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現場の空気を感じさせてくれた西本塾でした、その感想です。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

昨夜のラグビー日本代表の試合に、久し振りにと言うか、『感情移入』という言葉がぴったりの80分を過ごさせてもらいました。

どんなレベルでも、全員が一つの目的に対して純粋に取り組んでいる姿を見るのは、自分の心の洗濯になるというか、こんなチームこんな選手たちがラグビーをやっているんだということを知り、私の中にも熱いものがよみがえってきました。

実際のところは知りませんが、少なくとも彼らはこの3年間、わき目も振らず一心にラグビーという競技に向き合ってきたことは間違いないと思います。

私もそんな中に居たかったと、心から思いました。

さて、30期西本塾、最後の三人目の感想が届いたので紹介します。

牧野さんは、私の存在を5年前に、その時所属していたチームの選手から聞いて、すぐにでも西本塾に参加したいと思いながら都合がつかず、念願かなってやっと今回参加してくれたそうです。

同じように日程の都合がつかず、受講したいが実現できていないという人も、もしかしたら居るかもしれません、年に数回の開催ですが、続けて行こうと思います。

来年の予定も一応決めていて、ホームページの講習会情報に記載していますが、逆に何月何日の二日間なら参加できるのだがという希望があれば、知らせていただけないでしょうか、もしかしたらそのタイミングで実現できるかもしれませんので。

以下ご紹介します。

お世話になっております。
西本塾30期生、『テゲバジャーロ宮崎』『牧野大輝』です。

感想をお送りするの大変遅くなり、申し訳ありません。

西本先生、奥様、吉田さん、武智さん、二日間ありがとうございました。

私は西本塾で本物を、幹となるものを、根となるもの、もしくは種となるものを学びたく受講させて頂きました。

特に動作、動きづくりなどに関することは、他の講習会やセミナーなどで枝葉を学んでも、競技に特化しているはずなのに納得のいかないことがあったり、質問させてもらっても意図したことと違う答えが返ってきたりと、辿り着きたいとこはわかっているが、向かい方がわからないことが数年続いていました。

今回の西本塾では、いままで納得できていなかったところが西本先生の熱い指導のもと、自分の中で面白いほど腹落ちしていくことが実感することができました。

また、西本塾30期の同期生に恵まれ、西本先生のお話がより実践的なところまでお話し頂く事ができ、自分の中で「これはこう選手に落とし込んでいけそうだな」「これはあの選手が改善すべきことだな」と結びつけやすく、現場に戻りすぐに実践することもできました。

股関節痛症候群の症状を訴えていた選手へ早速一緒に挑戦してみたところ、いままではどうにか悪化を遅らせることで精一杯でしたが、現在はかなり症状が落ち着いてきました。
ありがとうございます。

また、他の選手では以前、西本先生が『カマタマーレ讃岐』へトレーニング指導をされた際に在籍していた選手がいまのチームにおり、西本先生の指導を覚えていて、ジョギングの時など西本走りを意識しているとのことでした。

西本塾30期に参加させていただき、学ばせていただき、より自分がしたいことと自分ができることを近づかせる事ができたと思います。

まだまだ幹も細く、根も短かく、枝葉も少ないのでより学び、より考え、西本先生に近づけるように頑張りたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い致します。

牧野さんのように今現在、現場で選手と直接指導する立場にある人にそう思ってもらえてとしたら、今回の西本塾は大成功だったと思います。

今回レジュメの内容を基本にしてと言うスタイルを、少し離れた意味はそこにありました。

たしかに基本的な部分は絶対にはずせないことで、それなくして西本理論は語れません。

しかし、限られた時間の中で少しでも実践的な内容になるように、様々な工夫をしてみました。

私自身が現場を離れ、継続した指導が出来なくなっているため、牧野さんのようにチームに所属し、日々選手と接している立場の人をとても羨ましく思います。

私が直接出会うことが無い沢山の方々の役に立つためには、直接指導を受けてくれる塾生の皆さんにしっかり伝えるしかないのです。

その伝え方を毎回真剣に考えています。

カマタマーレ讃岐の指導に行ったのは、だいぶ前のことになりますが、その時に居た選手が今でも指導を受けたことを意識してくれていることはとても有難いことです、継続しての依頼はありませんでしたが、選手一人一人の中に、何かしら残ってくれているなら、指導に行って良かったと思います。

私の活動も含め、やはり大事なのは『継続』することですね。

以前指導した小学生が、中学三年間のサッカーを終えたことを、お父さんから知らせていただきました。

大きなケガや故障もなく、無事にやり通せたのは西本さんのお蔭です、という言葉もいただきました。

子供たちの成長はあっという間、こちらは歳を取るばかりですが、育っていく子供たちと同じように、私もまだまだ成長していきたいと思います。

第30期西本塾、とても良い学びの場になりました、3人の受講者の皆さん、改めてありがとうございました。

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私に対する大きな期待と信頼、やりがいと責任を感じます。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

昨日一昨日と見て感じてきた島根での感動を、今日からの日常に生かすべく、心新たに頑張っております。

先週末行った、第30期西本塾の受講生からの感想が届きましたのでご紹介します。

吉田さんの文章は、関西のノリと言いますか、普段接していない人間には違和感があるかもしれませんが、純粋に読み物としても楽しんで頂けたらと思います。

ではどうぞ、

今回も自分のカラダとココロの状態の変化とともに、自分のこれからの取り組み方への決意を踏まえた感想にしたいと思います。

ココロの底から待ちに待った『西本塾』への興奮と、その時はまだ顔も知らない他の二人に「絶対負けへんぞ」という、今となってはワケの分からない闘争本能で、始発の新幹線にも関わらず眠気も起きませんでした。

「これ、だいぶ屈筋優位やんなぁ」と思いながらも…
自己紹介の挨拶でも並々ならぬ思いで参加したと自分でハードルをあげました。

「うん、やっぱり屈筋優位」
その後の座学やマシンでの刺激で、ココロ(過緊張)→カラダ(屈筋優位)の状態が、カラダ(伸筋優位)→ココロ(落ち着き)という変化を起こしました。

屈筋を使うトレーニングでは、この方向への変化は起こらないと思います。
高揚感や闘争本能も悪いとは言いませんが、動きに影響するような状態ではいけませんし、過ぎたるは及ばざるが…ということですね。

