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『動きづくりのドリル』は実戦の動きそのものです。

今日は西本理論基本編の続きではありませんので、その②を期待してくれた方は少しお持ちください。

今日のテーマは、『動きづくりのドリル』は、まさに実戦の動きそのものであるということの再確認です。

私の仕事は、選手やスタッフの意識を変えることだと言いました。
枝葉の方法論を求められることには大きな抵抗を感じてしまします。

しかし、現実としてギリギリのところで勝ち負けを争い、結果を求められている監督や選手たちから指導を依頼されてしまうと、もちろん基本的な考え方から伝えているつもりではありますが、受け取る側の選手たちにしてみれば、この動きが自分のプレーにどう活かされるのか、そのことが最優先となることは仕方がないと思います。

指導する際、全ての動作に関して何故こうなるのか、体の仕組みを説明しながら行ってはいますが、『体の使い方という技術』を身に付けて試合に臨みたいという気持ちは当然のことです。

『練習では出来るが、プレッシャーのない状況の中でならできるが』、という言葉を数多く聞いていますが、手段と目的をよく考えて欲しいのです。

そう言うここ一番の状況で、人間の体の仕組みを生かした効率的な体の使い方ができるようになるために、各種のドリルを考案してきたのです。

先日試合前の準備から手伝わせてもらったチームの選手たちも同じです。
試合中は部外者ですから、当然ピッチの中に足を踏み入れることは出来ません。
少し離れたところから選手たちの動きを見ていると、一番基本となる『走るという行為』の体の使い方が出来ていません。

本来であれば、相手の選手よりも一瞬早く動き出せる体の使い方を知っているはずなのに、当たり前のようにこれまでと同じ地面に居着き、地面を蹴らなければ自分の体を移動させることが出来ません、前後左右すべて同じです。

ボールのキープの仕方や、ボールをキープしている相手への体の当て方など、ボールに絡んだ動作に関しては、指導したことをやろうとしていることが見て取れ、実際にその効果を実戦の中で感じてくれているようです。

しかし、最も大切な『90分間頭と体を動かし続ける能力』が向上しなければ、個人としてもチームとしても最良の結果を得ることは出来ません。

例えその試合に勝ったとしても、それはその場限りの結果論であって、本質的な向上ではないのです。
『動きづくりの』進歩向上には、ゴールはないのですから。

事実後半には、頭と体を動かし続けているとは言い難いプレーが目立ち、逆転されてしまいました。
前半の動きが良かっただけに私としてもとても残念でした。

後半に入り、ウォーミングゾーンでアップを続けるサブの選手たちは、西本塾生でもある『木下広輝』さんの指導の元、かなり意識して動きづくりのドリルを繰り返してくれていました。

疲れの目立ってきた選手に変わって投入される選手に期待してみていましたが、元気よくピッチに飛び込んでいく選手の姿は、さっきまで行っていたドリルはなんだったのかとしか言いようがない、私が指導する前に行ってきた屈筋頼みの走り方でした。

残念な気持ちは勿論ですが、これまで行ってきた体の使い方を変えるという作業は、想像以上に難しいようです。

だからこそ、この動きの変化にはどういう意味があってどういう効果をもたらすのか、という意識の改革なしには、ただ動きの振り付けを教えてもらっただけ、私はちょっと変わった走り方を教えに来た人で終わってしまうのです。


やはりチーム全体に指導を行き渡らせ、結果に結びつかせるためには、付け焼刃の指導ではなく、シーズン当初から少しずつ浸透させていく地道な取り組みが必要なのだと痛感しました。

しかし、西本塾や個人指導、また直接お会いしたこともない遠隔サポートを通して、指導した私自身が驚くような動きを身に付けてくれた方が実際にたくさんいるのです。

私の指導の仕方という問題は別として、受け取る側の意識、本当に変わりたい成長したいと思っているか、どこまで追い込まれているか、その危機意識というか真剣さが、動き作りを成功させられるかどうかを決めていると思います。

私の指導しているドリルは、すべて実戦の動きそのものです。

ドリルで行い身に付けた動きを、そのままボールがあって相手がいるピッチの中で行えばいいだけのことなのです。

そのことが分からなければ、ただのドリルで終わってしまいます。
そのためには指導者がまずそのことをしっかり理解してから、選手たちの指導して欲しいと思います。

やはり私の仕事は『意識を変えさせること』、これが一番重要なことのようでです。

YouTubeを使った、西本理論の基本を伝える試み、もうだいぶ前から構想はあったのですが、西本塾29期生『Sさん』から寄せられた感想や、西本塾の最後に直接語っていただいた言葉に背中を押され、公開に踏み切りました。

体に関して様々な考え方があり、方法論が流布されていますが、そもそも自分の体がどうなっているのかを知らずして、どんな健康法を試しても一時しのぎに過ぎないことは明らかです。

とはいえ、そんなことを最優先に考えながら日常生活を送っている人が居るとは思えません。

しかし、そうこうしているうちに歳を重ね、体が悲鳴を上げることになって初めて大騒ぎするのが、悲しいかな我々人間の常です。

私の考え方や体と対話する方法を知ることで、本当の意味で自分の体を知ることとなり、大切にしようという人が増えてくれるように、積み重ねてきた考え方をこのまま眠らせることなく、様々な方法で発信していくことも私の使命だと思うようになりました。

少しずつ発信していきますので、2回目は少しお待ちください。

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自信を持って指導します!

