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体の使い方という視点のアプローチを試してみませんか。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

新型コロナウイルスの影響は中国から始まり、我々の国日本どころではなく、世界中にその猛威を振るい、日に日にその脅威が身近なものとなっています。
現実としてあまり危機感を持っていなかった人たちにも、コメディアンの『志村けん』さんの訃報に接し、やっと現実味を帯びたような感想も聞かれています。

スポーツ界においても、各競技のトップリーグはもちろん、育成年代の部活動やクラブ組織の練習もできない状況が続いています。

こんな時期ですが、今私が試行錯誤の中で形作られてきた『体の使い方』という観点からのアプローチが、なぜ一部の選手や指導者から注目されるようになったかを考えてみたいと思います。

広島の地で私一人が発信を続けていただけでは、今の状況はなかったと思います。

西本塾2期生である『倉本和昌』さんが、壮大な夢と理想を掲げて起業した、『世界に通用する!チームの勝利と個人の育成が両立できるサッカーコーチ養成セミナー』と銘打って始めた活動に、私の提唱している視点が必要不可欠なものだと感じてくれ、セミナーの一コマを受け持たせてくれることになったことで、これまで縁のなかった育成年代のサッカーコーチの皆さんに、私の考えを伝えることができるようになりました。

セミナーを受講してくれた皆さんには、私にとっては当たり前のことが、これまで全く意識すらしたことがなかったということが現実でした。

全ての方がこのことの重要性を本気で認識してくれたとは思いませんが、既に理論編の座学3回と、実際に体を動かしての実技講座を2度行い、それでも少しづつかもしれませんが、正面から向き合い取り組んでくれていることが伝わってくる人が増えてきました。

サッカーの経験者でもありませんし、ボールの扱い方や戦術面のことは全く素人ですが、だからこそシンプルに体の使い方という視点にもっと真剣に取り組めば、個人の能力を向上させられるのにと思わずにはいられません。

50メートル走などの一定の地転間のスピードが劣っていても、動き出しの一歩目のスムーズさに勝れば十分対抗できるとか、体の大小に関わらず、大転子部分の使い方が分かれば、逆に小柄な方が有利な場合も多いとか、これまでとは真逆なことを言っているようにも思われますがすべて真実です。

たまたまサッカーという競技の選手や指導者にご縁があったので、私もより深くサッカー選手にとって効率的かつ効果的な体の使い方ということを模索していますが、そのことが結果として他の競技にも大きな影響を与えられていることは、とても有り難いことです。

セミナーの受講者に方々は、倉本さんのセミナーがあって私の存在を知ったという方がほとんどですが、先週伺った名古屋の大同高校サッカー部のコーチである『清水智士』さんもその一人でした。

名古屋にはもう3年前になりますが、西本塾生の『内田雅倫』さんの招きで、やはりサッカーの指導者を対象にしたセミナーを行ったことがありましたが、その後私がお伝えしたことを、参加してくれて指導者の皆さんがどう現場に生かしてくれているのかは伝わってきません。

今回は選手たちに対しての指導ができなかったため、ボランティアスタッフを含め10名全員のコーチに3時間にわたって指導させてもらえたので、『城山太志』監督以下、全員が同じコンセプトのもとに指導して頂けることになり、個人の能力向上はもちろんチーム力のアップにも貢献できると信じています。

私の指導を生かすも殺すも、指導を受けてくれた側の、大袈裟かもしれませんが、「このままでは駄目だ、何かを変えなければ」という危機感の度合いなのだと思います。

固定概念にとらわれず、選手たちにとってより良い何かがあれば探してきて取り入れるという、強い気持ちがあってこそだと思います。

そういう意味では、指導は中止となってとても残念でしたが、水戸市の『常磐大学高校サッカー部』にご縁を作って頂いた、選手の保護者である『鈴木圭輔』さんには本当に感謝しています。

鈴木さんはもう7年前になりますが、つくばで行ったミニセミナーをたまたま受講して頂き、その時聞いた私の話の内容から、当時小学生だったお子さんのこれからのサッカー生活、ひいてはサッカーという競技そのものに私の考えは大きな力になると感じ、その後の私の発信する言葉をしっかりチェックしてくれていたというのです。

結局は自分自身もより良いものを求めて試行錯誤しているからこそ、私の考えていることに響くものがあったということなのだと思います。

私の考え方が大きな広がりを見せないのは、本当に必要だと思っている方が少ない、若しくは一部ではなく私の考え方の変遷を追い、真剣に向き合ってくれているかだけのことで、世の中のすべての人に理解してもらおうなどという気持ちはありません。

まあ、アピールの仕方がが下手だと言われればそうなのですが・・・。

そんな中でも様々な競技で、もう一歩前に進みたい、自分の続けてきた努力の方向性は正しかったのかと、真剣にもがき苦しんでいる選手たちが、私を必要としてくれています。

前回記事にした、サッカースクール・クラッキの『谷田部貴寛』さんの1歳になったばかりの子供さんのスクワット動作ですが、何とFBでのシェアが89(なのに拍手が9という数字は納得いきませんが(笑))という数字で、どう感じられたかは別として、たくさんの方が興味を持ってくれていることを感じる結果となりました。

スクワットというとトレーニング動作が想起され、『どこかを鍛えるための動作』という意味にとらえられると思いますが、先日膝に水がたまり病院で何度も水を抜いてもらっているが、楽になるのはその時だけで膝の曲げ伸ばしがつらいという女性の施術を行ったときのことですが、せっかく曲げ伸ばしが楽になったのに、ベッドを降りて軽く屈伸してみてくださいとお願いすると、まさに膝だけを使ってその動作を行おうとするので、膝に大きな負担がかかり、というよりまだ痛いのではないかという不安や恐怖から、とても不自然に動作を行おうとするのです。