もちろんターミナルの景色や『Studio操』の雰囲気を感じ、懐かしさや安心感で過緊張が取り除かれて、伸筋優位になっていった一つの要因ではあるとは思います。

宇品へ帰ってくるまでの数年間、FBT西本走りへの取り組みなどを継続出来ずにいた事もありましたが、ブログを何度も読み返し、動きづくりを再開してから感覚を取り戻せた実感はありました。
「よし、これを継続していこう」と。

が、やはり自分の思っている動きになっていない部分も多く、西本先生の指導を受け見本を見ると、細かい部分での動きへの意識は自分の動かしやすい所へと移り「あぁ、ちょっと悪いクセついてしまってるねんなぁ」という気づきもたくさんありました。

これは悪い事ではなく、改善点・修正点もその時点での理想の動きづくりを継続してきたからこそ、違いに気づくキッカケになったと思っております。

前回同様、初日を終えると筋肉の張り(筋肉を使った感)を感じていました。
4年前とは明らかに違った事は、この使った感がよりピンポイントになっている点、そして頭で思い描いていた「もっと使えるはずやねんけどなぁ」という部分にも感じている点でした。

連結・連動という言葉だけでは表せない、手と手を取り合うというか…
友達から自然に親友と呼べる存在になるような、無理矢理感のない感じ。
私、変な事言ってますか??笑、感覚を例えるのはホントに難しい…

2日目の西本走りの実技、初日の終盤に室内でのドリルを復習し、外へ。
各ドリルでの細かい修正はありつつも、全体的には良い感覚で進みました。

外へ出てスピードを上げ、上り坂下り坂を利用しながら走る。
前回はカラダの動きを気にしながら、スピード感でいうと60%ぐらいまでしか上がりませんでした、というより上げられませんでした。
骨盤や股関節の角度不足、上下動不足、上半身の力みなど、とにかく全部が今一つ二つという感覚、もちろんそれまでのカラダの動かし方とは違いましたが。

前回参加した2015年の西本塾の約1ヶ月後、2016年大阪の旭高校で行われた『西本野球塾』までの期間で修正を重ね「この期間でしっかりやりましたね」と西本先生に言って頂きましたが、今回はその時の感覚とも比べ物にならないぐらいでした。

「めっちゃ速い!」「勝手に足上がる!」「股関節ありがとう!」こんな感じでした。
また変な事言ってますよね。笑

それでも「やっとちゃんと動かしてくれたなぁ。でもオレまだまだ出来るで。」と股関節に言われている気がします。

股関節くんの本来のポテンシャルを少し使えたせいか、周辺の筋肉は4年前より野球塾の時より圧倒的に使った感がありました。

『操体法』・『からだほわっと』では、内容は受講生3人だけの秘密ですが、前回よりも根本から応用までの方向性が分かりやすく感じました。
西本先生の伝え方の術が凝縮されていた様に思います。

西本先生と奥様の両方を受けさせて頂いて、思わず感極まってしまいました…。

西本理論では、『操体法』『FBT』『西本走り』など様々なキーワードがあります。
それらは1つの円で繋がっているもので、ヒトのカラダやココロの仕組みを追求してこられた西本先生の「これまでの歩み」「これからの歩み」である事を改めて実感しました。

もちろんブログを読んだだけでは、習得出来るものではなく、西本塾を受けただけで簡単に身につくものではありません。

西本理論は西本先生自身が、自分の体で試し、継続し、改良・工夫するという過程の中でカタチづくられたモノで、自分も同じように、それ以上に向き合わなければなりません。

○出来なかった動きを「意識的」に行う
○それを継続しカラダに根付かせる
○速さや強度が上がっても再現できる
○「意識的」から「無意識」へ


西本理論の最先端である西本先生自身が日々進化している事を考えれば、自分が「これでオッケー」なんて事はある訳がないのです。
もちろん老化や生理現象に逆らうという意味ではなく、自分の感覚や意識、再現性を掘り下げる事に限界などありません。

終了後に〈明日からすぐ応用出来るように工夫して伝えました〉という先生のTwitterありました。
明日からすぐに使える、すぐに習得出来るという事ではありません。
〈ざっくりとした地図を渡され、上が北、下が南。大体このぐらいの地形だよ〉という段階です。

そこに実際行ってみて、どんな景色なのかは自分で確かめないと分かりません。

隣にいて同じ景色を見ていても、人によって感じる事が違ったり表現の仕方が変わるのは当然の話です。
西本先生が見てきた景色を見たい!経験した事や出会いを体感したい!
という願望はありますが、もちろんそんな事は不可能な訳で…

自分の見てきた景色から工夫・応用をし、新たな景色を発見していく事が西本理論を掘り下げる事に繋がる。
根にも幹にも気を配り、枝葉や花にも気を配り、自分の「樹」がいつか「大樹」になる事を信じてやっていきます。

奥様
受講生や西本先生がやりやすいココロ配り、感謝です。
西本先生をいつも支え、寄り添っている姿勢がそのまま感じられる様な優しい『からだほわっと』を施して下さってありがとうございました。

西本先生
楽しさや優しさが加わり、さらに進化された姿に圧倒されました。
これからの自分の歩みに背中を押して頂いて、カラダもココロも全てを包みこまれた『ほわっと』でした。
いつかゴルフもご一緒出来たらなぁという密かな思いも出てきています。
また個別のゴルフ塾もよろしくお願い致します。笑

受講生のお二人
それぞれ歩んできた「道」は違いますが、西本塾30期というご縁がありました。
それぞれが深めたものを色んな方々に還元し、またいつか何かのカタチでご一緒出来る日があればと思っております。
西本塾30期、バンザイ!
吉田顕宏

と言う文章を寄せていただきました。
二回目となる西本塾の受講、それを『宇品に帰ってくる』という言葉を使っていただいたこと自体、西本塾を継続してきたからこそ頂いた言葉だと思います。

このブログを紙ベースで印刷し整理してくれている方の一人ですが、この4年間の間にも色々なことがあったようです。
その間も私と言う存在が、吉田さんの中で大きな意味を持ち続けていたことは、本当に有難いことであり大きな責任も感じています。

