真剣に向き合ってくれる人との時間、生きていることに感謝です。

先ずは今回も『深める会の感想』第3弾です。

倉本さんは日本のサッカーの将来を真剣に考えている方で、『世界に通用する!チームの勝利と個人の育成が両立できるサッカーコーチ育成セミナー』と題して、指導者の育成に真剣に取り組んでいます。

4年前、私との出会いが、彼の行動に大きな影響を与えたということで、セミナーの講師まで依頼していただきました。
私の考え方をさらに深く学び続けたいと、先月の西本塾に続いて深める会にも参加してくれました。

西本先生、奥様 深める会で大変お世話になりました、ありがとうございました。
これまで西本塾、個別指導、錬成会と参加させて頂き、少しずつ点が線になっていく感覚が出てきました。

深める会に参加させて頂くのは初めてであり、自分以外、医療に従事されている方と一緒に学ぶことで気づきがたくさんある、まさにこれまでの学びを深める会になりました。

西本先生が常々話しているのは「枝葉ではなく根の話」とありますが、4年前に西本塾に参加させて頂いた時は、そもそも根というのが何なのかわからない状態でした。

人間としての本質と解釈していくと、人間の体はなぜ今あるように作られているのかということを正しく理解すること。
もっというと動物の自然な動きから考えるということがようやくわかり始めました。

※我々人間も、地球上に生を受けた動物の中の一つの種であるという事実から目をそらし、特別な存在であるかのように思ってしまっていると思います。

チーターの走りからの解説は何度聞いても非常にわかりやすく、これまで自分が使ってきたから「自分のことは自分が一番知っている」という錯覚から、「人間本来の動き、体の使い方について自分は何も知らない」と目を覚まされました。

※チータはチータ、ウサギはウサギ、人間とは違う、確かにそうなのですが、人間にももちろん本来与えられた能力があると私は考えるのです。

速く走るために足のストライドを広くして、ピッチを速くする、だから腿を引き上げて地面を蹴って・・・、これまでそれが当たり前とされていたことに関して、「なぜそうなのか?」と疑問を抱くことありませんでした。
結果、指導していても選手の怪我は減らないどころか、増える一方で、それに対してどうしたらいいか色々試してみるのですが、どれも大きな成果はありませんでした。

※出来ないことは出来ない、世間一般に言われていること以上のことが出来なくても、自分には責任がないということなのでしょうね。
でも私はそこをなんとかしてあげたいと真剣に向き合い続けているのです。


サッカーを教える前に、体のことを知らなくて本当にサッカーを教えられるのか?望むような選手育成ができるのか?
何かがおかしいと気づき、方向転換できたこと、西本先生との出会いに本当に感謝しております。

まず自分が西本先生の提唱される動きをできるようになることが第一歩となり、まだまだ道半ばという状態ですが、楽に動ける感覚が出てきた時、体を動かすことってこんなに楽しいことなんだ!ということはわかるようになりました。

いまでも不思議なのは、こうやって体を動かして・・・と考えた瞬間にできなくなることです。
言葉で表現が難しいのですが、理屈で考え出した瞬間に体が従来の動きに戻ってしまいます。


だからこそドリルで体に染み込ませ、自分の体を使って継続して実践→検証→実践→検証というサイクルを回して行くのですが、今回DVDを購入させて頂き、最高のお手本を見ながら検証できるようになったことは大変嬉しく思います。

※DVDの内容は、既にお伝えしたことばかりですが、もっとも基本となる部分がどれだけ重要なことだと理解してくれていますか、そして日々継続して取り組んでくれていますかと問いかけています。
そのことなしに自分の専門の競技動作に応用などできるはずがないのです。


今回の深める会で新たに感じたことは人の体を見る、触ることの奥の深さです。
私はトレーナーでも理学療法士でもないので、他の人の体を近くでしっかりと見る、触るということをほとんどやったことがありませんでした。
それでも体を6方向に連動させることを2人組でサポートをさせてもらう経験をしたことは非常に大きかったです。
知識も経験もない自分が他の人の体を触ることがここまで怖い(自分がやっていいのかという不安)のかと思いました。

