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トレーニング、私の目指す方向性を理解してもらうために。

今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は私が求めているトレーニングの方向性を理解してもらうというのはどういうことか、そんなことを書いてみます。

前回の記事にも書きましたが、私が指導しているトレーニングというものは、形が有って無いようなものです。

基本的な考え方というか方向性は、数値で表せる大きさや強さではなく、効率的な体全体の連動を滑らかに力強くするという、動き作りのトレーニングを目指しています。

それは過去に指導させてもらった、高校生の野球部やバスケットボール部の選手たちから始まって、プロのサッカー選手や野球選手、また社会人野球の選手たち、そして現在も競輪選手と、とにかく結果を求める相手に対して、方法論を試行錯誤してきました。

今現在指導を受けてくれている競輪選手でも、2年前トレーニングの指導が始まった頃と最近の指導内容は、選手の立場からすれば全く違うものだと感じているかもしれませんが、実際に行っていることはほとんど変わっていません。

何故そう感じるかというと、トレーニングにおける体の使い方、私が投げかける言葉の質が変わっているからです。

同じ言葉を使っていたとしても、受け取る側の意識が変わっているため、まったく新しいことを言われたように感じることもあるようです。

私の指導は今現時点で最良と思えるものを教科書的に指導するのではなく、相手の求める方向性に即して、何をどう伝えればよいのか、その時その瞬間判断して言葉を選んでいるのです。

「初めからそう言ってくれれば良かったのに」と、思われるかもしれませんが、最初に言っても絶対に理解できないこともあるのです。

過去の記事を読んで、自分の努力の方向性の違いに気付き、もっと早く私と出会っていればと残念がってくれた方も沢山いました。

なぜそこに気付けたかと言えば、その時点で彼が知りうる限りの情報や、ある意味常識となっているトレーニングに対する固定概念の中で、これ以上の努力はできないというレベルまで頑張り尽くした選手だったからこそ、少し方向性の違った私の考え方に興味を持ってくれたのだと思います。

今はやっていませんが『LINE』を使って、遠隔地にお住まいの方に対しての指導を行ったことがありました。

そのうちの一人、と言っても当時小学生だった本人のお父さんからの依頼でしたが、想像以上の結果に結び付き、以降も何かと私の発信に反応してくれています。

依頼の内容は膝の痛みで思ったようなプレーができないということでしたが、現在中学生になって指導者が変わり、痛みの原因となった体の使い方という視点を持たない指導者に、指導を受けていることを残念がって、私の考え方がもっと広がってくれればいいのに、全国の指導者がもっと私の考え方を学んでくれればいいのにと、現状を嘆いていることが伝わってきます。

私の考え方や指導内容は、実際に自分に大きな問題を抱えた方たちが、覚悟をもって真剣に取り組んでくれなければ、絶対に分かってはもらえないと思います。

先月、コロナウイルのためえ帰郷している高校生ラガーマンが、お父さんに連れられて指導を受けに来てくれましたが、本人には私の指導の意味はよく理解できなかったようで、一度きりの指導となりました。

逆にお父さんはラグビーの経験者であり、それこそ厳しい練習やトレーニングを積み重ねてこられた方だったようで、だからこそ息子さんには遠回りをさせたくないと、私の指導を受けさせたいと思ってくれたのだと思います。

何度も言葉にしてきましたが、私の指導で効果を感じ変化し成長してくれる条件は、本人が現状に大きな危機感を覚え、何かを変えなければという強い気持ちをもって私の前に立ってくれることだと思います。

チーム、組織として複数の選手を指導する際には、そういうことが前提とはなっていませんので、指導を受けてくれた選手の中の一人でも二人でもいいから、「これだ」と思ってもらえるように工夫しています。

そして何より大事なことは、指導者自らが体を動かし汗をかいて、私の意図するところを感じ取ってもらうことです。

長い年月と、一人一人に対して真剣に向き合ってきたことで培われた、理論まではいきませんが方向性ですので、決して間違ったことを指導しているとは思いません。

しかし、受け取る側にその気がなければ、当たり前ですがどんなに一生懸命指導したとしても、多くを期待することはできません。

土を耕し水と肥料を与えながら、丹精込めて育てている西本理論ですが、きれいに咲いた花や大きな実がなった姿だけを見て、自分もと思う気持ちは分かります。

土の耕し方など聞いてないよというのも分かります。

どんな相手であれ、縁あって指導させてもらうことになった限りは、何か一つでも身になることを伝えなければなりません。

色々な相手に指導させてもらう機会があって、そのことを痛感しています。

「西本さんのような考え方ができる人材が増えて欲しい」そう思っていただくことを本当に嬉しいことです。

しかし現在の状況は、あまり良い例えではありませんが、上質の『金太郎飴』、品質の揃った同じレベルの指導者が必要とされているようです。

そんな中でも私は細かいことにこだわり続け、私にならなんとかできるかもしれない、私でなくてはと思ってもらえる技術を磨き続けようと思います。

どんな時代にも最後はこんな人間が必要だと思ってもらえるように。

昨日も友人から、故障を抱えた高校生のサッカー選手のことで相談がありました。

西本に頼めば何とかしてくれるかもしれない、そう思ってくれる人間がいるだけでもこれまでやってきたことが間違ってはいなかったと思えます。

このブログのタイトル通り、『生涯一トレーナー』は、まだまだ腕を磨き続けなければなりません。

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『動的好奇心』がむらむらと沸き起こっています。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

