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日々色々なことがありすぎて、整理が追いつきません。

今日は珍しく遅い時間にパソコンに向かっています。
日々めまぐるしく色々なことがあり、時間的にも体力的にも余裕がなくなっているため、ゆっくりブログを書くことさえできない状況でした。
自分の頭を整理しておくためにも大事な作業だと思っていますので、今日はこれから時間をかけて書いておこうと思います。

今日は久し振りにカレンダーどおりの祭日休みで、家内と二人車で、山口県周南市の太華山の中腹で行われた、『スラックライン高所綱渡り体験会』に行ってきました。

ブログでも紹介したとおり、『山口ゆめ花博』で出合った、ロッククライマーでありスラックラインのプロである『三由野』さんからお誘いがあり、是非とも実際にまじかで見たいと参加してきました。

体験会といっても、昨日や今日始めたばかりの初心者が、本当に高所に張られた綱の上に乗るということは想像もしていませんでした。
おそらくは初心者用に、安全な場所に綱が張られ、三由さんはじめ綱の上を歩ける方の動きを見ながら、何歩か歩けるようになろうということだと勝手に想像していました。

ところがその場に行くと、長さの違う3本の綱が準備中で、それを行っている先輩に聞くと、その方はもっと過酷な高さと長さの綱で、いきなり体験させられたそうです。

この場所は太華山の中腹で、道がうねった場所にあり、眼下には徳山ボートレース場が見え、視界の先には海や周南市の街が広がっているところでした。
山の斜面の足元の高さ自体はそれほどではありませんでしたが、目に見える景色に腰が引けてしまいました。

ツイッターやインスタグラムに実際の動画をアップしておいたので、興味があればご覧ください。
これまで体験したことのない、まさに不思議な感覚で、1か月練習してきましたが、明日からまた違う感覚で練習ができそうです。

次は、西本塾生『安田壱也』さんから近況報告が届きましたので紹介します。
こうして私が伝えたことがどういう形で広がっていくのかを知らせていただけることは本当に有難いことです。

西本さんおはようございます、お世話になっております、お元気にお過ごしでしょうか。
後輩のトレーニング指導ありがとうございました。
前検日前日に食事をしまして、本人とても衝撃的だった様子が話振りから伺えました。
今までの思考が間違いであったこと、如何に力んで屈曲→伸展を繰り返していたかということ、方法を知ってもそれを活用する身体の動きづくりをしなければ意味がないこと等、沢山のお土産を広島から、いや西本さんからいただいてきたことを嬉しそうに語り、「紹介してくれてありがとうございます!」私は本人にも何度も伝えていますが、「誰にでも云ってるわけではないし、西本さんと繋げるのに値する人間だから。」「いくら紹介しても否定から入る、本気じゃない人は遠い広島行きを選択しない。選択したのは本人だから。」と返し、西本さんご本人不在にも関わらず、広島の話題ばかりに終始しました(笑)
「早く西本理論を修得して自転車に上手く伝えられるように頑張ります!」と別れました。

昨日最終日のレ-スですが不利な展開から、最後どのコ-スに入って行こうか?と余裕が感じられ自転車が伸びての3着という印象でした。

これからも後輩含め西本さんのトレーニング指導を受けている競輪選手は特に注目してまいります。

さて、私の近況の報告です。
マンツ-マンでの深める会から戻り、サポ-ト先の大学サッカー部の監督から個別に動きづくりをしてほしいと数名の選手をピックアップされまして、「待ってました」と引き受けてトレーニングを始めました。

背骨6方向や広背筋の話からそれが姿勢に繋がること等概要を説明しながら、背骨→FBTトレーニングと実演し、さぁ実践とやりましたところほとんどの選手が広背筋をうまく使えていなかったようで、ダイレクトに背中に効く感覚や、開始姿勢を維持するのも大変な選手もいました。

FBTを終えるとみんな一様に姿勢の変化が視られ、本人達も自覚があるように感じていました。
他にも西本塾で体験した伸筋と屈筋はどちらが力が強いか?等のテスト等もやり、だから背骨が背中が大事、力みは×など、別日にはマシンを使用しての背骨と連動させての種目(マシンの種類が少ないため出来る種目を)を実施し、現在は効率的な走り方をやり始めていますが、選手はドリルで躓いている段階です。

