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『西本走り第2章』に向けて。サッカー選手と陸上選手の走りは違うのか。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

ラグビーそして昨日今日は日本で行われているPGAツアーに出場し、見事に82勝と言うタイ記録に並んだ『タイガーウッズ選手』のプレーに酔いしれ上機嫌の西本です。
とにかくスポーツ中継を見ている時が一番幸せを感じるのですから、我ながら安いものですね。

ツイッターにも書きましたがタイガーは43歳、プロに転向して以来20年に渡ってプロゴルフ界をけん引している存在ですが、私生活の問題や、本業での体の故障による度重なる手術からの復帰と、順風満帆なゴルフ人生ではなかったと思います。

今日のプレーの中に、その様々なことを乗り越えてきたタイガーの凄さを改めて感じさせられました。

得てきたものはとてつもなく大きいとは思いますが、タイガーにとって失ってきたものも少なくないと思います。
「手術を繰り返しつらいリハビリに取り組むのも、すべてはゴルフで勝利するため、自分にはゴルフしかないから」と言うコメントに、タイガーのすべてが表されているような気がしました。

さて、『西本走り』と呼ばれるようになった『走るという行為』での『体の使い方』ですが、何度も書いてきたとおり、当初はサッカーにおける足が止まると表現される、スタミナのロスを最小限にとどめることが一番の目的でした。

45分ハーフの前後半、90分間頭と体を動かし続けることを求められるサッカー選手にとって、走るという行為の体の使い方はどうあるべきか、それが発信してきた発想の根幹にありました。

加えてサッカー選手には、誰もヨーイドンの号令をかけてくれませんし、いつどこへ走り出すという上手なスタートを切れたとしても、すぐに方向転換を余儀なくされたり、その場にとどまったり、何より動き続けるボールを処理するという一番大事な仕事があります。

とにかく正しいフォームで速く、そして長く走り続けることが目的ではありません。

そこで辿り着いたのが、骨盤と肘の上部を繋いでいる『広背筋』を使って、いかに早く骨盤を動かし、大転子から下の部分を、首を振るようにスムーズに動かせるかということでした。

この動きが出来なければ、急激な制動動作や方向転換もできないし、何よりボールを処理することが出来ません。
いかに一歩目をスムーズに速く動き出せるか、決められた距離をどれだけ早く走れたとしても、このスタートの一歩目ですべてが決まってしまうと言っても過言ではありません。

そして何度も言いますが、その次の瞬間に待っているのは急激なスピードの変化や方向転換なのです。

地面を強く蹴った地面反力に頼ることなく、着地の衝撃も和らげ、なおかつ次の瞬間何があっても対応できる体の使い方は、今提唱していることが一番理にかなっていると思います。

骨盤を素早く動かすためには、広背筋の機能を利用するのが一番です。

そのためには肘の後ろ上方に付着している、広背筋唯一の停止部をどれだけ有効に使えるかということになります。

私が幼稚園に通う男の子の孫に教えたスタートの姿勢は、肘をを曲げずに伸ばしたまま垂らしておけと言うものでした。
この姿勢から号砲とともに肘を思い切り引き上げれば、大きく広背筋を使うことが出来、骨盤はダイナミックに大転子を回してくれます。

もし従来通り、ヨーイの合図で両肘を曲げてしまうと、ドンで肘を前後に振るしかありませんので、停止部分の可動範囲は当然小さくなります、上半身も立気味になっていますから、足で地面を強く蹴らないと推進力が得られません。

陸上競技の短距離選手が、スターティングブロックに足を乗せ上体を前傾させ、両手を開いて体を支えた状態から、号砲とともに支えている手を横にはずした瞬間に、重心が前に飛び出し、その上体が前につんのめってしまわないように、肘を大きく引き上げることで広背筋を作用させ、骨盤と連携させることで大転子がローリングして素早いスタートが切れることと同じです。

スタートの姿勢こそ違いますが、サッカーや今行われているラグビーの選手たちのスタートのイメージは共通しているはずです。

陸上競技の場合は、短距離であれマラソンであれ、前方向にしか進まない訳で、マラソンにまでなると、2時間余りの間に何千回何万回と同じ動きを繰り返すことになります。

そうなると今私が論じているようなスムーズな動き出しや、次のアクションに備えるための姿勢などと言う発想は必要ありませんから、90分間頭と体をどころか、常に一定の動きが出来ることが要求されます。

では西本走りではマラソンは走れないのか、答えはノーです。
西本走りを形作る過程に、様々なドリルを用意していますが、中でも『股関節の引っ張り出しのドリル』は、いかに地面に対して必要最小限の衝撃で、地面からの反力を有効に活用するという意味で、絶対に感覚を身に付けて欲しいドリルです。

従来の走るときのイメージに比べ、着地の衝撃が少ないとはいえ、決して0ではありません。

地面反力を極力意識しないと言っていますが、こちらも当然0ではありません、0どころかいかに少ない衝撃を推進力に変えられるかというとても難しい技術なのです。

おそらくはフルマラソンを3時間以内で走れる一般ランナーや、2時間と少しで走り切ってしまう競技ランナーたちは、この部分で勝負しているのではないでしょうか。

『やわらかく股関節に乗り込む感覚』とでも表現すればよいのでしょうか、言葉では言い表せない微妙な感覚です。

このレベルの選手が刻むピッチは1分間に180を超えるでしょうから、着地の感覚や地面を蹴る離地の感覚も、ほんの一瞬の出来事なのでしょう。

その足の回転に上半身がどう対応するか、当然幼稚園の孫のような大きな腕の上下は必要ありません(と言いながらロッペン選手は肘を伸ばしたまま後方に振り続けトップスピードでもその姿勢は変わりませんでした)し、と言うよりこれでは足の回転に追いついていけません。

となると意識は腕の上下運動で、肘の動きを大きくしているつもりが、肘を目いっぱい引き上げる前に逆の肘は伸ばされていき、伸ばされている肘も伸びきる前に、逆の肘が下りてきた反動で曲がりあがっていく、つまり普通に走っている時のように肘は曲がったまま後方に振られているということになります。

これがマイケル・ジョンソン選手の走りです!