仕事が忙しくても暇でも、お天気が良くても悪くても、24時間過ぎれば一日は終わり、7日間が過ぎれば1週間が過ぎるという、なんとも当たり前なことから始まりましたが、世の中がと言うより、地球規模で今までに経験したことがない日常を過ごさなければならないことになってしまいました。

個人的には何度も苦境に陥り、たくさんの方の助けを借りて今があるのですが、どん底に慣れてしまったという言い方は少し違うとは思いますが、苦しい状況を嘆くより、今現在こんな状況下でも、家族みんなが元気で過ごさせて貰っていることが何より有り難いと感謝の気持ちの方が大きいです。

こうして「もう一週間たったのか」と、キーボードをたたいて思いを発信できることも幸せなことです。

今日は今まで取り上げたことのない種目の選手のことで記事を書きます。

いつも以上に時間がありますので、いつも以上に色々なことを考えるわけですが、『知的好奇心』という言葉に対抗して、『動的好奇心』がメラメラと湧いてきています。

『子どもは40000回質問する』(イアン・レズリー著)という本によると好奇心には3つのタイプがあるそうです。
・拡散的好奇心(いろいろな方向に発生する知りたいという欲求)
・知的好奇心(知識と理解を深めたいという欲求)
・共感的好奇心(他者の考えや感情を知りたいという欲求)
の3タイプだそうです。

私は一般の方を含め、スポーツ選手をサポートしたり、体のケアを行うことを仕事としていますが、その役割を少しでも高いレベルで果たせるようになりたいという気持ちが強く、様々な試行錯誤を繰り返してきましたが、言われてみると、この3つのパターンのすべてに当てはまる欲求を、頭の中だけでなく、自分の体そのもので、他者の身体的動作を感じ取りたいという、まさに『動的好奇心』の塊でした。

そんな私の『動的好奇心』をくすぐってくれているのが、『ベンチプレス』という競技に人生を捧げていると言っても過言ではない、埼玉県ストロングライン所属の『藤田雄次』という選手です。

なぜ私がこの選手に興味を持ったのか、長くなりそうですができるだけ短くまとめてみます、長いとは思いますが(汗)

まず私がスポーツ選手にトレーニングを指導する際、最も重視しているのは、「挙上重量や回数の増加、数値で表せる身体各部のデータではなく、それぞれの体が持って生まれた効率的で効果的な全身の連携連動を、スムーズに行うことができるようになること」と、雲をつかむようなとうか、意味が分からないと言われてしまう表現を使っています。

このことに関しては今日は触れませんが、一般的には筋力トレーニングの目的と言えば、筋肥大・最大筋力・筋持久力といった、それぞれが関連している部分もありながら、相反する要素もある、簡単なものではないことは知っておかなければなりません。

先日ある女性のタレントさんが、「筋トレそのものを目的として行っている人のことが理解できない」という趣旨の発言をされ、真剣にトレーニングを行っている方からの、それに対する意見もいくつか目にしました。

詳細は割愛しますが、筋トレと一言で言っても、彼女が例に出した格闘技の選手やラグビー選手はもちろん、多くの競技の選手が取り組んでいると思います。

その目的はそれぞれの競技種目の競技力向上であることは当然理解できると思います。

筋トレだけを目的にという表現は、どういう意味で言われたのか分かりませんが、筋肥大を目的としてトレーニングを行っている方々は、『ボディービル』と呼ばれる、純然たる競技がありますし、その一歩手前というか『フジィーク』とか、『フィットネス』と呼ばれる競技もあります。

また『ベンチプレス』『スクワット』『デッドリフト』の3種目の挙上重量をそのものを競う『パワーリフティング』や、その中の『ベンチプレス』だけの大会もあります。

オリンピック種目にも『ウエイトリフティング』という種目があることはみんな知っていると思います。

野球やサッカーだけがスポーツ競技ではないのです。

私は体作りではなく動き作りが目的であるとは言っていますが、それはある一定の競技種目の競技力向上に限ったものです、決して、いわゆる筋トレを否定するものではないことは過去何回も書いてきました。

そんな中、過去記事にも書いた通り、ケガをして完治は不可能だと思っていた左肘が、奇跡的に痛みがなくなったことで、もう一度基礎体力、いわゆる筋力を高めるためのトレーニングをやり直してみようと決めました。