監督からは「姿勢がよくなった、動きがよくなった、動きだしがよくなった」との感想が聞かれました。

ここでも確信したのは西本さんがいつも仰っているこちらを向いてない、本気じゃない選手には伝わらない、結果に結びつかないなと。

この選手達が真剣に聴き、取り組んだから結果としてあらわれたのだと思います。

私自身の走りですが毎日、自宅~駅、駅~現場の徒歩を、肩甲骨を動かす→背骨を介して骨盤を縦に動かす→大腿骨が勝ってに前後に振られる環境をつくるを意識してやっていましたら感覚として全身の連動とはこういう感覚では?足を動かしている感覚ではなく自然と動かされている?というのが掴めてきました。
思えば、西本塾の2日間ならびに深める会でのドリルは気持ちに余裕がなく、この感覚は一切なかったと情けないやら恥ずかしい気持ちです。

やはり一対のとか全身の連動というのは身につくまで繰り返し実践し、また真摯に自分の身体との対話をするのみであると自分の身体で実感しました。

しかしながら股関節の引っ張り出しに関してはまだまだ動画のように出来ているか自信がありません。
自分の現在の動き、走りを再確認したく年末の走り方体験会に参加させていただきたいと考えております。

また、twitterにて拝見しましたが12月8日(土)伊勢原市での講習会の見学もさせていただきたく思っております。

少しずつではありますが、西本さんから学んだ内容をアウトプットする機会に恵まれ緊張感と充実感の日々となっております。
今回も拙い長文にて失礼しました、以上、近況報告でした。

いかがでしょうか、まさに私が伝えたことを正しく伝えようと、真剣に取り組んでくれていることが伝わってきます。
有難いことに指導しているチームの監督が、広島まで行って学んできたことをチームに活かして欲しいと、積極的に安田さんを活用しようとしてくれていることが何より嬉しいです。

過去には持ち帰った西本理論を現場に活かすことが出来ない、指導者の理解がないと、何人もの方から言われてきました。

安田さんの普段の活動ぶりが、指導者の信頼を得、西本塾の内容を活かせる環境を勝ち取ったのだと思います。

その現役競輪選手のことも、ツイッターにも書きましたが、指導後6レース目にして、私が伝えたことが形になり良い走りを見せてくれました。
こうして指導した選手が、一つずつ形にしてくれることで、より良い指導ができるようもうひと工夫ふた工夫と、私の頭はサボることなく働き続けてくれるのです。

そしてまた一人ツイッターで4日間の指導を受けた『太田圭祐』君と私の感想を、詳細にコメントしていますので、こちらもチェックしてみてください。

それにしても1月に痛めた左膝内側側副靭帯の回復が思ったように進まないことから始まり、右大腿四頭筋の肉離れ、続くように左大腿四頭筋の肉離れ、さらには腰痛と、もう踏んだり蹴ったりというか、何をどうして良いのか分からないまま、ほぼ1年が経とうという時期になり、このままではサッカーが続けられなくなると私のところに4日間という日数限定で、何とかしてほしいと愛知県からやってきたのでした。

「元のような動きができる体に戻すきっかけになれば」というレベルの言葉に、「4日も居たら何でもできるようにしてあげることが出来なければ、ここに来た意味がないだろう」と返しましたが、1年近く苦しんできた状態が、たったの4日間で元通りになるなどと考える方がおかしいのかもしれません。

しかし私は、「元通りの動きでこうなったのだから、こんなことにならない正しい体の使い方まで指導して返すから」と宣言しました。
結果はツイッターをご覧ください。

なぜそんなことが出来るのか、彼もある意味有名な方々の元を訪ねてはきたようです。
ではなぜ改善できなかったのか、そういう方々と私の違いは、たんに膝を治す肉離れを治す腰痛を治す、〇〇トレーニングを指導するという人間ではないということです。

今彼の体がどうなっているのか、どうなりたいのかを直接体に問いかけ、改善策を体に教えてもらうのです。

私が治すのではなく、体がなぜ治れなかったのかという原因を取り除いてあげることで、4日間の初日の前半に行った施術で、そのことはほぼ終了し、後半はすぐに正しい体の動かし方ができるようになるためのトレーニングを始められるのです。
信じない人は信じないで結構です、事実そうしたのですから。

少し前に2週間という期限を決めて、3か月の間に4回の肉離れをしてしまい、選手生命をかけて私の元を訪れた選手に対しても同じことをしただけです。

心・技・体という言葉がありますが、それぞれを分けて考え、それぞれの専門家が存在するということに私は違和感を覚えます。
人間の体は丸ごとひとつのものです、その体が持って生まれた能力を余すことなく発揮できるように導いてあげることを、私も一人の人間としてすべてをかけて向き合うことなく、これは専門外ですでは、相手に失礼ですから。