ただ前後に振るという感覚になると動きが変わってきます、あくまでも肘は後ろに引いているという意識です。

肘が体側よりも前に流れてしまうと、上半身の姿勢、特に肩が前後してしまい、体の前側の筋肉が主張して活動します。

ですから現在西本走りとして指導している体の使い方は、長距離走を前提にはしていませんでしたが、この動きの延長線上と言うか、方向転換も急激なギアチェンジも必要がないのなら、今行っている大きく強い動きの中で、いかにスムーズに回転を上げるか、またその結果としてのストライドの伸びを求めるか、この辺りがカギになってくると思います。

逆もまた真なりと言いますが、この直距離走に適した動きからは急激なスピードの上げ下げや制動動作は難しくなることは当然のことです。

陸上競技の出身者に走り方の指導を求めることが多いようですが、どちらからどちらに応用が利くかは今日の説明で理解して頂けた部分はあると思います。

西本走りの応用としての陸上競技の選手たちへの指導が、なるほどそういうことだったのかと理解してもらえるように、さらに分かりやすい説明と指導が出来るように工夫しなければなりません。

年末に行う予定の『西本走り体験会』では、その部分に関しても言及できるように準備しておきますのでランニング愛好者の方にもぜひ参加してほしいと思います。

走るという行為の根っこは一つですが、目的に応じて違うものだと捉えることは違うと思います。

人間の体に備わったからくりを、無理なく無駄なく効率的効果的に使いこなす、まだまだ試行錯誤が続きます。


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ラグビーW杯から感じたこと。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。

昨日の夜の一本の電話で、熱い心を思い出させてもらい、気持ちが高揚している西本です。

また昨日最後の時間帯で施術を受けに来てくれた、広島市内のある競技のトップ選手との会話の中で、記事にしようと思っていたことがそのまま会話になり、たくさんの質問を受けることになりました。

その選手は競技者としてはベテランに域に達していますが、向上心を失うことなく、私のブログも良く読み込んでくれているので、その競技の専門的なところにまで踏み込んだ会話ができ、私としてもとても興味深い内容となりました。

今回会話のテーマとなったのは、現在行われている『ラグビーW杯』と、既に終了しましたが広島でも行われていた『バレーボールのW杯』のことでした。

特にラグビーの日本チームがOENTEAMを合言葉にして、世界の強豪チームと堂々と渡り合い、ベスト8に進出したという快挙でした。

31人の最終登録メンバーのうち、外国人選手が約半数を占めることに、私も当初は違和感があり、これが日本代表なのかと言う気持ちが少なからずありました。
しかし、規約と言うか代表に選ばれる基準を知り、他の国のメンバーも勿論同じルールで、多国籍軍団は当たり前であることが分かり、なおかつその選手たちの日本のためにという思いが本物であることが分かってくるにつれて、これは真剣に応援しなければと思うようになっていきました。

これまでラグビーには全く縁がなかったのですが、とにかくコンタクトスポーツの代表のような競技ですから、いわゆるフィジカル、体の大きさ強さが個人としてチームとしての武器になることは素人目にもわかる競技だと思います。

過去の代表選手の中で名前を憶えているのは、日本人選手の中では体が大きくスクラムを構成するFWの選手よりも、小柄でもスクラムやモールから出たボールを素早くパスして展開させるSHの選手や、回ってきたパスを最終的にトライさせる役割の選手たちでした。

残念ながらFWの力で相手のスクラムを押し込むなどと言うことは、現実として難しかったのです。
しかし、その体格差は少しずつ埋められというか、外国出身者で体の大きな選手が入ってくれることで、素人目にはそれほど差があるようには見えなくなっていました。

たしかにFWの平均体重などのデータは負けてはいますが、一昔ふた昔前とは違うと思います。
中にはこれは敵わないだろうというくらいの外見の相手選手もいますが、今回はスクラムで相手を崩し、ペナルティーを得てボールを取り戻したというシーンさえありましたから。

アイルランド戦でのそのシーンは、今大会のハイライトと言っても過言ではないと思います。

しかしです、数字上の体格差をそれほど感じない相手選手に、一発でタックルを決められたり、相手の突進をまったく止められなかったりと、「やはり体が違うよね」の一言で片付けられてしまうようなシーンもたくさん見られました。

今日のテーマはここです。

これまでサッカー選手の身体のぶつけ方に関して、屈筋を前面に押し出して体を石のように(ラグビー選手だと岩でしょうか)固めてしまうより、伸筋の柔軟性を使って、相手からの衝撃を吸収すれば、体格差のある選手にも対抗できるという趣旨の体の使い方を提唱してきました。

そのためにはどんな意識でウエイトトレーニングを行うことが正しいのかということも指導しています。

競輪選手にも同じ趣旨の話をして、時速60キロにも近いスピードで疾走する自転車に乗りながら、体をぶつけ合ってポジションを主張し合うシーンにも応用できることが証明されています。

それでもW杯が始まった当初は、「流石にこの人たちの体は違う、体の使い方という切り口だけでは通用しない競技である」と、感じざるを得ないでいました。

ところが日本戦はもとより、テレビ観戦できるほとんどの試合を見続けているうちに、やはりそれだけではないと感じるシーンをたくさん目にすることになりました。

特に日本にとって最後の試合となった南アフリカ戦においては、一対一の局面ではほとんど負けているように見えました。

日本の選手がどんなに屈筋を使って頑張っても、相手のパワーが勝っているのは明白でした。
しかし、これまでその動きが通用していたにもかかわらず、南アフリカの選手には通用しなかったというのはおかしな話です。
これまで対戦したチームだってそういうパワーはあったはずです。

連戦の疲れもあったでしょう、しかしそれは相手も同じはずです。
ここに日本人と外国人の違い、そうです体の後ろ側が生まれ持って当然のように機能している外国人選手と、体を大きくパワーをつけるために行うトレーニングにおいて、どうしても屈筋優位になってしまう日本人選手の違いを感じたのです。