修了証もない講習会ですが、吉田さんの文章からも、そんなことのために宇品に来ているのではないという強い思いが感じられます。

今回私は、受講者本人のためにということをテーマとしましたが、裏を返せばこうして伝わってこそ、皆さんの周りにいる人を幸せに出来る結果になるのではと思います。

それぞれの方が、『本物』になってもらえるよう、最善を尽くしました。

吉田さんのこれからに、明るい未来が訪れることを信じています。

30回続けてきたからこその、今であるとしみじみ感じました。

前後して二人目の感想が届いたので、追加させて頂きます。

西本先生、奥様、吉田さん、牧野さん2日間、大変お世話になりました。

西本塾終了後、数年ぶりの筋肉痛に襲われぐったりでしたが、完全復活しました。やはり日頃から身体を動かしていないとダメですね。

トレーニングでは伸筋の強さや、3ー5ー7理論を身をもって体験することが出来ました。

器具を使用したトレーニングで、しっかり握って動かすのと、補助具を使用し、手を開いて動かした際の違いには大変驚きました。

グーをしただけで力んでしまい、今までは屈筋に頼ったトレーニングしかやってこなかったのだなと実感しました。

ぶつかり合いの時には、力まずふわっとぶつかっては吹き飛ばされてしまうと思い込んでいましたが、結果は力んでいる人の方がダメージを受けていました。

私は高校時代にはラグビーをやっていました。
当たるときは気合を入れて、力みまくってぶつかっていました。

体の小さい私のような選手は、力んでぶつかっていっても吹き飛ばされるのは当然ですね。
FWは3と3同士がぶつかり合い、やはり体格で有利・不利が決まってしまうことが多いように感じます。
しかし、BKの動き(FWでもできている選手はいますが)を見ると、うまく力を逃がして突破し、転んでもすぐに動き出せる選手が多いように感じます。

どうしても力んでしまうことが多いスポーツですが、うまくニュートラルな状態を保つことが重要なのかなと感じます。
高校レベルであると、うまく伸筋を使ってプレーできるようになれば周囲との差も歴然となるような気がします。


その他、当たるときの大転子の位置など大変勉強になりました。
今後指導する機会が来るかはわかりませんが、しっかり勉強して準備しておきたいなと考えています。

走りの指導の際には、引っ張り出しの動きに戸惑いましたが、難しいと考えることを止め、身体に任せて無心で取り組むと、自然にできるようになりました。

スラックライン(ポーザーユニット)の体験の際もそうでしたが、力を抜き、リラックス(無心になる)事で自然とこのような動きになっていくことが体験できました。

スピードを上げない状態での走りは、本当に楽でどこまで走れるのか試してみたいと思うくらいでした。
まだまだかもしれませんが、感覚を忘れないように走る機会も作っていきます。

高校時代には「もっと本気で走れ」と叱られたこともありますが、振り返ってみると力の抜けた良い走りが出来ていたのかな?なんて調子に乗った考えをしてしまいました。

落下捻転による動作の切り替え時、アイドリング時に力みが多いので、今後は力みをなくすことと姿勢を意識して取り組んでいきます。
どうしてもスピードを上げると足がついてこなくなってしまいます、運動不足はダメですね。

「からだほわっと」を実際に西本先生、奥様に実施していただき、とても良い経験になりました。
たくさん解説していただき、気持ちの面なども大変参考になりました。
ネガティブ感情を吹き飛ばすような、私なりの「からだほわっと」が作れるように努力していきます。

まずは自分のボロックソにゆがんだ身体をメンテナンスしつつ、相手をしっかり誘導できる声掛けを勉強していきます。

2日間にわたり、人間の身体とは・・・に続くところが勉強できました。
身体が楽な動き、喜びを感じる動きを今後も学習していきます。

その他、先生が話してくれた「脳」の部分やスラックラインの活用についてもすごく興味を持ちました。
2日間、先生の「なぜ?」を突き詰めていかれたことを教わり、すごく幸せな2日間になりました。
是非ともまた勉強させてください。

本当にありがとうございました。

武智裕明

武智さんはもともと松山の方ですが、最近まで島根の施設で作業療法士として勤務されていたそうです。
この港はしょっちゅう利用されていたそうで、2階に私の施設があるとは想像もしていなかったとのことです。
やはりご縁があったと言うことなのだと思います。

書かれていることは、西本理論に初めて触れた方に共通するものです、ここからどう発展させていくか、楽しみにしています。

こうしてお二人の感想を同時に掲載すると、初めての方と4年越しに2階目を受講された方の受け取り方の違いが明確になると思います。

それぞれが今日から使える何かを伝えたつもりです、どんな風に変わって行かれるのか、できればまたご報告いただければ嬉しいです。

3人目の感想から、体との対話を考える。

連日の更新です。

『西本塾』の感想、最後に紹介するのは、既に他の方の感想で名前を出してしまいましたが、今回は匿名でSさんとさせていただきます。
お仕事の関係でということでしたので匿名を了解しました。

これまでと違った観点からの感想が書かれていて、私自身これまで考えても見ないことでしたが、私に対する評価が、その方その方の求めていることに対するもので、私自身の全体像ではないと言ってきましたが、こういう視点で評価されると、私自身がこれまで発揮してきた能力を超えたものを感じていただけたことに感謝するとともに、改めてそういう部分を深めていかなければならないと強く感じました。

まずはお読み下さい。

第29期西本塾参加させて頂きましたSです、何から何まで大変お世話になりました。
重ねて感想文の送付が遅く申し訳ありませんでした。

最初に先生の心底からの御指導、言葉で申し上げられないほどありがたいのですが、自分としては(失礼ながら)料理に例えると『和食の神髄』のような効果で、時間が経てば経つほど感謝の気持ち、『動きづくりの重要性』が増加してくるのを実感しております。

 インスタ映えする『見た目だけ重視』の料理に対し、何か心底じんわりと美味しさが込み上げ、永く記憶に残存する世界遺産『和食』の神髄、そのような貴重な体験をさせて頂きました。

1 先生の塾に対するスタンスと温かさ
 今回、参加させて頂いた自分以外2名の方も施術等に従事されている方ではないということで、従来の塾内容を先生はかなり変更して下さったようでした。
前日も睡眠時間を削り内容構成をご検討頂いたとのこと、本当にありがとうございました。
加えて、良くあるトレーニングコースではなく、先生の真剣さに加え、奥様、DVDにも登場される息子様等ご家族ぐるみのホスピタリティ、特に先生の理論を求める方に対する何か、体験したことがない温かさを感じ、頭が下がる思いでした。

2 ご一緒させて頂いたNさん、Hさん本当にありがとうございました。
Nさんにおかれましては、先生の御指導を忠実にトレーニングに反映されているということで、自分への指導も頂き申し訳なかったです。
細かなご指摘は感謝に絶えないのですが、帰りの『のぞみ』等で強く自分の記憶に残ったのはNさんの「走り」そのものでした。