昨夜は広島に移り住んで以来毎年恒例となっている、広島カープでトレーナーを務める『野口稔』君との、二人忘年会でした。

彼との出会いは、私がサンフレッチェ広島のスタッフとして広島に来たとき、今は行われていないようですが、サンフレッチェとカープの合同トレーナー勉強会を行っていました。

その際私の話に興味を持ってくれ、自宅にまで来てくれて、もっと話を聞かせてほしいと言ってくれました。
年齢は10歳ほど違いますが、広島で最初にできたというか、唯一の仕事を抜きにした友人となりました。

それ以来お互い忙しく、シーズン中は時間が取れませんでしたが、オフになると必ず連絡を取り合い、一年色々あったことを語り合う場となっていました。

私はレベルは別として野球で育った人間でしたが、サッカーチームのトレーナーとして招聘され、彼は高校時代、サッカーで千葉県選抜に選ばれるほどの選手だったそうで、お互い逆のチームだったら良かったのにねという話になりました。

あれから途絶えることなく、二人会が続いています。
この5年間、正直私の話す内容にはこれから先の展望が見えないというか、それまでの私に比べるとネガティブな部分を彼は感じていたのかもしれません。
それが昨日の私は、長年私を見続けてきた彼にして、今まで以上に情熱的で明るい表情が見られたと言ってくれたのです。

自分なりの分析ですが、正直昨年までは心のどこかに大きな組織が私を必要としている、なぜ私の能力を生かしてくれないのかという気持ちがくすぶっていたのだと思います。

それがこの1年、色々なことがあり、5年かかってやっとというか、自分が一番活き活きと生きていける居場所を見つけられたような気がしています。

もしあのまま組織の中で仕事を続けていたら、もし今年大きな組織に組み込まれていたら、それはその中で自分なりのやりがいは見つけられたとは思いますが、今のように老若男女、スポーツの競技種目もこだわらず、それどころか一般の体の不調を抱える方々を含め、これほど幅広く対応できる人間は私をおいて他にはいないだろうと思えるほど、日々新たな出会いがあり、感謝の笑顔に癒される有難い毎日を過ごさせていただいています。

もし私という人間に出合わなければ、逆に言えばそういう方々との出会いこそが、私を現状に満足させることなく、常に誰かのためにもっと役に立てる人間でありたいと奮い立たせてくれているのです。

頑張ってきて良かった、もっと頑張ろう、幸せな人生を歩ませていただいています。

さて、私が最も気になっている、日本人、農耕主体に歴史を刻んできた日本民族は欧米人と比べ背中が使えていない、背骨が動かない、広背筋が機能していないという表現に異を唱える方もいるかもしれませんが、もう20年も前からそう思い続け、その機能を改善することで、我々の身体能力はまだまだ向上させられるという信念のもとに、様々な試行錯誤を続けています。

その一つの形として、『FBT』という簡単な4つのパターンに集約した体操を考案し、私の示したやり方をしっかり理解して継続すれば、一人の例外もなく背中を使えるようになって、目的を達することが出来るという確信を得ています。

ただ残念なのが、私が直接指導をした人も含めて『似て非なるもの』になっていることです。

このことは私の指導力不足にも問題はあると思いますが、本当の意味で私が伝えたことを理解しないまま、私の出会うことのない第三者に指導してしまわれていることを見聞きし、その方々に申し訳なく思っています。

そんな中今朝早く、先々週の日曜夜に行った東京でのセミナーに参加してくださった『曽我』さんからメッセージが届きました。

セミナー終了後に、小学生の息子さんが『カリオカ』を行っている動画を見せられ、失礼ですがへなへなした動きで、曽我さんが言われる通り、どういう風に言ってもこんな動きしかできないと、いらいらされていることが分かる動きでした。

まさに背骨に力がないというか、骨盤が後傾し背中が丸まっているので、体を捻じるという動作には全くなっていない状態でした。

私の答えは一言『とにかくFBTを継続してください』でした。

それから2週間、親子でFBTに取り組んでいただいた結果、今朝の息子さんの動きが明らかに前よりきれいでカッコ良い動きになっていたのだそうです。

ちなみにこの2週間、カリオカの動作自体は全く行っていなかったそうです。

「手足がしっかり連動し始めている、これまで何をやっても改善されなかったのが、たった2週間で、正直嘘だろうと思うくらい驚いたし感激しました!」と興奮を隠しきれず、まずは私に伝えたいとメッセージを送っていただいたのでした。