私にできることなど大したことではないかもしれませんが、私を信頼してくれる選手に対しては、もちろん一般の方も含めてですが、私の能力の全てを発揮して、それぞれが求める結果に結び付けてあげたいと思います。
そのための努力は、もちろん誰よりもしてきたつもりです。

今日の体験会で、また新たな感覚が体に存在することを学びました。
『分かった出来たは通用しない、学び続ける以外に成長はない』、私にこそあてはまる言葉であると実感しました。

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一見関連のない競技の選手をどうやって指導するのか。

ツイッターにも書きましたが、昨日の午前中、『競輪』『サッカー』、二人のプロスポーツ選手の指導を行いました。

競輪選手に関しては、前日の日曜日にも午後から半日かけて指導を行っていました。
以前のブログでも紹介した、西本塾と直後の深める会にも参加してくれた、元競輪選手の『安田壱也』さんの紹介で、一月ほど前に予約を受けていました。

私の仕事は、原則日曜と月曜を定休日としていますが、どうしても断ることが出来ず両日ともに予約を受けていました。

このことに関しては、私を信頼し指導を受けたいと言ってくれる人が増えてきたことは本当に有難いことなのですが、皆さんからすれば私との関係は一対一、しかし、私からすればその対象は増える一方で、「休日で申し訳ありませんが」というすべての要求を受けてしまえば、いくら頑張っても私自身の体が持たなくなってきました。

そんなことで、すでに予約を受けているもの以外は、申し訳ありませんが「休日は分かっているが何とか私だけは」という依頼にはお応えできないことをお許しください。

さて、日曜日午後の競輪選手の指導ですが、依頼を受けてから1か月、その選手のレースのダイジェスト動画を出来る限りチェックしました。
その画面の中から、私なりに問題点と改善点を整理し、一日も早くそのことを伝えたいと待ち構えていました。

初めて会う方で、私の考え方もブログを読み、少しは予習してきてもらっているとはいえ、伝えたことがすぐに理解できるほど簡単なことではありません。

ですからこちらからお願いして、翌月曜日も指導を受けてほしいとお願いしていました。

そこへ以前にも指導したサッカー選手から、月曜日のお休みは承知で、自分のチームの練習が休みになったから、是非トレーニングを指導してほしいという依頼がありました。

休日を二日つぶしての仕事でしたが、こうなれば一人も二人も同じだと、依頼を受けることにして、時間をずらし予約を受けました。

その返事をする際、その時間の前にトレーニングを行っているのが、彼と同じ〇〇県出身者であることを告げると、「ならば競技こそ違え郷土の大先輩である競輪選手に、挨拶したいので早めに伺ってよろしいでしょうか」という言葉が返ってきたのです。

高校を卒業してまだ数年の若者から、こんな言葉を聞くとは想像もしていませんでした。

偉そうな言い方になりますが、「この子は本物だ、人として素晴らしい」と思いました。

さらには日曜のトレーニングを終えた後、一緒に食事に出かけた席で、もし若いサッカー選手と一緒にトレーニングをすることを許してくれるのなら、連絡してみますがという提案に、逆に一緒に行うことで別の刺激があるだろうからと快く受け入れてくれ、その場で連絡を入れると、近くはない所から来るにもかかわらず、「是非一緒にお願いします」という答えが返ってきました。

かくして20歳40歳そして私が60歳という、まさに世代を超えた3人のコラボレーションが実現したというわけです。

これまでも言い続けてきましたが、私はどんな競技の選手でも、本人に絶対に今の自分より上手くなりたい成長したいという強い気持ちと、私の指導に本気で取り組む覚悟があれば、その期待に応える自信があります。

月曜の朝は天候が怪しく、予定していたスケジュールを変更して、広背筋に刺激を入れるFBTを行った後、すぐに屋外に出て、日曜日にも走ってもらった港の北側の公道を走ってもらいました。

