思います。

自分はこの遠隔サポートがなければ、今シーズンで引退していました。

膝の痛みがなく、思いっきり出来るどころか、以前より一歩が速くなったり、コントロールが正確になったり……こんなにもパワーアップ出来るとは本当にビックリです。

この理論は正しいですし、遠隔サポートでも自分のようにビックリするほどの成長を実感できます。

自分も精一杯、目標に向けて、この理論とともに出来る事をやっていこうと思います。

宮澤さんとは遠隔サポートの関係のみで、実際にお会いしたことはありません。
それでも私の送る一文字一文字を真剣に読み解き、送った動画をお手本として動きを繰り返し、さらには自分でも様々な工夫を取り入れた結果、こんな感想を送ってくれるレベルにまで成長しているのです。

周囲からの、私の提唱する動きへの偏見というか、いろいろ言われることがあると思いますが、それこそ笑って受け流してください。
宮澤さんが苦労して身につけつつある動きを、そんな人たちに教える必要などありませんから。

周囲がその正しさに気づかないうちに身に付けてこそ、宮澤さんのアドバンテージとなるのです。

大丈夫です、数年後私の指導を受けて子供たちが、固定概念に凝り固まった大人たちをあっと言わせるパフォーマンスを見せつけてくれ、一体何が起こったのかと驚き、その動きを認めざるを得ない日がきた時、周囲の人に言ってあげてください、「あれが僕のやっていた動きだよ」と。

私も同じです、楽しいじゃないですか、そんな日がそう遠くない先にやってくるのですから。
競技レベルの選手や指導者の意識が変わらないのなら、私を信頼し指導を受けてくれる育成年代の子供たちに、しっかり身に付けてもらう指導をする方がよほど楽しいです。

施術行為も同じです、痛いところも揉んだり叩いたり突っついたりでしか良くならないと思っている人たちの意識を変え、体を整えるという意識に目覚めた人が、その日を境に人生が変わるほどの体験をしてくれるところを目の当たりにできることも、私の仕事の醍醐味です。

50代最後の一年が始まりましたが、私にはまだまだやらなければならないことがたくさんあるようです。

西本塾をすでに受講してくれた人を対象とした「深める会」を、9月10日に行います。

私の考え方に賛同して、すでに指導活動を行ってくれている人もありますが、本当に根っこの部分を理解し、自分でやって見せ、正しく伝えられているか確認しにきてください。

私の伝えた言葉をそのまま伝えてくれているとは思いますが、少し心配なところもあります。
多くの方の参加を期待しています。


岩城巧さん、本気の2年間の報告です!

岩城さんのご好意で、西本理論に取り組み始めてからの体の変化の画像をアップさせて頂きました。
感覚的なところはご本人の言葉をしっかり読んで頂きたいと思います。

何より有り難いのは、私の理論というか提案したことを実行し、明らかに動きが良くなっているスポーツ選手たちが、その理論の正しさや効果を感じれば感じるほど、ライバルたちに私の存在さえ知られたくないと口を閉ざしている中で、こうして声を挙げてくれたことです。

私自身が競技者であれば、その競技で今まで以上の結果を出すことで、自らの理論の正当性をアピールすることが出来るのですが、今の私にそれは出来ません。

もし1つの競技で何らかの評価を得られたとしても、それはその競技の中の評価を得たに過ぎないと思います。
人間の体を使うすべての動作において、その有用性を理解してもらうためには、効果を感じてくれた選手たちが、みんなで声を挙げてくれるしかないのです。

岩城さんは、私の理論と方法論の正しさを身を以て体験したからこそ、1人でも多くの人に私の理論を知って欲しいと思ってくれたのだと思います。

自分には自分のやり方がある、それで満足しているのであれば、こちらを向いて頂く必要はありません。

一歩でも半歩でも、現状より前に進みたいと思っている人たちには、是非、岩城さんの思いが届いて欲しいと思います。

何度も言い続けていますが、真剣に取り組む覚悟があれば、必ず結果に結びつくことは多くの選手が証明してくれています。

こんな形で画像をアップするのは初めてですが、岩城さんの体の変化と綴られた言葉に真剣に向き合ってください。
何か感じるものがあるはずです。

以下、ご紹介します。

西本理論を知りブログを読みながら自身の身体で試していた頃、肩甲骨を動かすことは全くできませんでした。
やはり肩を回すことで肩甲骨を動かしていました。

慣れない動きで、アイドリングをしているだけで肩が張ってきたり、重くなような感覚になっていました。
それも続けることで、スムーズに滑らかに肩甲骨を上下に動かすイメージを常に頭に置き、やり続けた結果、その張ってきたり重くなる感覚は全くなくなりました。