「今日は朝から縁起がいいぞ」と気をよくして一日のスタートが切れました。

また今朝は何故のんきにパソコンに向かえているかというと、昨日一昨日と指導を受けに来てくれたドイツの2部リーグでプレーしている『しもちゃん』が、本来今日の午前中、それも飛行機の関係で、営業時間前の7時から3日目も指導をしてほしいと、無理を言われていたのですが、二日間の指導でお互いに納得できる最低限のことは伝えられたという判断で、今日の午前中は休みにすることが出来ました。

それには昨日の午後来てくれた、先日4日間で動きを改善してほしいとやってきたばかりの、昨年まで同じくドイツでプレーしていた『太田圭祐』君が、午前中で指導を終えていたしもちゃんとのコラボしたトレーニングを許してくれたことが大きな力となりました。

私は基本一対一の個人指導でしか指導しませんが、先日も同郷であるという共通点だけで、競技も年齢も全く違う二人の選手を一緒にトレーニングさせたところ、想像以上の相乗効果を感じ、昨日の午後もそれを狙ったものでした。

私の指導を受けたいと遠くからわざわざ来てくれる選手たちの意識は当然高く、それが組み合わさると本当に一対一では分からなかったところまで明確になり、お互いがありがとうと言い合える結果となるのです。

今回は『サッカー』と『ドイツ』という大きな二つの共通点があり、まさに目的とする動き作りが同じなわけですから、お互いの動きをみることで本当に大きな変化を見せてくれました。

それにしても、今の時期、日本のJリーグもシーズンオフのはずなのですが、なぜか私の元を訪れ、今の間に少しでも動きを改善したい、選手として成長したいと言ってくるのは、海外でサッカーに挑戦している選手ばかり、意識の違いというか、なんなのでしょうね。

私自身このブログ等にしか自分の考えを発信する場がないわけで、私の存在さえ知らないと言われればそれまでですが、こうしてこれまで全く縁のなかった選手たちが、私という人間に賭けてみようと真剣なまなざしで向き合ってくれることが、何より私のやる気を奮い立たせてくれます。

またそういう意識の高い選手たちは、これまで何もしてこなかったということはあり得ない訳で、サッカーの世界では知らない人がいない(申し訳ないですが私は全く知らない方たちですが)という有名な方であったり、大きな組織でスタッフとして仕事をしているという人たちからも指導を受けたことがあるというのです。

そういう指導を受けた時には、これは凄い自分の能力が明らかに成長できたと喜んだ反面、なぜこの指導が私を変えてくれたのだろうと、本質的な部分が伝わっていないため、気がつくと元に戻っていたとか、どうやったらいいのか分からなくなったということになっていたようです。

指導する側に言わせれば自分が教えたことこそが正しく、受け取る側の能力に問題があるということになるのかもしれませんが、本気で向き合いきちんと理解させ、それを継続しているという条件は付きますが、本当にそれが人間の体にとって効率的な正しい体の使い方であるならば、きちんと身に付き大きな成長を約束するものでなければならないはずです。

しかし、残念ながら私の目にはその指導の結果が、私の指導しているレベルとは全く違うものであると言わざるを得ません。

そういう方々がメジャーな組織で指導をしていることを知ると、今までの私なら「よし自分なら」と力が入っていたと思いますが、今の私はそうであるからこそ、私という人間を探し出し、わざわざ広島まで指導を受けに来てくれた選手にこそ、『人間の体はね・・・』に続く、人間が持って生まれた本質的で効率的な体の動かし方を指導し身に付けてもらうことで、当たり前のことを当たり前と思ってやっているだけの選手たちに対して、大きなアドバンテージを与え、大活躍をしてもらうことが、私の楽しみとなっています。

それが分かるからこそ、彼らはライバルたちに私の存在を知られたくないというのでしょうね。

もう組織団体の中で誰かの顔色を伺ったり(そんなことをしたことがあるのかと言われそうですが)真剣に向き合おうともしない選手やスタッフの中で仕事をしているより、どう考えても今の方が楽しいしやりがいを感じています。

やはり私は一人一人に向き合う職人仕事が向いているようです。

実は来週、大阪で行ったセミナーを受講してくれた指導者の方から、その方が監督を務める地元の高校に指導に来てほしいという依頼を受け、承諾しました。

私が100人近い選手たちに、今と同じスタンスで向き合うことは難しいと思います。
そのために指導者のためのセミナーで講師を務めさせているわけで、そういう組織に対してこそ、指導者に学んでいただき、日々の指導に生かして欲しいと考えています。

そのきっかけになれるように、真剣に伝えてこようと思っています。

本当に日々色々ありますが、私の基本的なスタンスが決まりつつあります。

これまでの経験をさらに発展させ、どんな競技のどんなレベルの選手に対しても、明確な目標設定の元に、私の指導を継続すれば必ずこんな動きができるようになって、こんなプレーができる選手になれると、確信を持って取り組んでもらえるよう、もっともっといろいろな経験を積んでいきたいと思います。

午後からは、またまたドイツの4部リーグでプレーしているという選手が来てくれます。
彼の成長のために、全力を尽くします!

