岩城巧さん、本気の2年間の報告です!

岩城さんのご好意で、西本理論に取り組み始めてからの体の変化の画像をアップさせて頂きました。
感覚的なところはご本人の言葉をしっかり読んで頂きたいと思います。

何より有り難いのは、私の理論というか提案したことを実行し、明らかに動きが良くなっているスポーツ選手たちが、その理論の正しさや効果を感じれば感じるほど、ライバルたちに私の存在さえ知られたくないと口を閉ざしている中で、こうして声を挙げてくれたことです。

私自身が競技者であれば、その競技で今まで以上の結果を出すことで、自らの理論の正当性をアピールすることが出来るのですが、今の私にそれは出来ません。

もし1つの競技で何らかの評価を得られたとしても、それはその競技の中の評価を得たに過ぎないと思います。
人間の体を使うすべての動作において、その有用性を理解してもらうためには、効果を感じてくれた選手たちが、みんなで声を挙げてくれるしかないのです。

岩城さんは、私の理論と方法論の正しさを身を以て体験したからこそ、1人でも多くの人に私の理論を知って欲しいと思ってくれたのだと思います。

自分には自分のやり方がある、それで満足しているのであれば、こちらを向いて頂く必要はありません。

一歩でも半歩でも、現状より前に進みたいと思っている人たちには、是非、岩城さんの思いが届いて欲しいと思います。

何度も言い続けていますが、真剣に取り組む覚悟があれば、必ず結果に結びつくことは多くの選手が証明してくれています。

こんな形で画像をアップするのは初めてですが、岩城さんの体の変化と綴られた言葉に真剣に向き合ってください。
何か感じるものがあるはずです。

以下、ご紹介します。

西本理論を知りブログを読みながら自身の身体で試していた頃、肩甲骨を動かすことは全くできませんでした。
やはり肩を回すことで肩甲骨を動かしていました。

慣れない動きで、アイドリングをしているだけで肩が張ってきたり、重くなような感覚になっていました。
それも続けることで、スムーズに滑らかに肩甲骨を上下に動かすイメージを常に頭に置き、やり続けた結果、その張ってきたり重くなる感覚は全くなくなりました。

使えていなかった肩周りや背中の筋肉の持久筋が自然についてきたんだなぁという感覚がでてきました。

西本理論を知る以前のトレーニングでは、瞬発の筋肉、持久の筋肉、筋肉の肥大をバランスを考えながらやってきましたが、西本理論を知ってからは、トレーニングで筋肉を大きくしたいとか何用の筋肉という考えは全くなく、いかにスムーズに滑らかに動かせるかということを最重要に取り組んでいます。

他には左右のアンバランスがないようにも意識しています、なので、右利きですが左が動かしにくいとか、そのような感覚はありません。

結果、画像のように背骨まわりの筋肉が発達し溝ができ、肩甲骨周りも発達しているようになっています。
また、上腕三頭筋がいつの間にかモッコリしていました、上腕二頭筋でいう力こぶが三頭筋の方にできていたのです。
あくまで、肥大させたいとかそういう気持ちが全くなかったにも関わらず、動きに必要な筋肉量が自然についてきたのだと思います。
筋肉への正しい刺激で、動きに必要な筋肉の部分が発達するのだなと実感しています。


2015.10.6の身体です。


2016.7.16です。




現在です。

また、骨盤が明らかに後上方に引き上げられ、いわゆるプリッとしたお尻になりました。
このイメージは、伝説の生物であるケンタウロスになったかの様な、背中が反りこんでいるイメージで、骨盤の上に上半身が乗っているようなイメージというか、骨盤より下(下半身は)ついているだけというか、よく分からない例えですが・・とにかく骨盤より上で身体を支配しているような感覚です。(笑)

現在は、肩を回さなくても肩甲骨を上下には動かすことはできるようになっています。

それ以外の身体の筋肉、例えばふくらはぎ、大腿四頭筋等、その部分だけのトレーニング、いわゆる筋トレ等は全くやっていませんが、以前と見た目も変わることはありませんし、筋肉量が落ちたとかそのような感覚もありません。

逆に触ると昔に比べとても柔らかい触り心地になっています。

下半身に疲労が溜まりにくいのか、筋肉の張りが出ることが少なくなりました。
それは、サッカーの試合をやった翌日にくる筋肉痛も、背中や肩甲骨周りの方にくることが多く、下半身の筋肉痛で歩くことが辛いという現象も起きなくなりました。

それ以外は、たまに足首の捻挫をすることがあったのですが、そのような捻挫を最近では全くしません、むしろ、捻挫をする気がしません。

たった2年のトレーニング、意識を変えただけで、身体にあらゆる変化をもたらしました。

また、毎日寝る前に西本さんの本(1回5分体が喜ぶ健康術)で紹介して頂いている、体操を続けています。

以前はストレッチで身体を柔らかくする、いわゆる柔軟な身体であれば怪我はしないという根拠のない発想で行っていました。

西本体操に変えてからは、身体の連動を毎日感じられますし、とても身体がスッキリします。

バランスが整えられ今日1日、自分の身体にご苦労様という感覚で就寝できます。

また、以前は右の腰痛があったのですが、いつの間にか腰痛もなくなっていました。
もちろん肩こりや、それ以外の身体の痛み、怪我はない状況です。

サッカーは激しい競技で、選手生命が短いとよく言われていますが、自分が実感している通り、これから先40歳45歳になろうと西本理論で続けている限り、今のレベルでも全く問題なくやれているだろうなと思う自分がいます。

