色々な思いがあって当然です。

参加したいただいた方々からの感想をご紹介していますが、今日ご紹介するお二人を含め、残り数名となりました。

皆さん、参加して良かったという言葉をたくさん寄せていただきましたが、今日のお二人目の谷口さんは、その中でも、二日間最も頭の整理がつかずパニック状態が続いていた方です。

こうしていろいろな感想をいただくことこそ、読んでいただいている方に、真実の「西本塾」の姿がイメージしていただけるのではないでしょうか。

じっくり読んで見てください。

まずは静岡から参加していただいた「大橋さん」です。

経験は宝です
第二回西本塾に参加させて頂きました。
西本先生、そして参加された皆さん、ありがとうございました。
大袈裟で稚拙な言い方かも知れませんが、こんなにワクワクした時間を過ごせたのは久し振りでした。
今回参加させて頂いた理由は、自身が今年になって出会った「操体法」という手技をもっと深く知り、自分の施術に取り入れる事。
そして、それを発展させた西本先生の理論を直接お聞きし、実際この目で見る事でした。
一日目の講義、西本先生の熱弁とその内容に引き込まれていきました。
伸筋特性について、重心移動について、そもそもトレーニングとは何ぞや?
などなど、とにかく発想が豊かで、固定観念に捉われない姿勢が印象的でした。
そして二日目の実技で、私はその理論を体感し、頭と身体で理解する事となりました。
「疲れない走り方」は、何とも奇妙な動きですが、何本走っても疲れない!
中学から大学まで、陸上競技のトレーニングに励んでいましたが、こんなに軽快に走れた事はありませんでした。
もう知ってしまった、体感してしまった喜びでいっぱいでした。
※そのあと、調子付いて力をいれてしまった瞬間に、左ハムストリングスを痛めてしまい、屈筋への無駄な力の作用も身を持って知る事となってしまいました。
「操体法」の実技では、独学で学んでいた点の補足部分や、知らなかった方法を学べました。
なにより先生が仰った「相手(施術を受ける側)を否定しない」という言葉が、施術を業とする私には響きました。
施術は、術者と患者さんの対話と理解が必要なのは当たり前なのですが、施術に集中するあまり、それを疎かにしてしまいがちです。
改めて肝に銘じました。
「オクタントトレーニング」は、操体法を理解した上で実践出来る興味深いトレーニングでした。
操体法と併せて実践・理解をして、機会があれば、また先生からご教授頂きたいと考えています。
受講後、早速自身の治療院で受講内容を実践しています。
以前に比べ、患者さんの些細な姿勢のクセや日頃の誤った動作を勘案しながら診る事が出来ています。
また、広背筋のトレーニング「フライングバック」を指導していますが、患者さんの反応はかなり良いです。
上記以外にも、沢山学んだ事があるのですが、まずはお礼と共に感想とさせて頂きます。
本当に充実した二日間をありがとうございました!


大橋さんはご自分の治療院での臨床経験も豊富のようで、普段接している患者さんとのやり取りの中で、何かプラスになるものをと真剣に話を聞き、動きを体験してくださいました。
「奇妙な走り方」と言われてしまいましたが、実技を行った港公園は、日曜日とあって沢山の人がおられました。
最初に使おうと思った場所はイベントに使われており、ならば芝生の上でと思ったらグランドゴルフを楽しむお年寄りたちの邪魔になり、どんどんすみに追いやられてしまいましたね。
やっと直線で50mほどのスペースを見つけ、実技を始めましたが、おっしゃる通り、周囲にいる方々や通りすがりの方々も、20人近い年齢も様々なトレーニングウエアーの集団が、見たこともない妙な動きで腰をクネクネさせながら走る姿は、ちょっと異様に見えたかもしれませんね。
それでも時間の経過とともに、動きがスムーズになり、軽快にスピードに乗って走り、なのに疲れを感じないという不思議な体験を、みなさん楽しんでいただけたと思います。
足首の使い方が気になり、このままでは腿裏の屈筋に負担がくると、気になって声を掛けた矢先に、顔をしかめてしまいましたね。
私の目にはそういう風に見えるのです、これこそ理屈ではありません、体が嫌だと言っているのが分かるとしか言いようがないのです。
しかし、その痛みを覚えた後であっても、もう一度きちんとした動きを再確認して走っていただくと、さらに不思議なことにまた走れてしまったのも事実でしたね。
そういうことです、体は正直なのです、頭で考えているだけでは、いつまでたっても動いてくれないのです。
操体法の施術でもそうですよね。
操体法のやり方を忠実に行うことが目的ではないのです。
相手の体に入り込んで、相手と一体になって、どうなりたいのか、どういう動きならしてみたいのか、それを探して行く作業を行うだけなのです。
その結果として動きが改善したり、痛みが軽減してくれればそれでいいのです。
自分の技術を披露するために患者さんがいるのではありません。
してあげるしてもらう、そこから一歩進んで、共同作業としての操体法、正しいやり方も間違ったやり方も、どうでもいいのです。
一期一会の時間と空間を共有できることに感謝しましょう。