※私自身は人の体を診る触れるということが日常で、そういう風に考えたことがありませんでしたが、言われてみればその通りですよね。

逆に考えると自分の体を他人に預けることは不安を感じる、その時にそれを感じさせないというのが、いかに凄いことであるかがわかりました。

※他人に自分の体を任せる、任せてもらえるに値する人間性が、技術云々ではなく、一番大事なことだということを改めて考えさせてもらいました。

まずは自分の体と向き合うこと、まだまだ自分の体を大事に扱っていない、会話をしていないんだとということも気付き、他の人が観られるようになるにはまず自分からですから、自分の体と対話することを毎日続けていき、その変化を楽しみたいです。

引き続き学ばせて頂きます。本当にありがとうございました。
倉本和昌

『来るものを拒み、去る者を追わず』などと、訳の分からない言い方をしてきましたが、今改めてこの言葉を自分なりに噛み締めると、これはある意味真理であると思います。

本気で向き合ってこない人に対して、こちらがどんなに真剣に問いかけても伝わることはないと思います。
とくに私のように一般的な固定概念からは少し外れていると思われるようなことを考えている人間にとっては、無駄にエネルギーを使う暇があれば、真剣に向き合ってくれる人に対して真剣に語り続けることに全力を傾けることは当然だと思います。

この人ならと真剣に語りかけても、残念ながら思いが届かないこともたくさん経験してきました。
『去る者は追わず』も仕方がないことだと思います。

去って行ったと思っていた人がまた戻って来てくれることもあり、まだまだ私にも分からないことがたくさんあります。

勇気を持って入り口まできてくれた人が、そのまま立ち去って行っても、深く学び続けていると思った人が離れて行っても、私自身が心を乱すことが少なくなって来ました。

『変われるのは自分であって、人の心を変えることなど出来ない』ことがやっと分かって来たからかもしれません。

もっともっと自分の経験して来たことや、身につけて来た技術をさらに発展させ、この世に生を受けたことに感謝して小さな足跡を残していきたいと思います。

先週の土曜日に行ったゴルフのレッスンのこと、個人的には今一番言葉にしておきたいことなので、近々に記事にしたいと思います。

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伝える側受け取る側、答えはひとつではないということ。

深める会の感想第2弾です。

こうして私の考え方に対して真剣に向き合ってくれている人の言葉を読ませてもらうと、改めて伝える側としての責任を感じます。

『効率的な走り方を身につけるために』と題したDVDの申し込みをしてくれた人たちから寄せられた近況報告も、皆さんそれぞれの取り組みがあり、私が伝えたことをそれぞれの感性で受け取ってくれていることが伝わってきます。

お一人お一人に返信が出来ないこと、この場を借りてお詫びさせていただきます。

もちろん有難く目を通させていただいていることはお伝えしておきたいと思います。

西本塾を始めてから5年近くになります。

この勉強会は、私の後継者を育成するとか、たんに技術を伝えるものではないことはこれまで何度も繰り返し言ってきました。

元々こういう形で誰かに自分の技術や考え方を伝えるつもりはありませんでした。

それでも回を重ねるごとに、細かい部分に対する要求を感じることが多くなって来たことも感じていました。

西本塾を始める前の私は、私が日々の活動に中で作り上げてきたものが、そう簡単に誰かに分かってもらえるとは思っていませんでした。

それどころか、自分がもうここまでで良いと立ち止まるという感覚に一度としてなったことがないので、こうすればこうなるという教科書的な伝え方も出来ませんでした。

これまでたくさんの人が私から何かを得ようと塾に参加してくれましたが、その後の活動を私がどうこういうことは基本的にありませんでした。

こうして深める会に参加してくれる人たちに対しては、私自身が自分の現時点の考え方をどう整理しどう伝えるか、その重要な機会となっています。

参加者の求めるもの、私に期待することは様々ですが、それにストレートに答えるだけではなく、自分で考えるためのヒントというかきっかけを与えてこそ、本当の意味で深める会といえるのではないかと思っています。

今回紹介する本沖さんとお会いするのは2回目となりますが、前回紹介した大石さん同様、私の言動を逐一チェックしてくれていることが分かっていましたので、文字から得られた情報をどう整理し理解してくれているのか、私の方が楽しみにしていました。