昨日伝えたこと、そのあと室内に戻ってからのトレーニングで体と頭がどれだけ理解してくれたかを確かめるように、ポイントポイントを指摘しながら走ってもらいました。

サッカー選手がそのやり取りを見て、何の関係があるのか、別の競技ではないかと思う人はそれまでです。

彼は私と競輪選手のやり取りに頷きながら、「競輪もサッカーも西本さんが指導している体の使い方は同じですね」と、真剣に聞き入っていました。

まさにそういうことなのです、私が競輪選手に伝えていることの最も重要なポイントは、ペダリング動作を股関節の屈曲から膝関節の伸展動作ではなく、背骨から骨盤を広背筋を収縮させることで伸展させ、その流れで股関節の伸展から膝関節の伸展動作で、推進力を得るという体の使い方です。

既にお分かりの通り、私が提唱する『走るという行為』における体の使い方や、サッカー選手が『ボールを蹴る』時の体の使い方と、何一つ違う所はないのです。

私の理論的な部分の話を聞いてくれていれば、誰にでもわかることですが、そうでない人たちにとってはにわかに理解しがたいことだと思います。

Studioに戻ってからは、私がお手本を見せて、はいどうぞやってくださいだったのが、お互いがお互いの動きを見ることによって、「なるほど西本が考えている体の動き、連動するというのはこういうことか」ということが実感でき、私とのマンツーマンでは得られない効果があったのです。

そして競技の種類に関係なく、「人間の体はね・・・」という、私の口癖の意味を、目で見て体を動かして、実感してくれたのです。

基本的にマンツーマンの指導しか受けていませんが、こんな形のコラボは、私の想像以上の効果がありました。

私もそうですが、故郷を離れて生活している人間にとって、同郷であるというだけで心を許す関係になれるのは凄いことだと思います。

競輪選手の問題点であった、上半身が屈曲という使い方になることで、股関節を屈曲させた後に、膝関節を伸展させるというロスをどうやってなくすのかが分かってもらえたと思います。

競輪の自転車は前輪と後輪がチェーンで直接つながっていて、普通の自転車のようにペダルを踏んでいなくてもタイヤが回転する、いわゆる遊びがありません、常に足の動きとタイヤの回転がイコールということです。

さらにはペダルと足は固定されていて、股関節を屈曲して膝を曲げる動作の時にもペダルに力を伝えることが出来ます。

しかし、屈筋と伸筋のどちらが瞬発力があり、絶対的なパワーがあり、さらには持久力があることも、私の指導を受けた方はきちんと説明できるレベルで理解してくれていると思いますが、長年競技者として自転車に乗っている人でも、ほとんどの選手が体の前側の屈筋を目いっぱい使って、股関節を屈曲させる力が優先されているのです。

それでも若いうちや先天的な体力に恵まれている選手は、それなりの成績を残している場合があります。

今回指導した選手のように、その体の使い方で結果に結びつかないことが明らかな場合は、まずその理屈を何としても理解してもらわなければ、どんなトレーニングも意味をなさないのです。

幸いなことに私の言うことに真剣に耳を傾け、トレーニングに向き合ってくれたので、今日の明日のとはいかないでしょうが、近いうちにイメージと体の動きが一致してくれば、これまでの走りとは違うものを見せてくれるはずです。

競輪選手を送り出した後、二人で公園に行き、基本的な走りのドリルや、試合の中での動きを想定し、ボールを使って動き出しの練習をしましたが、それこそ目を輝かせて取り組んでくれました。

今はまだ道半ばですが、彼は私の提唱する体の使い方こそ、自分をサッカー選手として成長させてくれる絶対的な存在であると確信し、仲間の選手や指導者、そしてサポーターの方々を含め、「近い将来そのすべての人たちをあっと言わせる動きを見せてやりたいです」と、目を輝かせて語ってくれました。

実際ドリルを行う彼の動きを見ていると、私が指導している立場ではあるのですが、正直こんな動きができる選手が今いるのだろうかという、素晴らしい動きを見せてくれる瞬間もありました。

まさに、私の考え方に賛同した選手たち全員に私が直接指導し、チーム全員がこの体の使い方をマスターして、ピッチの上を動き回ってくれたとしたら、どんなチームができるのだろうと、現実としてはないことですが、想像するだけでもワクワクしてしまいます。