南アフリカのSHデクラーク選手(172cm)が髪をなびかせて華麗なステップを踏み、スクラムに来た選手をハンドオフで簡単に押し返してしまうシーンには本当に驚かされました。

彼は一歩目の速さも抜群で、パスコースを読んでターンオーバーを何度も狙ってきました。
力みがないのです、スムーズに動けるのです。

福岡選手のスピードは素晴らしいものがありましたが、体を当てられたりハンドオフされてしまうと簡単にバランスを崩すシーンが目立ちました、体を固く使っているからです、よく言えば一生懸命頑張っているのです。

南アフリカのSHデクラーク選手の表情は笑みさえこぼれているように見えました。

私はこの6年ほど前からサッカー選手の動き、体の使い方について色々考えてきました。
そこから導き出されてきたことが日本人と外国人の体の使い方の違い、体の後ろ側背中の筋肉の使い方でした。

体の芯となり実際にすべての動きを担ってくれているのは骨盤と背骨であり、それを動かしてくれる背中の筋肉であることは間違いありません、スクラムを支えているのもそこだと思います。

以前にある方とサッカーの試合を観戦しながら、私の体の使い方を見る視点がどういうものか、聞いていただいたことがありました。
その中で、日本で活躍している時にはしなやかさが目立った選手が、海外に移籍してしばらくすると、動きが固くなるというか、日本でやっていた時のしなやかさが失われたように見えると言う話を伺いました。

体格差に劣る日本人選手が、海外の選手たちに伍して戦うために、いわゆる体づくりが目的となったトレーニングを行った結果ではないかと言うのが私の答えでした。

その数年後、偶然にも実際に海外のチームがトレーニングを行っているところを見る機会があり、自分の考えは間違っていなかったと確信しました。
ベンチプレスひとつとってみても、背中で押せているというか、前側の筋肉に無理がありません。
日本の選手が行うと、前側の筋肉がとても苦しそうに頑張っていることが分かります。

その結果として、実際のプレー中にはトレーニングでインプットされた筋肉の動きを再現するところとなり、いわゆる力みを感じることになるのです。

では半数が外国人選手だった今回の日本代表の中で、日本人選手だけがそういう動きになったのならわからないこともないが、外国人選手も同じく屈筋主体の動きになっていたというのはおかしいではないか、と言うことになると思います。

実際のトレーニング内容は公開されていませんが、ウエイトトレーニングもかなり追い込んだメニューで、体の使い方など考えている余裕もなかった内容だと想像されます。

そうなると、いかに伸筋優位で体を使える外国人選手であっても、最後の力を振り絞って歯を食いしばり、屈筋優位の筋力発揮にならざるを得なかったのではないでしょうか。

昨日来てくれた選手は、私のブログを読み込み、この辺りのことまで踏み込んだ会話になりました、なかなかこういう話が出来る相手がいないので、とても充実した時間となりました。

もちろんその選手が現在行ってる競技に置き換えて、色々な局面での体の使い方が、仲間である日本人選手と、いわゆる助っ人の外国人選手、またW杯バレーを見ながら色々なことを考えられたそうです。

ラグビーの場合、まだまだ体格差パワーの違いを埋めるために、体づくりが最大の目的となるトレーニングが主体となるとは思いますが、今回限りではなく強豪国の一員としてチーム力を維持し、W杯でのベスト8の壁を破り、さらに頂点を目指していくためには、こういう考え方も必要なのではと思った次第です。

世界を知る外国人指導者には、海外の選手たちと日本人選手の体の使われ方の違いなどと言う発想は通じないと思います。

そのためには育成年代の頃から、背骨を自由に使える背中側の筋肉を機能させるという発想のもとに、各種のトレーニングを行う必要は間違いなくあると思います。

それがベースとなって、各競技に必要な体や動きのトレーニングを加えて行くことが重要であると考えます。

ラグビーは強さや激しさばかりに目が行きがちですが、週末から始まるベスト4の激突を、改めてこういう視点で観させてもらおうと思います。

台風被害に合われた地域にお住いの皆さん、体には十分お気を付けください。

現場の空気を感じさせてくれた西本塾でした、その感想です。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

昨夜のラグビー日本代表の試合に、久し振りにと言うか、『感情移入』という言葉がぴったりの80分を過ごさせてもらいました。

どんなレベルでも、全員が一つの目的に対して純粋に取り組んでいる姿を見るのは、自分の心の洗濯になるというか、こんなチームこんな選手たちがラグビーをやっているんだということを知り、私の中にも熱いものがよみがえってきました。

実際のところは知りませんが、少なくとも彼らはこの3年間、わき目も振らず一心にラグビーという競技に向き合ってきたことは間違いないと思います。

私もそんな中に居たかったと、心から思いました。

さて、30期西本塾、最後の三人目の感想が届いたので紹介します。

牧野さんは、私の存在を5年前に、その時所属していたチームの選手から聞いて、すぐにでも西本塾に参加したいと思いながら都合がつかず、念願かなってやっと今回参加してくれたそうです。

同じように日程の都合がつかず、受講したいが実現できていないという人も、もしかしたら居るかもしれません、年に数回の開催ですが、続けて行こうと思います。

来年の予定も一応決めていて、ホームページの講習会情報に記載していますが、逆に何月何日の二日間なら参加できるのだがという希望があれば、知らせていただけないでしょうか、もしかしたらそのタイミングで実現できるかもしれませんので。

以下ご紹介します。

お世話になっております。
西本塾30期生、『テゲバジャーロ宮崎』『牧野大輝』です。

感想をお送りするの大変遅くなり、申し訳ありません。

西本先生、奥様、吉田さん、武智さん、二日間ありがとうございました。

私は西本塾で本物を、幹となるものを、根となるもの、もしくは種となるものを学びたく受講させて頂きました。

特に動作、動きづくりなどに関することは、他の講習会やセミナーなどで枝葉を学んでも、競技に特化しているはずなのに納得のいかないことがあったり、質問させてもらっても意図したことと違う答えが返ってきたりと、辿り着きたいとこはわかっているが、向かい方がわからないことが数年続いていました。