 今や「ランニング」「ジョギングセミナー」は日本全国大盛況で、自分のような壮年以上の者もセミナーに多く参加しています。
自分は過去に箱根駅伝出場の選手が講師として走りを見せる、大手シューズメーカー主催のセミナーに参加したことがあります。
これが箱根駅伝レベルの美しい走りということで、約30名程度のセミナー参加者の前を走ってくれました。
確かに足音もなく、スムースな走りで、見た方は「これが理想の走りかぁ」と訳もわからず納得してました。
 しかし、今回、西本塾に参加されていたNさんは、日々西本理論を実行されているのがとてもわかる走りなのですが、その美しさは、シューズメーカーのセミナーで見た走りとはレベルの違うものでした。

 腰、肩が見事に連動した「地球を蹴らない走り方」(地球と喧嘩しない走り方)で、自分にとって失礼ながら、例えるなら、何かポルシェやフェラーリクラスのレーシングカーのシリンダー駆動部を見ているような動きで、広背筋の引き上げを上腕部が効率的に担い、自然と股関節が動く、驚きの走りでした。

瞬時にトップスピードに駆動する自然な動きづくりにただただ感動しました。
一言で申し上げると走りの「機能美」です。

無駄の無い動きの美しさを目の前で見させてもらった体験でした。(申し訳ありません、先生のDVDを見る前の感動でした。)

 ご本人も先生の指導内容の実行を日々「楽しんでおられる」ということでしたが、走りの前に「7割やることがある」という先生の理論を忠実に実行されている、とても参考になる見本でした。
おそらく自分は忘れないと思います。
それとともにあのような走りに近づきたいという欲求が高まりました。

もう一人、ご一緒させて頂いたHさんもすごい方でした。
何よりも自分より30年?近く、早く西本理論を学べた訳ですから、そのメリットは計り知れないと思います。
何年か後に○○県のラクロスではHさん在りき!となる気がしました。

3 「人生100年時代」構想での西本先生の理論と波及効果
こんな構想について、首相官邸HP等に記載があります。
自分のような年齢になるとスポーツより、今後どこまで健康寿命が維持出来るのか考えます。
出来るだけ長く、エコノミーランニングが出来るようになりたい、そもそも走りの前の「動きづくり」の基本を先生に仰ぎたいというのが塾に参加させて頂いた動機でした。

今後の時代を俯瞰すると、先生の理論がもっと広まれば、不必要な介護医療予算は国家レベルでかなり圧縮出来るのではと感じるのは自分だけではない気がします。

 腰痛に悩む潜在的な人口は4700万人、このうちのコンマ数%の方が、先生が提唱されている『体との対話』のしかたを学ぶだけでも、途方もない予算の圧縮になります。
どうして厚生労働行政が気が付かないのか皆目わかりませんが、一方で、知名度があるだけの講師で、本当に健康に役立つのか疑問の健康講演会等もあちこちで自治体が開催しています。

それらと『西本塾のコンセプト』が同じような扱いにならないためには、やはり霞が関レベルの方が先生の理論に着眼して欲しいと切に思います。

受講させて頂いた時期にG20が開催されましたが、自分は先生のコンセプトを世界の人が理解して、例えばプーチン大統領が、「スポーツの前にFBTを始めたよ」、モディ首相が「からだほわっとはヨガより効くよ」みたいな会話が飛び交う日が来ると良いなぁと思います。

とりとめのない感想で申し訳ありませんが、西本塾+一日フライングの施術、大変お世話になりました。
初めて大阪より西に行きましたが忘れられない体験となりました、本当にありがとうございました。

Sさんありがとうございました。
私の存在などちっぽけなもので、体そのもののことやスポーツ現場に対して、どんなに声を張り上げたところで届く範囲は限られていると、半ば諦めに近い心境で、真剣に私の指導を受けたいと直接訪ねてくれる人に対してのみ、真剣に語りかけて行こうと思って日々の活動を行なっていました。

それが、西本塾の最後に感想を述べていただく時に、国家予算規模の話にまで話が及び、私の考えていること、とくに『体と対話する』『体との対話の仕方』『自分の体を知ること』など、最も基本としていることが、超高齢化社会を見据えた日本という国レベルに必要な発想だとまで言っていただき、また具体的な数字を前日の夜試算していただいたものを聞かせていただき、驚き以外の何物でもありませんでした。

たしかに公共団体や民間レベルでも、健康に関する講演会が行われていることは承知しています。
しかし、それらが本当の意味で参加された方々の役に立っているかというと、少し疑問は残ります。
主催する側が、どれだけの知名度を持った人間を呼べるかを競っているだけのような気もします。
私がその場に立つためには、地方のレベルを超えて、Sさんの言う霞ヶ関レベルからのトップダウンが必要となるのでしょうね。
私のイメージですが、役所はとにかく縦割りの上の組織には弱いようですから。
ランニング教室も同じです、スポーツメーカーはブランド価値を上げるために、それなりのネームバリューのある選手を呼んで行わなければ、行う意味はありません。

いつかそんな日がくると信じて、今の活動を深めていきます。

走りに関しては、Sさんも驚かれたようにNさん、中山さんでいいですね、昨年末にご縁ができてからたった半年の間に、いくら初めて学ぶとはいえSさんをここまで驚かせる走りを見せてくれた中山さんの取り組みには頭が下がります。

ゆっくりならできる、プレッシャーのない状態ならできると言い訳ばかりの人には耳が痛いと思いますが、まさにドリル7割を実践していただいたことで、これだけの成果が本当に得られたのです。

もう10年くらい前になりますが、ブログに何度も登場していただいている、スポーツライターの木崎伸也さんが、都内にあるいくつかの出版社に私を連れて行ってくれたことがありました。
私の存在を、私の考えをもっと多くの人に知ってもらいたいと思っていただき、本当にありがたいことでしたが、実際に出版にまでは結びつきませんでした。

その中で、ジョギングや走ることを専門としている雑誌を作っている出版社に行った時には、中庭で西本走りを実際に体験していただきました。
おそらくは、現実として今行なっている走り方、雑誌で取り上げている体の使い方との違いに驚かれたことと思います。
しかし、私の提唱する走りの方が効率的であり効果的であると認めてしまったら、自分たちが日々記事として読者に届けていることが間違っていると言うことになる可能性さえあるのです。