上手くなりたい成長したい、本気でそう思って私に向き合ってくれるのなら、老若男女、どんなレベルの選手であれ、私は真剣に向き合うでしょう。

休日返上の二日間、体力的にはかなり疲れましたが、二人とも十分な手ごたえを感じさせてくれましたので、精神的には満足しています。

どんな競技であっても、『人間の体はね…』『伸展からの伸展が体の使い方のキーワード』という大原則は全く変わることがないということを、今回も確認できました。

固定概念に縛られていたら置いていかれますよ。

このブログを読んでくれている方々にはなじみがないかもしれませんが、『時松隆光』というプロゴルフ選手がいます。
ウィキペディアによりますと、1993年9月7日、福岡県那珂川市出身。
生後4ヶ月で先天性心房中隔欠損症と診断され、4歳で手術を受ける。その為、父が息子の体を強くしようと考え、ゴルフを始めさせた。
その甲斐もあり、2009年に高校ゴルフの名門である沖学園中学校・高等学校に入学して1年生でレギュラーになり、その年の全国高等学校ゴルフ選手権大会で団体戦優勝に輝いている。
2011年には日本ジュニアのナショナルチームに選ばれ、同年の世界ジュニアゴルフ選手権に出場、個人戦3位入賞を果たしている。
2012年に高校卒業後、プロに転向。2015年に日本プロゴルフ協会公認のプロテストにチャレンジし、1位合格を果たした。これにより時松はJPGAツアープロとなった。
2016年、7月上旬のJGTOチャレンジツアーのジャパンクリエイトチャレンジin 福岡雷山でプロ初優勝を果たす。
時松はこの優勝でツアー大会のダンロップ・スリクソン福島オープン(7月21日~7月24日)出場権を獲得、本戦のダンロップオープンでは3日目に首位に立ち、最終日には2位に3打差をつけてツアー初優勝を果たした。
またこの優勝で時松は、『チャレンジツアー優勝資格でツアー競技に出場した選手による公式ツアートーナメントの初優勝者』という壮挙を達成することとなった。

と説明されています。
プロ転向後は結果を出せず、親からの援助で試合に出ていましたが、2016年7月に下部ツアーを制した後、1か月の間3勝し、1億円以上の賞金を稼ぎ、シンデレラボーイと呼ばれました。

なぜ彼のことを詳しく取り上げたかというと、彼がクラブを握るグリップが他の選手とは全く違うものだからです。

上記のとおり、彼は幼くして心臓の手術を受けたため、健康のためにゴルフを始めさせたということで、今はやりの英才教育で何としてでもプロゴルファーにと、親が躍起になって始めさせた選手ではありませんでした。

たまたま生まれた町にあったゴルフ練習場に通い始めた彼を指導したのが、『桜美ゴルフアカデミー』を主宰されていた『篠塚武久』という方でした。

この方との出会いが彼の運命を変えたと言っても過言ではないでしょう。

『桜美式』と呼ばれる独特の指導法は、何と言ってもゴルフの基本ともいえるグリップの方法です。

ゴルフのグリップには、タイガーウッズや石川遼選手も取り入れている、『インターロッキング』と呼ばれる、右利きであれば右手の小指と左手の人差し指を絡めて、両手の一体感を作り、利き手である右手が勝ちすぎず、左手主導のスイングができるようにするための握り方と、目的は同じですが、指は絡めず、右手の小指を左手の人差し指に乗せるか、人差し指と中指の間に収めるように乗せる『オーバーラッピング』という握り方に大別されます。

私はゴルフを始めた当初から、オーバーラッピングでした。
インターロッキングで握ると、右手の小指と左手の人差し指が骨折してしまうのではと思うほどの痛みを感じ、とてもこの握り方ではだめだと諦めました。

タイガーウッズに憧れ、真似をしたかったのですが、この痛みはどうにも解消できませんでした。
力が入りすぎているという指摘は何度も受けましたが、どうにもなりませんでした。

そこで落ち着いたのが、指を絡めないオーバーラッピングだったというわけです。

もう一つ、採用している選手は少ないですが、『10フィンガーグリップ』と呼ばれる、10本すべての指でグリップするという方法もありましたが、野球をやっていた私にとって自然であるはずの握り方も、ゴルフは違うからとなんとなくイメージがしにくく、オーバーラッピングに落ち着いていました。

しかし、なぜゴルフクラブを握る方法が、基本二つしかないのか、なぜこうでなければならないのか、ずっと疑問に感じていました。

それが数年前から、女子ではアマチュアでプロのトーナメントを制した『勝みなみ』選手や『時松隆光』選手の活躍で、10フィンガーグリップが注目されるようになってきました。

今更変えるのも難しいので、そこまで真剣に取り組んできませんでしたが、たまたま書店で彼を指導した『篠塚武久』さんの、『10本で握るテンフィンガーグリップ』という書籍に出会い、改めてその意味を考えてみたくなりました。

