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FBTやってますか!

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

一昨日YouTubeにアップしたフライングバックトレーニング(FBT)の動画いかがでしたでしょうか。
FBTが誕生したのは今から6年以上前、第1回の『西本塾』を行う前日のことでした。

個人であろうとチームであろうと、私がスポーツ選手を指導する際最も重視していたのは体作りではなく、動き作りを目的としたトレーニングでした。

私の施設で行う場合は勿論ですが、こちらから出向いて行って指導を行う際にも、ほぼ同じマシンを準備してもらった環境での指導が主でした。

しかし、『西本塾』を受講してくれる方々に、同じ環境があるはずがないと、ではどうすれば私の言わんとしていることを実践してもらえるかと考えたことが、FBT誕生のきっかけとなりました。

YouTubeではコメント不可の設定にしてありますし、ツイッターやこのブログにも幸か「不幸かFBTってなんですか、どんな効果があるのですか」といった、初歩的な質問は来なかったので、とりあえず安心しています。

もしあったとしたら、「このブログを最初からよく読んでください」という、質問者が絶対にやらないであろう答え方をするしかありませんから(笑)。

と言うより、あの動画を見た人それぞれが実際にやってみることでしか答えは見つからないと思います、答えはみんな違っていいのです。

実際私の指導を受けたことがある人にとっては、受けた時のタイミングによって受け取り方もまちまちだと思います、こんな説明のされ方ではなかったと思った人も多いはずです。

実際にそうなのです、有り難いことにたくさんの方に指導させていただき、目指すところは変わっていないのですが、実際にやって見せる私の動作や説明している言葉も、どうすれば私の意図が正確に伝わるのか、より理解しやすくなるのか、まさに試行錯誤を重ねて今のスタイルになりました。

出来れば過去指導を受けた方々、その人たちから指導された皆さん、そして初めてFBTを目にする皆さん、すべての人に私が提唱しているFBTとはこうやるんですよと伝えたかったのです。

真剣に継続してくれている皆さんにも、似て非なるものに陥っていないか、もう一度私の動画を見て欲しいと思います。

少しだけFBTとは何かという理論的なところに触れておきますが、毎度同じことを繰り返していますが、人間の体は骨盤と背骨を中心として6(8)方向に連携連動する構造となっています。

何故6方向とか8方向とかいう表現をしなくなったのかというと、6で方向性は示すことができますが、8とだけ表記したのでは+2の方向性が分かりにくいと思ったからです。

しかし、この+2の方向性というか可動性こそが、目に見える6方向の連動性を高めるとても重要な要素であるため、どちらを選ぶかと考えた時に、あえて『6+2方向』という表現ではなく『6(8)方向』という表現を使っていることをご理解ください。

この『+2』の可動性とは、7個の頸椎12個の胸椎5個の腰椎そして仙骨と連なる25個の背骨の一つ一つが、椎間板と呼ばれる組織によって結合されており、その部分の可動性が、本来目に見える6方向の連動性を決めているのです。

これは私が行っている施術の基本にもなっていて、6方向の連動性を高めることで体の不調を改善させています。

ここでスポーツ選手に必要な連動性を考えた時、椎間板の部分の連動性を高めるためには、+2即ち骨と骨の隙間を縮める『圧着』と、隙間を広げる『離開』概念が必要となります。

椎間板という組織は骨ではありませんがある程度の硬さと、水分を含んだ柔軟性を持っています。

しかし、この『圧着と離開』という方向性を正しく使えていないと、本来人間が使わなければならない6方向の動きを十分に生かしきれないことになるです。

ブログを読み込み直接指導を受けていただいた方には、ここでもうお分かりのことだと思いますが、背骨の前後の可動性、その反らすという動作が、どうやら我々は不得意な民族のようなのです。

そのことを一言で表しているのが『背中が使えていない』という言い方をしています。

FBTをやって背中に強烈に効いたとか、こんな簡単な動作が思ったようにできなかったと思った皆さんは、まさにこれまで背中が使えていなかったという証明となります。

動画の中でも使った言葉ですが、FBTは背中の筋肉主に広背筋のことを言っているのですが、その部分を大きく強くしてかっこいい体を作ることが目的ではありません。

背骨をうねうねと前後にしならせるように動かせるようになれば、目に見える6方向の動きがさらに動きやすくなりますと言っているのです。

他にも効果というか良いことはたくさんありますが、ここではここまでにして、まずはそのことを知って欲しいと思います。

一昨日のお昼に動画をアップしましたが、既に視聴回数が850回を超えています、もっともっと多くの方に動画をを見て実際にやってみて、そして継続してほしいと思います。

少なくともこのステイホーム週間の間、毎日1回でもやってもらえば、連休明けにはあなたの姿勢は間違いなく良い形になり、久しぶりに会う方からもその変化を感じてもらえるはずです。