そんなことができるはずはありませんから、もしかしたら見なかった体験しなかったこととして、蓋をして終わりにしてしまったかもしれません。
ただ短い時間でしたが、体験していただいた編集者の方々は、「明らかにこれは違うぞ」と言う顔をしていたことは間違いありません。

毎度同じことの繰り返しになりますが、何に対しても何故どうしてと素朴な疑問を持ち、これまでに染み付いてしまった固定概念を疑うことから始めて、何が本当に正しいのか、何が自分にとって有益なことなのかを探っていくことが絶対に必要なのです。

いつまでも同じことの繰り返しでは進歩がありません。

そして、その答えを教えてくれるのが、誰でもない自分自身の体だと言う事実です。

そのためには体と対話するための文法のようなものが必要で、それを見つけた私が一生懸命伝えているのです。

Sさんのお陰で、自分を小さく終わらせてはいけない、この先やらなければならないことが無限にあって、それは小さな利益を求めるものではなく、国家レベル、いや地球レベルの、人類共通の最重要課題である『健康に人生を全うする』ことに貢献するという、壮大な意識をもたなければならないと思いました。

何か凄い話になってしまいましたが、私から学んでくださった方から言われた言葉です、厳粛に受け止め今後に生かしていきます。

『自分の体を知る』これがすべての基本です。

西本塾にはこういう学びもあります。

 二人目の感想が届きましたので、ご紹介します。

 引地さんは3人の中で一番若い29歳でした。
 私を含め人生の先輩たちを前に、西本塾で学ぶべき内容とは別に、他のどんなところに行っても得られない、大きな経験をされたと思います。
 人としてどうあるべきか、お二人の姿勢からたくさんのことを学ばれたと思います。
 私が指導したことが出来たとかできないとかいう以前に、これほど大きな経験ができたことこそが、二日間の成果だと思っていただいて良いと思います。

 開講にあたって私が言った言葉は、二日間でできるようになります理解できます、などということは絶対にありえないと言い切りました。
 これまでであれば、絶対にできるようにして見せます、理解させます、と言う気持ちで臨みましたが、出来るようになるためにはどうすれば良いのか、分かったつもりではなく本当に理解したければどうすれば良いのか、そのことをしっかり伝えますと言って、話を始めました。

 これまでの反省から、言い訳をしているのではなく、こういう言い方が一番正直であると思ったからです。
 もちろん私が伝えたかったことも持ち帰ってくれたと思いますが、お二人から学んだことの方がよほど大切なことだったと思います。
 これこそが『西本塾』のあるべき姿だと思いますが、年寄り相手にめんどくさいという感覚の方には、はなから参加を許可していません、そのために受講動機の提出を義務付けているのです。
 
 昨日ご紹介した中山さんの感想とは全く違う観点で、お二人が同じ講義を受けたのかという内容ですが、これも西本塾の本質を端的に表していると思います。
 ではお読みください。

 2日間お世話になりました、西本塾29期生 引地です。
 入室時、靴を揃えない、講義中の居眠り等失礼な点が多々ありましたことを、まずお詫びさせて下さい。
 申し訳ありませんでした。
 また、そのような人間に対しても、他の方と変わらないご指導を頂き、ありがとうございました。

 以下、感想となります。
 私が本講義に参加を希望した理由は、『正しい体の仕組み・使い方を知りたいから』でした。
 その理由からすると、とても充実したものとなりましたが、『実践するには、自分はほど遠いレベルにある』ということも痛感する会となりました。

 あれほど密な講義と反復練習を実施頂いても、最終日は全く再現することができず、2日間で何ができるようになったのかと問われれば、何もできるようにはなっていないというのが現状です。

 しかし、この2日間で得たものは非常に大きく、教えて頂いた知識以上に様々なことを学ぶことができました。

 1つめは『原理・原則を追求して悩み、考え抜いてから教えを請うことの大切さ』です。

 今の時代、情報や知識はネットで検索すれば、あっという間に手に入れることができ、『ふーん、そうなんだ』と納得することも『これについてどう思いますか?』と情報の正誤を聞くこともとても簡単です。 
 私自身はそれこそが効率的だと考えている傾向があり、実際、西本塾の講義中も浅はかな質問が多々あったと思います。
 
 しかし、基本はやはりそうではないということに改めて気づかされました。

 まず教えを請う以上、自分で最低限の内容を調べるのが礼儀として当然のことです。
 上っ面の情報だけを掬って、残りは人に教えてもらおうという態度そのものが、非常に失礼でした。

 また、情報の正誤は原理・原則に基づいて判断し、その判断のプロセスが合っているか聞くべきだということも、感じました。
 
 上記のような聞き方は、人の肩書きや権威を借りて依存先を得たいだけで、自分が心の底から知りたいとは思っていないのだと感じました。

 『なぜそうなるのか』深掘りし、『これがこうなって、こうなるから正しいと感じる』と、腹落ちして初めて、正解かどうかを人と議論できるのだと思いました。

 書いてみると『何を当たり前のことを・・・』という内容で恥ずかしい限りですが、戒めの意味も込めて感想として報告させて頂きます。

 2つめは『自分が目指すべき”大人”の姿について』です。
 これが自分にとって、最も大きかったと感じています。
 今回、杉山さん、中山さんと一緒に受講させて頂いたことで、『世の中にこんな大人がいるのか』と驚きました。
 
 興味を持ったことに対し追求する姿勢、教えを請うときの態度、知識を得ることに対する貪欲さにおいて自分とは比べものにならないレベルであり、恥ずかしさを感じる一方で『もっと高いレベルを目指さなければ』と思える方々でした。

 また西本先生の他人と向き合う姿勢についても、直に感じることができ、とても勉強になりました。
  『自分はこう考える。その理由は~だからだ』と正面からストレートに伝える潔さは、今の自分には無いものです。

 曖昧な態度で迎合することは、その場ではとても簡単で、実際それでやり過ごすことも可能ではありますが1つ目で述べたように、『原理・原則に基づいて』いないことはハッキリ”NO”と伝えるべきですし、それができるのは、日々、原理・原則を追求するように心懸けているから成せる業なのだろうと思います。

 今までの生活で染みついてしまった習慣を変えるのは簡単ではありませんが、少しでも前進できるよう日々努力したいと思います。(まさに教えて頂いたドリルを復習し、反復練習することが、上記につながると思います。)

 最後に『自分の体に起きた変化について』です。
 今回、受講理由の1つに『自分が気持ちよいと感じる動きに再現性がなく、原理を知ることで再現性を高めたい』というのがありました。
 その動きを文章で示すならば『足を踏み出して着地した瞬間に、腿の後ろと背中から誰かに押される感覚』なのですが、この感覚を日常生活で少し感じるようになりました。