私の目指しているトレーニングの方向性

皆さんのお住まいになっている地域には、大雨の被害はなかったでしょうか。
ここ広島では大変なことになっています。

私の住む地域では特別な被害はありませんでしたが、直線距離で6キロくらいしか離れていない坂町という地域では、町が殆んど冠水してしまい、屋根の上から救助を待っている方がたくさんおられます。

また少し東側に離れた国道2号線沿いを流れる『瀬野川』が、ところどころ決壊して道路を破壊し、大きな被害が出ています。
お亡くなりになった方もたくさんいらっしゃるとのこと、ご冥福を祈るとともに、現在行方不明になっている方が無事でいることを祈らずにはいられません。

このタイミングでというわけではありませんが、午前中の予約の方からキャンセルの連絡があったので、自宅でパソコンに向かっています。
次の更新でテーマとしたかった、『私の目指しているトレーニングの方向性』について書いていきます。

まず、私が使い続けている『体づくりから動きづくりへ』という言い方です。

もう26年位前になってしまいましたが、Jリーグ開幕に合わせて『サンフレッチェ広島』というクラブにトレーナーとして招聘され、会社員を辞め故郷宇和島で小さな治療院を開業してたった2年しかたっていなかった私が、プロのサッカークラブという未知の世界に身を投じることになりました。

それまで対象としていた一般の方や、主として地元の高校生のスポーツを行っている生徒たちから、いきなりプロスポーツ選手の指導ということになったことで、それまで経験したことを基礎にしながらも、大きな方針転換を迫られることになりました。
繰り返しとなりますので、そのあたりのことは過去記事をご参照ください。

そこからの数年は、まるで試行錯誤の繰り返しで、どこにも答えはなく誰も教えてくれない、すべてを自分で切り開いていかなければならない環境の中で、選手一人一人のために何をすることが一番良い選択なのか、ひたすら考え続けました。

朝令暮改という言葉がありますが、良い意味でそれを実践し、朝にはこれが最良だと信じていたことを、それから数時間の間の出来事から違う考え方になってと、常にその時その瞬間の最良を探し続けてきました。

そこには、その時々相手を納得させるだけの言葉は見つけられず、行動あるのみ結果が全てと、次々に投げかけられる無理難題に対応するために必死な毎日だったように思います。

そして長い年月が過ぎ、自分の経験を次代に伝えようという考えにやっとなってきた5年ほど前から、感覚だけで行ってきたことを言葉にする作業を、このブログ等の媒体を介して行ってきました。

その過程において『西本理論』なる言い方をされるようにもなってきました。
理論というのは、一定の基準を満たした数値化されたもので、その記載通りに追試すれば、同じ結果が得られるというもので、私がこうして書いていることなど、理論などという言葉は使ってはいけないものであることは十分わかっています。

例によって前置きが長くなりましたが、私が目指しているトレーニングの本質について書きたいと思います。

まずトレーニングの目的ですが、一般的には肉体改造という名のもとに、筋肥大・筋出力の向上が主たる目的となっています。
その効果の判定は誰の目にも明らかなもので、身体各部の計測によってトレーニングによる体格の向上を確認することができます。

また筋出力に関しても、扱える重量の増加と回数の増加が、そのままトレーニングの効果として確認することができます。
ですからこの部分に関して私は何ら否定するものではないことは、すでに何度も書いてきました。


ではなぜ、体づくりではなく動き作りという考えに至ったかということです。
私が宇和島で開業していた頃に縁あって指導させていただいた高校生の野球部員や、女子バスケットボールの選手たちは、この体づくりを目的としたトレーニングで、彼らやその指導者の方々が望む効果は十分に感じて頂けていたことと思います。

それがプロのサッカー選手たちの中には、もちろんまだそれが必要な選手もたくさんいましたが、すでにそのレベルを超え、数値で表せるような変化を求めたトレーニングでは、その選手のパフォーマンス、動き自体の向上は望めないと思わざるを得ない選手も多かったのです。

まず考えたのは、各トレーニング種目における『関節の可動域』でした。
重量や回数が頭にありすぎると、1回1回の動作が可動域のすべてを使い切っていないという現象が起きます。

私の体に対する基礎となっている、骨盤と背骨を6方向に連動させるという、人間本来の体の使い方を行うためには、その6方向への可動域がとても重要となるのです。

私の考えてきたことを時系列の整理することはもう無理なのですが、いつの頃からか、というより早い時期に今のやり方が正しいと思うようになりました。

現在多くの方がトレーニングの指導を職業とし、トレーニングコーチやトレーナーという肩書で活動しています。
そういう方々は、それぞれが個性を発揮し、独自のトレーニングやドリルを考え指導しています。
こういうトレーニングを行えば、こういう競技のこういう動きが改善できることをアピールし、さまざまな工夫をしているようです。

