参加者の感想シリーズ、ラストです。

先週末の土日、14・15日の二日間のわたって行なった、二回目の西本塾でした。
参加していただいた皆さんから、お約束通り二日間の感想やご意見をコメントで寄せていただき、こうして皆さんにもその雰囲気を感じていただこうと、原文通りに掲載し、私の感想を付け加えさせていただいています。
貴重な週末の時間を、わざわざ広島まで来ていただいた、本当に意識の高い皆さんでした。
それぞれの場所に戻り、それぞれの立場で、西本塾の二日間で見たこと聞いたこと、そして実際に体験したことを、今度は自分の言葉で伝え、自分の動きでやって見せ、これまで当たり前だと思ってやってきたこととは違うけれども、この西本理論を普通のことだと認識し、伝えていかなければという活動を始めてくださっています。
最初にコメントをいただいた愛知県のサッカー指導者さんは、なんと月曜日の午前10時頃にコメントを送ってくださいました。
二日間の興奮が抑えきれないといった様子で、一刻も早くご自分の指導に生かしたいという気持ちが伝わってきました。
早い遅いの問題ではありませんが、やはり私には彼の思いがいち早く伝わってきたのは言うまでもありません。
それぞれ忙しい中、熱い思いを返していただき本当にありがとうございました。
これをご縁に、日々の活動の様子や問題が起こった時には、ぜひこのブログを通して参加していただいた方々や、読者の方とも情報を共有し、皆さんの成長の糧にしていただければと思っていますので、よろしくお願いします。

今日もお二人から頂いたコメントです。
まずは神奈川県から来ていただいた「辻村」さんからです。

第二回西本塾に参加させていただきありがとうございました。
終わってみて、本当に行って良かったと感じています。
それは単に知識や方法論が増えたからというだけでなく、今後の自分の指針となる経験になったからです。
西本さんの熱意を肌で感じ、その理論を直接、見聞きしたことで、どれだけ自分の考え方が甘かったかということや、なぜ自分がサッカーに携わり現場の近くに居たかったのかということを考えさせられました。
大学に入学する時は「プレーヤーになれないけど、サッカーの近くにいたいし、誰かのために生きていきたい。」という思いでトレーナーを志して、早7年。
今は指導者という立場にいますが、もう一度、自分の根本である「誰かのために。」という思いに立ち返らなくてはと、操体法を実践する中で感じています。
大学時代に初めて先輩の選手にストレッチをして「ありがとう!気持ちよかったよ!」と言われた時と今、操体法をやって教えている選手が「おぉ!」となる時、「あぁ、こういう時こそ自分が充実感を得れるときなんだな。」と改めて思えるようになりました。
この三年いろいろなことがありすぎて自分を見失っていた時に西本さんにお会いできたこと、操体法に出会えたこと、本当に感謝です。
西本塾の中では一日目の説明の時に西本さんとぶつかること(注:体をぶつけ合って押されない使い方を体験していただきました)や、触ることで、西本さんの身体の使い方を実際に身を持って体感できたことがすごく良かったです。
笑っちゃうくらい不思議で、人間の身体ってすごいな、純粋に楽しいなと思えました!
この感覚を子供にも持ってもらえたら、もっと自分の身体のことを考えてプレーしてくれる子が増えてくれるのではと思うのと同時に、そういう子を増やしていきたいと思いました。
そのためにはまず自分が…ですよね。
戻ってきて子供達に教える中で感覚を言葉で伝える難しさを改めて実感していまが、教えていく中で選手自身が自分の身体の中で何かを掴んでくれたらいいなと思っています。
必ずまた西本さんのところにお邪魔させていただきます!
本当に楽しく充実した二日間でした。
ありがとうございました。
今後のご活躍をお祈りしております。


辻村さんの純粋な気持ち、十分伝わって来ました。
それこそいろいろなことを考えながら日々過ごしていることと思います。
自分の思うようにならないというよりは、自分が本当にやりたいことは何なのかが分からないというのが、現実ではないでしょうか。
若い頃はみんなそうだと思います。
「人生をかけての最終目標が決まっていて、そこに向かって脇目も振らずにまっしぐらに進んでいます」
なんていう人がもしいたら、それはすごいことだと思いますが、ちょっと気持ちが悪いですよね。
話の中でも触れましたが、私は人生の岐路と呼ぶべき分岐点に差し掛かると、その先が不透明な方を選ぶと決めて生きてきました。
一度きりの人生、先の先まで見えてしまって、ワクワクドキドキの感動を味わうことができないような気がするからです。
その代償として、明日が見えない状況に二度三度と突き落とされてしまう結果になりました。
今年がその何回目かでした。
その度に生活の不安を覚え、家内や家族には迷惑をかけてきました。
それでもなんとか生きています。
無責任な言い方になりますが、「人生あみだくじ」だと思えば、その時々に出会った人が、たった一本の横線を加えてくれたおかげで、あみだの登って行く方向が変わり、新たな展開が始まって行くという経験を何度となく繰り返してきました。
ただ、底なし沼に足を突っ込んでしまったような不安感を通り越した恐怖心は、そらまたきたか、こんなことは経験済みだと、開き直れるほど腹の座った人間には、一生なれないと思いますが。
とにかく、今この瞬間を後悔しないように生きて行くしかないと思います。
立ち止まって後退りして後悔するなら、とりあえず前に進んでみて、そこで失敗だった思ったら、潔くやり直せばいいと思うのです。
歳を重ねてきた証拠でしょうか、不安を抱えながら一生懸命もがいている若い人の姿を見ると、応援したくなるのです。
私の専門分野限定ですが、そのお手伝いができそうな気がしています。
その一つの手段としての西本塾でした。
定期開催ではありません。
新たにこんな話を聞きたい、もっともっと深く知りたい、そんなコメントが多く寄せられるようになった時、もう一度気持ちを奮い起こして開催の準備を始めるかもしれません。