それは、身体への負担が以前に比べ全くないですし、接触以外での怪我をする不安がないということがあるからです。

また、付け足しで以前のトレーニングは週二回のチームの練習参加以外は、器具を使っての筋トレ、体幹、そしてボールを使わず陸上選手みたいにただ走ることにより、心肺機能をあげ少しでも筋肉量が落ちないように、また心肺機能の維持に重点をおき毎日やっていました。

なので、常にどこか身体の一部が重い感、張っている感がありました。
試合でも後半になると急激に脚が重くなるような感覚があり、動くことはできるんですが前半のようなキレがなくなる感はありました。
さらに延長戦になるとシンドくこなしているだけの感覚だったなと今思うとそうなります。

現在のトレーニングは週二回のチーム練習は変わらず、それ以外の時間ではアップはまずアイドリングと背中付近の動きの確認等、上半身背中部分のほぐしから入ります。
以前行っていた、ストレッチ等はほぼやりません。

そこから、ボールを使っての身体の動かし方の確認というトレーニングです。
走るだけのトレーニング(心肺機能をあげるためだけ)は行っていません。
現在は、試合の後半時でも以前の脚が重い感覚はありません。
試合の最後らへんには、さすがに疲労は出て来ますが、こなしているという感覚ではなく、身体は疲れていても頭は動いているような。

また、日々のトレーニングで疲労感が溜まることがなくなったので、以前ならよしっ!今から筋トレだぁ!フィジカルだぁ!と気合いを入れなければ取り組めていなかったところが、早く身体の動かしを確認したい、あれも試してみたいなど、やりたいやりたい気持ちになっている自分がいます。

また、1日て行うトレーニングに費やす時間が明らかに減ったので、時間の合間を見て行うこともできています。
以前は身体をなるべくイジメ、これぐらいイジメたから、超回復でその分強くなってくれるだろうという感覚から、現在はなるべく楽に身体を動かしてやろう、痛みが出るということは身体は喜んでいない!という感覚で、自分の身体に向き合っています。

そのほか、下半身の筋肉が柔らかくなったと記載しましたが、もちろん上半身の筋肉も触るとプニプニとした柔らかさのある筋肉です。
以前、力を入れていないときは柔らかい筋肉がいいと言うのをどこかで聞いたことがありましたが、これがそうゆうことを言っているのかなと思うこともあります。

あと、このように自分の身体がこのようにしたら動くなど、向き合うことができるので、相手の動き方をみて、こうしたらいいのにやら、あそこの部分を使って動いているなぁなど、他の人の動き方も見ることができるようになってきたように思います。

テレビなどで活躍しているプロの選手を見て、自分なりに分析をし、その後たまたま西本さんが分析をしたものを目にすると、「やっぱりそうだったんだなぁ!」とる思えることが多くなりました。

なので自分の身体に向き合えば、他人の身体にも向き合えることになるんだなと思うことです。

いかがでしょうか、まるで私が乗り移ったかのような文章で、驚いてしまいました。
体に向き合い、とことん突き詰めて行くと、私のような発想にならざるを得ないということではないでしょうか。

まだまだ少数派ですので、変り者のレッテルを張られてしまわないように気を付けてください。(笑)

岩城さんが真剣に西本理論に向き合って頂いた2年間の変化です。
素晴らしいと言うか凄いと言うか、5年先10年先の自分の姿がはっきり見えるほど、今取り組んでいることが正しいという確たる信念を持たれたのだと思います。

今本気で取り組まなければならないのは誰でしょうか。
「そんなうまい話はない、これまで自分がどれだけの努力をしてきたと思っているんだ」、そう思っている間に、確実に成長を遂げている選手がいるのです。

正しい努力、それを行うのも目をそらして通り過ぎるのも自分です。
そして結果を出し喜ぶのも自分、消えて行くのもすべて自分の行動の結果です。

私は「正しいものは正しい、良いものは良い」と言い続け、更に良いものを追い求め続けて行きます。

岩城巧さん、素晴らしい努力の結果報告、本当にありがとうございます。

これからもずっと正しい道を歩き続けてください。

追伸 

アイドリングの動画も送っていただいたのですが、記事に張り付けるやり方が分からないので、ツイッターにアップします。
是非そちらをご覧ください!