『人間のからだはね・・・』という原理原則はありますが、人と人との関係の中で答えはひとつではないと思います。

正しい間違いと決めつけるのではなく、それぞれの感性で私の伝えたことを受け取って欲しいと思います。

では感想を紹介します。

西本先生、奥様、深める会では大変お世話になりました。
短い時間ではありましたが、非常に有意義な時間となりました、ありがとうございました。

西本塾に2年前に参加させていただき、枝葉のテクニックではなく、根っこの部分に目を向ける、考えるようにしてきました。

常に頭の中に西本先生がおり、先生ならどういう風に考えるかな?と自分なりに考えながら、日々患者様と向き合っていました。
ブログも楽しみに見させていただき、西本塾で得たことをアップデートし、自分の中で深めるように心掛けていました。

今回、自分の中で深める会で得たいと思っていたことは、走るということについて、一歩目の動き出しについて、屈筋と伸筋についての考え方です。

まず、走るということについてですが、西本塾で指摘していただいた「すり足」の修正です。
自分なりに練習していましたが、なかなかいい感覚をつかむことができておらず、自分の中でも修正できているとは思えませんでした。

今回、『引きずりのドリル』ではなく、『引っ張り出しのドリル』を体感でき、自分の中で「すり足」はかなり解消されました。

※本沖さんが参加してくれた回の後、智志から『引きずりのドリル』という言葉のイメージが、ああいう動きに結びつくんだろうから、違う言い方に変えたらというアドバイスがあり、今使っている『引っ張り出しのドリル』という言い方に変えました。
足指もみでなく、『からだほわっと』という言い方をしていることも同じ理由です。

できているかどうかは十分とは言えませんが、頭の中ではかなりすっきりしました、西本先生からみてどうだったでしょうか。

自分の中での感覚でいうと、今までは後方にある脚の伸展、ひきずりに意識がいっていました。

そのため、着地した脚の股関節の伸展が出来ておらず、重心移動しているつもりでも重心移動になっておらず、ブレーキとなり重心位置も低いままになっていたのだと思います。

それが引っ張り出しのドリルで着地した側の股関節の伸展、大転子が引っ張り出されるイメージができるようになりました。

今まで股関節の伸展は出きてない状態で重心移動しようと思うあまり、上半身が突っ込んでいたのだなということも体感しました。

その状態では、体重移動になるので、当然素早く一歩目を出すことはできません。

一歩目がでない理由も頭も身体も納得しました。

また、股関節が伸展できず、上半身が突っ込んだ状態では不自然に胸を張った状態になっていました。

肩甲骨の自由度は失われ、腕を後方にひくことでの広背筋が使えず、骨盤を後上方に引き上げることもできません。

※無理に胸を張るという感覚になると、肩甲骨が背骨に寄ったままになってしまい、自由に揺らすことが出来ません。
FBTによって、広背筋の機能が高まってくれば、肩周りはできるだけリラックスさせておいた方が自然に動けます。
背中を反らせすぎている人が多いように感じています。


FBTを自分なりに練習していましたが、特に4番目がうまくできていませんでした(今思えばどれもできていません)。

※3と4は同じ動きですから、4番だけがうまく出来ないという表現が分からないのですがいかがでしょう。

4番目はうまくできないからとりあえず、ほかの3つをうまくできるようにしようと間違った考えで4番目のやる量が少なかったのも問題でした。

今回、それぞれのFBTの意味を感じることができ、名目上4番目と言われているだけで順番にできないといけないわけではない、すべてに意味があり、すべてできて初めて本来の身体の使い方ができるということを痛感しました(お世辞でなくFBTは本当にすばらしいトレーニングだということも)。
だから、ほかの参加されたみなさんと比べて腕の振りが少ない、肩甲骨の自由度が少ないのだと思いました。

※本当にFBT、広背筋の機能向上はすべての動きを改善させるための重要なポイントなのです。
それが分かっていただけたことは大きな収穫だと思います。


その結果、骨盤を縦に動かすことができていない、うまく表現できていないと思いますが、自分の走り、身体の問題がはっきりしました。

屈筋と伸筋についても深めることができました。

日々患者様を見る中で伸筋はもちろんですが、屈筋もうまく使えてないと感じることがありました。そういう場合には屈筋もトレーニングする必要があるのかなと思い、自分の中で整理できていませんでした。

