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『動的好奇心』がむらむらと沸き起こっています。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

仕事が忙しくても暇でも、お天気が良くても悪くても、24時間過ぎれば一日は終わり、7日間が過ぎれば1週間が過ぎるという、なんとも当たり前なことから始まりましたが、世の中がと言うより、地球規模で今までに経験したことがない日常を過ごさなければならないことになってしまいました。

個人的には何度も苦境に陥り、たくさんの方の助けを借りて今があるのですが、どん底に慣れてしまったという言い方は少し違うとは思いますが、苦しい状況を嘆くより、今現在こんな状況下でも、家族みんなが元気で過ごさせて貰っていることが何より有り難いと感謝の気持ちの方が大きいです。

こうして「もう一週間たったのか」と、キーボードをたたいて思いを発信できることも幸せなことです。

今日は今まで取り上げたことのない種目の選手のことで記事を書きます。

いつも以上に時間がありますので、いつも以上に色々なことを考えるわけですが、『知的好奇心』という言葉に対抗して、『動的好奇心』がメラメラと湧いてきています。

『子どもは40000回質問する』(イアン・レズリー著)という本によると好奇心には3つのタイプがあるそうです。
・拡散的好奇心(いろいろな方向に発生する知りたいという欲求)
・知的好奇心(知識と理解を深めたいという欲求)
・共感的好奇心(他者の考えや感情を知りたいという欲求)
の3タイプだそうです。

私は一般の方を含め、スポーツ選手をサポートしたり、体のケアを行うことを仕事としていますが、その役割を少しでも高いレベルで果たせるようになりたいという気持ちが強く、様々な試行錯誤を繰り返してきましたが、言われてみると、この3つのパターンのすべてに当てはまる欲求を、頭の中だけでなく、自分の体そのもので、他者の身体的動作を感じ取りたいという、まさに『動的好奇心』の塊でした。

そんな私の『動的好奇心』をくすぐってくれているのが、『ベンチプレス』という競技に人生を捧げていると言っても過言ではない、埼玉県ストロングライン所属の『藤田雄次』という選手です。

なぜ私がこの選手に興味を持ったのか、長くなりそうですができるだけ短くまとめてみます、長いとは思いますが(汗)

まず私がスポーツ選手にトレーニングを指導する際、最も重視しているのは、「挙上重量や回数の増加、数値で表せる身体各部のデータではなく、それぞれの体が持って生まれた効率的で効果的な全身の連携連動を、スムーズに行うことができるようになること」と、雲をつかむようなとうか、意味が分からないと言われてしまう表現を使っています。

このことに関しては今日は触れませんが、一般的には筋力トレーニングの目的と言えば、筋肥大・最大筋力・筋持久力といった、それぞれが関連している部分もありながら、相反する要素もある、簡単なものではないことは知っておかなければなりません。

先日ある女性のタレントさんが、「筋トレそのものを目的として行っている人のことが理解できない」という趣旨の発言をされ、真剣にトレーニングを行っている方からの、それに対する意見もいくつか目にしました。

詳細は割愛しますが、筋トレと一言で言っても、彼女が例に出した格闘技の選手やラグビー選手はもちろん、多くの競技の選手が取り組んでいると思います。

その目的はそれぞれの競技種目の競技力向上であることは当然理解できると思います。

筋トレだけを目的にという表現は、どういう意味で言われたのか分かりませんが、筋肥大を目的としてトレーニングを行っている方々は、『ボディービル』と呼ばれる、純然たる競技がありますし、その一歩手前というか『フジィーク』とか、『フィットネス』と呼ばれる競技もあります。

また『ベンチプレス』『スクワット』『デッドリフト』の3種目の挙上重量をそのものを競う『パワーリフティング』や、その中の『ベンチプレス』だけの大会もあります。

オリンピック種目にも『ウエイトリフティング』という種目があることはみんな知っていると思います。

野球やサッカーだけがスポーツ競技ではないのです。

私は体作りではなく動き作りが目的であるとは言っていますが、それはある一定の競技種目の競技力向上に限ったものです、決して、いわゆる筋トレを否定するものではないことは過去何回も書いてきました。