そこで、「しゃがみ込むときは膝を意識して曲げるのではなく、背中をそらすようにしてお尻を突き出してください」と声をかけると、何事もなかったように膝を曲げしっかりしゃがむことができたのです。
そして立ち上がる時には、「膝を意識していいですよ、膝を伸ばして立ってください」というと、これまた何の不安もなく立ち上がることができたのです。

これこそが人間が膝を曲げてしゃがみ込み、その姿勢から立ち上がるという動作の本質です。

それがなぜかスクワットという言葉の響きに騙されて、太腿の前側の筋肉をフルに使ってという固定概念を植え付けられてしまっただけのことです。

足を太くしたい人は、それを目的に太腿に大きな負荷をかけてトレーニングとして行うことに何の問題もありませんが、先日指導したバレーボールの選手のジャンプ動作やレシーブ態勢など、競技動作の中に一瞬の動作として必要な体の使い方は、背中を伸ばしてお尻を引いて姿勢を低くし、その延長線上で太腿の前側を使って膝を伸展させる、まさに『伸展から伸展』の体の使い方が正解なのです。
ならばスクワットという動作をトレーニングで行う際には、どういう意識でどういう体の使い方をしなければならないのか、そんな風に考える選手も指導者も少ない(もしかしたらいない)のかもしれません。

競輪選手のペダリングも同じ、いくらシューズがペダルに固定されているからといって、太腿の裏側の筋肉がさも主役であるような使い方をしてしまえば、瞬発力・最大筋力・筋持久力全てにおいて勝る太腿の前側の筋肉の働きに対してブレーキをかける結果となり、本来持っている能力を生かし切ることができないと考えます。

当然、広背筋を使った骨盤から背骨の伸展、その流れで骨盤の縦の動きによって膝関節の伸展が促されるという体の使い方が自然にできるようにトレーニングを工夫しています。

必要としてくれる人がある限り、求められたさらに上の何かを与えられるように、試行錯誤を続けます。
今この時期だからこそ、選手も指導者の皆さんも、頭を柔軟にして色々なことに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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サッカースクール・クラッキの『谷田部貴寛』さんが見せてくれたお嬢さんの動画。

今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

金曜から月曜まで、名古屋から東京と動きづくりの実技の指導を行なってきました。
内容に関してはこれまでも同じ内容でセミナーを行っていますので、今回は特に触れません。

今日記事にしたいと思ったことは、まさに『我が意を得たり』と、大きく頷いた出来事があったからです。

今回セミナー出張の最後となった、『キャプテン翼スタジアム戸田』で行われた月曜朝のコースに参加していただいた、『サッカースクールクラッキ』代表の『谷田部貴寛』さんが、私にぜひ見て欲しいと用意してくれたのは、1歳になったばかりの可愛いお嬢さんの動画(ユーチューブにリンクしてあります)でした。

(勿論、谷田部さんからは動画の公開の許可は頂いています。)

谷田部さんから説明を受けるまでもなく、これこそが私が言い続けている『人間の体はね・・・』に続く私の発信してきた数々の言葉が、ただの小理屈ではない事を証明してくれる、これ以上ない有難い資料だったのです。

谷田部さんとは、このセミナーの0期生として受講して頂いて以来、もう2年以上のおつきあいになると思いますが、私の講義を聞いて広背筋や伸筋の重要性という部分に強く興味を持っていただき、もうすぐお子さんが生まれるということもあって、どうすればその部分を私がいうように成長させられるかという事を熱心に質問してくれていました。

ハイハイができるようになったら、出来るだけその期間を長くして、立てるようになってもそれを喜ぶのではなく、出来るだけ四つん這いで頭を上げたハイハイの動作を行わせてくださいとお願いしていました。

私が感じている日本人と欧米人の骨格、骨盤の角度を言っているのですが、それはずばり骨盤から背骨を動かしてくれる広背筋の機能の違いだと思っています。

それを克服して欧米人に負けない、背中をうまく機能させられる体の動きを作るためには、まさにこのハイハイから立ち上がり歩き始める、自分の意志と力で移動することができるようになるこの時期が運命の分かれ道になるほど重要だと説明していました。

そうやってかなり意識してハイハイの時期を過ごしてくれたお子さんが、いよいよ1歳をすぎ1人で歩けるようになった今、谷田部さんが一生懸命真似をさせている『スクワット』の動作が、私を驚かす体の使い方になっていたのです。

短い動画ですが何度も繰り返し見てください。(上にリンクを貼ってあります。)

お子さんのスクワット動作は間違いなく広背筋優位、伸筋の連動で行われています。

体を低くする際はお尻を突き出し広背筋をうまく機能させているので、背中がすっと伸びて丸くなることがありません、まさにハイハイの効果です。

もう一点この視点が更に重要なのですが、よく見て欲しいのは体勢を低くした時、結果として股関節、膝関節が曲がっているのであって、意識として大腿四頭筋を使って股関節を屈曲させ体勢を低くしているのではないというところです。

また大腿の裏側の筋肉を使って、意識的に膝関節を屈曲させることもしていないのです。

だからこそ大腿四頭筋は3−5−7理論で言うところの3の方向への収縮に余裕があり、立ち上がる際に無理なく大腿四頭筋を使って膝関節を伸展させられるので、1歳の赤ちゃんが何度でも繰り返し行うことができるのです。