6方向の動きが不足しているから屈筋もうまく働いていない(当然伸筋も)、6方向の動きを出してあげることで意識することなく勝手に必要な屈筋が働いてくれるのだと今は理解しています。

6方向の動きと屈筋ではなく伸筋(必要な屈筋)は別々のものではなく、必要十分条件なのだと理解しました。

からだほわっとは普段あまりしていなかったのですが、今回もう一度体感し、前回とは違う感覚がありました。

屈筋優位の身体から、少しは伸筋が使えるゆるんだ身体になってきているのだと思いました。

それと同時に、効率的に身体を使うには心身ともにいい意味でゆるんでいることが必要だと感じました。

うまく言葉で表現できませんが、からだほわっと、背骨を中心とした6方向の動き、伸筋の関係性というか、つながりというか、相乗効果を感じることができました。

※私自身が伸筋という言葉を連発していることで、少し誤解というか混乱させてしまっているところがあるかもしれませんね、言葉で伝えるということは本当に難しいことです。
骨盤と背骨を中心とした6方向の連動性を向上させるために筋肉はどう働いてくれるか、それに対して屈筋が主体で働くとブレーキになることだけは間違いないと思います。


これが人間の本質なのだろうなと思いました。

今回の深める会は、自分の中での問題点と西本塾で学んだこと、身体の本質という部分がつながった会となりました。

今後もなぜ、どうしてそうなっているのか、根っこの部分を深め続けていきたいと思います。

※その気持ちをいつまでも忘れないでください。

そしてまた、深める会に参加したいと思います、次回は智志先生にもお会いしたいです。

西本先生、奥様、大石様、倉本様、毎田様ありがとうございました。

本沖 崇悟

理学療法士として日々患者さんに向き合うなかで、少しでも患者さんの役に立つ技術や考え方を追及して行きたい、そんな思いが十分伝わってきました。
これからも頑張ってください!

文字通りの深める会になったと思います。

8日日曜日、今年初めての『西本塾を深める会』を行いました。

今年は西本塾、そして深める会ともに、2回ずつの開催を予定しています。

西本塾を1日で行うことは、さすがに無理があるので2日開催は譲れないところですが、その経験を踏まえ日々の活動に活かしていただきながら、もう一度直接私の指導を受けたいと思ってくれている方たちのために、あえて一日のみで行うことにしました。

今回の参加者は、つい1か月前に西本塾を受講してくれた二人、と言っても倉本さんは4年前にも参加してくれた方ですが、後の二人は2年振り3年振りにお会いする方々でした。

それぞれの参加者が、どういう意識で再び広島を訪れてくれるのか、その後学んだことをどう継続してくれているのか、とても楽しみな再会でした。

そういう人たちに対して、今現在の私が何を伝えるべきなのか、今回も熟考を重ねて準備しました。

送られてきた感想に、私の思いを重ねてみたいと思います。

西本先生、奥様、日曜日はお世話になりました。

約3年ぶりに西本先生にお会いするにあたり、非常に緊張してましたが、温かく迎えて頂き緊張もほぐれました。

西本塾に参加してから、ブログやツイッターを通じて、西本先生の言葉や活動、西本理論を確認してましたが、イメージがつかないことが多くなり、実際に行って動きを確認したいと思い、参加させてもらいました。
※私の言動をしっかりチェックしていただいていたからの言葉だと思います。

動き出しの速さ、方向転換の速さ、プレジャンプ、ボールの蹴り方はどんな動きなのか、ブログの言葉からでは、イメージができていませんでした。

枝葉の動き方のことでしたが、結局は『伸筋を使うこと』『アイドリング』『3・5・7理論』に結びついていきました。

その事は、西本先生はブログで散々仰っていたことでしたが、実際に説明を聞いて、動きを見ることで全てが結びつきました。

アイドリングはどんな動きにでも応用できること、基礎となっていること、10分時間があったら7分動き作りのトレーニングをおこない、3分走りを行うということの意味、いかに骨盤、背骨、肩甲骨を動かすことが大切かを明確にイメージすることができました。
※このことを一番伝えたかったのです。