是非とも継続してください。

今日はさらにもう一つ記事にしたいことがあります。

以前ご『谷田部貴寛』さんから、まだ『よちよち歩きのお嬢さんのスクワット動画』を提供して頂き、背中を使うことのお手本のような動きを紹介させていただきました。

その際に、緩い下り坂をとことこ降りていく姿に、「これこそまさに『西本走り』の原点を感じた」という谷田部さんの言葉があり、今回その動画を送って頂きました。

人間の成長の過程ですが、寝返りを打てるようになり、つかまり立ちが出来るようになり、そして自分の足で歩けるようになっていきます。

そのことは、まさに背中側の筋肉がしっかりと機能していくことと同時進行のはずなのですが、我々日本人は背中側の筋肉がしっかりしないままに次のステップに進んでしまうために、いわゆる猫背の人が多く、背中がうまく使えないままに大人になっていくことが、トップアスリートと呼ばれるレベルになったスポー選手にもみられるのです。

そのことを谷田部さんにはお話ししていて、お嬢さんのハイハイの期間をしっかりと取って頂いたことが、あのスクワットに結び付いたという訳です。

そして今回のトコトコ走り、緩い下り坂をお嬢さんは転ばないように、重心が移動した大転子の下に足をついて支えるという動作を繰り返しているだけなのです。

これが人間としての本能の動きです!

どこをどう動かす、足をどう引き上げて腕をどう振って、そんなことを考えているはずがありません、地球の重力に抗して二本足で立っている我々が行う最も基本的な本能の動作がこれです。

重心(骨盤の中の大腿骨の大転子部分)を、進みたい方向を意識する(これも本能の動きだと思いますが)ことで、重心が傾いた体が倒れないように骨盤が縦に動いて大転子の振り子の動きを誘発する、これが我々に与えられた歩行そして走るという動作の本質だと思います。

身近に同じくらいのお子さんがいればぜひ観察してみてください、我々が目指すべき動作は、競技として行っている陸上競技選手のそれではなく、もともと備わった自然な使い方なのです。

長い自粛期間が続きますが、何とか乗り越えていきましょう!

最後に、残念なことに高校総体も全中も中止が決まりました、努力を重ねてきた選手たちにはかける言葉が見つかりません・・・。

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こんな時だからこそ今を大切に。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

せっかくページを開いていただきましたが、今日もただの独り言です、興味のない方はスルーしてください。

新型コロナウイルスの猛威、収まるどころか全く先が見えてきません。

こんな時だからちゃんとした行いをしなければならない、ちゃんとした物言いをしなければならない、そんな風に考えてしまうと長くは続きません。

人として生まれてきたこと、両親の元に生まれてきたこと、日本という国に生まれてきたこと、すべてが偶然ではなく何かの必然があったのだと思います。

人それぞれに与えられた何かがあり、それに気付く人気付かない人、何かをやり遂げようとする人、流れに身を任せる人、何が正しくて何が間違っているということもないと思います。

たまたま今の環境に居られるため、今この瞬間にも戦時下で命の危険に脅かされたり、食べるものにも恵まれず、命を落としている人がたくさんいることを知っていても、自分には何もできない、もっと言えば自分には関係ないと思っている人もいると思います。

自分が生きている間だけは戦争をしないで欲しい、自分の住んでいる地域だけは災害に合わないで欲しい、自分の会社だけは存続し続けて欲しい、自分の家族だけは何事もなく暮らして欲しい、そして自分だけは・・・、誰もがそう考えていることは悪いことではないと思いますが、それがそうではなくなってしまうことが当然のように起こるような世の中になってしまいました。

ではこの地球上のすべての人が幸せに暮らしていけるためにはどうすればよいのでしょうか。

まずは自分が正しく生きることです。

決して品行方正な生き方を言っているのではなく、自分は今何をなすべきか、分別をもって静かに考えることができるかどうか、それだけだと思います。

誰かに何かを言われたからではなく、どんな状況にあっても選択肢を選ぶのは自分自身です。

私という人間は、自分自身の体と頭で、疑問に思ったことをとことん突き詰めることをしてきました。

それがたまたま人様のお役に立てる何かに結び付いてきました、それが仕事にもなっています。

そんな私が今何をなすべきか、今こうなってしまったことを嘆くのではなく、せっかく与えられた時間を無駄にすることなく、試行錯誤を続けることです。

幸いなことに、一昨年末あることで怪我をしてしまって自然治癒の見込みがなかった左肘が、奇跡的に回復して痛みがほとんどなくなってきました。

もう一度自分の体で、現在指導しているトレーニングや、人間の体の仕組みに沿った効率的で効果的だと言っている体の使い方を再確認し、更に良いものがないかを追求しなさいという天からの指示だと受け止めています。