対してお父さんの谷田部さんの動作は明らかに膝関節主導のスクワットになっています。

体勢を低くする際には大腿後部のハムストリングを使って膝関節を屈曲させ、立ち上がる時には大腿四頭筋を伸展させて膝を伸ばしたいのですが、裏側の筋肉はすでに機能していて、それがブレーキとなり、膝関節の伸展動作を行う大腿四頭筋に大きな負担になってしまう動作になっています。

結果、動画の最後で分かるように、谷田部さんの方が疲れてしまい膝に手を置き、まさに大腿四頭筋の負担が大きかった事を証明しています。

対して子供さんの方は、まだまだいくらでもできますよとばかりに涼しい顔をしているのです。

スクワットは本来背中の伸展動作によって体勢を低くし、余裕のある大腿四頭筋の伸展によって立ち上がると言う動作である事を1歳そこそこの女の子が教えてくれているのです。

流石にまだまだ谷田部さんがああしなさいこうしなさいと教えられるわけがありません、この子はお父さんの動きを見様見真似で行っているにすぎないのです。

これが私が言い続けている、人間が持って生まれた体の使い方だと言うことです。

それが歳を重ねるごとに、この動きはこうしなければならないと言った固定概念を押し付けられて、無意識の内に本来持って生まれた使い方を忘れてしまうのです。

残念ながら動画は撮れなかったそうですが、公園で遊んでいる時ちょっとした下り傾斜をあのスクワット動作の背中そのままに、腕を前後に振ることなく、まさに『西本走り』そのものの体の使い方で、転ぶことなくトコトコ駆け下りる姿を見て、「これが西本さんが言っている人間本来の走り方か」と感動したそうです。

セミナーで実技指導を受けた人たちが、2時間の間に例外なく西本走りに変わっていくのは、それが元々体に仕組まれた自然な体の使い方に他ならないからです。

学ぶべき師は、我が子であったり四足動物の体の使い方なのです。

後からくっつけた理屈は、それこそ誰かが後付けで考えた理屈でしかないのです。

言葉では説明されていても今ひとつぴんとこなっかたと言う方も、今回のようにご自分のお子さん、コーチ仲間のお子さんという身近な存在の人間の体が、実際に動く姿をみれば、頭で考えることなく私が言っていることはそういうことなのかと納得できたのではと思います。

私はまさに人間の体という存在そのものに興味津々のオタクかもしれません。

いつまでも変わらず何故どうしてが浮かぶ限り試行錯誤を続け、人間の体に仕組まれた本来の使い方からはちょっと違っているのではと感じたことに対しては、こうした方がいいんじゃないですかと問題提起をして行きたいと思います。

それも聞かれればの話で、おせっかいをするつもりはありません、それぞれが好きなようににやればよいのです。

その中で、「何かが違うな、もっと良いものがあるのではないか」と、向上心を持って高く掲げたアンテナに、私の発信していることが引っ掛かったとしたら、どうぞ遠慮なく確かめに来てください、少しはお役に立てるかもしれません。

谷田部さん、お嬢さんありがとうございました。

大阪で行ったサッカー指導者対象のセミナーを終えて。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

大阪のセミナーに行ってきました。
新型コロナウイルスの影響で、開催そのものさえどうなることかと心配していましたが、6か月コースの理論編を踏まえて、今回の実技セミナーにも10名の方が参加してくれました。

皆勤賞という言い方は適当ではないとは思いますが、室内での理論編は正式にセミナーが発足する前のセミ開催0期の後、既に1期2期生のセミナーが終了しています。
この実技編も開催は2回目、合わせて5回、そのすべての機会にお会いしている方もいるのです。

この人たちはどれだけ学べば気が済むのだろう、真剣にそしてどん欲に、セミナーの主催者である倉本さんの知識を吸収しようとする姿勢は驚き以外に言葉が見つかりません。

その中に私の担当している分野があるのですが、終了後の懇親会の席でも、毎回学びがあり何度受講しても飽きることがないと言ってもらいました。

今日の記事は、今日受講して頂いた皆さんには忘備録として、来週東京で受講してくださる方には予習の意味で、今日伝えたことを簡単にまとめておこうと思います。

まずはストレッチについて、以前にも個人指導の際にホワイトボードに板書したことを写メしてSNS媒体でアップしたことがありましたが、やはりお互いが顔を突き合わせて、私自身の言葉で伝え、私自身の動きを見ていただき、皆さんの動きを見て思うところを言わせてもらうというやりとりがないと、本当の意味で伝えることは難しいと思います。

「ストレッチの目的は何ですか」と問いかけた時、私が満足する答えを返してくれた人は未だかつて一人もいません。

それぞれが何となくそう思ってやってきたというレベルのことを選手に求めているに過ぎないことになります。

代表のフィジカルコーチを含め、誰にそれを指導されても大きな違いがないと思われても仕方がないと思います。
だから日本のスポーツ界では、本当の意味でのフィジカルコーチやトレーナーという立場が重要視されないのだと思います。

また横道にそれましたが、私の言うストレッチという行為の狙いどころは、一般的に思われている○○筋を伸ばしている、という感覚ではありません。

筋肉の端っこ、筋肉の実質が腱という組織に移行して骨に付着している部分と、骨と骨をつないでいる靱帯という組織です。

これから行うスポーツ動作で一番負荷がかかるのは、その部分だからです。

また、このストレッチを行うと○○筋が伸ばされますという説明は間違いではないのですが、体は丸ごと一つの存在ですから、その筋肉だけを伸ばそうと思っても、全身がつながって伸ばされていきます。

ですから、一つ一つのポーズを取り上げて○○筋、私はその腱の部分だと説明しますが、そこを伸ばそうとしたときに他の体の部分がどうつながってどう伸ばされているのか、その意識が大事なのです。