次は京都から来ていただいた「谷口さん」です。

二日間ありがとうございました。
今回参加させて頂く事になったのは、自分自身サッカーの指導と身体の事について、勉強はしていましたが、本や記事を読んだり、誰かから話を聞いたりして、頭で理解したつもりで指導する、こんな日々が続き、頭の片隅には何が正しいのか?、何をやっていけば選手は楽しく、上手く、どうやっていけば強いチームに勝てるのか?、そんな事を考えながら指導していました。
ですが、読んだり聞いたりしただけでは、結局はその人の理論であり、わからない事もあって最後は行き詰まってしまう事がありました。自分の中では、人と同じ事をやっていては勝てない、もっと自分の理論を入れていかないといけないと考えてる時に、西本さんの話しを直接聞ける事を知り、何か行き詰まっているものが取れるかもしれないと思い、参加させて頂きました。
二日間の講習の間も、頭の中は、何でこうなんだろう?、これはいいのか?、ここはこうだろう、とずっと思ってました。
そう思いながら、西本さんに質問した所、「理屈じゃないんだよ、これをこうやればいいっていうのはないんだよ、そんな事が出てくる事じたいおかしいよ!」
この言葉を聞いて、理論や理屈ばかりの自分の頭は、正直、最初はムッとしてしまう気持ちが出たのと、え?って思う気持ちが入り乱れた心境になり、頭の中では一瞬時間が止まった感じになりました。
というのも、最近は考える事ばかりで、頭でっかちになり知識ばかりが増え、理屈が多くなってしまい、知恵がありませんでした。
その一言で、何だが目が覚めたというか、何かに気付くきっかけになりました。
二日間の中で、たくさんの事を教えて頂きました。
帰路の途中もずっと西本さんに言われた事が残り、最近の自分を振り返りながら、あっという間に家に着きました。
今回参加させて頂いて、自分が知らない身体の使い方、西本さんの理論、たくさん学ばさせて頂きました。
しかし、今の自分には、西本さんに言われたたった一言が、自分の行き詰まったものを取りのぞくきっかけになったので、参加させて頂いて本当に良かったです。
もしかしたら西本さんは、もっと違う事を持って帰れよと、思われたかもしれないですが(笑)、今の自分には、十分過ぎるくらいのものを学ばさせて頂いたと思ってます。
もちろん西本さんに教えて頂いた事は知識として入れていき、これからは自分が気付いた何かを作りながら、自分にしかできない自分だけのものをこれからの選手に指導して行きたいと思います。
言葉が雑で伝わらない部分がありますが、言葉以上のものを肌で感じられたと思ってます。
最後になりますが、今回御協力していただいた西本さんのご家族の皆さん、ありがとうございました。
参加した皆様、あまりお話しはできませんでしたが、お世話になりました。
そして、西本さん、ありがとうございました。 またこれからもよろしくお願いします。