そんな中、過去記事にも書いた通り、ケガをして完治は不可能だと思っていた左肘が、奇跡的に痛みがなくなったことで、もう一度基礎体力、いわゆる筋力を高めるためのトレーニングをやり直してみようと決めました。

生意気な言い方になりますが、『動き作りのトレーニング』『効率的効果的な体の使い方』は、自分の中では一定水準以上に達していると思っているので、いまさら何をと言われそうですが、もう一つ高いレベルで体を操れるようにしたいと考えたのです。

そこで基準にしたのが、ちょうど40歳の時、仕事にあぶれ失意の底にあった私が、丸3か月すべての時間を自分のためのトレーニングに費やし、体作りのトレーニングではありましたが、想像を超える成果を得た時の筋力でした。

あれから22年、あの頃行った週6回、1回3時間のメニューなどできるはずもありませんので、ひとつ『ベンチプレス』という種目に絞って数字を追うことにしました。

その頃は正しいベンチプレスのフォームも知らず、ただ筋力だけで挙げていましたが、今回はせっかくだから、ベンチプレスを専門に行っている方々のユーチューブをみて、真似事でもベンチプレスらしいフォームを身に付けたいと思いました。

たくさんの選手たちの動画を見させてもらいましたが、その中で私が一番気になったのが、前述の『藤田雄次選手』でした。

この方は最軽量級の59キロ以下級の選手ですが、公式記録で150㎏以上を記録している日本を代表する『ベンチプレッサー』なのです。

この『ベンチプレッサー』という言葉は初めて聞きましたが、もっと驚いたのは『あなたの職業は」という問いに、堂々と『ベンチプレッサーです』と答える方の存在も知ることとなりました。

別の方のユーチューブでインタビュー形式でお話しされているのを見ましたが、59㎏以下級の選手の中でも、失礼な言い方ですが、筋肉隆々でもなく普通の体形、お仕事はシステムエンジニアで眼鏡をかけた外見はベンチプレスを競技として行っている方には見えないのです。
身長は170㎝だそうですから、明らかに細めで、とてもそんな力持ちには見えませんでした。

高校1年生の時、初めてベンチプレスを触り、当時体重48㎏で30㎏が1回も上がらかったそうです。
体育の成績は5段階の2で、まさに運動音痴だったそうですがトレーニングは好きだったそうです。
そこから6年かかって100㎏、またそこから10年かかって今の重量を上げられるようになったそうです。

まだまだ面白いというか興味深い話がたくさんあるので、ほんとに見た方がよいと思います。

知的好奇心が沸いた方は、その動画を見ていただきたいのですが、藤田選手のベンチプレスに対する愛情は、くだんの女性タレントさんには全く理解できないレベルだと思います。

最軽量級に誇りとプライドを持っていて、体重を増やさないための食事内容を伺うと、とても真似ができるようなものではありませんでした。

「ベンチプレスができれば、後は何も要らない」とまで言い切る細身の藤田選手は、ご自分でも言っていますが、ゲームを寝ないでやっているオタクと呼ばれる人たちと、話が合いそうな気がするそうです。

様々なスポーツに取り組んでいる選手、指導者の方、こんな凄い選手がいるんだと、話のタネは失礼ですが、一度は見ておいた方がいいと思ってご紹介しました。

22年前の私が、177㎝で65㎏からスタートして、丸3か月の死ぬほどきついトレーニングで自分を追い込み、74㎏まで体重を増やし、ベンチプレスは補助ありですが105㎏まで持たせてもらいました。

1年以上のブランクで50㎏のバーベルも重く感じる状態になってしまいましたが、公式ルールにのっとって胸できちんと止めてからの挙上で、まずは自重を超える70㎏オーバー、目標は80㎏オーバーとしておきたいと思います。

出来ればそれ以上と言いたいところですが、到達可能な数字から始めてみます。

何をいまさら何のためにと言われそうですが、私の『動的好奇心』が、どうしても『藤田雄次選手』のベンチプレスという競技に臨む、体の意識に近づきたいと言ってきかないのです(笑)

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報・募集中」をご覧ください.
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