使えていなかった肩周りや背中の筋肉の持久筋が自然についてきたんだなぁという感覚がでてきました。

西本理論を知る以前のトレーニングでは、瞬発の筋肉、持久の筋肉、筋肉の肥大をバランスを考えながらやってきましたが、西本理論を知ってからは、トレーニングで筋肉を大きくしたいとか何用の筋肉という考えは全くなく、いかにスムーズに滑らかに動かせるかということを最重要に取り組んでいます。

他には左右のアンバランスがないようにも意識しています、なので、右利きですが左が動かしにくいとか、そのような感覚はありません。

結果、画像のように背骨まわりの筋肉が発達し溝ができ、肩甲骨周りも発達しているようになっています。
また、上腕三頭筋がいつの間にかモッコリしていました、上腕二頭筋でいう力こぶが三頭筋の方にできていたのです。
あくまで、肥大させたいとかそういう気持ちが全くなかったにも関わらず、動きに必要な筋肉量が自然についてきたのだと思います。
筋肉への正しい刺激で、動きに必要な筋肉の部分が発達するのだなと実感しています。


2015.10.6の身体です。


2016.7.16です。




現在です。

また、骨盤が明らかに後上方に引き上げられ、いわゆるプリッとしたお尻になりました。
このイメージは、伝説の生物であるケンタウロスになったかの様な、背中が反りこんでいるイメージで、骨盤の上に上半身が乗っているようなイメージというか、骨盤より下(下半身は)ついているだけというか、よく分からない例えですが・・とにかく骨盤より上で身体を支配しているような感覚です。(笑)

現在は、肩を回さなくても肩甲骨を上下には動かすことはできるようになっています。

それ以外の身体の筋肉、例えばふくらはぎ、大腿四頭筋等、その部分だけのトレーニング、いわゆる筋トレ等は全くやっていませんが、以前と見た目も変わることはありませんし、筋肉量が落ちたとかそのような感覚もありません。

逆に触ると昔に比べとても柔らかい触り心地になっています。

下半身に疲労が溜まりにくいのか、筋肉の張りが出ることが少なくなりました。
それは、サッカーの試合をやった翌日にくる筋肉痛も、背中や肩甲骨周りの方にくることが多く、下半身の筋肉痛で歩くことが辛いという現象も起きなくなりました。

それ以外は、たまに足首の捻挫をすることがあったのですが、そのような捻挫を最近では全くしません、むしろ、捻挫をする気がしません。

たった2年のトレーニング、意識を変えただけで、身体にあらゆる変化をもたらしました。

また、毎日寝る前に西本さんの本(1回5分体が喜ぶ健康術)で紹介して頂いている、体操を続けています。

以前はストレッチで身体を柔らかくする、いわゆる柔軟な身体であれば怪我はしないという根拠のない発想で行っていました。

西本体操に変えてからは、身体の連動を毎日感じられますし、とても身体がスッキリします。

バランスが整えられ今日1日、自分の身体にご苦労様という感覚で就寝できます。

また、以前は右の腰痛があったのですが、いつの間にか腰痛もなくなっていました。
もちろん肩こりや、それ以外の身体の痛み、怪我はない状況です。

サッカーは激しい競技で、選手生命が短いとよく言われていますが、自分が実感している通り、これから先40歳45歳になろうと西本理論で続けている限り、今のレベルでも全く問題なくやれているだろうなと思う自分がいます。

それは、身体への負担が以前に比べ全くないですし、接触以外での怪我をする不安がないということがあるからです。

また、付け足しで以前のトレーニングは週二回のチームの練習参加以外は、器具を使っての筋トレ、体幹、そしてボールを使わず陸上選手みたいにただ走ることにより、心肺機能をあげ少しでも筋肉量が落ちないように、また心肺機能の維持に重点をおき毎日やっていました。

なので、常にどこか身体の一部が重い感、張っている感がありました。
試合でも後半になると急激に脚が重くなるような感覚があり、動くことはできるんですが前半のようなキレがなくなる感はありました。
さらに延長戦になるとシンドくこなしているだけの感覚だったなと今思うとそうなります。