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西本理論を継続して取り組んでくれている方からの現状報告がありました。

以前、西本塾生の内田さんが、主催して名古屋で行われた講習会に参加してくれた岩城さんから現状報告が届きましたので、紹介します。
岩城さんにお会いしたのはその時一度だけですが、こんなにも真剣に取り組んでくれていたことに少し驚きました。
まずは読んでください。

タイトル 現状報告
ご無沙汰しております。
弟の動き作りのために西本さんの存在を知ってもらい、内田さんの声掛けで指導を受けさせて頂いた社会人でサッカーを続けている岩城です。毎回西本さんのブログ、ツイッター楽しく、勉強しながら納得いくまで読んでいます。

西本さんの存在を知ってから2年近く経過し、その頃から現在も継続して取り組んでおります。
その結果というか、現状を勝手ながら報告させていただき、何か西本さんのお役に立てればなと思い綴るところであります。

まず、外観からですが以前に比べ明らかに骨盤が上がり、いわゆるプリッとしたお尻になっております。
それ以外に背中、肩甲骨まわり、上腕三頭筋が以前とは比べものにならないくらい発達しております。
筋肉隆々ではなく、しなやかにと表現したほうが適切ではないかと思います。


西本理論を知ってから、器具を使用したトレーニング、固めるだけの体幹トレーニングは一切していない状況です。
これがまさしく、動きに必要な自然についてくる筋肉なのだと実感しております。
良ければ以前と比較した写真も添付できればとも思いますが。

動きに関しましては、サッカーを実際に行っている時も、伸筋重視、走り方も以前にも増して強く意識せずとも行うことができていると思います。
いわゆる身体に染み付き始めているのだとも思います。
結果、常に頭の中で状況を把握し考え行動アクションを起こすことができるようになっています。

また、ボールコントロールも以前より柔らかく扱えていますし、キックの精度、対人プレーでも相手が先に動くことがよく見え、反対方向に動くだけで簡単に抜いたり、仕掛けられても対応することができ、明らかに以前とは違う動きと視野の広さ、落ち着きを手に入れることができています。
ますますサッカーが楽しくなっています。
現在35歳ですがまだまだ進化できると実感できています。

怪我に関しましても、身体を動かすことでの筋肉系のトラブル(肉離れ等)とは無縁だなというのが現状です。
打撲等の怪我はありますが、操体法の考え等でそれも数日あれば回復できると実感しております。

本当に随所で西本理論が私に刺激、進化、日々の向上を与えてくれます。
動き作りだけでなく、考え方まで西本さんに似てきたのかなと思うこともあるくらいです。

今回の記事がまた、そう思いました。
自分の身体のことなので自分の身体をもっと知り、どのように動き、目先の結果だけでなく何故そうなるのかを考えれば自ずと答えも見えてくるのに!と思うことが日々の生活で多々思うようになっています。

また、自分がこの動きをしていることで、やはり周りから独特と思うのでしょうか、聞かれることが多くなりました。
恥ずかしながら西本理論講座を開いて欲しいと言われ、解剖から身体の仕組みそして走り方等、数人に指導もさせてもらいました。
自分が講座なんて恐縮ではありましたが、この考えを広めていきたい気持ちもありますのでやらせてもらいました。
他にも講座ではありませんが、サッカーチーム内にも興味を持つ人もいるので伝えている最中です。
でも、1つ自分とは違うと思うことは、やはり皆受け身という感じがします。
変わりたい成長したいと思う部分はあるかもしれませんが、それは自分の思うレベルではないのかなと。


自分は自らブログを初めから読み、自分のイメージだけでわからないながらも取り組み、納得するまで自分の身体で確かめ、そして西本さんと実際に会い、確信に変えれたという過程があります。
周りの方は興味はあるけれど、自分が納得するまでブログを読んだり自らの身体で試そうという気持ちが低いのかなとも思いました。

話は変わりますが、最近また自分の感覚ではありますが掴んだことがあります。
それは、走りにおいてある程度のスピード感を出すことはできる、停止からのスタートも重心移動でいけると思っていたのですが、何か乗り切れていないというか、もっと早くできそうという感覚はありました。

そこで、上腕小骨を強く意識させ手のひらの向きを背中側に変え、(いわゆる四足歩行の動物の手の向き)上腕小骨を後ろ方向へ強く収縮させることで、肩甲骨の可動域が上がったというか、背中を使い走れている感覚が出てきました。
今までは、手の脱力を意識しすぎていたのか、ゴリラの手の垂らしのように前気味でアイドリングし、走っていたのだと思います。
上腕小骨部分を後ろ方向に(どちらかというと小指側)へ振り出す。これにより、肘から手の先はぶらんぶらんついているだけ(周りからみたら振っているように見えるかもしれませんが、)まさしく、この感覚だ!!!と思ったのが最近の出来事であります。

この動きを取り組み毎日試行錯誤、身体への染み込みを行っていることでありますが、2年経過しても新たな発見、感覚ということがあり嬉しく思いました。
まだまだ改善、進化できると思う日々であります。西本理論、本当に凄いと思います!!!!