それがゴルフの指導者としてアマチュアの指導を始めた時、指導を受けにきた大学教授から、「人間の特性を殺してまで、なぜこんな矛盾したグリップで握らなければならないんですか」と言われたことがきっかけで、人間の体にとって自然なグリップ方法とはという発想から、今の握り方に辿り着いたのだそうです。

篠塚さんという方も、アマチュアの競技ゴルファーとして鳴らした有名なゴルファーだったそうですが、ご自身も不自然な握り方によって指や腰を痛め試合に出られなくなってしまったそうです。

その後は、その言葉の主であった、福岡大学の『大石迪夫教授』との共同研究の形でゴルフ理論を構築された行ったそうです。

10フィンガーに取り組んだことがあるゴルファーでも、左手の親指はグリップに沿って伸ばしていたと思いますが、この理論ではすべての指をまさに野球と同じように丸めて握り込んでしまいます。

小指を絡めない、重ねないどころか、右手と左手が完全にセパレートされているのです。

この理論による指導から、アマチュアのトップ選手が育ち、プロテストに合格する選手が生まれ、そして時松選手のように、プロのトーナメントで優勝する選手にまで育っていったのです。

そうです、固定概念の中でしか物が見えない人たちから言わせると、まさに邪道、彼にしかできない特殊な握り方でありスイング理論であって、真似をするべき対象ではないという扱いになってしまいます。

しかし、プロのトーナメントの優勝という事実が、そんな人たちの言葉を乗り越え、ゴルフ雑誌に連載され、書籍化されたというわけです。

長々とゴルフの話題を書いていますが、賢明な読者の方はこの後の展開が読めていることと思います。

そうです、今まさに私が提唱する体の使い方、特に走るという行為における体の使い方が同じ扱いを受けているのです。

先日指導を受けに来てくれたサッカー選手しかり、コーチや他の選手からは、変な走り方だと笑われ相手にもされなかった彼の動きが、指導翌日のフィジカルトレーニングや、ピッチの中でのサッカーの動きの中で、今までには見られなかったレベルの動きを見せたことで、彼の動きに対するというよりも、何を言われようと愚直に取り組んできた彼の姿勢そのものを評価する声が上がったのでした。

この先彼がスタメンの座を勝ち取り、誰の目にもその動きの良さを認めさせる結果がもたらされた時、やっと世間の目が変わり始めるということになっていくのでしょうか。

それほど固定概念という壁は高く分厚いものです。

しかし、考えようによっては、現時点でほとんどの指導者や選手たちが固定概念に縛られ、みんなが同じことをやっている中で優劣をつけられている今こそ、自分の体と頭が、「そうだよねこっちの方が楽に速く動けるよね」と納得し、それを身に付ける努力を継続して行えば、他の選手とは違う動きができるようになるのです。

だから私の指導を受けた選手はライバルたちには知られたくないと、私の存在さえ語ろうとしてくれないのです。

そう思ってくれた選手たちは、口を揃えて言ってくれます、「西本さんの考えを理解し身に付けた選手が揃ったら、どんな凄いチームができるのでしょうか」と。

それくらい選手にとっては衝撃的でインパクトがあるのだと思います。

サッカーは個人種目ではありませんので、時松選手のような明確な結果を得ることはできませんが、必ず近い将来、「なんかほかの選手と違う変な動きだけど、すごく速い動き出しができるし、体は大きくないのに大きな選手にも当たり負けしない、そして何より90分間冷静な判断で動き続けられてたよね」という選手が、皆さんの固定概念をぶち壊してくれることでしょう、楽しみで仕方がありません。

そしてここ数年のうちに、私の考え方を理解してくれた育成年代の指導者の皆さんが、そんなことは当然だとばかりに動き回ってくれる選手を育ててくれることと思います。

12月には、倉本さんの講習会で私の講義を聞いてくれた、神奈川県伊勢原市で『FCしらゆり』の監督として子供たちの育成にあたっている『一場哲宏』さんの依頼を受け、倉本さんの講習会で東京へ伺う前日の8日土曜日に、伊勢原で子供たちを相手に指導させていただく機会を与えていただけそうです。

まるで孫のような子供たちを相手に何を伝えられるか、とても楽しみにしています。

組織の中で仕事をしていた頃より、今の方がずっとやりがいがあるし結果も残せています、そして何より自分自身が楽しいです。

一般の方の体の不調の改善を含め、様々なスポーツに応用して、夢を追う若者を応援していきたいと思います。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報・募集中」をご覧ください.
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出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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