現在のトレーニングは週二回のチーム練習は変わらず、それ以外の時間ではアップはまずアイドリングと背中付近の動きの確認等、上半身背中部分のほぐしから入ります。
以前行っていた、ストレッチ等はほぼやりません。

そこから、ボールを使っての身体の動かし方の確認というトレーニングです。
走るだけのトレーニング(心肺機能をあげるためだけ)は行っていません。
現在は、試合の後半時でも以前の脚が重い感覚はありません。
試合の最後らへんには、さすがに疲労は出て来ますが、こなしているという感覚ではなく、身体は疲れていても頭は動いているような。

また、日々のトレーニングで疲労感が溜まることがなくなったので、以前ならよしっ!今から筋トレだぁ!フィジカルだぁ!と気合いを入れなければ取り組めていなかったところが、早く身体の動かしを確認したい、あれも試してみたいなど、やりたいやりたい気持ちになっている自分がいます。

また、1日て行うトレーニングに費やす時間が明らかに減ったので、時間の合間を見て行うこともできています。
以前は身体をなるべくイジメ、これぐらいイジメたから、超回復でその分強くなってくれるだろうという感覚から、現在はなるべく楽に身体を動かしてやろう、痛みが出るということは身体は喜んでいない!という感覚で、自分の身体に向き合っています。

そのほか、下半身の筋肉が柔らかくなったと記載しましたが、もちろん上半身の筋肉も触るとプニプニとした柔らかさのある筋肉です。
以前、力を入れていないときは柔らかい筋肉がいいと言うのをどこかで聞いたことがありましたが、これがそうゆうことを言っているのかなと思うこともあります。

あと、このように自分の身体がこのようにしたら動くなど、向き合うことができるので、相手の動き方をみて、こうしたらいいのにやら、あそこの部分を使って動いているなぁなど、他の人の動き方も見ることができるようになってきたように思います。

テレビなどで活躍しているプロの選手を見て、自分なりに分析をし、その後たまたま西本さんが分析をしたものを目にすると、「やっぱりそうだったんだなぁ!」とる思えることが多くなりました。

なので自分の身体に向き合えば、他人の身体にも向き合えることになるんだなと思うことです。

いかがでしょうか、まるで私が乗り移ったかのような文章で、驚いてしまいました。
体に向き合い、とことん突き詰めて行くと、私のような発想にならざるを得ないということではないでしょうか。

まだまだ少数派ですので、変り者のレッテルを張られてしまわないように気を付けてください。(笑)

岩城さんが真剣に西本理論に向き合って頂いた2年間の変化です。
素晴らしいと言うか凄いと言うか、5年先10年先の自分の姿がはっきり見えるほど、今取り組んでいることが正しいという確たる信念を持たれたのだと思います。

今本気で取り組まなければならないのは誰でしょうか。
「そんなうまい話はない、これまで自分がどれだけの努力をしてきたと思っているんだ」、そう思っている間に、確実に成長を遂げている選手がいるのです。

正しい努力、それを行うのも目をそらして通り過ぎるのも自分です。
そして結果を出し喜ぶのも自分、消えて行くのもすべて自分の行動の結果です。

私は「正しいものは正しい、良いものは良い」と言い続け、更に良いものを追い求め続けて行きます。

岩城巧さん、素晴らしい努力の結果報告、本当にありがとうございます。

これからもずっと正しい道を歩き続けてください。

追伸 

アイドリングの動画も送っていただいたのですが、記事に張り付けるやり方が分からないので、ツイッターにアップします。
是非そちらをご覧ください!