そして今回、実際に広島に行き、西本先生の滑らかな連動性で綺麗な動きを見られたことは非常に価値のあるものでした。
※そう思っていただけるよう、日々の努力は怠っていないつもりです。

これを目に焼き付けて、またDVDで確認しながら、この動きを身につけて、選手が試合でよい成果を出せるように、私自身がデモンストレーションを見せることや、伝える側の技術を高めていきたいと思います。

購入させて頂いたDVDは、動きの基礎で大切な物が詰まっていて、いつでも復習できて有難いです。
※そうなんです、大切なものがたくさん詰まっているのです。

また、特典映像で登場される方の動きや、深める会で奥様に撮って頂いた動画をみて、いろいろな方の動きを参考にして、自分の動きを深めていきたいと思います。

今回、4人の参加者でそれぞれの職業や、学びたいことは違っていたと思いますが、講義の内容は全て興味深いものでした。

他の参加者が知りたいことでもなるほどと感じたり、あっそれ知りたかったんだよなと思うこともありました。

偶然出会ったメンバーで、疑問を共有して学び会えたことで、多くの事を得られました。

本沖様、倉本様、毎田様、この出会いに感謝いたします。

今後も、目の前の選手や患者さんのためを思いながら、自分が動きを身につけ、理解を深めていきたいと思います。

ありがとうございました。

大石 浩之

西本塾に参加した後、直接のやり取りが無ければ、その方たちがどんな風に私の考え方を受け取ってくれたのかは分かりませんし、逆に、私が発信するツイッターやブログを読んで頂いていなければ、私の発想の変遷にも気づいてもらうことは出来ないと思います。

私の考え方や発想は、もちろんベースになるものこそ変わってはいませんが、日々接する一般の方やスポーツ選手とのやり取りの中で、それこそ自分でも想像がつかないほど大きな変化を遂げているように思います。

ですから1か月前にお会いした方が、西本ってこんな人間だったかと驚かれることがあるかもしれません。

私自身が変化を楽しみ、それが成長の証だと思っています。

大石さんからは、西本塾に参加した後、あるJリーガーのことで相談を受け、その選手は広島に来てくれました。

ブログを熟読してくれている人には、誰のことでどんなことがあったのか、記憶をたどっていただければ、あの選手のことかと思い出していただけると思います。

これまでは整骨院に勤務していたということで、組織の一員としての立場があり、思い切って自分の考えを発信することは出来なかったようです。

そのことで私から一言苦言を呈したこともありました。

その後も、大石さんが私の発信することはすべてチェックしてくれていることは知っていました。

今の私がどういう経験を経て、今の考えにたどり着いているのかということも、十分理解してくれていたと思います。

それが、この6月から独立開業されるとのことで、文章では分からなかったこと、自分が取り組んできた西本理論は、はたして私から見て正しいものだったのか、大きな期待と不安、そして決意を持って広島に来てくれました。

ですから、午前中をかけて説明した、西本理論の本質ともいうべき部分の重要性は、誰よりも理解しようと真剣に聞いてくれました。

午後の実技でも、どんな体の動きでも、すべての動力源となっているのは骨盤と背骨を中心とした背面の筋肉であることを、すでに頭では分かってくれてはいましたが、改めて体で実感していただくことで、理論の正当性を強固なものにしていただけたことと思います。

また『走るという行為』に対して、なぜ私がここまで拘っていうかということに関して、走るという行為が自分の体を自分の思ったように動かすという、最も基本的な人間の運動行為であるということをしっかり理解してくれました。

そのために必要となるのが、今回作ったDVDで紹介したことでした。

このことの意味を正しく理解できず、形だけを追うことのないように、DVDの構成を考えました。

ですから、私から直接指導を受けていない人にとっては、物足りないどころかまったく意味不明な内容だと思います。

何度も何度もDVDの中で紹介したドリルを繰り返すことで、『伸展から伸展』という、体を効率的に使うためのキーワードが、自然と身に付いてくれると思います。

それが身に付いて初めて、サッカーであればボールを蹴る止めるという基本動作に応用されるのです。

現在進行形で、真剣に私の指導を受けてくれている競輪選手であれば、普通に考えれば絶対に股関節の屈曲動作であるとしか見えないペダリング動作さえ、背骨の伸展による骨盤の引き上げから、膝関節の伸展という、走る時の骨盤を縦に動かすということとまったく同じ、伸展から伸展という状態になるのです。