正直この一年は、自分の体で検証して新しい何かを探すという作業ができにくくなっていました。

もう十分やってきたという気持ちにもなりかけましたが、まだまだ先があるはずなのにと歯がゆい気持ちにもなっていました。

あまりに痛みが続くので、信頼している医師の元でMRI検査を受け、筋断裂という診断を受けた時には、正直終わったと思いましたが、人間の体は何が起こるか分かりません。

怪我をしたことも奇跡的な回復を感じていることも、もっと学びなさいというチャンスを与えられたのだと思います。

テレビで報道される外出の自粛要請を無視し、自分の本能の赴くままに行動している人に対して何を言っても通じないと思います。

人にどうこう言う前に、まずは自分の行動を見直すこと。

一昨年の災害ボランティアで経験した時の心の動きを今改めて考えています。

長いようで短い人の一生、まさかこんなことが起きるとは思ってもみませんでした、ほとんどの人がそうだと思います。

孫たちと接していて思います、人間の目はすべてを語ると、目の玉を濁らせないように、誰の前でも堂々と相手の目を見て話ができるように、今まさに人としての生き方がすべての人間に問われていると思います。

やまない雨はない、でも明日という日が永遠に続くことはない。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

今日は今考えていることを文字にするだけで、特別な内容ではありませんので、いつものような内容を期待してみてくださった方は、この後の文章はスルーしていただいて結構です。

世界中を震撼させ続けている『新型コロナウイルス』、先の見えない不安を多くの方が感じていると思います。

連日報道されている陽性と判定された方の数、その対策に従事されている多くの医療関係者や保健所の皆さんはじめ、多くの皆さんのご苦労に心から感謝します。

現在の状況が私たち一人一人にとってどれだけ危機的な状況なのか、自分だけは大丈夫という感覚がいまだに続いていることこそが、最も危険な状況を継続させ、先の見通せない大きな原因となっているように思います。

日本人は第二次世界大戦の敗戦後、有り難いことに戦争という状況に陥ることがなく、いわゆる平和ボケ、日本は大丈夫というある意味不思議な安心感のもとに生活してきました。

政治的なことは詳しく学んでいないので何とも言えませんが、今のままが続くことこそが幸せであり平和であり安定であると、何があっても無関心な人が増え、変化を望まないまま生きてきたように思います。

そんな私たちが選んだ人たちが行う政治に対して、こんな状況になったからと言って多くを望むことが果たして正しいのか、一人の国民としての無力感に陥ってしまいます。

そんな状況の中、結果として私自身の仕事にも影響があり、自粛とかいうことではありませんが、現実として少なからず影響は出ているように思います。

やまない雨はありません、しかし明日もいつものように目が覚めて新しい一日が始まるという保証は誰にもありません、何時かはそうならない最後の日がが訪れます。

だからこそ一日一日を最高のものにするぞという意気込みで朝を迎え、夜には今日も一日頑張ったと自分を褒められるように頑張って生きています。

ネガティブな報道を見るより、ネガティブなことを想像するより、今自分の心を和ませてくれる何かに接することで、雨が上がった時に今まで以上に気持ち良く走り出せるのではないかと考えて色々なものを見ています。

便利な時代になったもので、スマホ一つで様々な情報に接することができるようになりました。

浮き沈みの激しい人生を歩んできたので、いわゆる自己啓発的なものには人一倍触れてきて、それぞれが言わんとしていることがある程度わかるようになってきました。

それこそ私が歩んできた分野で言うところの、土の中の根っこの部分はみんな同じことを言っているわけで、土から表に出て人の目に触れている部分をどう表現しているかの違いだと思います。

ですから地上で花を咲かせ実をつけた人の話が、見聞きする人の心をとらえることは当然のことで、どんな分野でも私のように土の中を掘り進めているような人間は日の目を見ることは少ないと思います、私がそうなりたいわけでは決してありませんが。

今私が興味を持っていることは、それぞれの人間の生きざまというか、表面的な部分ではなくそれぞれの人が歩んできた道のりの部分です。

それこそ私が目にすることができる部分など、作られた虚像かもしれませんが、それでも私という人間が感じる部分に、引きこまれる部分を持った人がたくさんいます。

最近では、昨年末のM1グランプリの決勝に勝ち残った、『ミルクボーイ』さんの、漫才をしている時ではない素の部分に近い人間的な部分に興味を持ち、YouTubeの動画をたくさん見てしまいました。