生意気な言い方になりますが、『動き作りのトレーニング』『効率的効果的な体の使い方』は、自分の中では一定水準以上に達していると思っているので、いまさら何をと言われそうですが、もう一つ高いレベルで体を操れるようにしたいと考えたのです。

そこで基準にしたのが、ちょうど40歳の時、仕事にあぶれ失意の底にあった私が、丸3か月すべての時間を自分のためのトレーニングに費やし、体作りのトレーニングではありましたが、想像を超える成果を得た時の筋力でした。

あれから22年、あの頃行った週6回、1回3時間のメニューなどできるはずもありませんので、ひとつ『ベンチプレス』という種目に絞って数字を追うことにしました。

その頃は正しいベンチプレスのフォームも知らず、ただ筋力だけで挙げていましたが、今回はせっかくだから、ベンチプレスを専門に行っている方々のユーチューブをみて、真似事でもベンチプレスらしいフォームを身に付けたいと思いました。

たくさんの選手たちの動画を見させてもらいましたが、その中で私が一番気になったのが、前述の『藤田雄次選手』でした。

この方は最軽量級の59キロ以下級の選手ですが、公式記録で150㎏以上を記録している日本を代表する『ベンチプレッサー』なのです。

この『ベンチプレッサー』という言葉は初めて聞きましたが、もっと驚いたのは『あなたの職業は」という問いに、堂々と『ベンチプレッサーです』と答える方の存在も知ることとなりました。

別の方のユーチューブでインタビュー形式でお話しされているのを見ましたが、59㎏以下級の選手の中でも、失礼な言い方ですが、筋肉隆々でもなく普通の体形、お仕事はシステムエンジニアで眼鏡をかけた外見はベンチプレスを競技として行っている方には見えないのです。
身長は170㎝だそうですから、明らかに細めで、とてもそんな力持ちには見えませんでした。

高校1年生の時、初めてベンチプレスを触り、当時体重48㎏で30㎏が1回も上がらかったそうです。
体育の成績は5段階の2で、まさに運動音痴だったそうですがトレーニングは好きだったそうです。
そこから6年かかって100㎏、またそこから10年かかって今の重量を上げられるようになったそうです。

まだまだ面白いというか興味深い話がたくさんあるので、ほんとに見た方がよいと思います。

知的好奇心が沸いた方は、その動画を見ていただきたいのですが、藤田選手のベンチプレスに対する愛情は、くだんの女性タレントさんには全く理解できないレベルだと思います。

最軽量級に誇りとプライドを持っていて、体重を増やさないための食事内容を伺うと、とても真似ができるようなものではありませんでした。

「ベンチプレスができれば、後は何も要らない」とまで言い切る細身の藤田選手は、ご自分でも言っていますが、ゲームを寝ないでやっているオタクと呼ばれる人たちと、話が合いそうな気がするそうです。

様々なスポーツに取り組んでいる選手、指導者の方、こんな凄い選手がいるんだと、話のタネは失礼ですが、一度は見ておいた方がいいと思ってご紹介しました。

22年前の私が、177㎝で65㎏からスタートして、丸3か月の死ぬほどきついトレーニングで自分を追い込み、74㎏まで体重を増やし、ベンチプレスは補助ありですが105㎏まで持たせてもらいました。

1年以上のブランクで50㎏のバーベルも重く感じる状態になってしまいましたが、公式ルールにのっとって胸できちんと止めてからの挙上で、まずは自重を超える70㎏オーバー、目標は80㎏オーバーとしておきたいと思います。

出来ればそれ以上と言いたいところですが、到達可能な数字から始めてみます。

何をいまさら何のためにと言われそうですが、私の『動的好奇心』が、どうしても『藤田雄次選手』のベンチプレスという競技に臨む、体の意識に近づきたいと言ってきかないのです(笑)

FBTやってますか!

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

一昨日YouTubeにアップしたフライングバックトレーニング(FBT)の動画いかがでしたでしょうか。
FBTが誕生したのは今から6年以上前、第1回の『西本塾』を行う前日のことでした。

個人であろうとチームであろうと、私がスポーツ選手を指導する際最も重視していたのは体作りではなく、動き作りを目的としたトレーニングでした。

私の施設で行う場合は勿論ですが、こちらから出向いて行って指導を行う際にも、ほぼ同じマシンを準備してもらった環境での指導が主でした。

しかし、『西本塾』を受講してくれる方々に、同じ環境があるはずがないと、ではどうすれば私の言わんとしていることを実践してもらえるかと考えたことが、FBT誕生のきっかけとなりました。

YouTubeではコメント不可の設定にしてありますし、ツイッターやこのブログにも幸か「不幸かFBTってなんですか、どんな効果があるのですか」といった、初歩的な質問は来なかったので、とりあえず安心しています。

もしあったとしたら、「このブログを最初からよく読んでください」という、質問者が絶対にやらないであろう答え方をするしかありませんから(笑)。

と言うより、あの動画を見た人それぞれが実際にやってみることでしか答えは見つからないと思います、答えはみんな違っていいのです。

実際私の指導を受けたことがある人にとっては、受けた時のタイミングによって受け取り方もまちまちだと思います、こんな説明のされ方ではなかったと思った人も多いはずです。