指導を受ける選手の側も、自分の課題を改善してくれそうなトレーニングを求めて、そういう方々の元を訪ね歩いて指導を受けることは当然のことかと思います。

そういうトレーニングを見聞きするたびに、次々と新しいトレーニングを作り上げる皆さんの創意工夫に驚くこともあります。

それに引き替え私のやっていることは、十年一日を通り越して20年以上も同じことを続けています。
しかし、それは変化を拒んでいるのではなく、人間の体の本質を探り続けて行けば行くほど、枝葉を広げていくのではなく、基本となる6方向への体の連動を行うための基礎となる部分に、もっともっと磨きをかけていくことこそが、人間が持って生まれた本来の能力を発揮できるようになる唯一無二の方法だと思わざるを得ないからです。


現在進行形で4か月ほど週に2回のペースで指導を受けてくれている選手からも、このことを私自身が学ばせてもらっています。

私のトレーニングの特徴というか、他のトレーニングとの大きな違いは、1種目を1セットしか行わないこと、行う順番には絶対的な決まりを設けていること、おそらく少し離れたところから見てもらったとしたら、扱っている重量に絶対値の少なさに驚いてしまうこと、などでしょうか。

『筋肉の仕事は骨を動かすこと』、この言葉に異を唱える人はいないと思います、これは紛れもなく真理です。
人間の活動は、骨が動き関節の角度を変えることです。

体づくりを目的としたトレーニングを行う場合、意識は目的とした筋肉の収縮、いわゆるその筋肉に効かせることが目的となります。
「そうやって筋肉を強化することが、骨を動かすことの力強さに繋がる、何の問題があるのだ」、そう反論されるでしょう。
しかし、私にはどうしてもその論理が受け入れられなかったのです。

そこで生まれたのが、骨を動かしていることをしっかり意識できるトレーニング、それを『動きづくりのトレーニング』と、名付けたのです。

トレーニングを行う選手の性別や年齢、競技レベルに関わらず、行う種目は基本的に同じです、人間の体の使い方の向上が目的なのですから、違うはずはないのです。
もちろん求めている正しい動きが出来るように、重さが違うことは当然です。

その上で競技動作に即した種目を加えていきます。
夜間トレーニングに6か月間通ってくれたサッカー兄妹が、劇的な変化を見せてくれたことは、この基本の繰り返し以外の何物でもありません。

言葉は悪いですが、素人受けするような、「これを行ったら何かいいことがありそう」などという感想はおそらく聞かれないと思います。
ですから目先の効果を期待されるのであれば、そう言う指導を受けた方が良いと思います。

4か月間継続してくれている選手にしても、すぐに競技結果に結びついているわけではありません。
それどころか始めた頃には、このトレーニングの意味や目指すところを全く理解してくれませんでした。

それが回数を重ねるにつれ、過去経験したさまざまなトレーニングが、目先の効果を期待した枝葉のものだったと感じるようになり、一つ一つの動作の効果を、私が求めている骨盤と背骨を中心とした、まさに『背骨を動かすためのトレーニング』だと気づいてからは、トレーニング自体を楽しいと感じてくれるようになりました。

その選手との会話の中で、私自身多くのことを感じ取ることができ、目先の効果を求めた目新しいトレーニングを考えることは、そういう人たちに任せ、私は人間の体が持って生れた能力を発揮できるように、骨を動かすという本質を追い求めていくことを続けようと思います。

そのトレーニングの中に、本当に自分の課題が分かっている選手たちは、それに対する答えを見つけてくれます。

その過程を共有することで、私自身の考えがどんどん深まっていくのですから有難いことです。

最後に一言ですが、ワールドカップの試合を見ていて、『90分間頭と体を動かし続ける能力』はもちろんのこと、『ここ一番の一歩目のスタート』がどれだけ大切かということを痛感しています。

その能力を向上させるためにも、それを目的としたドリルを考えるのではなく、今行っているトレーニングを地道に継続していくことこそが、必ずその能力を向上させてくれると確信しています。

改めて、現在大変なことになっている方々がご無事でありますように。

なぜ腹筋を鍛えないと言っているのか、そして育成年代の指導者からの感想を。

まずは昨日の朝、関西地方で大きな地震があり被災された方々には本当に不安な時間を過ごされていると思います。
学生時代の友人や先日セミナーに参加していただいた方々など、大きな被害がなかった事を願っています。
亡くなられた方もあり、その中には私の孫と同じ小学校4年生の女子児童も犠牲になったとの報に、人ごとでは済まされない悲しみを感じました、心よりご冥福をお祈りします。

さて、今日は久し振りに仕事場でキーボードに向かっています。
このところ何かと忙しい日々が続いたことと、5月から自分のためにトレーニングの時間を割いているので、その疲労もあってなかなか落ち着いて文章を書くことができなくなっていました。