西本理論を継続して取り組んでくれている方からの現状報告がありました。

以前、西本塾生の内田さんが、主催して名古屋で行われた講習会に参加してくれた岩城さんから現状報告が届きましたので、紹介します。
岩城さんにお会いしたのはその時一度だけですが、こんなにも真剣に取り組んでくれていたことに少し驚きました。
まずは読んでください。

タイトル 現状報告
ご無沙汰しております。
弟の動き作りのために西本さんの存在を知ってもらい、内田さんの声掛けで指導を受けさせて頂いた社会人でサッカーを続けている岩城です。毎回西本さんのブログ、ツイッター楽しく、勉強しながら納得いくまで読んでいます。

西本さんの存在を知ってから2年近く経過し、その頃から現在も継続して取り組んでおります。
その結果というか、現状を勝手ながら報告させていただき、何か西本さんのお役に立てればなと思い綴るところであります。

まず、外観からですが以前に比べ明らかに骨盤が上がり、いわゆるプリッとしたお尻になっております。
それ以外に背中、肩甲骨まわり、上腕三頭筋が以前とは比べものにならないくらい発達しております。
筋肉隆々ではなく、しなやかにと表現したほうが適切ではないかと思います。


西本理論を知ってから、器具を使用したトレーニング、固めるだけの体幹トレーニングは一切していない状況です。
これがまさしく、動きに必要な自然についてくる筋肉なのだと実感しております。
良ければ以前と比較した写真も添付できればとも思いますが。

動きに関しましては、サッカーを実際に行っている時も、伸筋重視、走り方も以前にも増して強く意識せずとも行うことができていると思います。
いわゆる身体に染み付き始めているのだとも思います。
結果、常に頭の中で状況を把握し考え行動アクションを起こすことができるようになっています。

また、ボールコントロールも以前より柔らかく扱えていますし、キックの精度、対人プレーでも相手が先に動くことがよく見え、反対方向に動くだけで簡単に抜いたり、仕掛けられても対応することができ、明らかに以前とは違う動きと視野の広さ、落ち着きを手に入れることができています。
ますますサッカーが楽しくなっています。
現在35歳ですがまだまだ進化できると実感できています。

怪我に関しましても、身体を動かすことでの筋肉系のトラブル(肉離れ等)とは無縁だなというのが現状です。
打撲等の怪我はありますが、操体法の考え等でそれも数日あれば回復できると実感しております。

本当に随所で西本理論が私に刺激、進化、日々の向上を与えてくれます。
動き作りだけでなく、考え方まで西本さんに似てきたのかなと思うこともあるくらいです。

今回の記事がまた、そう思いました。
自分の身体のことなので自分の身体をもっと知り、どのように動き、目先の結果だけでなく何故そうなるのかを考えれば自ずと答えも見えてくるのに!と思うことが日々の生活で多々思うようになっています。

また、自分がこの動きをしていることで、やはり周りから独特と思うのでしょうか、聞かれることが多くなりました。
恥ずかしながら西本理論講座を開いて欲しいと言われ、解剖から身体の仕組みそして走り方等、数人に指導もさせてもらいました。
自分が講座なんて恐縮ではありましたが、この考えを広めていきたい気持ちもありますのでやらせてもらいました。
他にも講座ではありませんが、サッカーチーム内にも興味を持つ人もいるので伝えている最中です。
でも、1つ自分とは違うと思うことは、やはり皆受け身という感じがします。
変わりたい成長したいと思う部分はあるかもしれませんが、それは自分の思うレベルではないのかなと。


自分は自らブログを初めから読み、自分のイメージだけでわからないながらも取り組み、納得するまで自分の身体で確かめ、そして西本さんと実際に会い、確信に変えれたという過程があります。
周りの方は興味はあるけれど、自分が納得するまでブログを読んだり自らの身体で試そうという気持ちが低いのかなとも思いました。

話は変わりますが、最近また自分の感覚ではありますが掴んだことがあります。
それは、走りにおいてある程度のスピード感を出すことはできる、停止からのスタートも重心移動でいけると思っていたのですが、何か乗り切れていないというか、もっと早くできそうという感覚はありました。

そこで、上腕小骨を強く意識させ手のひらの向きを背中側に変え、(いわゆる四足歩行の動物の手の向き)上腕小骨を後ろ方向へ強く収縮させることで、肩甲骨の可動域が上がったというか、背中を使い走れている感覚が出てきました。
今までは、手の脱力を意識しすぎていたのか、ゴリラの手の垂らしのように前気味でアイドリングし、走っていたのだと思います。
上腕小骨部分を後ろ方向に(どちらかというと小指側)へ振り出す。これにより、肘から手の先はぶらんぶらんついているだけ(周りからみたら振っているように見えるかもしれませんが、)まさしく、この感覚だ!!!と思ったのが最近の出来事であります。

この動きを取り組み毎日試行錯誤、身体への染み込みを行っていることでありますが、2年経過しても新たな発見、感覚ということがあり嬉しく思いました。
まだまだ改善、進化できると思う日々であります。西本理論、本当に凄いと思います!!!!