 今までは、トレーニングの直後から2,3時間で消えていた感覚です。
 その感覚が正しいかどうかわかりませんが、今回教えて頂いた原理・原則と結びつけて、さらに再現性を高められないか追求していきたいと思います。

 以上、心の底から行って良かったと思える2日間でした。
 自分に染みついてしまっていた価値観が覆る、まさに人生のターニングポイントと言える経験をすることができました。

 最初に述べたような、無礼な点が多々あった私に対し、最後まで指導頂いた西本先生、また、同じ時間を共有させて頂いた杉山さん、中山さんに改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 杉山さんと中山さんの学ぶ姿勢から、引地さんはかけがえのない大きな何かを感じてくれたようです。
 今失われつつある『謙虚さ』、『常に初心を忘れず学び続ける姿勢』、年長のお二人には感じられ、残念ながら引地さんには感じられなかった部分に自分で気づいたことが、何よりの成果であり、二日間で大きく成長されたと思います。

 私自身がその輪の中にいて空気を作っていたことで、共に学び合うという関係性を築いていけたと思います。

 今回のことをぜひ生かしていただき、引地さんのこれからが、さらに意義あるものとなっていくことを確信しています。

 しっかりした言葉を届けていただき、ありがとうございました。

私以上に、私という人間を語る人が現われてしまいました!

土曜・日曜の二日間行った『第29期西本塾』、このブログのコアな読者の皆さんの中には、受講者から届いた感想の紹介はまだかと思っていた方も多いのではないでしょうか。

 過去の例で言うと、日曜の講義終了後、それぞれ帰途につかれた新幹線の車内から、とにかく感想を送らなければと、興奮冷めやらずといった高揚感一杯の感想を送ってくれる人あり、少なくとも3・4日の間にはほとんどの方から感想が届くことが多かったと思います。

 それが今回、3人の受講者の中で、一番最初に送られてきたのがつい先ほどのことでした。
 今回ばかりは、そのことに関して感想が送られてくるのが遅いじゃないかと、苛立っていたわけではないのです。

 それは今回受講してくれた3人の方々の受講動機に書かれていたことがほぼ共通していて、それは『体と対話するとはどういうことなのか』という、私が追い求めている根源的な部分を知りたいという、深い受講動機の方ばかりだったからです。

 当然ですが私自身、この根源的なテーマをどうやったら伝えられるのか、と言うよりも、改めて自分自身の考えを整理しながら、受講者の皆さんと一緒に考えてきたことを深めてみたいと思いました。

 ですから、終了時にお願いしたのは、感想については慌てなくていいから、二日間学んだことをしっかり整理して、自分自身が納得できる内容を書いて送ってくださいとお願いしました。
 どなたからどんな内容の感想が届くか、ワクワクしながら待っていました。

 先ほど届いたのは、昨年12月に伊勢原市で行われた、私が『小学生のサッカー選手を指導するのを見学する会』で初めてお会いしてから、年末に行った『西本走り体験会』そして、大阪でのセミナー前夜にお声掛けした『西本と語る会』、その翌週には全く偶然に、東京の王子で行ったセミナー会場で、私の指導を見学して頂き、その後の懇親会にも参加して頂き、この半年間の間にお目にかかるのが、今回で5回目という何とも不思議なご縁ができた方でした。

 私のブログを、ここまで精査して読み込んでくれた人が居ただろうか、もしかしたら私自身が忘れてしまった内容まで、データベースというのでしょうか、きっちり整理していただいているという、驚きべき『西本マニア』と呼んでもおかしくない方です。

 以下の文章を読んでいただければ、私が書き連ねた過去の文書を読んでいただくよりも、端的に『西本直』と言う人間と、『西本理論』とは何かが良く分かる内容で、私自身が本当に興味深く読ませていただきました。

 私という人間は、自分で言うのもおかしいですが、とても難しい人間だと思います。
 表面的なところを求めて近づいてきたのであれば、本質的な部分は分かっていただけないまま、ご縁が続かない場合がありますし、逆に良い所ばかりを見られてしまうと、後で落胆されてしまうかもしれません。

 いずれにしても中山さんの文章から、私という人間の本質があぶりだされてしまうようで、少し怖い気もしています。

 原文通り転載させていただきます、ゆっくりお読みください。

 尚、この感想とは別に、A4サイズで5ページにわたる、『西本理論概論』と題したレポートまで送っていただきました。

 ここまでやっていただくと、有難いという気持ちを通り越して凄いの一言ですし、ここまでやっていただけることに値することを私はやっているという自信と、さらに深め続けなければという責任も感じています。

ではどうぞ、

 西本先生 西本塾のご指導大変ありがとうございました。
 奥様 動画の撮影,また操体法の実技にまでご協力いただきどうもありがとうございます。
 場を和ませてくれるやさしいあいづちや一言に癒されながらの受講となりました。
 杉山様,引地様 お二人とご一緒させていただいたご縁を感謝します。
 半年前の自分と,これまでの取組みを振り返りながら参加させていただくことができ,より理解が深まったと思います。
 それでは毎度長くなり恐れ入りますが,感想を記します。

■座学
 開講一番,レジュメの充実度に圧倒されました。3~4枚くらいかと思っていましたので。
 図入りの解説も含め西本理論を理解するに必要不可欠な情報がぎっしり詰め込まれていると思いました。  
 さらに2日目の冒頭に示された「なぜ人間だけが」から始まるストーリーの模式図。非常にわかりやすく,我々のために夜遅くこんなことまで考えていただいたかと感謝しかありません。
 そして座学の内容は,これに続く実技のひとつひとつでより強く実感することができました。