そんな中、自分の考えを整理しておくためにも書き残しておかなければならないことがありました。

それは地元の競輪選手とのトレーニングの中で、これまで言語化できていなかった「なぜ腹筋を鍛える事をしないのか」また、「腹筋という筋肉はどう使われるべきなのか」という問いに、私なりの答えが見つかったのです。

これまで私は、「人間の体は骨盤と背骨を中心として、前後左右そして左右の捻転と、6方向に動くことが出来て、それを連動させることで人間本来の効率的な動きが可能となる」と説明してきました。

その背骨を動かしてくれている筋肉は、体の前面にある大胸筋や腹直筋ではなく、後面に位置する広背筋を中心とした伸筋群であるから、前側の筋肉は後面の筋肉が人間の体を動かそうとする際のブレーキとなり効率的な動きを妨げるため、前側の筋肉に特化したいわゆる腹筋運動は行わないという言い方をしてきました。

いろいろな立場の方に私の考え方をお話しすると、必ず「腹筋は鍛えなくていいのですか」という質問を受けますが、それに対してこういう答え方をしてきましたが、皆さん納得がいかないという顔をされます。

腕立て伏せに腹筋運動、子供の頃から慣れ親しんだ自重を使ったトレーニングの代表種目ですし、一昔前までは腰痛を抱えた患者さんに整形外科医が当然のように指導する運動療法でもありました。

しかし私にはどうしても納得がいかず、人間の体は背骨が動くということで動作を表現している、その主役たる後部の筋肉ではなく、その収縮によってどの方向への運動も起こらない腹筋という筋肉をどう扱えば良いのか、なかなか自分でも納得できる説明が見つかりませんでした。

それが競輪選手とのトレーニングを重ねる中で、ペダリング時に骨盤を縦に動かし、背骨の伸展から膝関節の伸展という動作が、まさに私が提唱する走るという行為や、ボールを蹴る時の体の使い方そのまま当てはまるという確信を得ました。

しかし、現実としてレース中の体の動きを分析すると、上半身が潰れるというか、しっかり角度を維持出来ている骨盤に比べ、背骨の上部が丸くなりすぎていることに気づきました。

以前よく使っていた『反った猫背』という状態が一番体を使いやすいことは間違いのないことなのですが、競輪という競技の中で、ここ一番スピードをあげていかなければならないときに、どうも背中の力がペダルに伝わっていないように見えるのです。

私はもちろん素人ですが、自宅で固定ローラーを使用してトレーニングする際に、負荷を上げスピードを上げようとした時に、お腹の部分をどう使えば効率的なのかを色々試してみました。
そこで感じた事を選手に伝え、意見を交換していく中で、なるほどそういう言い方をすれば腹筋を単独で鍛えてはいけない理由と、そうは言いながら腹筋という場所をどう使えばいいのかということに、答えらしきものが見つかりました。

まずはなぜ鍛えてはいけないのかですが、これに関しては今まで言い続けてきた通りで、服直筋を鍛える収縮させるという行為は、背骨の6方向への可動性を制限してしまうからという説明で十分だと思います。

しかし、例えばスクワットという種目を行う時に、お腹に力が入っていないのかといえば絶対にその状態では高重量で立ったり座ったりのスクワットが行えるはずがありません。
ベンチプレスや他の種目、全てのトレーニング種目や競技動作にあっても、お腹に力が入っていない状態はあり得ません。

日本では古くから「臍下丹田に力を込めて」という言葉がありますが、まさにお腹に力を入れる事を重要視する言葉です。

なのになぜ私が腹筋運動を否定するのか、どの動きにおいても重要なお腹の力の入れ方、筋肉の収縮のさせ方は腹筋運動で行なっているそれとは違うからです。

筋肉は脳の指令によって、私の3・5・7理論で説明している、フラットな5の状態からアクチン繊維とミオシン繊維が重なり合うことで起こる収縮、短くなることで筋力を発揮します。

腹直筋を最大限に収縮させた状態を想像してみてください、体は少し前屈みになり呼吸すら難しい状況となります。
この状態からいったい何ができるのでしょうか。

他のトレーニングや競技動作の際に行なっている、いわゆるお腹に力を入れるという感覚はこれではないのです。

腹圧をかけるという言い方がありますが、これもぐっとお腹を固めるというよりは、お腹を引っ込めるというか横隔膜を上方に引き上げるような力の入れ方で、けっしてただ固めてはいないと思うのです。

そんな事を考えながら選手とのやりとりで得たのは、骨盤から背骨の反りの角度はトレーニングで十分作られているから、思い切って横隔膜を引き上げるようにお腹を使うことで、お腹の部分がぶれなくなり背中の力を下半身からペダルに効率的に伝えることができるのではないかという事でした。