ちなみに今年はマスターズ35歳の三重県代表で全国大会出場決定致しました。
9月に神戸で全国大会がありますが、ここで西本理論に基づいた動きにて活躍してきたいと思っております。


また、最近は娘の姿勢の悪さが気になりますので、「FBT」で背中を意識させてあげたり、妻の肩こり腰痛、倦怠感などに、自分なりの「からだホワッと」を与えてあげたり、身体は連動することを指導しています。
おかげさまで身体がすっきりし、便通も良くなるみたいで、毎日ねだられるようになってしまっています。(笑)

これから、暑い季節になりますが、お身体にはお気をつけ下さい。ますますの西本理論の発展心から願っております。
微力ながら広めていけるように私も動き作りを進化させていきたいです。
突然の長々な文章、申し訳ございません。

また、直接お会いすることがございましたら、厳しい指導の方よろしくお願い致します。

岩城 巧
 
岩城さん、西本理論に取り組み、確実に進化している様子を報告していただきありがとうございました。
こうして誰かのお役に立てていることが分かり、また真剣に取り組むに値する理論であると思っていただいていることを伝えていただくことは、何にも増した有難いことです。
最後に「厳しい指導」とありますが、またまた私を知らない人たちに、やっぱり怖い人なんだと誤解されそうです(笑)

岩城さんは現在消防士さんとして日々多忙な毎日を送らている中、社会人サッカーを続けているという方です。
学生時代から私の考え方に出会うまで、それは真剣にトレーニングを行ってきたそうです。
お仕事柄、いわゆる屈筋重視の頑張るトレーニングを、ずっと継続されていたのだと思います。

その努力がご自分の思ったように、肝心のサッカーのパフォーマンスに結びつかないことに疑問を持ちながらも、それ以外の考え方を知るすべもなく30歳を過ぎたころに、なぜどうしての思いがしっかり張り巡らせていたアンテナから、私のブログに行き当たり、こんな考えがあるのかと、まさにブログの初回からすべての記事を真剣に読んでくれていました。

そして、これだという確信を持ってくれた時、当時大学生だった弟さんに、自分と同じ轍を踏まさないように私のことを紹介してくれたそうですが、体格に恵まれ、あとは肉体改造でパワーアップすればJリーガーも夢ではないと、神奈川県から東京のジムに通い指導を受けていた最中だったので、なかなか耳を貸してくれなかったようでした。

ところが肉体改造が進むにつれ、肝心のサッカー選手としてのパフォ-マンスが向上するどころか、目に見えて動きが遅くなっていくことで、ついにお兄さんの忠告を受け入れ、私の元を訪れたという経緯がありました。

その時にも本人に話をしましたが、彼のような例はそれこそ何度耳に、そしてこの目で見てきたことか、まさに私の言う「動きづくり」のためのトレーニングの大切さを再確認してきました。
弟さんのことが触れられていませんので、残念ながら希望通りJリーガーとはいかなかったのでしょうか。

岩城さんが言われる通り、私の理論で結果を出すためには、野次馬根性や、成果を出している人の動きを見てちょっと自分も教えて欲しいなどという安易な考えでは、絶対に身に付くものではないことは言っておかなければならないと思います。

何度も言ってきましたが、絶対にこうなりたい、現状から一歩でも半歩でも前進したいという真剣な動機と、私の理論を受け入れるという覚悟が必要です。

そうは言っても、岩城さんのように最初からこれだと思ってくれる人の方が少ないことは当然ですので、興味を持ってくれた人には、そのレベルに合わせてそれなりの伝え方もしなければならないのかもしれません。

色々な気づきがあるようですが、解剖学的な体の部位の名前が少し違う部分があるようで、少し理解しにくいのですが、言わんとしていることは伝わってきました。

これからもご自分のこと、そしてご家族や周りの選手たちに、「正しいものは正しい、良いものは良い」と伝え続けてください。
また新たな気づきがあれば報告していただけると嬉しいです。
ありがとうございました。

さてこれから広島競輪場に行ってきます、西本塾生、千葉の望月さんが日々関わっている選手ですが、今回私の所にも来てくれましたので、どんな走りを見せてくれるのか楽しみにしています!


自分の体で感じなければ理解するのは難しいことです。

今朝、以前から縁のある競輪選手から電話がありました。
彼は一昨日のナイター競輪に出走する予定でしたので、昨日の朝レースの動画を確認しました。
そこに映し出された光景は、目を疑うような落車のシーンでした。

競輪という競技では落車は日常的に起こり得ることで、他の選手との接触等回避できない場合も多く、まさに命懸けの戦いを繰り広げています。

私も動画サイトの中とはいえ何度も落車のシーンは見ていましたが、今回の落車の仕方は、今まで見たこともないものでした。
すぐに状況を案じるメールをしましたが、返事がなく大事に至っていなければと心配していました。

そこに本人からの電話があり、色々な話ができ、それこそ命に関わるような怪我ではなかったことが分かって、本当に安心しました。
来月には広島での開催があり、久し振りに会う予定になっているのですが、まずはしっかり養生して回復に努めてほしいと思います。

また、彼の紹介で競輪ではなく競艇の選手との縁もできました。
これまで縁のなかった競技の選手と接することは、自分にとっても新しい発見があったり、私の理論の応用範囲が広がっていくことが実感できて、とてもありがたいことばかりです。