私が教えているのは、サッカーでも野球でも競輪でもありません。

すべては人間の体を効率的に使うにはどうすればいいのかという根源的な部分です。
それをそれぞれの競技に応用できるかどうかは、学んでくれた人たちの意識です。


西本塾生150人、そして直接指導を受けてくれた方を含め200人ほどの方々が、どこまでこのことを理解してくれているのか私には分かりません。

私はその入り口を見せただけで、中に入るも入らないも強制しているわけではありませんから。

大石さんは私の描いた道筋を歩んでいただいているように思います。

決して私のコピーになっていただく必要はありません、しかし、「人間のからだはね」という根本の部分には違いがあるはずはないのです。

今回届いた感想から、安心して見守る、いや大きな期待が持てそうです。

開業された時にはぜひ連絡してください、私のブログでも紹介させていただきます。

私の考えを正しく理解しようと真剣に向き合っていただいたことに感謝します、ありがとうございました。


西本塾の感想、理学療法士の視点から。

先日行った西本塾を受講してくれた方からの感想です。
まずは読んでください。

西本先生
先日の西本塾で大変多くの事を学ばせて頂きありがとうございました。

帰りの電車の中で4歳か5歳くらいの女の子がトイレのドアを開ける場面に遭遇したので自分なりに伸筋優位、屈筋優位の動作分析をしてみました。
女の子がドアを開けるときに左腕を体の前を横切って伸ばし、親指を下にして手摺りを握り腕を外側に開くようにして開けていました。
ドアを閉める時には親指を上にして体の正面にある手摺りを握り腕を内側に移動させながら両脚にしっかりと力を入れて閉めているように見えました。

私には女の子がドアを開けるときの方が閉めるときよりも楽に見えました。
ドアを開けるときは伸筋を優位に使い、閉めるときには屈筋を優位に使っていたのではないかと分析しました。

西本先生はどうお考えになりますか。(その通りだと思います、そういう視点を持ち続けてください)

西本塾を終えて人がなぜこのような体の使い方をするのか、なぜあのような動き方をするのか少しずつではありますが気になるようになり、まだまだ未熟ではありますが考えるようになりました。

西本塾を終えた次の日に私の体にもいつもと違う感覚がありました。
普段、あまり走ることをしないのですが走った後はいつも大腿前面や下腿後面に筋肉痛が起こっていたのですが、今回は肩甲骨周囲、股関節、下腿後面に筋肉痛が起きました。
肩甲骨周囲が痛かったということは普段は使わない肩甲骨をしっかりと使って動けていたということなのかまだまだ無駄な動きが多いということなのか、股関節が痛いということは体重をしっかりと股関節に乗せて動けていたのか、下腿後面が痛いということは地面を無駄に蹴っているということなのか西本先生にお聞きしたいと思っています。(どんなに効率的で正しい動きであっても、これまでと違う体の使い方に体が順応するまでは、当然こういうことは起こります。)

ここからは日々の私の仕事について書かせて頂きたいと思います。
西本塾で学んだ「からだほわっと」や、脊椎の6(8)方向への動きを実践していますが、時間的制約があるためしっかりと行えていないのが現状です。
しかし、短時間ではありますが「からだほわっと」を患者さんに行うと、皆さん気持ち良いと言ってくますし、ベッドから膝や腰が離れていても「からだほわっと」を行うことで膝、腰の位置がベッドに近くなっていき、効果が目に見えて現れています。

私が担当させてもらっている患者さんの中には日中ベッドに寝ている時間が長い方がいて肘関節、股関節、膝関節が屈曲していて、非常に屈筋筋緊張が高い方がいるのですが、「からだほわっと」を行うと次第に前述した関節が伸びてきて鼾を掻きながら眠ってしまいました。
これらのことが3、5、7理論の3から5へ筋が緩んでいるのかなと実感しています 。