実際にそうなのです、有り難いことにたくさんの方に指導させていただき、目指すところは変わっていないのですが、実際にやって見せる私の動作や説明している言葉も、どうすれば私の意図が正確に伝わるのか、より理解しやすくなるのか、まさに試行錯誤を重ねて今のスタイルになりました。

出来れば過去指導を受けた方々、その人たちから指導された皆さん、そして初めてFBTを目にする皆さん、すべての人に私が提唱しているFBTとはこうやるんですよと伝えたかったのです。

真剣に継続してくれている皆さんにも、似て非なるものに陥っていないか、もう一度私の動画を見て欲しいと思います。

少しだけFBTとは何かという理論的なところに触れておきますが、毎度同じことを繰り返していますが、人間の体は骨盤と背骨を中心として6(8)方向に連携連動する構造となっています。

何故6方向とか8方向とかいう表現をしなくなったのかというと、6で方向性は示すことができますが、8とだけ表記したのでは+2の方向性が分かりにくいと思ったからです。

しかし、この+2の方向性というか可動性こそが、目に見える6方向の連動性を高めるとても重要な要素であるため、どちらを選ぶかと考えた時に、あえて『6+2方向』という表現ではなく『6(8)方向』という表現を使っていることをご理解ください。

この『+2』の可動性とは、7個の頸椎12個の胸椎5個の腰椎そして仙骨と連なる25個の背骨の一つ一つが、椎間板と呼ばれる組織によって結合されており、その部分の可動性が、本来目に見える6方向の連動性を決めているのです。

これは私が行っている施術の基本にもなっていて、6方向の連動性を高めることで体の不調を改善させています。

ここでスポーツ選手に必要な連動性を考えた時、椎間板の部分の連動性を高めるためには、+2即ち骨と骨の隙間を縮める『圧着』と、隙間を広げる『離開』概念が必要となります。

椎間板という組織は骨ではありませんがある程度の硬さと、水分を含んだ柔軟性を持っています。

しかし、この『圧着と離開』という方向性を正しく使えていないと、本来人間が使わなければならない6方向の動きを十分に生かしきれないことになるです。

ブログを読み込み直接指導を受けていただいた方には、ここでもうお分かりのことだと思いますが、背骨の前後の可動性、その反らすという動作が、どうやら我々は不得意な民族のようなのです。

そのことを一言で表しているのが『背中が使えていない』という言い方をしています。

FBTをやって背中に強烈に効いたとか、こんな簡単な動作が思ったようにできなかったと思った皆さんは、まさにこれまで背中が使えていなかったという証明となります。

動画の中でも使った言葉ですが、FBTは背中の筋肉主に広背筋のことを言っているのですが、その部分を大きく強くしてかっこいい体を作ることが目的ではありません。

背骨をうねうねと前後にしならせるように動かせるようになれば、目に見える6方向の動きがさらに動きやすくなりますと言っているのです。

他にも効果というか良いことはたくさんありますが、ここではここまでにして、まずはそのことを知って欲しいと思います。

一昨日のお昼に動画をアップしましたが、既に視聴回数が850回を超えています、もっともっと多くの方に動画をを見て実際にやってみて、そして継続してほしいと思います。

少なくともこのステイホーム週間の間、毎日1回でもやってもらえば、連休明けにはあなたの姿勢は間違いなく良い形になり、久しぶりに会う方からもその変化を感じてもらえるはずです。

是非とも継続してください。

今日はさらにもう一つ記事にしたいことがあります。

以前ご『谷田部貴寛』さんから、まだ『よちよち歩きのお嬢さんのスクワット動画』を提供して頂き、背中を使うことのお手本のような動きを紹介させていただきました。

その際に、緩い下り坂をとことこ降りていく姿に、「これこそまさに『西本走り』の原点を感じた」という谷田部さんの言葉があり、今回その動画を送って頂きました。

人間の成長の過程ですが、寝返りを打てるようになり、つかまり立ちが出来るようになり、そして自分の足で歩けるようになっていきます。

そのことは、まさに背中側の筋肉がしっかりと機能していくことと同時進行のはずなのですが、我々日本人は背中側の筋肉がしっかりしないままに次のステップに進んでしまうために、いわゆる猫背の人が多く、背中がうまく使えないままに大人になっていくことが、トップアスリートと呼ばれるレベルになったスポー選手にもみられるのです。

そのことを谷田部さんにはお話ししていて、お嬢さんのハイハイの期間をしっかりと取って頂いたことが、あのスクワットに結び付いたという訳です。

そして今回のトコトコ走り、緩い下り坂をお嬢さんは転ばないように、重心が移動した大転子の下に足をついて支えるという動作を繰り返しているだけなのです。

これが人間としての本能の動きです!