西本理論という言葉を自分でも使ってしまいますが、実際には明確な定義はありませんし、一言で言い表せるようなものでもありません。

強いて言えば、「それぞれの人間が、持って生まれた能力を余すところなく発揮できるような状態を作り上げる」と言うことになるでしょうか。

それぞれの競技に専門性があり、その中で育ち一定レベルまで達した人たちには、自分たちにしかわからないと言う経験則のようなもので固定概念を形成してしまうところがあると思います。

ところがその経験則を、きちんとした言葉で説明し、誰にでも納得できる指導にまで昇華させられている人は少ないような気がします。

結果を残してきた人の言うことには逆らえないから、なんとなく言うことを聞いている、という場合も多いと思います。

確かに経験者にしか分からない部分は否定しませんが、やはりそれだけではないはずです。

その共通した部分、「人間として持って生まれた能力を効率的に発揮する」という部分に関しての理論というか、養成方法を受け持っているというのが私の立場です。

ですから、どちらかというと団体競技よりも個人競技の選手の方が結果が出やすいと言うか効果を感じやすいため、指導もしやすいように思います。

競輪はピストと呼ばれる前輪と後輪が変速機なしの直結で繋がれた自転車を使いますので、まさに自分の肉体のみがエンジンということになります。

これまでの発想の中では、自転車に乗る練習はもちろんですが、当然そのエンジンの排気量が大きいほど馬力も大きいということで、筋力アップ肉体改造こそが成績アップの絶対条件のように思われています。

しかし、それだけではないと感じる選手も少なからず出てきたようで、端的に言うと屈筋ではなく伸筋を主役とする体の使い方をマスターすることが、これまで行ってきたトレーニングを無駄にすることなく、意識の変化で体の使い方が変わり、レースを走るときの感覚も違うと言うことに気づいてくれました。

競輪に関しては以前にも選手の指導をしたことがあったので、その時のことをベースにして、ここ数年工夫してきたことを加えた指導で、大きな変化を感じてもらうことができました。

今回の競艇という競技に関しては、全くイメージが湧かないというか、縁もなくレース自体を見たこともありませんでした。

もう10年以上も前のことですが、その時サポートしていたカープの佐々岡投手と同郷の島根県の選手が、競艇会のトップレベルの選手で、名前は彼からよく聞いていましたが、一年最後の最高峰のレースは、一緒にテレビで見たような気がします。

そんな程度の感心しかありませんでしたが、縁あって話を聞くと、競艇選手こそ体重制限があり、筋力アップ肉体改造では済まないことは当然で、これまでも様々なトレーニング理論に接してきた中で、これはというものには出会っていなかったようでした。

年齢も30半ばとなり、何かを変えなければと思っていた時に、友人だった競輪選手から私の話を聞き、縁ができたというわけです。

競艇の狭い操縦室と言うのでしょうか、あの中で船を操る姿勢は、まさに伸筋重視でなければならない動きだとすぐに分かりました。

船と水面の接し方をいかにコントロールするか、ターンマークを回る時の船の動きや選手の姿勢を見ていると、伸筋の重要性が一目で分かりました。

私の意見というか感想を話すと意見が一致し、ではどういう意識で体を操り、それが出来るようになるためにはどういうトレーニングを行えばいいのかということに、どんどん話が深まっていきました。

その論点が一致しなければ、そこから一緒に進んで行けるわけがありませんから。

レースも見たことがないのに、もちろんあのレース用の船に乗ったことがないのに、自分たちの体の動きが分かるはずはない、そう言われたらそこまでです。

これはどの競技の選手、指導者と話をするときも同じです。

そこに私のような立場の人間の意見を聞いてみよう、自分にとって得るものがあるのなら取り組んでみよう、そう思えるかどうかが運命の分かれ道となります。

今現在、ほとんどの人がそう思わないというか、自分たちがやっていること以外に、もっと良い方法があるかもしれないと考える人がいないからこそ、私の考え方に触れ取り組んでくれる選手が優位に立てる理由でもあります。

当然同じ競技のライバルに、私の存在を教えるという、敵に塩を送るようなことをするわけがありません。

早速レースで手応えを感じてくれたようで、表情も言葉もすっかり前向きになってくれました。

過去の経験から、出来るだけ感情移入をしないようにしようと決めていますが、私という人間はそれがないと本気になれないと言うか、自然な感情の動きに任せています。

年齢はどうあれ、現役の選手には私の言いたいことは伝わりやすいのですが、ある程度の年齢になった指導者には、正しく理解してもらうことは難しいようです。

それぞれの競技に必要な経験則による動作を習得させるためには、それを行えるようになるための基本的な体の使い方があるのです。

私が提唱しているのはその部分のことで、それなくして競技動作ではないのです。

この感覚は、前回のブログで紹介した宮澤さんの言葉を借りると「切実感」があるかないかと言うことに尽きると思います。

要求される動き、自分がこういう動きができるようになりたいと思っても、現実としてそれができない、日々努力しているのに何故できないのか、これができるようにならなければ試合には使ってもらえないし、選手としての成長も望めない、そんな切実感、もっと言えば悲壮感さえ漂う状況に陥った選手にしか、真剣に取り組もうとは思ってもらえないのかもしれません。