西本塾を受講して私の中で大きく変わったことがあります。
それは、トップアスリートのパフォーマンスを上げることと、転倒して歩くことが難しくなった高齢者の方が以前のように歩くことができるように関わることに変わりはないということです。
自分が関わる人達が困っていることを一緒に悩み、考え、少しでも力になれるように時間を費やすということが大事なんだという思いになりました。

2日間の受講を終えて、確かに体は疲れていましたが頭や気持ちはスッキリしていました。
患者さんに関わることが楽しいという表現が正しいのか分からないですが、患者さんにできることが増えたという喜びがあるように思います。

機会があれば是非、西本塾を深める会にも参加させていただきたいと思います。この度は本当に有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

毎田 尚吾

毎田さんは30代半ばという年齢ですが、PTになったのは数年前で、それ以前の経歴がとても面白い方でした。
本人にも言いましたが、目の前の生活に追われ、呑気なことを考えている余裕などなかった私からしたら、ある意味羨ましいような20代を過ごしたようでした。

しかし今はPTとして、日々患者さんのために少しでもお役に立ちたいと真剣に努力されていることが伝わってきました。
スポーツの分野にとても興味があるようで、私の経歴から何か学ぶことがあるのではと参加してくれました。

最後に書いてくれましたが、プロというカテゴリーのスポーツ選手も、一般の方ももちろん同じ人間です。
というよりも、一般の方のお役に立てる技術が無くて、スポーツ選手にばかり目を向けていても意味がないのです。
本当に私たちの力を必要としてくれているのは、一般の方の方が間違いなく多いのですから。
派手な世界に目が向きがちですが、しっかり考えて欲しいことです。

今回参加してくれたPTの資格を持った二人から、正直どんな感想が返ってくるのか、不安に感じていた部分もありましたが、既に臨床に応用し、患者さんのお役に立てていることが分かり安心しました。
医療の分野の一員として制約はあるとは思いますが、今流行りの言い方で言えば、まさに『患者さんファースト』ですべてが進んでほしいと思います。
真剣に向き合っていただきありがとうございました。

今日広島でも書店に並んだ『月刊ゴルフダイジェスト』という雑誌の31ページに、私の記事が小さく載りました。
もう4年も前に『NewsPicks』に連載した中の、上半身と下半身の捻転差の作り方に使われたイラストが、今月号の特集記事にちょうど良かったようで、掲載させて欲しいと依頼されました。

ゴルフは好きですが、こんな老舗のレッスン雑誌に、ほんの小さな記事とはいえ、顔と名前が載ることは名誉なことで、長く発信を続けているとこんなこともあるのだなと驚きました。
改めて自分の理論を再確認して飛距離アップと、スコアアップに努めたいと思います。

深める会の感想、最終回です。

今朝は自宅のある広島市南区の沿岸部でも、今年初めて雪がちらついています。
12月も半ばを過ぎ、もうこんな時期になったんだなと窓の外を見て感じています。

深める会の感想、最後に紹介するのは兵庫県芦屋市の「あしや鍼灸接骨院」に併設された、「コンディショニングラボanimom」で、トレーナーを務めている「竹内健太朗」さんです。

彼は今年2月から、毎月私の元を訪れ、私から学んだことを自分の体に染み込ませていく努力を重ねてくれました。

西本塾生や個人指導を受けてくれた人たちが、学んだことをベースに試行錯誤しながら、それぞれの立場で向き合う人たちの為に頑張ってくれていることは承知していますが、こうして定期的に通ってくれたことで、私自身の考え方や指導の仕方の変化も感じ取ってもらうことが出来たと思います。

回を重ねる度に、彼自身の成長を感じるとともに、私自身の成長も感じさせてもらうことが出来たことに、心から感謝しています。

施設の経営者「松本哲」さんが彼の高校の先輩で、私の考え方に興味を持っていただいているとのことで、広島まで勉強に来ることに対しても協力してくださっているそうで、色々な意味で恵まれているとはいえ、何より本人の学び続けたいという真剣な気持ちが伝わってきました。

では読んでください。

西本先生、参加者の井田さん、清水さん、2日間大変お世話になりました。
もう広島に訪れたのは何度目か数えきれない程ですが、今年1年定期的に通わせて頂き、今回の深める会が今年の総まとめになると思いながら、参加の申し込みをしました。