どこをどう動かす、足をどう引き上げて腕をどう振って、そんなことを考えているはずがありません、地球の重力に抗して二本足で立っている我々が行う最も基本的な本能の動作がこれです。

重心(骨盤の中の大腿骨の大転子部分)を、進みたい方向を意識する(これも本能の動きだと思いますが)ことで、重心が傾いた体が倒れないように骨盤が縦に動いて大転子の振り子の動きを誘発する、これが我々に与えられた歩行そして走るという動作の本質だと思います。

身近に同じくらいのお子さんがいればぜひ観察してみてください、我々が目指すべき動作は、競技として行っている陸上競技選手のそれではなく、もともと備わった自然な使い方なのです。

長い自粛期間が続きますが、何とか乗り越えていきましょう!

最後に、残念なことに高校総体も全中も中止が決まりました、努力を重ねてきた選手たちにはかける言葉が見つかりません・・・。

『動きづくりのトレーニング』の効果、選手と私がお互い納得できるまで。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

4月に入りましたが、新型コロナウイルスの猛威は衰えを知らず、世界中に大きな脅威を与え続けています、一刻も早い収束を願うばかりです。
それぞれの立場で影響は様々だと思いますが、真新しいランドセルを準備して、入学式を心待ちにしている孫にとっては、本人はまだよく分からないとは思いますが、何年かした後振り返った時残念な思い出にならなければと心配しています。

こんな状況の中でも私の仕事は、人との接触を避ける意味でも、新規でこられる方は減っているように感じますが、目的をもって継続してこられている方が居るので、その信頼に応えるため日々を過ごしています。

今日はその中でも、『動きづくりのトレーニング』を継続してくれている競輪選手のことを書いておきます。
分かる人にはわかるのでしょうが、個人名は伏せておきます。

ブログを読んでいただいている皆さんには『動きづくりのトレーニング』は、どんなイメージで受け取られているでしょうか。

『体づくりから動きづくりへ』という意識改革を唱え、『伸筋ingトレーニング』などと言う意味不明な言葉まで作って、言わんとしていることが少しでも伝わらないかと腐心してきましたが、現実に私の思ったような結果に結びついていくためには、やはり『継続』というふた文字がキーワードとなります。

過去チームや個人を相手の仕事で結果を残せてきたのは、一定以上の継続期間があったからです。

たとえそれが数ヶ月であったとしても、形だけではなくトレーニングの意味を理解してくれた選手は、意図を持ってトレーニングを継続し結果に結びつけてくれたように思います。

今回取り上げる選手とご縁ができたのはもう2年半ほど前になります。
当初は体の不調を改善することが目的で来所されていました。
その後半年ほどしてトレーニングを受けてみようかという気になってくれましたが、当初は私の考えをなかなか理解してもらえませんでした。

皆さんが競輪選手に対してどんなイメージを持っているかは分かりませんが、女性のウエストを上回る60センチを超える太腿のごつい体のイメージが強いと思います。

競争用の自転車のペダルを踏み続けるパワーの源は、間違いなく選手の体以外にありません。
そこで私が問題と考えたのが、たんに大きくて強い数値で表せる能力が競輪選手としての能力と比例するわけではないと言う事実です。

それぞれが個人として戦っている競技なので詳しいことはあかせませんが、選手としての能力を車の排気量に例えると、もちろん大きいことに越したことはありません。
軽自動車と3000CCクラスのエンジンを積んだ車のどちらが速いかなど、質問にもなりません。

しかし、せっかく大きくしたエンジンをどう使うか、これが一番大事なことです。

その前に、どうやってエンジンを大きくするか、もっと言えばエンジン性能を向上させるかが、本来の目的であるべきではないのでしょうか。

それが私のいう『体づくりから動きづくりへ』という、トレーニングの意識改革なのです。

さらに大事なことは、『動きづくりのトレーニング』が、自分の競技動作とどうリンクしていて、私の言う効率的で効果的だというトレーニングが、実際の競技結果にどう結びついていくのかを実感できなければ、それこそ理屈だけの机上の空論に終わってしまいます。

私はこうやればこうなると確信を持って指導していますが、その考え方をしっかり理解して一つ一つのトレーニング動作を行えるようになることが第一段階としてあるわけですが、そのうえで実際の乗車姿勢や瞬発力持久力といった競技動作にどんな影響を感じてくれるか、まさに一人の人間一人の選手の意識と行動を変えるという道のりは平坦なものではありませんでした。

私はへそ曲がりというか、もうこうやればこうなるのにと、既に結果を出してしまった対象にはあまりモチベーションを感じません。

二番煎じという言葉がありますが、相手にとっては初めての経験で、私の言っていることに疑問や不安を感じることは仕方がないことかもしれませんが、お互いが真剣に向き合えば必ずこうなる、こうなったという確固たる信念があるのです。