■西本走り
 「めっちゃ楽。これならいきなりフルマラソンもいけるんちゃうん!?」あまりにも楽すぎて,非現実的なことを考えてしまうという「西本走りあるある」。初心者でもないのに,またもその罠にはまってしまいました。
 屋外に出て100m弱を7往復。1.3kmほどでしたが,先生からは個々人のペースで,ただしイーブンペースで走るように指示されました。
 にもかかわらず、あまりにも調子がよかったせいでいきなり飛ばし過ぎてしまい,片道過ぎた時点で「このままあと13本はさすがに無理」と我に返り少しペースを落としてしまいました。
 走り自体は納得のいくもので,最後まで表情を緩めて屈筋を封じ込め,自分なりのスピードが出せたと思います。(陸上200m決勝での桐生選手。最後に歯を食いしばったところでサニブラウン選手,小池選手から一気に引き離されましたね。)
 また,走り終わって1分もすれば回復して息も整う(ただし汗はとめどなく流れる),といういつも通りの西本走り現象がありました。
 体験会で感じた圧倒的な「楽」が普段の練習では完全には再現されにくいと感じていて,初めての体験の印象が強く残るのはある意味仕方のないところかとも考えていました。
 しかし,西本塾実技では,体験会と同じように無限に走れそうな感覚が再現されました。
 これはおそらく段取りの差だと思います。自分の練習ではFBT4種1セットとアイドリング,引張出し,前方落下,ステップをワンスルーやっています。
 体験会や西本塾ではFBTを何セットも練習し,一連のドリルも時間をかけてから走ることになります。
 まだまだ本当に身についていない走りだからこそ,直前のくせ付けの強弱で走りそのものも変わってくるのだと思いました。
 ウォーミングアップのFBTのセット数はもう少し増やしてみようと思います。

■受講者3名
 今回は私以外のお二人が初体験ということで,僭越ながらドリルなどのお手本として見ていただきました。 
 先生から基本動作はできるようになっているからとお認めいただき嬉しかったです。
 また,これまでの取組があるからこそわかることもあるだろうということで,お二人にアドバイスがあれば伝えるようにも言っていただきました。
 実際やってみて感じたのは,伝えることの難しさです。
 先生も常々おっしゃられていることですが,ちょっとしたことでも思っている以上に難しいです。
 特に私はあれもこれもと言ってしまいたくなることを反省しました。どこをポイントに伝えるかを絞り込む,ここでも引き算の考え方が必要なのだと感じました。
 子どもに教えるときには今回の経験を活かしたいです。
 私自身の動きですが,先生と並んでドリルを映していただいた動画をいただき,屈筋を消すというのはこういうことなんだ,5の状態に戻すというのはこういうことなんだと,非常にわかりやすく見えました。
 アイドリングも引っ張り出しのドリルも全然違いますね。一旦リセットして,身に着けてしまった自己流の部分を洗い流し,改めて目指す方向性をとらえ直して取り組みます。
 杉山さん、引地さん。動画やDVDの先生、智志さんのホンモノの動きをよく見てくださいね。
 私の動きとの違いを見分けることで上達のヒントが得られることもあると思います。お互いがんばりましょう!

■ポーザーユニット体験
 課外授業としてスラックラインの『ポーザーユニット』を体験させていただきました。
 2.5cm幅の2本のスラックラインに片足ずつ乗せて,さらに両脇の2本を手で持って支えとします。
 乗った瞬間,ラインが左右にグラグラと大きく揺れます。(え,こんなに揺れんの?)両手の支えなしではとても乗れたものではありません。
 その揺れに耐えしばらく我慢していると揺れがだんだん少なくなり,両手を離しても立てるようになります。(お,なかなかやるやん、俺。)
 まだ足がラインを掴もうと緊張しているのですが,窓の外の似島の山頂を見てみると,だんだん安定感が出てきました。
 そこからFBTの1と2を行いました。FBTでは骨盤,背骨,肩甲骨の動きに意識を向けることになりますが,これが不思議なことに足元の不安定さを解消することになるのです。
 ラインの上でも前後の重心移動が問題なくできました。西本先生からは「他に意識を向けることで不安定なところを感じなくなる」というようなことを言われたと思いますが,まさにそういうことでした。
 三由野さん,理化学研究所とのコラボレーションも含め,西本先生が取り組まれる“instinct action”の今後の展開からも目が離せません!

■衝撃のオクタントトレーニング
 西本先生がトレーニングメニューの集大成とも言われた「オクタントトレーニング」。どんなことをするのか謎で興味がやまなかったので,無謀にも実際に体験させていただきました。
 そこで見たオクタントトレーニングの正体は,「オーダーメイドの超高速多段角度自動抵抗運動」でした。
 操体法を10倍早送りするとオクタントトレーニングになるとおっしゃられましたが,私にしていただいたのは100倍バージョンだったのでしょうか。
 あらゆる関節のあらゆる方向の運動が,すべて広背筋による背骨・骨盤の6方向の動きから連携される連動運動であるべきこと,これを強烈に感じ取りました。
 速射砲のように繰り出される支持点の変化に対して即座に広背筋を働かせ対応するというものであり,刺激に対応するために正しい意図・企図を持つことと,それを実現する動きを錬成するためのトレーニングでした。
 筋力だけでなく,冷静な判断力,筋出力の反応速度も含めて向上させようという,何とも贅沢な,そしてまさに実際の試合で必要とされる能力をまるごと鍛え上げる動き作りトレーニングの神髄を見た気がします。
 超可変トレーニングマシンと化した西本先生の動きは,可動域全域で角度ごとに選手の能力に応じた刺激を与える,まさに神業と呼ぶべき技術でした。
 そんなハイスペックトレーニングに対応できるはずもなく,私は深い海で溺れ,水面がどちらかもわからずもがいているようでした。「中じゃない。外だ!」「背中を使うんだ!!」「もう押してないだろ!いつまで力を入れてる!!」 筋原線維を3の方向に滑らせたままロックしてしまい,5の方向に戻らなくなる,そういうことが本当に起きることがわかりました。
 ついには足が攣ってしまい,「もはやここまでか。。。」とリタイア(釈放??)を覚悟したとき,先生にグイっと脚を担がれ一瞬で戻していただきました。
 本当に一瞬です。さらに2ヶ所同時にやってしまいましたが,またも先生の魔法的な技で即復活させていただきました。
 よく覚えていませんが,足がとんでもない角度に上げられたような気がします。とことん体を極められた先生だからこそできる荒業だと思いました。
 ラストスパートはランダム方向に支持点を作られ,モグラたたきバージョン。押されたと思って押し返そうとしたときには,もう次の場所に移っている。とてもついていけません。
 それでも,先生の本気の檄,「さあ,こい!」「そうだ!」「よし!」に励まされなんとかやり切れました。
 「指導」とは進むべき方向を指し示し,そこへ導くこと。先生の熱意,真剣さからの檄は,圧倒的に強大な「導く力」となって伝わってきました。
 「やるのはお前だろ。俺もちゃんと見てるからしっかりやれよ!」と言いながら座ってる指導者とは比べるのも失礼になりますね。
 終わってみれば滝のような汗と,脳みそがオーバーヒートして湯気がでる漫画状態でした。
 これに対応できるようになるということは,屈筋を使いがちな動作でも間違えずに伸筋を使う,使いこなせるということ,伸筋を使うからこそ頭は冷静なまま刺激に即応し続けられるということ,キレッキレの動きを作り上げられるのだと理解しました。
 頭はパンクしましたが,体はまさに復活!!という感覚でした。体験してみて,1日目の座学の内容を丸ごと体感した気分になりました。本当に貴重な経験をさせていただきありがとうございます。
 また,実際に受けてみて,このトレーニングをラウドルップ(注 20年前ヴィッセル神戸でフィジカルコーチをしていた時に在籍していた世界的な名選手、デンマークの至宝と呼ばれたミカエル・ラウドルップ選手)相手にもされていたということの意味を考えさせられました。
 世界のトップの強烈な広背筋の連動を西本先生の広背筋の連動が受け止めたという事実です。
 ラウドルップに負けていてはこのトレーニングは成立しないのです。猛牛を組み伏せないといけないのです。
 先生ご自身の体を使う技術がどこまで圧倒的であるか。思い知らされました。
 西本理論が広まっていくことを期待しているのはもちろんなのですが,この高速オクタントトレーニングだけは広まることは難しいのではないかと感じてしまいました。西本先生以外にこんなことができる人,いるのでしょうか。。。
 塾の締め括りの感想では,オクタントトレーニングで燃え尽きたこともあり,「これからもがんばります」的なことしか言えなかったのが残念です。すみません。