話を聞いて、文字で読んで、自分ではなく取り組んでいる選手を目の前で見たとしても、実際のところは絶対に分からないと思います。

自分の体でその真偽を確かめようなどという、高い意識を持った指導者など滅多にいません。

指導者になってから、改めて私のトレーニングを受けにきてくれ、自分の体で納得してから選手の指導に活かしたいと言ってくれて実行してくれたのはたった一人だけです。

名前は出せませんが、選手の動きを見る目が養われ、今指導者として結果を出しています。

現役の選手にも、まだまだ広がっていきません、指導者の意識も変わっていきません。

それでも私は、「人間の体はね・・・」から始まる、私の理論を発信し続けていこうと思います。


私に求められていること。

サンフレッチェ広島の敗戦を見届けて、改めてパソコンに向かっています。

思うところはたくさんありますが、現実として私に出来ることは何もないので、そのことを考えても仕方がないと思います。

私が考えていることをチームとして形にし、私自身が勝ち負けにまで結果責任を感じるレベルにまで高めておくためには、シーズンが始まる前のキャンプ、それ以前の自主練習の期間から指導を始めなければ間に合わないかもしれません。

広島に限らず、現状私の指導を必要としてくれている現場はありませんので、今私に求められていること、今私が誰かのために確実に影響力を行使できていることを行っていきたいと思います。

今この瞬間にも、私の力が必要だと思ってくれる現場からのオファーがあれば、どんな形であれ現状を打開する変化をもたらす自信があるというか、いつでも心の準備は出来ているつもりです。

しかし、今の私はこの3年半と言う期間の間に出会ったたくさんの人たちのお蔭で、そう言い切れる自信をつけさせてもらいました。

その方々が教えてくれたことを、自分の中で確実なものにしていく作業を行っている日々の生活が、これまで長くこの仕事をしてきましたが、一番楽しいと思うようになってきました。

私に求められているものは何か、それはなんといっても人間の体の仕組みを分かりやすく解き明かし、体の仕組みに沿った効率的な使い方という観点から、それぞれの人に合わせたきめ細かい指導をしてあげるということです。

体の痛みを訴える選手、動きの向上を望む選手、まったく別の問題だと思われる二つのことの改善するための方法が、実はまったく同じ根本原因に遡らなければならないということに気付いてくれる人が増えてきました。

サッカー選手に限りません、成績向上を目指す競輪や競艇という、これまであまり縁のなかったプロスポーツの選手も、縁あって私と出会い考え方に触れ、現実に体の6方向と言う概念を知り、伸筋重視のトレーニングを実践する中で、私の考え方は中途半端に取り組んでも意味はなく、逆に体の仕組みと言う基本の基本から学び理解していくと、本当の意味での向上という感覚を得ることが出来るようになります。

現在進行形の遠隔サポートを受けているサッカー選手や、少し前に受けてくれた小学生のサッカー選手とそのお父さんも、確実に体に対する意識が変わりました。

膝が痛いから自分の思ったような動きが出来ないではなく、なぜ膝が痛くなるのか、どうすればそうならなかったのか、目先の結果ではなく地に足を付けた取り組みが出来るようになっていきます。

痛みの原因の三要素、①体の仕組みに沿った動きができていない②そのレベルに見合う基礎体力が備わっていない③それらを身に付けてなお大きな負担を強いられるオーバートレーニングを行っている、と何度も言い続けていますが、スポーツの現場が、①の体の仕組みに沿ったという部分をあまりにも疎かにしていると思います。

私に求められているのはまさにこの①の部分です。

遠方から個人指導を受けに来てくれる選手、遠隔サポートを受けてくれる選手、西本塾で二日間しっかり学ぼうとしてくれる人たち、みんなこの部分を知りたいと思って来てくれているのです。

プロの選手だから、そんなことは当然できているはず、ではありません。

かれらこそ、これまでの固定概念の中で鍛錬を繰り返し、相対的な評価として現在のポジションを勝ち得てきただけです。

まだまだ伸びしろというか、改善できる部分はたくさんあるのです。

しかし、目先の結果や現状の自分に満足してというか、大きな変化を望まない選手が多いようです。

私に言わせればもったいない話です。

それがこれから高みを目指そうという育成年代の選手が、現実には本人ではなく保護者の方と言うことになるのですが、私の考えを知り、今のうちにこの考え方や体の使い方に触れておくことは、これからの成長にきっと役に立つはずだと考えてくれる人が増えてきました。

明日の月曜日は定休日ですが、福岡の中学生が、そういう目的で指導を受けに来てくれることになっています。

特別に受け入れるという返事をしてありますので、午前中しっかり指導させてもらう予定です。

サッカーであれば、子供の頃の評価はボール扱いが上手い選手が、イコール能力の高い選手と思われることが多いと思います。

確かに一面そういう部分は否定しませんが、そういう能力の高い選手、具体的にはリフティングやドリブルと言うことになるでしょうか、そんな選手はそこらじゅうにいるはずです、加えて体格の大きな選手やスピードの速い選手が将来を期待される選手と言うことになるでしょう。