他のトレーニング種目、それぞれの競技動作で微妙に違ってくるとは思いますが、『腹筋は固めて使うのものではなく、必要な姿勢を維持するために使う』という言い方が一番正しいように思います。

これから色々と検証作業も必要になってくるとは思いますが、以前にツイートで指摘した、C・ロナウド選手のトレーニングシーンの中で、いわゆる腹筋運動を行なっている際に、私には彼が腹直筋を収縮させているだけの腹筋運動ではなく、骨盤から背骨の角度をある程度維持させたまま上体を起こす、言ってみれば背筋による上体起こしを行なっているように見えました。

これならしっかり行う意味があると思います、その中で腹筋という部分がどう使われているかという事で、けっして腹筋を主導筋にはしていないという意識があるのだと思います。

残念ながらそういう意識を持ちにくいのが、我々日本人の体の使い方であるということも事実なのですが。

そのことに関して、先日東京で行われたセミナーの受講者の方が、そのすぐあとにオランダに研修に行かれ、私のお話ししたことが机上の空論ではなく、まさに目の前で繰り広げられた日本の育成年代の選手たちの課題である事を痛感したというコメントを頂いているので、できる範囲で紹介しておきます。

西本先生
夜分遅くに失礼します。
5/31〜6/5まで倉本さんと、講座を一緒に受けているSさん、高知県で教員をされている方と自分でオランダにU-15(中学3年代)、U-12(小6年代)の試合を観戦に行く研修会に参加して来ました。

U-12年代では川崎フロンターレが参加していたので、日本人と海外の子供達の比較ができるので楽しみにしていました。
Jリーグ下部組織の子達のレベルも非常に高いのでどこまで通用するか本当に期待していました。

予想は全く違うものになり鈍器で殴られたような衝撃を受けて帰国することになりました。
西本先生がおっしゃっていたことが本当によく分かる(まだまだ理解するレベルではありませんが)現象が起きていました。
海外の子供達は姿勢が良く、背筋ピンという状態で無理のないような体の使い方ができているように感じました。また、無理をしたような状態でもまだ体に余裕があるように感じました。
逆に日本の子供達は、猫背の姿勢から腕を振り無理して大腿部を上げようとして常にブレーキをかけてプレーしているように見えました。

日本では全国に名を連ねるチームや選手達が試合中に言い合いをし、問題がどこにあるのか分からず、試合後も本質が分からないまま相手はフィジカルが強いで片付けてしまうような遠征で終了してしまう印象を受けました。

カルチャーショックというかとても大きな衝撃を受け、また西本先生のブログやツイッターを読ませていただき、このままで日本は本当に間違った方向に進んでしまうのではないかと危機感を強く重く感じました。

まず自分が自分の体を理解しそれを今指導している子供達に活かしていくことが自分の出来ることだと決意しました!
倉本さんに出会い、西本先生に会うことができ、自分がやるべきことがとても明確になりました!
長文失礼致しました。
このような良い気づきを与えていただきありがとうございました!

また、そのことを伝えた倉本さんからも、
「本当にそう思います。日本人だけバツゲームで重りを持ってプレーしているのでは?と思うほど違いました。」
というコメントが返ってきました。

さてサッカーの指導者の方々、この現実をどう捉えるでしょうか。
戦術や個人の技術以前の問題として、人間の体をどう使うか、そのためにはどんな姿勢が必要で、どんなトレーニングが必要なのか、もう答えは準備してあります、それを伝えるためにセミナーの講師として受講者の皆さんに前に立ちました。

一人でも多くの指導者や選手たちに伝えて行かなければならないと感じています。

さて残念ながらそんな意識ができていない日本代表の選手たちですが、なんだかんだ私も今夜は応援してしまうと思います。
いつか私を唸らせるような選手たちが、ずらっと並んだ日本代表の試合が見られる日がくると信じています。

復帰への階段、何を目標としてトレーニングを行うか。

野球シーズンも始まり、まだ全球団一回りこそしていませんが、各チームの戦力が見えてきました。
地元広島カープも上々のスタートを切り、3連覇そして悲願の日本一へと地元の期待は高まるばかりです。

そんな中最も気掛かりなのが、昨シーズン後半に足関節に大ケガを負った、若き4番鈴木誠也選手のことです。
シーズン開幕に間に合わせようと、懸命なリハビリの日々が続いたと思います。
本人は勿論、スタッフたちの懸命な努力によって、開幕戦から定位置である4番ライトで出場し、打ってはタイムリーヒット、守りも何の不安も感じさせず、多くの方は安心したことと思います。

ところが開幕3連戦の終えることなく、公式には体の張りを訴え大事をとってということで登録抹消となりました。
野球界はサッカーと違い選手の故障やケガに関して公にすることが義務付けられていないようです。
ですから彼の現在の状況がどんなものなのか、まったく伝わってきません。

