don'tsink-feel

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我々世代の男性ならすぐにピンとくると思います。

映画燃えよドラゴンで、主人公のブルース・リーが若い弟子と手合わせをした際に発した有名な言葉です。

私は物事を突き詰めて考えてしまうタイプで、ほどほどとかまあまあというあいまいな言い方が好きではありません。
誰かに聞いたとか、みんなそう言ってるみたいな言い方も嫌いで、すぐに真実を調べてしまうタイプです。

とくに仕事で選手や一般の方を対象にして、何かをテーマにお話したり説明するときには、なんとか自分の意図を分かってほしいと懸命に言葉を連ねる努力をしてきました。

それが私の仕事であり、相手のためだと信じて疑わなかったからです。

しかしその言葉も、時として相手に響かないことがありましたが、いつかこの話が必ず役に立つ時が来ると信じて疑いませんでした。

伝わらないのは自分の説明の仕方が悪い、どうすれば分かってくれるのだろ、そう思い続けてきました。

このブログもそうです。

私の思いを伝えなければ、私の経験や知識を共有してもらうことができれば、たくさんの人のお役にたてる、そう思って当初のタイトルも付けました「職人トレーナーが世に問う・・・」、いかにも押しつけがましいですね、おれの言うことが正しいんだ、みたいな。

でも少し肩の力を抜いてみようと思いました。

世の中不思議なもので、こういうブログの内容も必要としている人の目には時間はかかっても、不思議と見に入るようになるのです。

今までの私もそうでした、アンテナを張り巡らせている人のところには、必ず電波は届くのです。

反対に何の興味も持っていない人が、たまたま目にしてくれたとしても、意識の片隅にも残らないでしょう。

スカパーが無料放送をして視聴者を増やそうとしなくても、本当に必要としている人はお金を払ってちゃんと見てくれます、でもそういう努力は必要で、私はその自分を売り込むということが下手なのですが・・・。

マンツーマンで指導しても、こちらの思いがどこまで伝わったのか、それが複数になり30人、50人と増えていったとき、私が力めば力むほど相手の心に響かない部分が出てきていたのではないか、そんなことも考えるようになりました。

勝負の世界で生きていると、どうしても結果が欲しくなります、選手だけではありません、私の立場でも同じです、私の仕事の評価も、勝ち負けで下されてしまいます。

選手のためにと思ってやってきたことが、実は自分のためだったのではないか、今となってはそんなことも少し思ったりしています。

心に響く言葉、相手が素直に受け止めてくれる言葉、難しいですね。

これが正しい理論だ、過去の選手たちもみんなこうやって私の言うことを聞いて結果を残してきたんだと、自信を持って知識や経験を話すだけでは、もう相手の心に入ってはいけないのですね。

ブルース・リーの言葉は、弟子に対しての「考えるな、感じろ」ですが、私自身がその場の空気をしっかり感じて、相手をねじ伏せるような言葉ではなく、うまく言えませんが、過去がどうだった、誰はどうだったではなく、目の前の人間と、一期一会の新しい何かを作り上げる工夫をしなければならないと思い始めた今日この頃です。
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

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