本当にそうでしょうか、サッカーは本来体の接触を伴うコンタクトスポーツです、フリーでボールを扱う技術をそのまま生かせる局面の方が少ないはずです。

そうしたプレッシャーの中、持っている技術を発揮するために必要な能力こそが、私が提唱する「体を扱う技術」です。

自分の体を自分の思ったように動かす、相手との接触の際に最も効率的な力の発揮の仕方を知っていてそれが実際に出来る、ボールを扱う以前に身に付けておかなければならない体を扱うという技術、その部分がこれまで抜け落ちていると思うのです。

しかし、これを理解させるためには、ある程度の年齢と体が出来ていることが条件となります。

小学生くらいだと、まだまだボールを扱う技術の方に気持ちが向くのは当然のことです。

個人差はありますが、それだけでは通用しないと感じ始める頃が運命の分かれ道だと思います。

体格差を言い訳にしたり、正しい体の使い方を知らないままに頑張りすぎて故障をしてしまったり、何をどうして良いのか分からないままに目標を失ってしまう選手がほとんどだと思います。

そういう選手たちが私の考え方に出会い、自分もまだ成長できるかもしれないと指導を依頼されることが増えてきました。

大きな組織の仕事にももちろん魅力はあります、私の考えていることの正しさを広く知らしめるためには、手っ取り早い方法かもしれません。

しかしすでに私の考え方は間違っていない、進むべき方向を見いだせないまま苦悩している選手たちを救えることは、過去現在に至るまで私自身が一点の曇りもなく正しいと言い切っていることなのです。

今さら証明云々ではなく、信頼して指導を受けてくれる人たちのために役に立て行けばいいだけのことなのです。

余計なことに労力を費やしている場合ではないのです、今現在私の力を必要としてくれている人たちがたくさんいるのですから。

明日は中学生相手に、私自身が体を動かし、「なるほどそういうことか、自分もこういう動きが出来るようになりたい」、と思ってもらえるような動きを見せなければなりません。

準備はしてあります、しっかり頑張ります!

発想と視点を変えることができれば、もっと楽しいことが待っています。

昨日の午前中、エディオンスタジアムで行われたサンフレッチェ広島の練習を、智志と二人で見学しに行ってきました。

目的はある選手の動きを確認することと、低迷しているチームがどんな雰囲気で練習に取り組んでいるのか、生の姿を見たいと思ったからです。

私自身現場を離れて5年が過ぎました、離れたからこそ見えてきたものがたくさんあり、この仕事を始めてから30年近くになりますが、30年前より20年前より、5年前よりも、今の私は自分で言うのはおこがましいですが、ずっと成長しているような気がします。

過去それぞれの環境でベストを尽くしてきたつもりではありますが、やはり目の前の課題に取り組むことが一番で、総合的に自分の考えをまとめ発展させていくという作業は出来ていなかったと思います。

色々な意味で5年前に経験したことは、大きな転機をもたらせてくれました。

一般の方に対する施術はもちろんですが、様々なスポーツを見る目も変わってきたように思います。

人間の体の本質のようなものが見えてきて、それをどう生かすことが効率的に体を操ることになるのか、考えれば考えるほど発想が広がりました。

しかし、私が何をどう考えようと、現場で指導する監督と言う立場には成り得ませんし、コーチという肩書が与えられたとしても、最終的にすべてを判断するのは監督の裁量にかかってきます。

今出来ることは「個」を磨くことです。

これはこれでとても楽しい仕事で、選手と一緒に課題を見つけ、それをどう克服したらいいのかという方法を提示し、体の動きや考え方まで変化していく選手の姿を間近に見られることは、私にとって何より喜びとなっています。

昨日練習をスタンドから見学している時、見たような人が前を通り過ぎようとしたのに気づき声をかけました。

西本塾にも参加してくれたことのある、現役のサッカー指導者で女子選手を指導しています。

練習を見ながら色々な話をしました。

彼は私の考え方を知る前は、他の指導者と大きな違いはなかったかもしれません、しかし、私と接していく中で、新しい発想を知り今までとは違った視点でサッカーをそして選手の動きを見ることができるようになっています。

現実として彼が今指導をしている選手たちの動きは明らかに変化し、これまでにない動きを表現してくれるようになったそうです。

年代別の代表にも何人か選ばれるようになったそうです。

ところが残念なことに、彼の所属するクラブの中で、同じ発想で会話ができる指導者はいないそうです。

私が常に言い続けていることですが、まだまだ私の話に普通に対応できる指導者、いえ選手にもまず出会うことはありません。

しかし、少しずつ理解が進んで行くと、これまでとは全く違う世界が開けてくると口を揃えて言ってくれます。

一定レベル以上の組織を任される指導者と言うのは、それなりの実績と経験を積んでいることは分かります。

それらをベースにして指導を依頼されているのも理解できます。

しかしそれではそのレベル以上の選手を育てることができるのでしょうか、自分の方が上だと思っているから指導しているという発想になるのでしょうが、もっと深い所に思いをはせ、直接指導させてもらえる環境を与えられたことを活かして、自分自身を成長させるチャンスだと捉えることは出来ないのでしょうか。