今回の西本塾では、いままで納得できていなかったところが西本先生の熱い指導のもと、自分の中で面白いほど腹落ちしていくことが実感することができました。

また、西本塾30期の同期生に恵まれ、西本先生のお話がより実践的なところまでお話し頂く事ができ、自分の中で「これはこう選手に落とし込んでいけそうだな」「これはあの選手が改善すべきことだな」と結びつけやすく、現場に戻りすぐに実践することもできました。

股関節痛症候群の症状を訴えていた選手へ早速一緒に挑戦してみたところ、いままではどうにか悪化を遅らせることで精一杯でしたが、現在はかなり症状が落ち着いてきました。
ありがとうございます。

また、他の選手では以前、西本先生が『カマタマーレ讃岐』へトレーニング指導をされた際に在籍していた選手がいまのチームにおり、西本先生の指導を覚えていて、ジョギングの時など西本走りを意識しているとのことでした。

西本塾30期に参加させていただき、学ばせていただき、より自分がしたいことと自分ができることを近づかせる事ができたと思います。

まだまだ幹も細く、根も短かく、枝葉も少ないのでより学び、より考え、西本先生に近づけるように頑張りたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い致します。

牧野さんのように今現在、現場で選手と直接指導する立場にある人にそう思ってもらえてとしたら、今回の西本塾は大成功だったと思います。

今回レジュメの内容を基本にしてと言うスタイルを、少し離れた意味はそこにありました。

たしかに基本的な部分は絶対にはずせないことで、それなくして西本理論は語れません。

しかし、限られた時間の中で少しでも実践的な内容になるように、様々な工夫をしてみました。

私自身が現場を離れ、継続した指導が出来なくなっているため、牧野さんのようにチームに所属し、日々選手と接している立場の人をとても羨ましく思います。

私が直接出会うことが無い沢山の方々の役に立つためには、直接指導を受けてくれる塾生の皆さんにしっかり伝えるしかないのです。

その伝え方を毎回真剣に考えています。

カマタマーレ讃岐の指導に行ったのは、だいぶ前のことになりますが、その時に居た選手が今でも指導を受けたことを意識してくれていることはとても有難いことです、継続しての依頼はありませんでしたが、選手一人一人の中に、何かしら残ってくれているなら、指導に行って良かったと思います。

私の活動も含め、やはり大事なのは『継続』することですね。

以前指導した小学生が、中学三年間のサッカーを終えたことを、お父さんから知らせていただきました。

大きなケガや故障もなく、無事にやり通せたのは西本さんのお蔭です、という言葉もいただきました。

子供たちの成長はあっという間、こちらは歳を取るばかりですが、育っていく子供たちと同じように、私もまだまだ成長していきたいと思います。

第30期西本塾、とても良い学びの場になりました、3人の受講者の皆さん、改めてありがとうございました。

『西本走り』第一章から次のステージへ

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

私の提唱する体の使い方で行う走ると言う行為が『西本走り』と呼ばれるようになって久しいのですが、この走り方と言うか体の使い方に発想が至ったのは、もう7年も前になりますが『風間八宏』という稀代のサッカー指導者から、一緒にチーム作りをやってみないかという話が届いた時でした。

それまではサッカーの世界からは離れていて、社会人野球チームや今回カープの監督に就任した『佐々岡真司投手』のパーソナルトレーナーとして野球漬けの生活を送っていた私には降って湧いたような話でした。

既にプロという高いレベルの能力を持った選手たちに、私の持っているノウハウの何が一番役に立つであろうかと考えた結果が、90分間頭と体を動かし続けることができるための体の使い方、一言で言えば「こんな走り方をすれば疲れにくいよ」ということでした。

短い期間でしたが一定の成果を出してくれた選手も何人かはいたと思います。

それを形にし結果を導き出すためには、私が直接指導しそれを継続して身につけさせる必要がありました。
元々能力の高い選手であれば、あの短期間でも形にすることはできました。

その考え方と身につけるためのノウハウを、様々な立場の方々にお伝えするとなると、ここには大きな問題が生じることは分かっていました。

まず直接指導の時間が限られていること、そして継続しての直接指導は不可能だということ、結果責任を一番に考える私にとっては、逃げるわけではありませんが、基本となる考え方や身につけるためのドリルを指導することが中心となってしまいました。

結果として、指導を受けてくれた選手や指導者の皆さんが期待してくれたほどの成果を挙げられていないという現実があることも承知しています。

「基本的な部分は伝えたから、後はそれぞれで工夫して継続してください」としか言いようがなかったのです。

学んで持ち帰ったはずのノウハウが、なぜ結果に結びつかないのか、私の中にも忸怩たる思いがありました。

体の使い方が変わればパフォーマンスは確実に向上する、後はそれぞれの指導者の指導力の問題と、それ以上には踏み込めない立場に悔しい思いもしてきました。

しかし冷静に考えてみると、『西本走り』なるものの本質は本当に伝わっているのか、単に変わった走り方で終わっているのではないかと思う様にもなってきました。

西本走りとこれまで当たり前に行ってきた走り方の何が違うのか、どういう利点があるのか、そのことをきちんと伝えられなければ、それを身につけるために行うFBTや各種のドリルも、ただのトレーニングの一環で終わってしまいます。

今現在伝えている西本走りという体の使い方は、人間の体の仕組みに沿った効率的かつ効果的な体の使い方であるというところまでは理解してもらえても、実際の競技動作には直接使えないものという感覚で捉えられてしまっていることも事実の様です。

私自身はずっと体の後ろ側、特に広背筋を意識したトレーニングを継続しているため、どんな動きを行っても屈筋重視にはならず、伸筋主導の力まない動きができる様になっています。

走るという行為を突き詰めて考える様になった時お手本としたのが、四足動物ナンバー1のスピードを誇る『チータ』の疾走動作であり、200mと400mの二つの距離で世界記録を打ち立て、400mでは最近までその記録が破られることがなかった『マイケルジョンソン』選手の体の使い方であったはずです。