実際にやってもらった皆さんには十分その意味は伝わったと思います。
ですから、「あれ○○のストレッチはしないでいいんですか」、という質問を受けることがありますが、「既にその部分には刺激は入れてありますけど」というのが私の答えなのです。

また自分は体が硬いという表現を使う方が多いように思いますが、理論編で説明した通り、これこそ持って生まれた腱や靱帯の部分の太さや長さの問題です。

だからこそ自分にとって必要なストレッチの負荷、刺激量を探さなければならないのです。

形を崩してまで要求される部分を伸ばすことも、楽に伸ばせるからと集中しないで適当に行うこともダメなのです。

一人ひとりが自分の体と対話しながら、そのあと行う競技動作に備える、これがストレッチです。

次にウォーミングアップのことですが、これもすでに板書した通り、筋温を上げて全身の毛細血管を開き、血液を抹消の組織にまで送り届ける準備を行うことです。

その理屈は理論編で細かく説明してあります、その時にも例に出したと思いますが、真冬の寒さの中でも練習をしなければならないとき、3-5-7理論に沿ってアクチン繊維とミオシン繊維を重ね合わせることで筋温を上げ、これから行う激しい動きを行うにあたって、全身に十分な血流を送り込まなければ、体が動いてくれるはずはありません。

逆に夏の暑い時期だからと言っても、筋温という意味を考えれば、当然ウォーミングアップは必要なのです。

良い環境が与えられているからと、自分で筋温を上げる努力をすることなく、温かい風呂に入って体中が温まったつもりになって、練習が始まる直前にグランドに出てきたとします。
人間の体には恒常性保持機能というものがあって、体温で言えばそれぞれ違いますが、平熱が36.5度であれば、お風呂が温かいと感じているならその温度は、少なくとも体温以上のはずです、皮膚表面は温かい気持ち良いと思っていても、内面は茹蛸ならぬ茹で人間になっては困るわけですから、体内温度がお湯の温度に合わせて上がっていかないように、一生懸命下げようと働いてくれるのです。

その状態の体でいきなり真冬の5度くらいの中に放り出されたとき、一気に表面温度は下がってしまいますが、体内はお湯の温度にならないように下げようとしたままですから、直ぐにはスイッチを切り替えて体を温めようとはしてくれないのです。

説明すれば子供でも分かることですが、自分のルーティーンだからと変えようとしない選手もいました。

体が本当に温まるというのは、アクチンとミオシンに頑張ってもらって、本当の意味で筋繊維が汗をかかなければならないということです。

そういう意味でも今日行った、たったの3分間で末梢血管が開いたであろうと感じてもらった体操は、意味のあることだと思います。

そうやってなぜこの動作を行うのかという意味も含めてしっかり理解して準備してもらうと、普段自分自身が激しく体を動かしていない指導者の方でも、その後の体の使い方の本論の部分は、何のためらいもなく私の要求通りに全てのドリルを行ってもらえるという訳です。

今回の一番の狙いは、後半のドリル、走るという行為や体の当て方、大転子の部分の使い方という、本来この部分を学びたいと集まってきた皆さんに、その前段の部分がどれだけ大切か、そしてそこを抑えてしまえばあとのことは体が自然にやってくれるということを伝えたかったのです。

終わった後の感想でも、「頭で考えるより何も考えない方が自然に体が動いてくれました」、という声がありましたが、今回これまで以上に参加者の皆さんの上達が早かったのは、そこに秘密というか私の計算があったからです。

私の提唱している体の使い方、動かし方の方が、実際問題として自然なものなのです、だからこそ効率的で効果的だと言えるのです。

最後に過去に私の指導の仕方を、冗談めかしてお話ししましたが、「なぜ私の言うとおりにやらないんだ」、あくまでもできるできないではなく、やろうとしていないと感じた場合ですが、声を荒げお尻をけ飛ばすくらいの勢いになってしまうことがありました。

何時の頃からか、今のような柔らかい言い方でこれまで以上に結果に結び付けられる指導ができるようになりました、多少は進歩したということでしょうか。

「正しいことは正しい、正しいことを指導しているのだから言われた通りやれば誰でもできるようになる、そのための道筋はきちんと作ってあるのだから」、これはただの自己満足でした。

今日の受講後の皆さんの表情は、とても穏やかで満足そうでした、もちろん私も同じです。

指導者である皆さんのために、そして皆さんの向こう側に見える育成年代の選手たちのために、少しはお役に立てる講師としての仕事ができるようになったのではと、これまた自己満足で帰ってきました。

今日は2時間という短い時間でしたが、本当に楽しく充実した時間となりました、受講して頂いた皆さんありがとうございました。

昨日初めて来所した競輪選手のトレーニング指導で、改めて気付かされた盲目的な屈筋志向の落とし穴。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

昨日の午前中、本人の許可を得ていませんので個人名が特定されないような表現となりますが、関西圏在住の競輪選手が、トレーニングの指導を受けに来てくれました。

現在縁あって、過去記事でも紹介した『千葉の山賀選手』『石川の八日市屋選手』など、5名の競輪選手の指導をさせていただいたことがあります。

そのきっかけとなったのは山賀選手で、彼の活躍に触発された選手たちが、中国四国また九州地区でレースの開催があると、わざわざ広島を経由して試合会場に乗り込んでいくという感じで、私の元を訪れてくれています。

今回も、そのうちの誰かに私のことを聞いて連絡してくれたのかと思いましたが、もう一年半ほど前に『Newspicks』の連載記事(これ自体はもうとっくに連載は終了していますが)を目にしたことから私の存在を知り、本も買って読んで頂いていたそうです。(残念ながらこのブログは読んでいなかったようです)