久し振りに話をした彼の口からは、すでに私が乗り移ったように何の違和感もなく話が弾み、こういうことが普通に話せることがとても嬉しそうでした。

そんな中でひとつ彼にアドバイスというか提案したことがありました。

これも何度も口にしていることですが、「期待されている自分を演じる」と言うことの意味です。

出来ない分からない、自分には難しいと言ってしまうことは簡単です。

現状のサンフレッチェのように勝てない状況が続いている中で、応援してくれているサポーターの前でニコニコ笑顔を振りまくというのは難しいかもしれません。

練習中にミスをした時にも、見ている我々にも伝わってくるようなマイナスな行動をやめ、すぐに次のプレーに集中してボールを追いかける姿を見せてくれと言うのもかわいそうかもしれません。

でも彼らは戦わなければならないのです。

プロとして自分の為だけにサッカーをしているのではないということです。

たくさんのサポーターが彼らが一生懸命戦う姿を見て勇気づけられ、それぞれの生活に糧としてくれているのです。

そういう立場を常に演じる必要があるのです。

私が西本塾で指導をするとき、施術を行う時の誘導の言葉が出ない人が多くいます。

自分は口下手だから、人と話すことが苦手だから、そんな言い訳が聞こえた時、私は厳しい言葉でこう言います、「我々が相手にしているのは生身の人間ですよ、ロボットを修理しているのではありません。あなたが口下手であろうと人見知りであろうと、目の前にいる相手にはまったく関係のないことです。要点をきちんと説明し、要領よく体を誘導してあげられる有能な施術者を期待されているのですから、それに応えるためには理想の施術者を演じればいいのです」、と。

選手も指導者もまったく同じです、今出来るとかできないとか、今負けが続いているとか、そんなことはどうでもいいのです。

試合に出場し勝利してみんなで笑顔で喜びを分かち合っている、そんな自分を今こそ演じなければならないのです。

単純なプラス思考とかメンタルトレーニングのことを言っているのではありません。

それが与えられた役割なのですから。

大リーグの選手は家族の不幸や奥さんの出産に立ち会うために、戦いの場を離れることは当然だと思っています、それは正しいことだと思います。

逆に良いことだとは言い切れませんが、自分がその場を離れることで全体に対して大きな迷惑が掛かると、家族の不幸があっても舞台に立ち続ける役者さんもいます。

泣きたい時にも笑顔を振りまかなければならない時もあります。

そんな極端な話ではなく、今自分がやらなければならないこと、立ち居振る舞いも含めてすべてを見られているという覚悟がなければ、プロスポーツ選手と言う仕事も難しいものになるでしょう。

そんな話をしながら、新しい発想と視点を得た彼は、現状をまったく憂うことなく、指導している選手たちのためにより良い指導を模索している彼の姿勢は素晴らしいと思います。

願わくばこういう人がどんどん増えて、私と同じ発想や視点で会話を楽しめる輪が広がってくれたらいいと思います。

ちょうど今、大阪の大学のサッカー部の選手から、8月後半に広島県福山市の「ツネイシしまなみビレッジ」で行う予定の夏合宿期間中に、西本理論のトレーニングの指導を受けたいという連絡がありました。

こういう依頼は初めてでしたので、興味を持ってくれたこと、私の理論や実践がチームの強化に役立つと思ってくれたことをとても嬉しく思います。

実現するかどうかはまだ分かりませんが、大学生のサッカー選手を相手に走り回れるよう、心身ともに準備しておかなければなりません。

私が言い続けていることは、新しい発想でも特別な発想でもありません。

人間の体はこういう風に出来ているから、こういう風に使おうよと言っているだけのことです。

ただそれをやるのは人間です、心が体を動かす部分は否定できません。

まだ実績のない若い投手が、5回を投げ終え勝ち投手の権利を獲得した6回のマウンドで、突如コントロールを乱し、球威が明らかに落ちてしまうという現象があります。

この現象は、たんに球数の問題や体力不足で片付けることは出来ません。

2軍の試合で投げる1球と、1軍の試合で名だたる打者を相手に投げる1球に対する集中力はまったく異質なものだと思います。

この辺りの感覚は、本当にその場に立った人間にしか分からない感覚だと思います。

サッカーでも、ここ一番の試合やカテゴリーが上がって最初の試合とか、初めて日の丸を背負っての試合とか、これまで経験したことのない舞台での緊張感は、想像以上の疲労につながると思います。

そういう経験がしたくても出来ない私のような人間だからこそ、人間としての想像力を働かせ、少しでも感覚的に寄り添った指導ができるようになりたいと努力するのです。

一緒に見学した彼が近い将来、トップチームを率いることになれば、きっと世の中がサッカーの見方を変えてくれると思います。

色々なところで私がまいた種が芽を出してきたような気がしています。

そして大輪の花を咲かせてくれる日も近いでしょう。

私はそれまでしっかりと自分の考えを発展させ続けて行きます。

お手軽な方法論ではなく、ことの本質を追求し続ける、これが私の生き方です。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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