ちなみに今年はマスターズ35歳の三重県代表で全国大会出場決定致しました。
9月に神戸で全国大会がありますが、ここで西本理論に基づいた動きにて活躍してきたいと思っております。


また、最近は娘の姿勢の悪さが気になりますので、「FBT」で背中を意識させてあげたり、妻の肩こり腰痛、倦怠感などに、自分なりの「からだホワッと」を与えてあげたり、身体は連動することを指導しています。
おかげさまで身体がすっきりし、便通も良くなるみたいで、毎日ねだられるようになってしまっています。(笑)

これから、暑い季節になりますが、お身体にはお気をつけ下さい。ますますの西本理論の発展心から願っております。
微力ながら広めていけるように私も動き作りを進化させていきたいです。
突然の長々な文章、申し訳ございません。

また、直接お会いすることがございましたら、厳しい指導の方よろしくお願い致します。

岩城 巧
 
岩城さん、西本理論に取り組み、確実に進化している様子を報告していただきありがとうございました。
こうして誰かのお役に立てていることが分かり、また真剣に取り組むに値する理論であると思っていただいていることを伝えていただくことは、何にも増した有難いことです。
最後に「厳しい指導」とありますが、またまた私を知らない人たちに、やっぱり怖い人なんだと誤解されそうです(笑)

岩城さんは現在消防士さんとして日々多忙な毎日を送らている中、社会人サッカーを続けているという方です。
学生時代から私の考え方に出会うまで、それは真剣にトレーニングを行ってきたそうです。
お仕事柄、いわゆる屈筋重視の頑張るトレーニングを、ずっと継続されていたのだと思います。

その努力がご自分の思ったように、肝心のサッカーのパフォーマンスに結びつかないことに疑問を持ちながらも、それ以外の考え方を知るすべもなく30歳を過ぎたころに、なぜどうしての思いがしっかり張り巡らせていたアンテナから、私のブログに行き当たり、こんな考えがあるのかと、まさにブログの初回からすべての記事を真剣に読んでくれていました。

そして、これだという確信を持ってくれた時、当時大学生だった弟さんに、自分と同じ轍を踏まさないように私のことを紹介してくれたそうですが、体格に恵まれ、あとは肉体改造でパワーアップすればJリーガーも夢ではないと、神奈川県から東京のジムに通い指導を受けていた最中だったので、なかなか耳を貸してくれなかったようでした。

ところが肉体改造が進むにつれ、肝心のサッカー選手としてのパフォ-マンスが向上するどころか、目に見えて動きが遅くなっていくことで、ついにお兄さんの忠告を受け入れ、私の元を訪れたという経緯がありました。

その時にも本人に話をしましたが、彼のような例はそれこそ何度耳に、そしてこの目で見てきたことか、まさに私の言う「動きづくり」のためのトレーニングの大切さを再確認してきました。
弟さんのことが触れられていませんので、残念ながら希望通りJリーガーとはいかなかったのでしょうか。

岩城さんが言われる通り、私の理論で結果を出すためには、野次馬根性や、成果を出している人の動きを見てちょっと自分も教えて欲しいなどという安易な考えでは、絶対に身に付くものではないことは言っておかなければならないと思います。

何度も言ってきましたが、絶対にこうなりたい、現状から一歩でも半歩でも前進したいという真剣な動機と、私の理論を受け入れるという覚悟が必要です。

そうは言っても、岩城さんのように最初からこれだと思ってくれる人の方が少ないことは当然ですので、興味を持ってくれた人には、そのレベルに合わせてそれなりの伝え方もしなければならないのかもしれません。

色々な気づきがあるようですが、解剖学的な体の部位の名前が少し違う部分があるようで、少し理解しにくいのですが、言わんとしていることは伝わってきました。

これからもご自分のこと、そしてご家族や周りの選手たちに、「正しいものは正しい、良いものは良い」と伝え続けてください。
また新たな気づきがあれば報告していただけると嬉しいです。
ありがとうございました。

さてこれから広島競輪場に行ってきます、西本塾生、千葉の望月さんが日々関わっている選手ですが、今回私の所にも来てくれましたので、どんな走りを見せてくれるのか楽しみにしています!



プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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