残念ながら今指導していることだけではマイケルジョンソン選手の走り方には近づくことができません。
腕の振り方が全く違うと思われてしまいます、足の振り出しシザース動作も必要になります。

陸上競技を専門に指導している方に受け入れられないのはそのためだと思いますし、現実として長距離走に取り組んでいる方が指導を受けにきてくれた後、大きな記録向上が見られたという報告も受けていません。

私の伝えた基本の部分が伝わっていないのか、応用ができていないのか、その両方なのか、私には分かりません。

枝葉の効果を期待されて指導するのは本意ではないと常々繰り返していますが、結果を出すことのできない指導をしているのではもっと面白くありません。

この辺りで西本走りに新たな方向性というか展開を示さなければなりません。

サッカーでは結果が出せたという方がいてくれても、短距離走で長距離走で、なるほどそういうことだったのかという物を示さなければ、ただの小理屈で終わってしまいます。

そんなことには絶対にさせません、これまでどれだけ真剣に体と向き合い試行錯誤を繰り返してきたのか、今回ばかりは改めて『今に見とけよ』の復活です。

まずは西本走りの第一章とはなんだったのか、先日行った30期西本塾の際に、受講者の皆さんの前でわざとらしく大袈裟な動きでやって見せた、従来の走り方と西本走りの違いを動画に撮りました。

YouTubeにアップしましたのでご確認ください。

ただこれはあくまでも基本編、西本走り第一章なのです。

ここからどうやってマイケルジョンソン選手の様に速く走れる動きに変われるのか、ケニアの選手たちの様にフルマラソンを2時間を切ろうかというスピードで走り切れる動きになるのか、すぐにはお見せできるレベルの動画にはなりそうもありませんが、『西本走り第二章』として指導できる準備を行なっています。

いろいろな動きを試しているので、今日の昼休みも公園で走りましたが、ふくらはぎがちょっと危なかったです。
誰でもない自分の体で行って納得して、自信を持ってお見せできるレベルに届かせていと思います。

まだまだゴールは見えてきません。


私に対する大きな期待と信頼、やりがいと責任を感じます。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

昨日一昨日と見て感じてきた島根での感動を、今日からの日常に生かすべく、心新たに頑張っております。

先週末行った、第30期西本塾の受講生からの感想が届きましたのでご紹介します。

吉田さんの文章は、関西のノリと言いますか、普段接していない人間には違和感があるかもしれませんが、純粋に読み物としても楽しんで頂けたらと思います。

ではどうぞ、

今回も自分のカラダとココロの状態の変化とともに、自分のこれからの取り組み方への決意を踏まえた感想にしたいと思います。

ココロの底から待ちに待った『西本塾』への興奮と、その時はまだ顔も知らない他の二人に「絶対負けへんぞ」という、今となってはワケの分からない闘争本能で、始発の新幹線にも関わらず眠気も起きませんでした。

「これ、だいぶ屈筋優位やんなぁ」と思いながらも…
自己紹介の挨拶でも並々ならぬ思いで参加したと自分でハードルをあげました。

「うん、やっぱり屈筋優位」
その後の座学やマシンでの刺激で、ココロ(過緊張)→カラダ(屈筋優位)の状態が、カラダ(伸筋優位)→ココロ(落ち着き)という変化を起こしました。

屈筋を使うトレーニングでは、この方向への変化は起こらないと思います。
高揚感や闘争本能も悪いとは言いませんが、動きに影響するような状態ではいけませんし、過ぎたるは及ばざるが…ということですね。

もちろんターミナルの景色や『Studio操』の雰囲気を感じ、懐かしさや安心感で過緊張が取り除かれて、伸筋優位になっていった一つの要因ではあるとは思います。

宇品へ帰ってくるまでの数年間、FBT西本走りへの取り組みなどを継続出来ずにいた事もありましたが、ブログを何度も読み返し、動きづくりを再開してから感覚を取り戻せた実感はありました。
「よし、これを継続していこう」と。

が、やはり自分の思っている動きになっていない部分も多く、西本先生の指導を受け見本を見ると、細かい部分での動きへの意識は自分の動かしやすい所へと移り「あぁ、ちょっと悪いクセついてしまってるねんなぁ」という気づきもたくさんありました。

これは悪い事ではなく、改善点・修正点もその時点での理想の動きづくりを継続してきたからこそ、違いに気づくキッカケになったと思っております。

前回同様、初日を終えると筋肉の張り(筋肉を使った感)を感じていました。
4年前とは明らかに違った事は、この使った感がよりピンポイントになっている点、そして頭で思い描いていた「もっと使えるはずやねんけどなぁ」という部分にも感じている点でした。

連結・連動という言葉だけでは表せない、手と手を取り合うというか…
友達から自然に親友と呼べる存在になるような、無理矢理感のない感じ。
私、変な事言ってますか??笑、感覚を例えるのはホントに難しい…

2日目の西本走りの実技、初日の終盤に室内でのドリルを復習し、外へ。
各ドリルでの細かい修正はありつつも、全体的には良い感覚で進みました。

外へ出てスピードを上げ、上り坂下り坂を利用しながら走る。
前回はカラダの動きを気にしながら、スピード感でいうと60%ぐらいまでしか上がりませんでした、というより上げられませんでした。
骨盤や股関節の角度不足、上下動不足、上半身の力みなど、とにかく全部が今一つ二つという感覚、もちろんそれまでのカラダの動かし方とは違いましたが。

前回参加した2015年の西本塾の約1ヶ月後、2016年大阪の旭高校で行われた『西本野球塾』までの期間で修正を重ね「この期間でしっかりやりましたね」と西本先生に言って頂きましたが、今回はその時の感覚とも比べ物にならないぐらいでした。

「めっちゃ速い!」「勝手に足上がる!」「股関節ありがとう!」こんな感じでした。
また変な事言ってますよね。笑

それでも「やっとちゃんと動かしてくれたなぁ。でもオレまだまだ出来るで。」と股関節に言われている気がします。

股関節くんの本来のポテンシャルを少し使えたせいか、周辺の筋肉は4年前より野球塾の時より圧倒的に使った感がありました。

『操体法』・『からだほわっと』では、内容は受講生3人だけの秘密ですが、前回よりも根本から応用までの方向性が分かりやすく感じました。
西本先生の伝え方の術が凝縮されていた様に思います。