また、これこそ久しぶりですが『ブルースリー』に関する動画を、先ほどまで見ていました。

私の人生の中でも大きな影響を受けた一人です。

子供の頃の自分、若い頃の自分、会社員の頃の自分、そしてこの道を歩み続けている自分、すべてが私という人間そのもののはずなのに、今の自分から見るとそれぞれが別人に思えるほど、その時々の私は違っていました。

初心に帰るという言葉、私が帰るべきところはどこなんだろうと考えてしまいます。

だからこそ立ち止まることなく歩み続けているのかもしれません。

何時の時代も自分ひとりで生きているわけではありません、自分を家族を守り、そして社会に参加していかなければなりません。

今は自分を守り、家族を守り、そして社会を守っていかなければなりません。

一人一人が社会を守るという意識、これまで強く思ってこなかった意識を、急に変えることは難しいと思います。

私自身まだまだ足りないと思います。

誰に言っているわけではありません、61年間生きてきた私自身に対して、今生かされている意味を問い直す良いきっかけとなったように思います。

皆さんのご健康を心から願っています。


『動きづくりのトレーニング』の効果、選手と私がお互い納得できるまで。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

4月に入りましたが、新型コロナウイルスの猛威は衰えを知らず、世界中に大きな脅威を与え続けています、一刻も早い収束を願うばかりです。
それぞれの立場で影響は様々だと思いますが、真新しいランドセルを準備して、入学式を心待ちにしている孫にとっては、本人はまだよく分からないとは思いますが、何年かした後振り返った時残念な思い出にならなければと心配しています。

こんな状況の中でも私の仕事は、人との接触を避ける意味でも、新規でこられる方は減っているように感じますが、目的をもって継続してこられている方が居るので、その信頼に応えるため日々を過ごしています。

今日はその中でも、『動きづくりのトレーニング』を継続してくれている競輪選手のことを書いておきます。
分かる人にはわかるのでしょうが、個人名は伏せておきます。

ブログを読んでいただいている皆さんには『動きづくりのトレーニング』は、どんなイメージで受け取られているでしょうか。

『体づくりから動きづくりへ』という意識改革を唱え、『伸筋ingトレーニング』などと言う意味不明な言葉まで作って、言わんとしていることが少しでも伝わらないかと腐心してきましたが、現実に私の思ったような結果に結びついていくためには、やはり『継続』というふた文字がキーワードとなります。

過去チームや個人を相手の仕事で結果を残せてきたのは、一定以上の継続期間があったからです。

たとえそれが数ヶ月であったとしても、形だけではなくトレーニングの意味を理解してくれた選手は、意図を持ってトレーニングを継続し結果に結びつけてくれたように思います。

今回取り上げる選手とご縁ができたのはもう2年半ほど前になります。
当初は体の不調を改善することが目的で来所されていました。
その後半年ほどしてトレーニングを受けてみようかという気になってくれましたが、当初は私の考えをなかなか理解してもらえませんでした。

皆さんが競輪選手に対してどんなイメージを持っているかは分かりませんが、女性のウエストを上回る60センチを超える太腿のごつい体のイメージが強いと思います。

競争用の自転車のペダルを踏み続けるパワーの源は、間違いなく選手の体以外にありません。
そこで私が問題と考えたのが、たんに大きくて強い数値で表せる能力が競輪選手としての能力と比例するわけではないと言う事実です。

それぞれが個人として戦っている競技なので詳しいことはあかせませんが、選手としての能力を車の排気量に例えると、もちろん大きいことに越したことはありません。
軽自動車と3000CCクラスのエンジンを積んだ車のどちらが速いかなど、質問にもなりません。

しかし、せっかく大きくしたエンジンをどう使うか、これが一番大事なことです。

その前に、どうやってエンジンを大きくするか、もっと言えばエンジン性能を向上させるかが、本来の目的であるべきではないのでしょうか。

それが私のいう『体づくりから動きづくりへ』という、トレーニングの意識改革なのです。

さらに大事なことは、『動きづくりのトレーニング』が、自分の競技動作とどうリンクしていて、私の言う効率的で効果的だというトレーニングが、実際の競技結果にどう結びついていくのかを実感できなければ、それこそ理屈だけの机上の空論に終わってしまいます。