■自分のからだです
 操体法の実技では奥様にも加わっていただき相互に体験をさせていただきました。「人のからだって本当にこんなに歪んでるんだ。それがからだほわっとでみるみるうちに整うんだ。でもまたすぐ戻ってしまうんだろうな。 
 普段からからだの使い方を正していかないといけないな」と,先生の書籍をそのままなぞるようなことを考えさせられました。
 いくつかのパターンも教えていただきましたが,手元ではなく,相手の体の反応をみること。相手に合わせて動くことが重要とのこと。
 私は建築関係の仕事をしていますが,建物にも固有周期や振動モードという個性があり,地震ごとに揺れやすかったり揺れにくかったりという相性があります。画一的なメトロノームではなく,相手の個性,揺れやすさに同調して,自分も揺らしてもらうという感覚でやっていこうと思います。
 からだほわっとで家内円満,健康家族を目指します。見様見真似でもやらないよりはずっと良い,ということなので気楽に取り組ませていただきます。
 今日も鹿児島豪雨で多くの方が避難されているようです。お見舞い申し上げます。避難所での慣れない窮屈な生活でストレスや体の不調が必ず増えてきます。退屈な時間も多いでしょう。
こんなときこそ皆さんがお互いにからだほわっとをできればいいのにと。鍼灸師さん,整体師さんがいないからダメだと言わず,自分の体は自分で守る,身近な人の体も自分が守るんだという意識とほんの少しの知識があればよいのに,そんなことを考えてしまいました。

■これからの取組み
①原理原則を学び理解すること,②良い動きを見て理解すること,③実践して感覚を養うこと,の3つです。
① 原理原則とはもちろん西本理論です。ブログも読みましたし西本塾座学も受講させていただきました,自分なりに整理もしてみました。でもそれで全て理解できたとは思っていません。実践しながらさらに理解を深めていきます。また,西本理論のさらなる進化も追い続けます。
② 動きを見る目,みんなが欲しがる西本先生の目ですが,身の丈にあったものでないといけません。「できる人は見える,見える人はできる」の傾向があると思います。(できてるふり,見えてるふりをしてる人も多いようですが。)サッカーの試合を見ていても昔から派手なドリブルやシュートにばかり目がいき,それ以外の時間は退屈に感じることもありましたが,動きに着目して見ることで楽しみ方が大きく広がりました。
 今はまだ「骨盤が立ってるかどうか」くらいしか見えていませんが,少しずつ見えるものを増やしていければと思います。
③ 操体法,FBT,アイドリング,各種ドリルを継続します。また,これからはプレー中の「つなぎの動き」も含めて,効率的な動きができているかどうかを注意しようと思います。
 先週のツイートを見てさっそくスラックレールを購入しましたが,なんといいますか,すち子のドリル棒に見えてきました。すち子ならぬ,すな男から「ドリルせんのかい!ドリルせい!せい!せい!」と言われている気がします。もちろん継続していきますので,引き続きよろしくお願いいたします!(注 この喩が分かる人はどれくらいいるでしょうか、中山さんに座布団3枚です(笑))

■感謝申し上げます。
 懇親会では先生の馴染みのお店に連れて行っていただき,「広島を喰らい,世界を喰らう」贅沢なごちそうをいただきました。   おいしかったです。料理の世界でも真剣に取り組む方は違うのでしょう。先生からはいつものように楽しい裏話,いろいろな方との繋がりなどを聞かせていただきました。
 先生は自らを夢前案内人とおっしゃられます。そのとおりだと思います。先生のブログや書籍,レジュメは「財宝の地図」です。
 からだはまるごとひとつ,動き作りもまるごとひとつ,まさにワンピース,手に入れたものは世界を制する,ものすごい財宝です。
 ところが,この地図はところどころ道が途切れていたり,壁が立っていたりでただ持って進んでいっても辿りつけないようになっています。
 実はこの地図を使うには,既成概念をとっぱらうことが必須条件,そして自分のからだとの対話を実践しながら読めば,隠れた道が浮かび上がってきて,どんどん財宝に近づくことができる,財宝の価値も実はもっと大きいことに気づくということです。
 漫画の最終回のようですが,たどりついた財宝は実は形があるものではなく,それを探したプロセス,経験から得たものや人との出会い、繋がりがお宝でしたというオチなのでしょう。
 これからの人生,まだまだ何があるかわかりませんが,最期に振り返ったとき,「人生で最も影響を受けた人」として挙げるのは西本先生になるんだろうな,と思いました。西本先生,本当にありがとうございました。

29期 中山晶生

中山さん、本当にありがとうございました。
私の人生捨てたもんじゃない、ここまで理解し得てくれる人が居ると思えば、何事にも積極的に臨むことが出来ます。
安易に使いたくない言葉ですが、まさにこの文章には『感動』しました。
さらに歩みを進めていくことで、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。



プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
今年の第1回目は2月15・16日の土日に31期西本塾を行います、現在募集中です。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください.
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出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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