そうなるとやったことがないこと、結果責任という意味では未知の部分を感じる分野にこそやる気を感じてしまいます。

動きづくりのトレーニングには、歯を食いしばって限界まで力を出し切って、などというイメージとは程遠いかもしれません。

では逆に楽で苦しくも何ともないトレーニングかというと、そんな簡単なものではありません。

人間の体に仕組まれたカラクリを十分に発揮できるようになるために、効率的かつ効果的に各関節を連携連動させるために筋肉を収縮させます。

扱う重量や回数は、私が要求する動きを正確に表現できることが最優先で、重ければ良いたくさんやれば良いというトレーニングではありません。

そこで必ず聞かれるのが、各種目1セットでしかもこの重量で、筋力は向上するのですかという質問です。

これも実際にやってもらう以外に感覚として説明することは不可能なのですが、私の3−5−7理論や伸筋から伸筋の連動などという言葉の意味を知らない人には理解することは不可能だと思います。

ちょうど2年前トレーニングを始めた頃、いえつい最近まで同じ種目で扱える重量は、どこからどう見てもその選手の方が筋力があり高重量が扱えるはずのなのに、私の方が重い重量を扱うことができ、重量自体は追い付かれて同じになっても、動きの質そのものは私の方が滑らかに動いて見えるというのが現実でした。

それがこの最近とんでもない変化を見せてくれるようになりました。

動きの質が高まるとともに扱う重量もどんどん増えていきました、いつまでも同じ重量では、どんなに正しい動きをしてくれたとしても、筋肉に対する刺激量は減ってしまいますから。

そうやって少しずつ積み重ねてきた結果、1ヶ月前くらいから突然動きと重量のバランスが整い、もう私が太刀打ちでできるレベルを遥かに超えるトレーニングを行ってくれるようになったのです。

私ごときに負けていたのかと言われるかもしれませんが、私の体は私の理論に基づいて継続してトレーニングしていますので、いきなり私の要求を満たしてくれるような体の動きと扱う重量を見せてくれる選手には出会ったことがありません。

ほとんどの選手は屈筋主導の力任せで、素人目には体も大きいしパワーもありそうに見えますが、体を操るための筋力は備わっていません。

この選手が私のレベルを遥かに超えてくれたことで、私の理論の正しさを証明してくれたように思います、2年間続けてきた意味がありました。

勿論その過程の中でも様々な変化はありましたし、効果も感じてはいましたが、私が満足するというか、今もう満足し切ったわけではありませんが、目標としてきた『動きづくりのトレーニング』は、一つのゴールが見えたように思います。

しかし、これは私が競技スポーツ選手に求める最低限のレベルであって、これをベースとしてさらにトレーニングの質を高めるとともに、競技成績の向上に結びつけて行かなければなりません。

40代も半ばのベテラン選手ですが、まだまだ自分は高みを目指せるという正しい努力の方向性を見つけてくれたことで、今後の競技人生に大きな希望が持てたと思います。

昨日、青山選手のパーソナルトレーナーを務める三男智志に、「〇〇さんのトレーニングを一度見ておくと良いよ、父さんにとって一つの完成形ともいえる体の動きと重量の見本ができたから」と話をしました。

この選手をなんとかもう一度高いレベルに戻してあげたい、高いレベルのレースを走ってもらいたい、その一念で様々な試行錯誤を繰り返してきました。

『動きづくりのトレーニング』はやはり間違っていない、2年もの間個人の選手が継続してトレーニングを行ってくれたからこそ感じられることです。

私を育ててくれるのはいつも目の前にいる選手でした。

10年前よりも1年前よりも、昨日よりも今日、そして数時間前よりも今この瞬間、常により良いものを提案できるように頑張っています。

私にとってのゴールは何か目標はと問われても、なんの答えもありません。

多分命尽きるまで今と同じようなことを考えているんだろうなと思います。

『動きづくりのトレーニング』私自身が継続していくことで、自信を持ってより良い指導ができるように準備を続けていきます。

昨日初めて来所した競輪選手のトレーニング指導で、改めて気付かされた盲目的な屈筋志向の落とし穴。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

昨日の午前中、本人の許可を得ていませんので個人名が特定されないような表現となりますが、関西圏在住の競輪選手が、トレーニングの指導を受けに来てくれました。

現在縁あって、過去記事でも紹介した『千葉の山賀選手』『石川の八日市屋選手』など、5名の競輪選手の指導をさせていただいたことがあります。

そのきっかけとなったのは山賀選手で、彼の活躍に触発された選手たちが、中国四国また九州地区でレースの開催があると、わざわざ広島を経由して試合会場に乗り込んでいくという感じで、私の元を訪れてくれています。

今回も、そのうちの誰かに私のことを聞いて連絡してくれたのかと思いましたが、もう一年半ほど前に『Newspicks』の連載記事(これ自体はもうとっくに連載は終了していますが)を目にしたことから私の存在を知り、本も買って読んで頂いていたそうです。(残念ながらこのブログは読んでいなかったようです)