谷口さんは30歳、色々な意味でこれから自由に自分の進む方向を変えられる年齢ですよね。
自分だってできるんだ、自分だって負けないんだ、そう思って真剣に努力し勉強されていることだと思います。
理論とか知識というのは、ある意味すでに周知されている事実である場合がほとんどです。
独自の理論という言い方がありますが、その言い方自体が誰かの模倣となっている場合がほとんどです。
教科書に書いてあることや、誰かに聞いたことを、いつの間にか自分のオリジナルであるかのような錯覚に陥ってしまうのです。
独自が独自だったことに、私は残念ながら出会ったことがありません。
私のことをそう呼ぶ人がいますが、ご自分の知識不足を露呈しているに過ぎません。
二日間言い続けたと思いますが、人間が二足歩行の動物として存在している限り、体の使い方に独自も新しいも古いもないのです。
私が話していることは、私が見聞きしてきた中で、最大公約数的に導き出した身体に優しく、無理なく効率的に、持って生まれた能力を発揮するための方法論に過ぎないのです。
だから、私しか知らないことなどあるはずもなく、私しかできない特別な能力でも何でもなく、私なりにこじつけた理屈を説明して、実際に一緒に動いていただければ、あの奇妙な走り方すら、たったの1時間でその感覚は皆さんが共有できるレベルのものなのです。
頭で分かったとか分からないとか、理解できないとか、そんなレベルで考えること自体が違っているのではないですかと言っているです。
人ができていることは自分もできるはずなのです。
だからなんだか分からないけれど、とりあえずバカになってやってみる、そしてそれができるようになった時、そこに自分なりの理屈をつけていけばいいのです。
不思議な動きが不思議でなくなり、できなかったことができてしまうと、その理屈すら必要なくなってきます。
人間としてできることが当たり前になってくるのです。
自分の独自なものオリジナリティーを作りたいのは分かります。
しかし何度も言いますが、自分しかできないなんてものはないのです。
私がそう言われるのは、誰にでもできるはずなのに、皆んながやっていないからです。
それをひけらかすために「西本塾」をやって、どうだ俺はすごいだろうと言いたいわけではないのです。
こういう風に考えて、実際にこうやって動けば、誰でもこういう動きができるようになりますよ、難しい理論や理屈は置いといて、野次馬根性を思いっきり発揮してあなたもやってみませんか、と呼びかけているのです。
私が知っていることは誰でも知っている、私ができることは誰でもできる、そういう時代が早く来て欲しいのです。
それが遅れれば遅れるほど、安全に楽しくスポーツを楽しみ、それぞれのレベルにまで育って行けたはずの子供たちを、大人が潰してしまう現実が続いて行くのです。
自分の世界を作る前に、最低限私の発想と動きが当たり前だと思えるレベルを作ってください。
きっかけにはなっていただいたと思います。
一緒に汗をかきましょう。

そうです、こういうことなのです。
本を書いて一方的に発信し、ブログを通して多少なりともやりとりをし、こうして膝を交えて直接お話をさせていただいても、受け取る方の感性はみんな違って当然なのです。
今そう思っても、年が変われば 考え方も変わっているかもしれません。
何年か経験を積めば、そういうことだったのかと思う部分も出てくるかもしれません。
あれが正しいこれは間違い、そんなことを決める必要なんてないのです。
ただ一つ変わらない真理は、人間は人間であり、それ以上でも以下でもない存在であるという事実です。
空を飛ぶことはできません、息を止めて海の中を潜り続けることもできません。
できることをできるようにしてあげる、そのお手伝いをすることしか私にはできないのです。
誰に教えてもらったのですか、どこで習ったのですか?
必ず聞かれるフレーズです。
私が唯一師と尊敬してやまないのは、数年間のおつきあいでしたが、操体法のなんたるかを教えていただいた渡辺栄三先生と、鍼灸の専門学校で学んだ基礎的な解剖学と生理学の知識だけです。
そこから先は目の前の患者さんと選手たちの体そのものです。
この体がどうなりたいと思っているのか、こういうアプローチをすればもっと良くなるのではないか、そのために自分にできることはなんだろう、それだけを考え続けて30年の歳月が流れました。
まだまだ試行錯誤の毎日です、現実には生活も維持していかなければなりません。
指導者だ監督だコーチだと、上から目線では何も始まりません。
自分が動く自分が変わる、まだまだこれからです。
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ありがとうございました。
二日間ありがとうございました。

僕は他の参加された方のように内容の濃いコメントは書けませんが、
僕がこの二日間で感じたことや思ったことを書かせて頂きます。

今回の第二回西本塾で前回の内容の復習ができ、まだ完璧に理解できたとは言えませんが
確実に前回よりも理解が深まりました。
伸筋や広背筋の大切さや、身体の正しい動かし方を学び、僕がしているバスケットボールに
色々試してみたいと思い、今は二日間で学んだトレーニングを実践し
スリーポイントをジャンプシュートで打てるようになるために励んでいます。

しかし、二日目に教えてもらった操体法とオクタントトレーニングで理解できたことは
ただただ凄いと言うことだけでした。沢山練習して少しずつ理解していくしかないなと思います。
操体法はまず、『朝3分寝たまま操体法』を読んでから練習したいと思います。

第二回西本塾で、色々な方が参加されていて僕からしたら凄い人達ばかりでとても良い刺激にもなりました。

これからもまだまだ色々勉強して学んでいきたいと思います。
二日間本当にありがとうございました。
  • 2013-12-20│00:07 |
  • 悠悟 URL│
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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