競輪選手としてのランクはS級2班と、A級一般を上がったり下がったりの状況で、今のままではこれ以上の成績を上げることは難しいと感じるようになったことで、私が発信してきた内容に改めて興味を持ち、何か自分のためになることがあるのではと行動を起こしてくれました。

競輪選手には、それこそ盆も正月もなく全国各地で開催されるレースに斡旋があると、よほどの理由がない限り参加しなければならない、シーズン制のない年間を通して行われている特殊な競技です。

いわゆる公営ギャンブルの一つですから、現在の各種スポーツやイベントが中止されている中でも、競輪場に観客がいなくても、インターネットで車券が購入できるため、普段通りにレースが開催されています。

さて、私が競輪選手に対して何を指導しているかということなのですが、一般の方の競輪選手のイメージは、我々からは想像もつかないような丸太のような太腿ではないでしょうか。

勿論、トップランカーであるS1に所属する選手からA3の選手まで、競輪学校の狭き門を突破し、厳しい訓練を経て競輪選手として活躍している選手たちですので、私のような細い太腿の選手などいるはずがありません。

自分の体だけが自転車を走らせるエンジンですから、選手になった後も日々トレーニングを重ね、その体に磨きをかけています。

現在全体で2200名ほどの選手がいると聞いていますが、私の目から見るとほとんどの選手が屈筋(特に太腿裏側と腹筋や胸筋)に頼ったというか、屈筋を重視しすぎた体の使い方をしているように見えるのです。

具体的に言うと、競輪選手が乗る自転車は『ピストバイク』と呼ばれ、前輪と後輪が直結されていて遊びがありません。
我々が乗る自転車はスピードが出れば、漕ぐのをやめても惰性で走り続けますが、ピストバイクはペダルとシューズを固定しているため、バイクが動いているスピードそのままに足を回し続けなければなりません。

ブレーキはついていませんから、止まろうと思ったら徐々に足の回転を遅くして自分の足でブレーキをかけなければならないのです。

私も一度宇品にある広島競輪場の体験会に参加して、ピストバイクに乗らせてもらいましたが、最後の1周と言われ、スピードを落としたつもりでしたが、係の方の前に来た時まだまだスピードが落とし切れておらず、あーっと思ったときには通り過ぎてしまい、もう1周することになってしまいました。

勿論私にはできませんがペダルを逆に踏めば、後ろへも進めるという構造になっています。

そんな仕組みのピストバイクですから、ペダルと踏むというより『ペダルを回す』という言い方がされているようです。

大きな推進力を得るためには踏み込む力よりも、膝をたたむ屈曲させる力が重要であるということが当然のように言われているようです。

まるでもっともな話に聞こえます、自転車以外の競技でも、一時期太腿の前後の筋力バランスが重要で、太腿の裏側ハムストリングスの強化が、競技力向上や肉離れ等のけがの予防にも大きく貢献すると、スポーツ医学の権威と呼ばれている人たちやトレーニングの指導者たちが、筋力を測定しそのデータから得られた結果だとして、そういう説が主流となっていました。

しかしです、あれからどれくらいの年数がたったか分かりませんが、その結果としてどれくらいケガが減ったとか、これくらいの競技力向上が見られたなどのデータを示してくれたのでしょうか、私が知る限り、そんな話は聞いたことがありません。

確かにバランスが悪いという表現は便利ですし、自分にも当てはまると思って、太腿の裏側の筋肉を人一倍の努力で強化した選手も多いと思います、でもその結果はどうだったのでしょう、思ったような成果はあったのでしょうか。

このことも、私が屈筋重視の体の使い方ではなく、伸筋重視の体の使い方の方が、人間本来の体の仕組みに沿った効率的で効果的な体の使い方であると言っていることの一つの根拠にもなっています。

これまでことあるごとに言い続けていますが、筋出力の分類としての『瞬発力・最大筋力・筋持久力』、そのどれをとっても伸筋の方が優位であることは、私の説明を聞いてくれれば誰にでも理解できることだと思います。

それをスポーツ科学の権威がそう言っているから、結果を残している選手がそう言うトレーニングを行っているからと、自分自身の問題としてなぜどうしてを突き詰めて考えることなく、盲目的に受け入れてしまうことで、結果として何ら良い方向へは進んでいかないという現実が突き付けられるのです。

競輪という競技はランクや競技場のバンクの大きさによって4周回から5周回、約2000メートルで争う競技です。
ラインと呼ばれるグループ戦でありながら、最後は一つでも前の着順でゴールしたいという個人戦でもあります。

当然持久力も必要ですし、途中何度かある駆け引きでは大きなパワーも必要で、何より4コーナーを回ってからの最後の直線では爆発的な瞬発力の持久力も要求されるという、様々な能力を兼ね備えていなければ結果を残し続けることはできません。

今回来所した選手に最初に聞いたことは、今現在自分の成績が上がらない原因は何かということです、これが分かっていなければ何を改善したらよいのか分かりませんから。

私がそれを聞かなければ相手のことが分からない、という意味ではありません、選手本人が問題点を整理していなければ先には進めないという意味です

本当は聞かなくても私にはその原因は見当がついていますから、意地悪な質問をする必要もないのですが、ただ体の使い方を教えてくださいという漠然として要求では、もしそれに応えられたとしても、それは私の考えを一方的に伝えたことにしかならないのです。