競輪選手としてのランクはS級2班と、A級一般を上がったり下がったりの状況で、今のままではこれ以上の成績を上げることは難しいと感じるようになったことで、私が発信してきた内容に改めて興味を持ち、何か自分のためになることがあるのではと行動を起こしてくれました。

競輪選手には、それこそ盆も正月もなく全国各地で開催されるレースに斡旋があると、よほどの理由がない限り参加しなければならない、シーズン制のない年間を通して行われている特殊な競技です。

いわゆる公営ギャンブルの一つですから、現在の各種スポーツやイベントが中止されている中でも、競輪場に観客がいなくても、インターネットで車券が購入できるため、普段通りにレースが開催されています。

さて、私が競輪選手に対して何を指導しているかということなのですが、一般の方の競輪選手のイメージは、我々からは想像もつかないような丸太のような太腿ではないでしょうか。

勿論、トップランカーであるS1に所属する選手からA3の選手まで、競輪学校の狭き門を突破し、厳しい訓練を経て競輪選手として活躍している選手たちですので、私のような細い太腿の選手などいるはずがありません。

自分の体だけが自転車を走らせるエンジンですから、選手になった後も日々トレーニングを重ね、その体に磨きをかけています。

現在全体で2200名ほどの選手がいると聞いていますが、私の目から見るとほとんどの選手が屈筋(特に太腿裏側と腹筋や胸筋)に頼ったというか、屈筋を重視しすぎた体の使い方をしているように見えるのです。

具体的に言うと、競輪選手が乗る自転車は『ピストバイク』と呼ばれ、前輪と後輪が直結されていて遊びがありません。
我々が乗る自転車はスピードが出れば、漕ぐのをやめても惰性で走り続けますが、ピストバイクはペダルとシューズを固定しているため、バイクが動いているスピードそのままに足を回し続けなければなりません。

ブレーキはついていませんから、止まろうと思ったら徐々に足の回転を遅くして自分の足でブレーキをかけなければならないのです。

私も一度宇品にある広島競輪場の体験会に参加して、ピストバイクに乗らせてもらいましたが、最後の1周と言われ、スピードを落としたつもりでしたが、係の方の前に来た時まだまだスピードが落とし切れておらず、あーっと思ったときには通り過ぎてしまい、もう1周することになってしまいました。

勿論私にはできませんがペダルを逆に踏めば、後ろへも進めるという構造になっています。

そんな仕組みのピストバイクですから、ペダルと踏むというより『ペダルを回す』という言い方がされているようです。

大きな推進力を得るためには踏み込む力よりも、膝をたたむ屈曲させる力が重要であるということが当然のように言われているようです。

まるでもっともな話に聞こえます、自転車以外の競技でも、一時期太腿の前後の筋力バランスが重要で、太腿の裏側ハムストリングスの強化が、競技力向上や肉離れ等のけがの予防にも大きく貢献すると、スポーツ医学の権威と呼ばれている人たちやトレーニングの指導者たちが、筋力を測定しそのデータから得られた結果だとして、そういう説が主流となっていました。

しかしです、あれからどれくらいの年数がたったか分かりませんが、その結果としてどれくらいケガが減ったとか、これくらいの競技力向上が見られたなどのデータを示してくれたのでしょうか、私が知る限り、そんな話は聞いたことがありません。

確かにバランスが悪いという表現は便利ですし、自分にも当てはまると思って、太腿の裏側の筋肉を人一倍の努力で強化した選手も多いと思います、でもその結果はどうだったのでしょう、思ったような成果はあったのでしょうか。

このことも、私が屈筋重視の体の使い方ではなく、伸筋重視の体の使い方の方が、人間本来の体の仕組みに沿った効率的で効果的な体の使い方であると言っていることの一つの根拠にもなっています。

これまでことあるごとに言い続けていますが、筋出力の分類としての『瞬発力・最大筋力・筋持久力』、そのどれをとっても伸筋の方が優位であることは、私の説明を聞いてくれれば誰にでも理解できることだと思います。

それをスポーツ科学の権威がそう言っているから、結果を残している選手がそう言うトレーニングを行っているからと、自分自身の問題としてなぜどうしてを突き詰めて考えることなく、盲目的に受け入れてしまうことで、結果として何ら良い方向へは進んでいかないという現実が突き付けられるのです。

競輪という競技はランクや競技場のバンクの大きさによって4周回から5周回、約2000メートルで争う競技です。
ラインと呼ばれるグループ戦でありながら、最後は一つでも前の着順でゴールしたいという個人戦でもあります。

当然持久力も必要ですし、途中何度かある駆け引きでは大きなパワーも必要で、何より4コーナーを回ってからの最後の直線では爆発的な瞬発力の持久力も要求されるという、様々な能力を兼ね備えていなければ結果を残し続けることはできません。