西本先生と奥様の両方を受けさせて頂いて、思わず感極まってしまいました…。

西本理論では、『操体法』『FBT』『西本走り』など様々なキーワードがあります。
それらは1つの円で繋がっているもので、ヒトのカラダやココロの仕組みを追求してこられた西本先生の「これまでの歩み」「これからの歩み」である事を改めて実感しました。

もちろんブログを読んだだけでは、習得出来るものではなく、西本塾を受けただけで簡単に身につくものではありません。

西本理論は西本先生自身が、自分の体で試し、継続し、改良・工夫するという過程の中でカタチづくられたモノで、自分も同じように、それ以上に向き合わなければなりません。

○出来なかった動きを「意識的」に行う
○それを継続しカラダに根付かせる
○速さや強度が上がっても再現できる
○「意識的」から「無意識」へ


西本理論の最先端である西本先生自身が日々進化している事を考えれば、自分が「これでオッケー」なんて事はある訳がないのです。
もちろん老化や生理現象に逆らうという意味ではなく、自分の感覚や意識、再現性を掘り下げる事に限界などありません。

終了後に〈明日からすぐ応用出来るように工夫して伝えました〉という先生のTwitterありました。
明日からすぐに使える、すぐに習得出来るという事ではありません。
〈ざっくりとした地図を渡され、上が北、下が南。大体このぐらいの地形だよ〉という段階です。

そこに実際行ってみて、どんな景色なのかは自分で確かめないと分かりません。

隣にいて同じ景色を見ていても、人によって感じる事が違ったり表現の仕方が変わるのは当然の話です。
西本先生が見てきた景色を見たい!経験した事や出会いを体感したい!
という願望はありますが、もちろんそんな事は不可能な訳で…

自分の見てきた景色から工夫・応用をし、新たな景色を発見していく事が西本理論を掘り下げる事に繋がる。
根にも幹にも気を配り、枝葉や花にも気を配り、自分の「樹」がいつか「大樹」になる事を信じてやっていきます。

奥様
受講生や西本先生がやりやすいココロ配り、感謝です。
西本先生をいつも支え、寄り添っている姿勢がそのまま感じられる様な優しい『からだほわっと』を施して下さってありがとうございました。

西本先生
楽しさや優しさが加わり、さらに進化された姿に圧倒されました。
これからの自分の歩みに背中を押して頂いて、カラダもココロも全てを包みこまれた『ほわっと』でした。
いつかゴルフもご一緒出来たらなぁという密かな思いも出てきています。
また個別のゴルフ塾もよろしくお願い致します。笑

受講生のお二人
それぞれ歩んできた「道」は違いますが、西本塾30期というご縁がありました。
それぞれが深めたものを色んな方々に還元し、またいつか何かのカタチでご一緒出来る日があればと思っております。
西本塾30期、バンザイ!
吉田顕宏

と言う文章を寄せていただきました。
二回目となる西本塾の受講、それを『宇品に帰ってくる』という言葉を使っていただいたこと自体、西本塾を継続してきたからこそ頂いた言葉だと思います。

このブログを紙ベースで印刷し整理してくれている方の一人ですが、この4年間の間にも色々なことがあったようです。
その間も私と言う存在が、吉田さんの中で大きな意味を持ち続けていたことは、本当に有難いことであり大きな責任も感じています。

修了証もない講習会ですが、吉田さんの文章からも、そんなことのために宇品に来ているのではないという強い思いが感じられます。

今回私は、受講者本人のためにということをテーマとしましたが、裏を返せばこうして伝わってこそ、皆さんの周りにいる人を幸せに出来る結果になるのではと思います。

それぞれの方が、『本物』になってもらえるよう、最善を尽くしました。

吉田さんのこれからに、明るい未来が訪れることを信じています。

30回続けてきたからこその、今であるとしみじみ感じました。

前後して二人目の感想が届いたので、追加させて頂きます。

西本先生、奥様、吉田さん、牧野さん2日間、大変お世話になりました。

西本塾終了後、数年ぶりの筋肉痛に襲われぐったりでしたが、完全復活しました。やはり日頃から身体を動かしていないとダメですね。

トレーニングでは伸筋の強さや、3ー5ー7理論を身をもって体験することが出来ました。

器具を使用したトレーニングで、しっかり握って動かすのと、補助具を使用し、手を開いて動かした際の違いには大変驚きました。

グーをしただけで力んでしまい、今までは屈筋に頼ったトレーニングしかやってこなかったのだなと実感しました。

ぶつかり合いの時には、力まずふわっとぶつかっては吹き飛ばされてしまうと思い込んでいましたが、結果は力んでいる人の方がダメージを受けていました。

私は高校時代にはラグビーをやっていました。
当たるときは気合を入れて、力みまくってぶつかっていました。

体の小さい私のような選手は、力んでぶつかっていっても吹き飛ばされるのは当然ですね。
FWは3と3同士がぶつかり合い、やはり体格で有利・不利が決まってしまうことが多いように感じます。
しかし、BKの動き(FWでもできている選手はいますが)を見ると、うまく力を逃がして突破し、転んでもすぐに動き出せる選手が多いように感じます。

どうしても力んでしまうことが多いスポーツですが、うまくニュートラルな状態を保つことが重要なのかなと感じます。
高校レベルであると、うまく伸筋を使ってプレーできるようになれば周囲との差も歴然となるような気がします。


その他、当たるときの大転子の位置など大変勉強になりました。
今後指導する機会が来るかはわかりませんが、しっかり勉強して準備しておきたいなと考えています。

走りの指導の際には、引っ張り出しの動きに戸惑いましたが、難しいと考えることを止め、身体に任せて無心で取り組むと、自然にできるようになりました。

スラックライン(ポーザーユニット)の体験の際もそうでしたが、力を抜き、リラックス(無心になる)事で自然とこのような動きになっていくことが体験できました。

スピードを上げない状態での走りは、本当に楽でどこまで走れるのか試してみたいと思うくらいでした。
まだまだかもしれませんが、感覚を忘れないように走る機会も作っていきます。

