操体法のこと

昨日のゴルフは残念な結果となってしまいました。
天気予報がピタリとあたり、明け方前から雨が降り続き、私より一回り上の方ばかりのコンペなので、幹事さんから中止の連絡があるのではと、スマホをBluetoothで接続して車を走らせました。

到着しても雨が弱まる気配はありません。
他のグループの方も中止にするか検討されていました。

そこに幹事さんが到着し、アメダスの画像を見ながら午後にはあがるだろうから予定通りコンペを行うことになりました。

ところが4人組乗り合わせてやってくる1台が到着せず、結局その4人はスタートに間に合わず、雨も酷いからと帰ってしまわれたそうです。

基本的にゴルファーは、予約した限りはゴルフ場からクローズの連絡がない限り、自分の判断で中止にしたり来なかったりするとキャンセル料が課せられることになっています。

一時お客さんが減って、そこまでやるとさらにお客を失うとゴルフ場の方が弱気になって、急なキャンセルでもキャンセル料を取らなくなったようです。

しかし、大雪や雷でもない限りゴルフ場がクローズになることは基本的にないわけで、予約をして来ないというのはやはりルール違反なのです。

以前Twitterで指摘したプロゴルファーの喫煙の問題にしても、紳士のスポーツと自認しているゴルファーの皆さんのルール以前のマナーに反する行為は、目に余るものがあると思います。

練習場に行っても、駐車区域外のクラブハウスに近いスペースに堂々と停めているのはいわゆる高級車ばかりです。

私は性格なのか、そういう行為がやたらと気になってしまいます。

どんなことにもルールがありマナーがあります。
その範囲の中で楽しんでこそ、お互いが気持ち良く楽しめる時間を共有できるはずです。

成績のことはあまりの悪天候で、前日の言い訳通りになってしまい、恥ずかしながらご報告ができません。
3人で回らせてもらいましたが、気持ち良く楽しく回らせて頂きました。

さて、このところ私の仕事というかブログや雑誌の記事の内容もサッカーづいていますが、もちらん私はサッカー自体を語る専門家ではありません。

第二回の西本塾に参加を予定していただいている方々のお仕事もサッカー関係者の方がほとんどとなっています。

たまたまそういう流れでサッカーが身近になっていますが、本来ならば野球やゴルフその他様々な競技の関係者や、一般の方にも参加していただきたいと思っています。

定員にはまだ余裕がありますので、ぜひご参加いただければと思っています。

私が体の動きを分析したり、体作りではなく動き作りのためのトレーニングが重要であるという考えに辿り着いたのも、元はと言えば私が「操体法」に出会、と言うより師である渡辺栄三先生に出会っていなければ、こういう発想をすることはできなかったと思っています。

「操体法」ってなんですか?という素朴な質問を受けることがあります。

真剣にその答えを書いて行くと、それこそ一冊の本を書かなければなりませんので、相手が操体法のどの部分を聞いているのかをはかって答えを用意することにしています。

ほとんどの場合は、
「一般的に言われている整体術の一種で国で認められた資格制度の範疇には入っていませんが、生きていらっしゃれば100歳をはるかに越えられた、仙台の医師橋本敬三先生が、日本古来の整体術等を研究され、体系化したものです。
その施術方法は、他のやり方とは一線を画し、施術を受ける方の感覚を重視し、受け身ではなく自ら動くことで体の変化を確認できるものです。
さらに、痛みを我慢するだとか怖い思いをすると言ったことは一切ありませんので安心して施術を受けることができます。」
とこんな感じで説明します。

これでも十分長いですかね。

この操体法を学び始めた時最も驚いたというか不思議に感じたのは、腰痛の時はこうするとか、肩こりの人にはこういう操法をするといった、ある種当たり前だと思われる指導が全くされなかったのです。

これは渡辺先生流の指導だったのだと思います。

いつも例に出す、大きな赤い飴玉を引くテクニックを学ぶつもりで参加した人たちはすぐに離れて行ってしまいました。

私が長くおつき合いをいただけたのは、その型にはめないというより、形なんかどうでもいいんだよという懐の広さに惹かれたからだと思います。

事実、現在様々な症状の方に施術を行う時、全てが応用で元の形を忘れてしまうこともあります。

目指すところは、相手の体になり切って、その感覚までも共有し、痛みを抱えた体のどこなら動いてもいいよ、動かしてみたいよと言ってくれるているのか、こちらの独りよがりの決めつけではなく、もつれた糸をほぐすように丁寧に話しかけていくと、良くなりたくないと思っている体はないわけですから、少しずつ少しずつほぐれて緩んでいくのが、まさに言葉通り手に取るように分かっていくのです。

体のどこに働きかければどこを通って全身にどう伝わって行くか、痛みのある場所から相手の意識をそらすために、どういう言葉で誘導してあげれば安心して動いてくれるのか。

そういうことを繰り返してきた結果が、スポーツ選手の動きの分析といった、全く別の分野のようなところと、実は直結していたというわけです。

「サッカーもやったことがないのに、野球だってたいした結果も残せていないのに、なぜお前にそんなことがわかるのだ」人に言われる前に自分でもそう思うことがあります。

しかし、渡辺先生から授かった人の動きを感覚で捉えるという視点を通して人間の動きを見ると、全てが共通の仕組みによることが分かるのです。

それにプラスして、それぞれの体型があり筋力があり技術があるといことを踏まえて分析すればはっきり見えてくるものがあるのです。

この感覚を現場に活かすことができればさらに効果的なトレーニングができ、動きの質を向上させられるのは間違いありません。

操体法という、整体術の一流派のような捉え方から離れ、橋本先生が気づき体系化された体の仕組みと、渡辺先生から受け継いだ感覚の世界、さらに私が経験してきたたくさんの事実を、もっともっと活かす術を探って行きたいと思います。

昨年後半には、もう現場の仕事はいいと本気で思っていましたが、今年の失敗から学んだことは大きく、まだまだやらなければという意欲だけは回復しましたが、それを発揮させてくれる環境は現れるのでしょうか。
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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