時間を無駄にしたくないのでその問答は短い時間で終わりましたが、予想通り選手本人の口から問題点が具体的に語られることはありませんでした。

それも想定内のことでしたので、基本的な体の仕組みや筋肉の構造、3-5-7理論や、屈筋と伸筋の働きの違いを説明することから始めました。
まるでチンプンカンプン、外国語でも聞いているような状態となりましたが、その部分の理解なしにトレーニングが成り立たないことも説明しながら、理論と実際に体を動かしての実体験を交えながら、伸筋重視の意味を伝えていきました。

自慢にもなりませんが、私の施設は大きなスポーツジムとは比較にならない小規模なもので、マシンも5種類しか置いていません。
しかし、それらの使い方と順番をきっちり守ってもらってトレーニングを行ってもらうと、前半で説明した内容が、なるほどそういうことかとどなたにも納得してもらうことができます。

そうやって頭と体が納得し、整理された状態の先にあるのが、昨日の方で言えば競輪という競技の体の使い方ということなのです。

『伸展からの伸展』という、なんとも漠然とした表現ですが、難しい話ではなく究極的にはその一言にすべてが集約されてしまうのです。

それぞれの競技を専門としている方々が、様々な体の使い方を考案し指導していますが、私が指導していることはそのもうひとつ手前の根本的な体の使い方の部分です。

一定レベルの選手たちであれば、既に行っていることかもしれませんが、それをきちんと整理して第三者に伝えられるかというと、残念ながらできていません。

戻るべき家がないから、迷ってしまいスランプやイップスなどという状況に陥るのです。

もしかしたら成績が上がっていた時にはすでに出来ていたことかもしれません。
それが何だったのか分かっていなければ、戻れる家がないのと同じです。

ペダルを踏みこむ際に膝関節を伸展させます、逆の足は膝を屈曲させてペダルの回転を助けてくれます。
どちらが主役であるべきでしょうか、当然伸展動作です、屈曲動作は無駄に大きなエネルギーを消費する割には思ったほどの筋力を発揮してくれません。

持久力もありませんから、頼れば頼るほど苦しい動きとなります。

膝関節の屈曲と伸展というレベルで考えるから、屈曲も使うべきだと思ってしまうのです。

ここで西本理論の真骨頂である、広背筋を介した骨盤と肩甲骨の連携連動、股関節の伸展動作から自然な膝関節の伸展動作を導ければ、その際の逆足の屈曲動作を意識する必要はないのです。

屈筋はブレーキの役割が主だと言ってきました、ブレーキをかけながらアクセルを踏み続ける動作は、どれだけ大きな負荷をかけたトレーニングを行ったとしても、ブレーキ性能を上げることはできても、気持ち良くアクセルを踏み込む動作にはつながっていきません。

2時間半ほど室内での指導を行った後、外に出て私のクロスバイクで、トレーニング前と後の体の動きの違いを実感してもらいましたが、あまりの違いに驚いていました。

自転車の違いこそあれ、基本的な構造は同じはず、今までの体の使い方で感じていたストレス、これこそ屈筋のブレーキだと思いますが、それがなくなっただけでこんなにスムーズに前に進むのかと、驚きを通りこしてキツネにつままれた状態でした。

一度だけの指導でどこまで身に付けられたかは分かりませんが、少なくとも進むべき方向性は見えたと思います。

こうやって自信を持って指導できるようになったのも、山賀さんはじめ地元広島のベテラン選手との日々のやり取りの中で、どうすればこの人たちのお役に立てるのかと試行錯誤を繰り返してきたことの賜物だと思います。

今回来られたタイミングがこの選手にとってベストタイミングではなかったでしょうか、私自身が自信を持って指導できる態勢にあったこと、選手自身がデビューしたての若さに任せた勢いだけでは勝てなくなってしまい、様々なアドバイスを受け本人なりに真剣に努力を積み重ねた結果として、何かを変えなければならないと思った、その何かが私の理論に中にあると感じたことです。

そして年齢的にも、この意識の変化で正しい努力を重ねていけば、さらにランクアップは十分に可能だと思います。

広島のベテラン選手が、自分もその年齢の時に私と出会いたかったとしみじみ語ってくれました。

競輪選手に限らず、自分の競技能力の向上に行き詰まりを感じている選手の皆さん、難しい技術を身に付けることを考える前に、もう一度自分が持って生まれた能力を十分に発揮できているかという基本の部分に立ち返ってみませんか。

理想と現実のギャップを埋めるために。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

毎日私のブログを訪問してくださっている方の存在を知っているだけに、更新が少ないことを申し訳なく思っていますが、思いついたことがあれば書いていきますので、気長にお付き合いください。

今朝は探している本があって、広島市内でも一二を争う規模の『丸善広島店』に行ってきました。
講談社+α新書の棚を見ると、2004年7月に初版が発刊された、私の最初の著書である『朝3分の寝たまま操体法』が、新書の棚の中にしっかり並んでいました。

初版から14年、版を重ね第13刷となっていました。
このシリーズは毎月何冊も新刊が出る人気の新書ですので、いくら地元とはいえ14年間も書棚に並び続けていることは驚き以外ありません。

残念なのは近著の『1回5分体が喜ぶ健康術』が既に在庫されておらず、ネットでしか扱っていないことでした。
地元広島の出版社である『ガリバープロダクツ』さんから出版させていただいた、私にとっては集大成ともいえる本ですので、地元の書店の棚にさえ並んでいない状況はとても残念でした。

それにしても書店にはどれくらいの数の本が扱われているのでしょうか、数万いやもっとでしょうか、その中に私の本があるというだけでも有り難いことだと思わなければなりませんね。

新型コロナウイルスの影響は想像をはるかに超えていて、世の中がどう推移していくのか全く見当がつきません。
そんな中ではありますが、ちょうど一週間後、来週の月曜日にはセミナーの講師として、大阪に行く予定となっています。