私はこうやればこうなると確信を持って指導していますが、その考え方をしっかり理解して一つ一つのトレーニング動作を行えるようになることが第一段階としてあるわけですが、そのうえで実際の乗車姿勢や瞬発力持久力といった競技動作にどんな影響を感じてくれるか、まさに一人の人間一人の選手の意識と行動を変えるという道のりは平坦なものではありませんでした。

私はへそ曲がりというか、もうこうやればこうなるのにと、既に結果を出してしまった対象にはあまりモチベーションを感じません。

二番煎じという言葉がありますが、相手にとっては初めての経験で、私の言っていることに疑問や不安を感じることは仕方がないことかもしれませんが、お互いが真剣に向き合えば必ずこうなる、こうなったという確固たる信念があるのです。

そうなるとやったことがないこと、結果責任という意味では未知の部分を感じる分野にこそやる気を感じてしまいます。

動きづくりのトレーニングには、歯を食いしばって限界まで力を出し切って、などというイメージとは程遠いかもしれません。

では逆に楽で苦しくも何ともないトレーニングかというと、そんな簡単なものではありません。

人間の体に仕組まれたカラクリを十分に発揮できるようになるために、効率的かつ効果的に各関節を連携連動させるために筋肉を収縮させます。

扱う重量や回数は、私が要求する動きを正確に表現できることが最優先で、重ければ良いたくさんやれば良いというトレーニングではありません。

そこで必ず聞かれるのが、各種目1セットでしかもこの重量で、筋力は向上するのですかという質問です。

これも実際にやってもらう以外に感覚として説明することは不可能なのですが、私の3−5−7理論や伸筋から伸筋の連動などという言葉の意味を知らない人には理解することは不可能だと思います。

ちょうど2年前トレーニングを始めた頃、いえつい最近まで同じ種目で扱える重量は、どこからどう見てもその選手の方が筋力があり高重量が扱えるはずのなのに、私の方が重い重量を扱うことができ、重量自体は追い付かれて同じになっても、動きの質そのものは私の方が滑らかに動いて見えるというのが現実でした。

それがこの最近とんでもない変化を見せてくれるようになりました。

動きの質が高まるとともに扱う重量もどんどん増えていきました、いつまでも同じ重量では、どんなに正しい動きをしてくれたとしても、筋肉に対する刺激量は減ってしまいますから。

そうやって少しずつ積み重ねてきた結果、1ヶ月前くらいから突然動きと重量のバランスが整い、もう私が太刀打ちでできるレベルを遥かに超えるトレーニングを行ってくれるようになったのです。

私ごときに負けていたのかと言われるかもしれませんが、私の体は私の理論に基づいて継続してトレーニングしていますので、いきなり私の要求を満たしてくれるような体の動きと扱う重量を見せてくれる選手には出会ったことがありません。

ほとんどの選手は屈筋主導の力任せで、素人目には体も大きいしパワーもありそうに見えますが、体を操るための筋力は備わっていません。

この選手が私のレベルを遥かに超えてくれたことで、私の理論の正しさを証明してくれたように思います、2年間続けてきた意味がありました。

勿論その過程の中でも様々な変化はありましたし、効果も感じてはいましたが、私が満足するというか、今もう満足し切ったわけではありませんが、目標としてきた『動きづくりのトレーニング』は、一つのゴールが見えたように思います。

しかし、これは私が競技スポーツ選手に求める最低限のレベルであって、これをベースとしてさらにトレーニングの質を高めるとともに、競技成績の向上に結びつけて行かなければなりません。

40代も半ばのベテラン選手ですが、まだまだ自分は高みを目指せるという正しい努力の方向性を見つけてくれたことで、今後の競技人生に大きな希望が持てたと思います。

昨日、青山選手のパーソナルトレーナーを務める三男智志に、「〇〇さんのトレーニングを一度見ておくと良いよ、父さんにとって一つの完成形ともいえる体の動きと重量の見本ができたから」と話をしました。

この選手をなんとかもう一度高いレベルに戻してあげたい、高いレベルのレースを走ってもらいたい、その一念で様々な試行錯誤を繰り返してきました。

『動きづくりのトレーニング』はやはり間違っていない、2年もの間個人の選手が継続してトレーニングを行ってくれたからこそ感じられることです。

私を育ててくれるのはいつも目の前にいる選手でした。

10年前よりも1年前よりも、昨日よりも今日、そして数時間前よりも今この瞬間、常により良いものを提案できるように頑張っています。

私にとってのゴールは何か目標はと問われても、なんの答えもありません。

多分命尽きるまで今と同じようなことを考えているんだろうなと思います。

『動きづくりのトレーニング』私自身が継続していくことで、自信を持ってより良い指導ができるように準備を続けていきます。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報・募集中」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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