高校時代には「もっと本気で走れ」と叱られたこともありますが、振り返ってみると力の抜けた良い走りが出来ていたのかな?なんて調子に乗った考えをしてしまいました。

落下捻転による動作の切り替え時、アイドリング時に力みが多いので、今後は力みをなくすことと姿勢を意識して取り組んでいきます。
どうしてもスピードを上げると足がついてこなくなってしまいます、運動不足はダメですね。

「からだほわっと」を実際に西本先生、奥様に実施していただき、とても良い経験になりました。
たくさん解説していただき、気持ちの面なども大変参考になりました。
ネガティブ感情を吹き飛ばすような、私なりの「からだほわっと」が作れるように努力していきます。

まずは自分のボロックソにゆがんだ身体をメンテナンスしつつ、相手をしっかり誘導できる声掛けを勉強していきます。

2日間にわたり、人間の身体とは・・・に続くところが勉強できました。
身体が楽な動き、喜びを感じる動きを今後も学習していきます。

その他、先生が話してくれた「脳」の部分やスラックラインの活用についてもすごく興味を持ちました。
2日間、先生の「なぜ?」を突き詰めていかれたことを教わり、すごく幸せな2日間になりました。
是非ともまた勉強させてください。

本当にありがとうございました。

武智裕明

武智さんはもともと松山の方ですが、最近まで島根の施設で作業療法士として勤務されていたそうです。
この港はしょっちゅう利用されていたそうで、2階に私の施設があるとは想像もしていなかったとのことです。
やはりご縁があったと言うことなのだと思います。

書かれていることは、西本理論に初めて触れた方に共通するものです、ここからどう発展させていくか、楽しみにしています。

こうしてお二人の感想を同時に掲載すると、初めての方と4年越しに2階目を受講された方の受け取り方の違いが明確になると思います。

それぞれが今日から使える何かを伝えたつもりです、どんな風に変わって行かれるのか、できればまたご報告いただければ嬉しいです。

正しいことを正しいと信じ継続してくださる方の存在。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
昨日のゴルフで43・43・86のスコアで回り、70台も現実化してきたと笑顔の西本です。

土日の二日間行なった、『第30期西本塾』3人の受講者の皆さんと一緒に、まさに学び合う二日間を過ごすことができました。

これまで私が受講者の皆さんに向き合う基本姿勢は、それぞれの方の向こうにいる、「私がおそらく生涯出会うことがないであろうたくさんの人たちに、私の試行錯誤の上たどり着いた考え方を正しく伝えて欲しい」という強い思いがありました。

ですから、他の何かと比較することはできませんが、おそらくいわゆるノウハウを教える講習会やセミナーの一つと考えて受講した方には面食らったところも多々あったと思います。

とにかく一人一人に対して真剣に向き合ってきたつもりです。

最近使ったワード『3%』理論(申し訳ありませんが出典は確実ではありません。あるセミナーの講師の方が講義の中で使われていた言葉です)によりますと、自ら求め真剣に学んだ方の中で、継続して学び続け、伝えた側と同じレベルの意識にまでたどり着いてくれる方の割合がたったの3%だと言われるのです。

私は常に100%の方に理解していただきたいと奮闘してきたつもりですが、現実にはその数字が妥当なのかもしれません。

しかしこの数字は、伝えた側の求めるレベルであって、受け取った側の方から見れば、大きな影響を与えてくれたと評価してくれている部分もあるのかもしれません。

そんなことを思いながら今回3人の受講者をお迎えしました。

今回のテーマは、受講者の向こうにいるたくさんの人のためには勿論ですが、何より参加してくれた一人一人が、二日間の講義を終えた時、「目からウロコが落ちたとか」「点が線になった」という、抽象的な感想ではなく、いますグニでも自分が関わっているたくさんの方とこの二日間の内容を共有したい、これまで以上に人の役に立てるものをたくさん学ぶことができた」と思って帰ってもらうことでした。

1日目の理論編も、これまでの29回に比べ、レジュメの文字を追うことが少なかったと思います。

皆さんがどう受け取ってくれたのかは、お願いしてある感想が届いた時に、改めて書きます。

こうして回を重ねてきたわけですが、その3%にあたる方々のその後の取り組みは、私の想像をはるかに超えるものがある方ばかりです。

そんな方々の存在を知ったからこそ、3%という数字が見え隠れするのだとも思いますが。

このブログの記事をわざわざ紙ベースに印刷して、テーマごとに分類してファイリングし、用途に合わせて持ち歩いているという方が何人もいます。

自分で言うのもなんですが、6年以上にわたって延々と書き綴っているこのブログ、相当の文字数でありページ数になると思いますが、それをそこまで大事にしていただいていることに感謝以外に言葉が見つかりません。

また、具体的に何をどうされているのか知識が乏しくわかりませんが、全ての記事をデータベース化して検索できるようにしていると言ってくれた方がいました、それが、西本塾生でツイッターのハンドルネームと言うのでしょうか『@nykm8』さんです。

昨年の12月に伊勢原でお会いして以来、すでに何度もお会いしている方です。
お名前を出しても差し支えないと思いますので『中山さん』とお呼びさせていただきます。

その中山さんのツイッターに以下のようなツイートがありました。
毎回中山さんの私の考え方に対するコメントは、私自身がなるほどと感心するものばかりです。

『1回5分体が喜ぶ健康術』は、残念ですが初版のみで、重版出来には至っておりません。

前回の西本塾を受講していただいた、ある県の職員をされている方から、私の体に対する向き合い方が全国民に広がれば、逼迫する医療保険制度を大きく改善することができると言う、具体的な数字を挙げての説明をしていただいた時にはびっくりしましたが、その方は真顔でそう言ってくれました。