今年1年のテーマとして、「まずは自分が動作を実践できるようにし、それを伝えられるようにする」という事を掲げていました。

初めて参加させて頂いた第8回の時から、自分なりに試行錯誤をしながら日々を過ごし、深める会や個人指導を受けて、最初の頃に比べると見違えるほどの自分の体の変化も実感しながら、今回の深める会を迎えました。

事前に西本先生から今回は「伝える事」にフォーカスを当てて開催すると伺っていたので、まさに今の自分に必要な事だと思っていました。

体の変化を感じている中で(楽に体を動かせる)、その事をもっと多くの方に伝えていきたいという想いが強くあり、西本先生の一言一言の意味を感じながら、他の2人の参加者と一緒に時間を共有しました。

常々、西本先生も仰っていますが、西本理論というものが特別な考えとかではなく、人間の素直な動き(喜ぶ動き)を出せるかどうかが全てだと思っています。
なぜ、わざわざ体に過度に負荷をかける必要があるのか?当たり前のようにしている事に疑問を持つことはないのか?

当たり前から脱却する事でより楽しい未来が開ける可能性があるにも関わらず、なかなか自分の殻から抜け出せない人が多い中で、どのようにして伝えていくのか。

今回の深める会で、新たに一つ大きな収穫がありました。
西本先生のこの1年の変化でもあるかもしれませんが、「楽しい」のワードを常に念頭において行動していくというという事を何度も話されていました。

「体が喜ぶ=動く事が楽しい」、これが西本理論を伝えていく中で、1番大切なことかもしれないと感じました。

もちろん、楽しさを味わうためにも動き作りは大事ですが、これからのテーマとして「楽しさ」を持って指導を心掛け、動く楽しさを多くの人に伝えていきたいと思います。

それが西本先生から直接教わった私達の役目だと思いますし、知らなかった為に競技を断念したり、生活に支障が出たという人を1人でも減らしていきたいと思います。

人間の体の奥深さについて改めて実感した、充実した二日間になりました。

西本先生、いつもながらのパワフルな講義で、伝えるとはこういう事と、道しるべを作って頂き本当にありがとうございました。

井田さん、清水さん、初日の親睦会での熱いお話、心に響きました、ありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。

竹内健太朗

たまたま先ほど見ていたテレビ番組に、コメンテータとして出演していた、元スピードスケートの「清水宏保選手」が、番組で取り上げた競技の選手たちはみんな肉体改造に取り組みムキムキな体で競技を行っている、サッカー日本代表の選手や他の競技の育成年代の選手に対しても、もっと体作りに励めば活躍できると、力説していました。

彼自身身長には恵まれず、まさにトレーニングで作り上げた肉体で、世界と戦った選手なので言いたいことは分かりますが、もちろん彼も分かっているとは思いますが、それだけではないということも知って欲しいと思います。

逆に言えばそれだけ日本選手の基礎体力が、海外の選手に比べて劣っていることを身に染みて感じてきたのだと思います。

だからこそ私は、動きづくりのトレーニングの延長線上には、必ずそれぞれのレベルに必要な体づくりの効果が現れることをもっと知って欲しいのです。

そのためには、たんにつらく苦しいトレーニングではなく、「こうすればこうなれるよ、もっと上手くなれるよ」と、明確な目標設定とともに、指導する側もされる側も「楽しい」と思えるトレーニングであって欲しいと思うのです。

今回のテーマはまさにその部分でした。

楽しいという意味は、一般的に思われているような安易なものではありません、効果がはっきり見えているからこそ、つらい苦しいと感じられることも積極的に取り組めると思うのです。

とにかく頑張れば結果が出た、そうだった人もいるでしょう、しかし、その過程に付いて行けなくなったり、ケガをしてしまった選手を責めるだけでいいのでしょうか。

竹内さんにも、このことをしっかりと頭に入れて、これからの指導に活かしてほしいと思います。

三人の参加者の皆さんに、改めて感謝します。

ありがとうございました。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年は「西本塾」3月10・11日と9月8・9日に、「深める会」を4月8日と10月7日に、そして「走り方錬成会」を12月29日に予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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