次は連続して参加してくれた、地元広島の高校3年生「佐々木君」です。

二日間ありがとうございました。
僕は他の参加された方のように内容の濃いコメントは書けませんが、
僕がこの二日間で感じたことや思ったことを書かせて頂きます。
今回の第二回西本塾で前回の内容の復習ができ、まだ完璧に理解できたとは言えませんが
確実に前回よりも理解が深まりました。
伸筋や広背筋の大切さや、身体の正しい動かし方を学び、僕がしているバスケットボールに
色々試してみたいと思い、今は二日間で学んだトレーニングを実践し
スリーポイントをジャンプシュートで打てるようになるために励んでいます。
しかし、二日目に教えてもらった操体法とオクタントトレーニングで理解できたことは
ただただ凄いと言うことだけでした。
沢山練習して少しずつ理解していくしかないなと思います。
操体法はまず、『朝3分寝たまま操体法』を読んでから練習したいと思います。
第二回西本塾で、色々な方が参加されていて僕からしたら凄い人達ばかりでとても良い刺激にもなりました。
これからもまだまだ色々勉強して学んでいきたいと思います。
二日間本当にありがとうございました。


彼のお父さんとご縁があり、将来の進路を決める上での参考になればと参加してくれています。
私が高校生の時、こんな人たちの輪に加わって、こんな話を聞いて、想像もつきません。
お父さんのおかげで、得難い経験をさせてもらっていることに、いつかきっと気づく日が来るでしょう。
それまではお父さんの行為に甘えて、色々なものを見て経験していけばいいと思います。
このコメント公開シリーズも、今日で最終回としますが、実は佐々木君からのコメントは、昨日の夜遅く届いていて、今朝気がつきました。
早い遅いの問題ではないと言いましたが、他の皆さんが忙しい中続々とコメントを寄せていただき、こうして公開させていただいているのに、のんきに構えて、もちろんいつまでにと期限を決めたわけではありませんが、このブログを毎日チェックしていれば状況はわかるはずで、もし今朝までにコメントがなければ、もし次回の開催があっても参加を断るつもりでいました。
参加者のみなさんは彼の様子分かりますよね、ブログの中身もあれだけ読んでから参加してくださいと書いておいたのに、ほとんど読まないで二回とも来てしまったという、なんとも気楽な人間ですから。
ついこの間までの私なら、ブログも読まないできたことがわかった時点で、一言「帰れ」と言っていたはずです。
我ながら随分優しくなったものだと思いました。
我が家の三男よりもまだ若い、まだまだ子供ですから、彼のお父さんとともに将来に期待するとしましょう。


いかがでしたでしょうか。

参加者の方々が、自分で見て聞いて体を動かして納得した事実であっても、普段走らない人たちが、いくら走っても疲れない走り方だったとか、目の前で見た私の手技に目を奪われたと言っても、自分の目で見るまではと、にわかに信じられないことだらけだっと思います。

例えは違いますが、宇宙人は見たことがないから、いるともいないとも言えないとか、世界一のマジシャンの技術を見て、どうしてもタネがわからないとか、そういう次元の話をしているのではありません。

人間の体にはそういうカラクリが仕組まれていて、それをうまく操り、使いこなしているかどうかだけの問題なのです。

理論や理屈に合わないと思ってしまうのは、自分の中での知識や経験からはみ出す勇気がないからです。

何度でも言います、私ができることなど誰でもできます。

今、肉離れを起こした選手の体でも、上手に動かせば数時間後に自分の足で立って歩くことができる、それをチームメートとして目の前で見ていたからこそ、自分が同じ状況になった時、自分もそうなれる、そうしてもらえると思ってくれるのです。

絶対に動かしてはいけないと信じて疑わない人は、動かすことを拒否し、良かれと思って無理に動かそうとすれば、悪化してしまうと思ってしまうことで実際に痛みも増すのです。

自分がそれで早く復帰できた経験を持つ選手は、どうして任せてしまわないのかと、不思議な顔をする、まさにそれが人間という生き物なのです。

二日間で大げさに言えば天地がひっくり返るような、感覚になった人がいるかもしれません。

「それでも地球は回っている」、事実は事実なのです。

つまらないプライドや、世間の常識などどうでもいいではないですか、今自分に何が必要なのか、そのヒントが見つかったならどんどん現場で使ってください。

私にできることはここまでです。

実際に行なった二日間を含め、この一週間いろいろなことを考えながら過ごしてきました。

毎日、コメントを読みながら、思うことを書き加え、自分の頭の中も整理して行きました。

少々疲れました。

世間はクリスマスムードの三連休、私の頭もしばしの休息に入ります。

毎日読んでいただいてありがとうございました。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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