このセミナーに関しては何度も記事にしてきましたが、西本塾2期生でもある『倉本和昌』さんが、所属していたJクラブを辞し、『世界に通用するチームの勝利と個人の育成が両立できるサッカーコーチを養成する』という高い目標を掲げ、独立起業してセミナーを主催している中で、私の考え方や実際に行っていることが、そこに到達するために不可欠であると考えてくれたようで、6回コースの一コマと、実技編の一コマを担当させてもらっています。

今回はその実技編を行います。
理論編の4時間を受講してくれた方が対象になると思いますが、それをどう実技に結び付けていくか、同じ内容で行うのですが、伝え方をひと工夫しなければ、回を重ねている意味がありません。

また理論編の受講者の中には、改めて一から学びたいと二日間の『西本塾』を受講してくれた方もありました。
そういう方々の熱心さには驚くばかりです。

倉本さんから最初に渡された資料には、『どんな環境からでも出てくる チャンピオンズリーグ日本人選手50人プロジェクト』と記されています。

大きな夢と目標に向かってきちんとした道筋を描いている彼の行動力には本当に驚かされました。

私が担当している部分は、受講者のほとんどがこれまで目を向けてこなかった、『体の使い方』という視点ですが、これとて皆さんから目から鱗だと言われても、私としては何を今頃という気持ちになってしまいます。

座学で話したことを実技編にどう繋いでいくか、ただ『あの時お話したことはこういうことだったのですよ』で終わっては、受講者の皆さんはそれぞれ指導者として活動されているわけですから、それをどう指導に取り入れるかということになりますので、まさにノウハウが欲しいということになります。

しかし、現実として目の前で理論編で説明したことをやって見せるわけですが、そう簡単に分かった出来た、明日から指導に取り入れます、と言えるほど簡単なことではありません。

座学の4時間でこれでもかというくらい説明し、目の前で私の動きを見たとしても、皆さんの心のうちは、『西本さん、言ってることはもっともなんですけど…』『理論通りの動きであることは認めるんですが、そうは言ってもですね…』という思いが、言葉の端々やそれぞれのドリルを指導した時のリアクションから伝わってくるのです。

ここで私の、そして皆さんにも掲げて欲しい理想と現実のギャップに直面することになります。

西本塾は受講される方々には、このブログをすべて精読しておいて欲しいとお願いしてきましたが、これだけのボリュームになりましたので、それこそ理想は理想として、現実としてはブログをスタートしてからの半年間あたりまでは、最低でも熟読しておいて欲しいというお願いに変わりました。

セミナーでも座学の内容をよく復習してから実技に参加して頂かないと、短い時間の中では本当にドリルのやり方というノウハウをかじった程度にしかならないと思います。

それぞれ目的や立場も違うでしょうから一概には言えませんが、来週一番伝えたいと思っているポイントがいくつかあります。

1つはストレッチに関して、たんに柔らくなるために行うのではないこと、可動域の広さという意味での柔らかさがあればよいのではなく、それぞれの個人の体の靱帯や筋肉の腱の部分に、的確な事前負荷をかけるために行うことを理解してもらうことです。
そのためには筋肉の仕組み等、理論編でお話しした知識が絶対に必要となります。

2つ目は、ウォーミングアップの目的として挙げている、筋温を上げるためには、まさに3-5-7理論の理解が必要となります。

それがなければ、私が伝えたことはただのストレッチ、ただのウォーミングアップのバリエーションが増えたというだけで終わります。

走るという行為においても、体をぶつけるやり方や、大転子の当て方など、それらがなぜ効率的で効果的なのかという本質論に迫ることはできません。

この辺りのことを、今回はなんとしてでも皆さんに分かっていただけるよう、説明の仕方や見せ方を考えています。

とにかくせっかく与えられた、私のこれまで積み上げてきたことを共有して頂ける人材を増やすチャンスですから、一人でも多くの人がなるほどそういうことかと、頭と体の両方で納得して帰って頂きたいと思います。

ブログとは直接関係ありませんが、FBの友達申請に関してはプロフィールにも記しています通り、本来は学生時代の友人や古い仲間の消息をお互いに知るためにアカウントを作ったのですが、サッカー関係の方が増え、今更消えるわけにもいかないので続けていますが、友達申請をポンと送られても、基本的には承認ボタンは押していません。

お名前だけではどこでお会いしたのか、顔と名前も一致しない方もあって、メッセンジャーで一言どこのどなたか知らせて頂いた上でないと承認しないスタンスをとっていますので、よろしくお願いします。

インスタは私的な内容が多いのですが、こちらはカギ付きのアカウントからのフォーローは原則ブロックしています。
ツイッターに関しても、どこかのタイミングでカギ付きのアカウントはブロックするかもしれませんのでご了承ください。

SNSは匿名の世界ですが、私自身は実名で自分の考えを発信していますので、そういう考えを持っています。

とにかく新型感染ウイルスの終息まで、どれくらいの期間がかかるか分かりませんが、できる限りの対策を取りながら、できる範囲の活動は継続していきたいと思います。

皆さんもくれぐれもお気を付けください。

3月に入りましたが、気をもむことになってしまいました。

今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

3月に入りましたが、新型コロナウイルスの影響で、世の中が普通の状況ではなくなってしまいました。

3週間後には、名古屋と水戸に伺って、高校のサッカー部の指導をさせていただくことになっていましたが、安倍総理の要請で小中高校に対して休業要請があり、各県、各市町村の教育委員会によって多少の違いはあるようですが、基本的には明日からそれぞれの春休みの開始時期まで、授業どころか部活動も休止しなければならなくなったために、既に水戸の高校からは中止の連絡がありました。