今回来所した選手に最初に聞いたことは、今現在自分の成績が上がらない原因は何かということです、これが分かっていなければ何を改善したらよいのか分かりませんから。

私がそれを聞かなければ相手のことが分からない、という意味ではありません、選手本人が問題点を整理していなければ先には進めないという意味です

本当は聞かなくても私にはその原因は見当がついていますから、意地悪な質問をする必要もないのですが、ただ体の使い方を教えてくださいという漠然として要求では、もしそれに応えられたとしても、それは私の考えを一方的に伝えたことにしかならないのです。

時間を無駄にしたくないのでその問答は短い時間で終わりましたが、予想通り選手本人の口から問題点が具体的に語られることはありませんでした。

それも想定内のことでしたので、基本的な体の仕組みや筋肉の構造、3-5-7理論や、屈筋と伸筋の働きの違いを説明することから始めました。
まるでチンプンカンプン、外国語でも聞いているような状態となりましたが、その部分の理解なしにトレーニングが成り立たないことも説明しながら、理論と実際に体を動かしての実体験を交えながら、伸筋重視の意味を伝えていきました。

自慢にもなりませんが、私の施設は大きなスポーツジムとは比較にならない小規模なもので、マシンも5種類しか置いていません。
しかし、それらの使い方と順番をきっちり守ってもらってトレーニングを行ってもらうと、前半で説明した内容が、なるほどそういうことかとどなたにも納得してもらうことができます。

そうやって頭と体が納得し、整理された状態の先にあるのが、昨日の方で言えば競輪という競技の体の使い方ということなのです。

『伸展からの伸展』という、なんとも漠然とした表現ですが、難しい話ではなく究極的にはその一言にすべてが集約されてしまうのです。

それぞれの競技を専門としている方々が、様々な体の使い方を考案し指導していますが、私が指導していることはそのもうひとつ手前の根本的な体の使い方の部分です。

一定レベルの選手たちであれば、既に行っていることかもしれませんが、それをきちんと整理して第三者に伝えられるかというと、残念ながらできていません。

戻るべき家がないから、迷ってしまいスランプやイップスなどという状況に陥るのです。

もしかしたら成績が上がっていた時にはすでに出来ていたことかもしれません。
それが何だったのか分かっていなければ、戻れる家がないのと同じです。

ペダルを踏みこむ際に膝関節を伸展させます、逆の足は膝を屈曲させてペダルの回転を助けてくれます。
どちらが主役であるべきでしょうか、当然伸展動作です、屈曲動作は無駄に大きなエネルギーを消費する割には思ったほどの筋力を発揮してくれません。

持久力もありませんから、頼れば頼るほど苦しい動きとなります。

膝関節の屈曲と伸展というレベルで考えるから、屈曲も使うべきだと思ってしまうのです。

ここで西本理論の真骨頂である、広背筋を介した骨盤と肩甲骨の連携連動、股関節の伸展動作から自然な膝関節の伸展動作を導ければ、その際の逆足の屈曲動作を意識する必要はないのです。

屈筋はブレーキの役割が主だと言ってきました、ブレーキをかけながらアクセルを踏み続ける動作は、どれだけ大きな負荷をかけたトレーニングを行ったとしても、ブレーキ性能を上げることはできても、気持ち良くアクセルを踏み込む動作にはつながっていきません。

2時間半ほど室内での指導を行った後、外に出て私のクロスバイクで、トレーニング前と後の体の動きの違いを実感してもらいましたが、あまりの違いに驚いていました。

自転車の違いこそあれ、基本的な構造は同じはず、今までの体の使い方で感じていたストレス、これこそ屈筋のブレーキだと思いますが、それがなくなっただけでこんなにスムーズに前に進むのかと、驚きを通りこしてキツネにつままれた状態でした。

一度だけの指導でどこまで身に付けられたかは分かりませんが、少なくとも進むべき方向性は見えたと思います。

こうやって自信を持って指導できるようになったのも、山賀さんはじめ地元広島のベテラン選手との日々のやり取りの中で、どうすればこの人たちのお役に立てるのかと試行錯誤を繰り返してきたことの賜物だと思います。

今回来られたタイミングがこの選手にとってベストタイミングではなかったでしょうか、私自身が自信を持って指導できる態勢にあったこと、選手自身がデビューしたての若さに任せた勢いだけでは勝てなくなってしまい、様々なアドバイスを受け本人なりに真剣に努力を積み重ねた結果として、何かを変えなければならないと思った、その何かが私の理論に中にあると感じたことです。

そして年齢的にも、この意識の変化で正しい努力を重ねていけば、さらにランクアップは十分に可能だと思います。

広島のベテラン選手が、自分もその年齢の時に私と出会いたかったとしみじみ語ってくれました。

競輪選手に限らず、自分の競技能力の向上に行き詰まりを感じている選手の皆さん、難しい技術を身に付けることを考える前に、もう一度自分が持って生まれた能力を十分に発揮できているかという基本の部分に立ち返ってみませんか。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報・募集中」をご覧ください.
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出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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