今日テーマにしたいのは、故障やケガをした選手が復帰して行く過程で、何を根拠にというか、どうなればゴーサインが出されるのかという問題です。

もう昔の話ですが、同じように大きなケガをして手術を受けた選手のリハビリを担当したことがありました。
アキレス腱断裂で手術をした選手のリハビリでは、当時の監督から足関節の筋力を示す値が、健側との比較で80%を超えなければ復帰させないという言い方をされました。

この件は過去記事で詳しく書いたので割愛しますが、一般的に言われる客観的な評価と言うのでしょうか、すべてに数値が優先され、本人は勿論私の言う感覚的なものなどまったく相手にはしてくれませんでした。

もう一人足首の脱臼骨折をした選手の時には、逆にまったく口を挟んできませんでした。
確かに数値が一つの目安になることは否定しません、しかし、それだけでは判断できないものも絶対にあると思うのです。
二人目を復帰させる際には、私の判断で行いました。

今回、鈴木選手のリハビリから復帰の報道を見聞きして、トレーニングの目的や、どうなることが復帰への条件だと考えたのだろうかということが、部外者としてではありますがとても気になっていました。

数値で表すことができる筋力や、故障前に行うことができていたトレーニングと同等かそれ以上の負荷をかけても、それに耐えることができたとか、翌日やその後にも問題が出なかった、などと言うことが一つの目安になっていたのではと想像します。

これらのトレーニングで見られる筋肉の収縮形態は、私の言う3・5・7理論に当てはめた場合、ほとんどすべては3の方向へ収縮させる、いわゆる頑張れることが判断の材料となります。

実際、彼が今どう言う状態なのかはわかりませんが、報道通り体の張りを訴えてと言うのであれば、まさに筋肉が短くなる方向へ使われすぎて、ニュートラルポジションである5の状態に戻れなくなっていると言うことだと思います。

これはたんにストレッチをすればいいとか、外的な刺激であるマッサージ等で改善できるものではないと思うのです。

私が言い続けている『体づくりから動きづくりへ』という発想の転換がまさに必要となります。

衰えた筋力を受傷前よりも強くするだけではなく、アクチン繊維とミオシン繊維の滑り込みを滑らかにすることなく、本来の能力を発揮できる体に戻せたとは言えないのです。

この感覚を客観的に数値で示せと言われても、そんな方法はありません。
数値で表せる部分を改善して行く過程のトレーニングの方法や、それを行う際の意識を変えなければ、自分の体が動きやすくなったという、最も目標としなければならない復帰への最終確認はできないのです。

レントゲン写真でMRIの画像で、器質的な治癒を確認できた、様々なトレーニング機器を使って数値上では十分な筋力を確認した、受傷前いやそれ以上の体に作り上げた、そんな気持ちで復帰したとしても、肝心なアクチンとミオシンの淀みない滑走は手に入れたのだろうか、そんな思いで彼の復帰を注目していました。

私の元で学んでくれた人たちには、私の言いたいことは理解してもらえると思います。
動きづくりという概念の最終目標は、アクチン繊維とミオシン繊維が、常にニュートラルポジションである5近辺で揺らいでいて、瞬間的な収縮にも伸展にも十分対応してくれ、そして役目を終えるとスっと5に帰って行ける、そんな筋原繊維の働きを期待しているのです。

重いものを持ち上げ、体が悲鳴をあげるようなきついトレーニングに耐えて手に入れた肉体改造という目的が、本当に自分の持って生まれた能力を余すところなく発揮できるようになるということに、どれだけ貢献してくれたのか、もう一度検証して見たらどうでしょうか。

現在私が指導している40歳を超えた競輪選手、まさに私の考え方に沿ったトレーニングを行ってくれています。
理解してもらうのに少し時間はかかりましたが、一般の方からは、自らの肉体だけが頼りの、まさに筋力勝負のように見られがちな競輪という競技ですが、彼は今トレーニングに対してその奥深さというか、一つ一つの動作の意味を噛み締めながら真剣に取り組んでくれています。

『伸kingトレーニング』にはこれでいいという目標も、誰かと比較するという物差しもありません。
自分の体を自分の思ったように(あくまでも私が求めている動かし方ではありますが)動かせているという感覚は、回を重ねるごとに深みを増していきます。

それが自分の競技動作と完全にリンクしていることがわかってくれば、トレーニングそのものが楽しくて仕方がないという状態にさえなるのです。

競技力向上とケガからの復帰という、ある意味別物に感じられるかもしれませんが、トレーニングの目的はまったく同じです。

3・5・7理論によって説明される筋原繊維の収縮活動という概念を、学び応用する姿勢がなければ、今回のような事例は後を立たないと思います。
あくまでも見聞きした範囲の中のことで、もしかしたら別の原因があるかもしれません、その方が大問題ではありますが。

明日は『西本塾を深める会』を行います。
今日のテーマがそのまま当てはまる職種の方が多いので、短い時間ですが整理してお話ししたいと思います。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
今年の第1回目は2月15・16日の土日に31期西本塾を行います、現在募集中です。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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