この判断が正しいのかどうか、政治的な部分も含めここでは言及しませんが、現場の混乱ぶりは目に浮かぶようです。

名古屋の方からはまだ連絡がありませんが、どちらになってもそれに従うしかありません。

今回指導を予定していた二つの学校は、それぞれ違う意味でとても楽しみにしていました。

水戸にある『常磐大学高等学校』は、昨年12月にご縁があって初めて指導をさせてもらいました。
ブログでも紹介しましたが、選手たちはもちろん指導する教員の方も、私の指導を体で理解しようと、それこそ生徒たちに交じってどころか、どこに居るか分からないほど一緒になって走り回る姿に、何としてももう一度指導させてもらいたいと、心の底から思わせてくれました。

あれからそれほど時間はたっていませんが、選手たちが私が伝えたことをどう受け止め、どう形にしてくれているか、そして2回目となる今回は、それを発展させサッカーに生かしてもらうために、どんな指導をすればよいのか、ワクワクしながら作戦を練っていました。
それだけに今回のことは本当に残念としか言いようがありません。

また名古屋の『大同高校』に関しては、まだ開催か中止かの連絡はありませんが、私を呼んでくれたのが大阪で行っているセミナー受講者の『清水智士』さんで、指導者としても十分実績がある人ですが、既に私の考え方や実技に関してもある程度理解してくれている方なので、清水さん自身がどれくらい私から学んだことを選手たちに伝えてくれているかとても楽しみにしています。

実際に私が何を伝えるかということも、選手たちを前にしてみないと決められない部分が多く、それが逆に初めての指導でどこまで踏み込んだ指導ができるのか、いろいろな意味で新たな発見があるのではと、私自身にとっても大きな経験になるはずで、楽しみ以外の何物でもありません。

まだ連絡はありませんが、開催できることを願っています。

さて、私のことを知る人たちは、私が何をする人か何ができる人なのか、すべてを知っている人は少ないのではないでしょうか。
施術を目的として来所している方々は、スケジュールカレンダーに書かれた大阪や名古屋、中止となりましたが水戸、そして東京と書かれた出張の予定を見て、何をしに行くのですかと聞かれることがあります。

「高校生のサッカー部の指導です」と答えると、「え、高校生に先生の施術を教えるのですか」と、不思議な顔をされてしまいます。

「私が教えるのはサッカーの技術や戦術ではなく、体の使い方そのものなんですよ」と、ざっくり説明しても、もっと分からないという顔をされてしまいます。

数年前まで、私自身がこんな状況になっていることを想像すらしていませんでした。

私が試行錯誤してきた、大雑把な言い方ですが体の使い方という概念は、サッカーに限らずありとあらゆるスポーツ、いや一般の方の日常生活動作にまで応用できるものです。

しかし、この言い方ではあまりにも漠然としてしまい、実際にどんな効果があるのか具体的なものを示さなければ、私に指導を依頼されるわけがありません。

もう7年位前になりましたが、その時点での私ができる最高のものを駆使して指導した結果、良い結果に結び付けてくれた選手がいたことで、いつの間にやらサッカー選手にとって有用な何かを教えられる人、という扱いを受けるようになりました。

そういう意味で言うなら、野球とくに投手の体の使い方については、プロ野球選手から社会人野球の選手まで、絶対の自信を持って指導し結果を残してきたつもりなのに、現在高校野球部からの指導の依頼が全くないことの方が私にとっては不思議な気がします。

なんにしても、そうなりたいと思ってやってきたわけではなく、流れるままに要求されるままに、自分の知識と経験に磨きをかけてきたわけですから、それはそれで問題はないのですが。

現実として高校生のサッカー選手に対して、私に何ができるのかということになりますが、Jリーグクラブを3クラブ経験し、他の競技でもトップアスリートの指導にかかわってきましたが、知識も経験も十分にあるはずのそれぞれの競技の専門の指導者が、一定レベル以上であるはずの選手たちを指導して、どうして思ったような成果が得られないのかという疑問が常にありました。

その答えが私の提唱している『体の使い方』という言葉に凝縮されていると思ったのです。

勿論それだけで個々の競技力が向上するとは思っていません、それぞれの専門指導者の的確な指導があってこそです。

ではありますが、その前に私の求める体の使い方ができていなければ、それ以上のレベルアップが難しいことは間違いないと思います。

逆に、それほど期待されていなかった選手たちでも、この基本的な部分を向上させていくうちに、気が付いたら思わぬ成長を遂げていたという例もたくさんありました。

技術を生かすためには、そこに所属する選手たちを適格に評価して、理想ではなく一番適した戦術を構築し浸透させなければなりません。

そして集団として結果を残すためには、個々のレベルアップ、まさに一人一人の能力向上、それを可能とするのが『体の使い方』という概念だと思います。

私が追及しているのはまさにその部分です。

現実としてその部分に意識を向け、真剣に取り組んでくれれば間違いなく効果はあります。

私の考えていることはテキストにして配れるものではありません、申し訳ないですが、選手一人一人に向き合うことなしに私の指導は成立しません。

それでは何の広がりもないと言われるでしょうが、同じような指導ができる人は作れると思いますので、そのための指導も行っていますが、すべて私と同じという訳にはいきません。

どちらがどうとかいうことではなく、私は私の感性で指導をしたい、それだけです。

ご縁ができて、私自身が感情移入できる対象だと感じれば、何としてでも結果に結び付けてあげたいと思います。

今の状況が終息するのはいつになるのでしょう、改めて私が選手たちの前に立つことはできるのでしょうか。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
6月20・21日に行う西本塾の募集を行っています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報・募集中」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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