正しいことを正しいと言っているだけでは、多くの方の心にまでは響かないことは実感しています。
私の言葉に世の中を変えるほどの力がないことも感じています。

それでもこうして実際に取り組み継続してくれることで、私の伝えたことが本当に人間が生きていくために不可欠な考え方であると確信してくれる方がいると言う事実です。

以下のツイートされたコメントは、初見の方には意味がわからないと思いますが、少なくとも西本塾生には理解していただけると思いますし、拙著を読んでくださった方々の中にも、そう言う捉え方をすれば良いのかと、改めてページを開いていただけるかもしれません。

ご紹介します。

『#操体法 のいろいろな動き。
最初は筋肉の連動を追ってきた。
次に背骨の動きを探ってきた。
今は背骨の各部を6方向に動かすにはどんな動きがあるか、試している。
自分にあった動きも見つかってきた。
膝倒しは重力で勝手に膝が落ちる。
ヒロシのようにパタンパタン🎵』


『理想的に緩んだ5の筋肉は、5.5まで伸ばすと気持ちいい。
6まで伸ばすと痛い。
縮こまった4.5の筋肉は5.5まで伸ばすだけで痛い。これが左右差。
4.5の筋肉を緩めるには、4までぐーっと縮めてすっと脱力する。
すると血流が促され、筋肉が緩み、痛みも消える。
つまり、気持ちいいことだけやってればいい🎵』


『最初は、何秒やるか何回やるかが決まっていないことに戸惑いがあります。
動きかたさえ好きずきでよいと。
今ではその自由による奥深さに感謝しています。
#フリースタイル & #オーダーメイド を謳歌しています❗️』


いかがでしょうか、操体法そのものを学んでいる方々にも多くのことを示唆している言葉だと思います。

真剣に向き合っていただきありがとうございます。


久保健英選手の体の使い方について、二橋慶太さんのツイッターから。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

直接指導を受けにきていただいた沼津中央高校サッカー部監督の『二橋慶太』さんのツイッターで、マジョルカでプレーしている『久保健英』選手のワンシーンについて動画とともに紹介されていました。

そのことについて少し触れておきます。

二橋さんは私の元を訪れてくれて以降、西本理論への取り組みを、また西本理論を学んだ人間としての新たな気づきを、ツイートしてくれています。

私にとっては、指導者として選手たちとともにどう活かしてくれて、どういう変化があるのかを知ることができる、貴重な存在となっています、なかなかその後の取り組みについて報告してくれる方がありませんので。

今回ツイートされていたのは、久保選手が左サイドで味方の選手のヒールパスに対応して体を入れ替え、前を向いて次の動きに移ろうとした瞬間に、相手ディフェンスの選手が、まさに久保選手に対して体当たりをしてきた瞬間に、どういうことが起こったのかということについてのものでした。(二橋さんのツイッターをご覧ください)

二橋さんのコメントは、「どうしたらこのような身体の使い方が出来るのか。決して、ゴリゴリの身体ではない。」というものでした。

このコメントは二橋さんの素直な感想だと思いますが、私としてはもう一歩、いやもう二歩踏み込んだ考察ができるはずなのにと思ってしまいました。
もしかしたら二橋さんはそんなことにはすでに気づいていたのに、考えがあってこれ以上詳しく書くことを控えたのかもしれません。

これまで私の指導を受けてくれた皆さんの中にも、この動画を見てなるほどそういうことかと膝を打った方も多いと思います。

まず一つの要素は、体をぶつけ合う瞬間に身体の前側の屈筋を使って、体を岩のように固めてぶつかることは得策ではなく、グーとパーや体全体をスライムのように柔らかく使うという言い方で説明した身体の使い方で、相手の力を吸収することができるということです。

ほとんどの方はそこまでは気づいてくれたのではないでしょうか。

しかし今回のプレーは、そういう意味での体の接触よりも、もう一つ大きな要素がありました、二人の選手がぶつかる瞬間の『大転子』の位置です。

大転子とは、大腿骨は内側に折れ曲がって骨盤にはまり込んでいるのですが、その折れ曲がっている出っ張りの部分のことです。
骨盤の両サイドを手のひらで覆うように持って、その場で足踏みをしていただければ、手の中でグリグリ動いている部分を確認できると思います、そこが大転子です。

以前に西本塾生から頂いた感想で、『大転子が世界を制する』とまで言ってくれた方がいました。
この言葉は大げさではなく、今回のプレーを見るまでもなく、私が直接指導した際に体験していただいたことで、十分理解できることです。

体当たりしてきたディフェンダーと、久保選手の大転子の位置関係、じっくり見直してみてください。

久保選手に体当たりする際に、飛び上がるようにして体をぶつけているために、体が浮いてしまい、大転子の位置が久保選手のそれより上になっていることが分かります。

さらには体当たりをされた久保選手が、体がこわばらせて固くなることなく、ふわっと受け流しているようにも見えます。

毎度のことですが、「そんなことは瞬間的なこと、意図して行っているわけがない、あなたのいうことは理屈ばかりだ」という人も多いと思います。

そんな見方しかできないから何も変わらないのです、理屈や理論と呼ばれるものは、実際に起こっている現象を言葉で説明しただけのことにすぎません。

そして、その理屈が再現性のあるものであることを、私は身を以て証明し、多くの方に指導してきました。

過去にはライターの『木崎伸也』さんの依頼を受けて『Newspicks』『アスリート解体新書』と題した連載記事を書かせてもらったり、『ナンバーウェブ』でも記事を書かせてもらいました。

私の存在をそういう媒体で知ったという方も多いと思います。

久保選手の存在は、現在最も注目されているサッカー選手だと思います。

もしまたそういう媒体から依頼されるようなことがあれば、面白い切り口の記事をたくさん書けると思います。
それくらい魅力のある選手だと思います。

今回の二橋さんのツイートから動画を見られた方も多いと思います。

その動きにどういう意味があるのか、そしてその動きができるようになるためにはどういう過程が必要なのか、簡単なことではありませんが、週末に行う『西本塾』ではできるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。

改めて3−5−7理論の重要性を感じているところです。



プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
今年の第1回目は2月15・16日の土日に31期西本塾を行います、現在募集中です。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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