新たな楽しみ方

先週の金曜日あたりから体調を崩し、早めに病院にも行って、土日はおとなしくして月曜日のコンペに備えました。
朝起きてこれならなんとかいけるとゴルフ場に向かいましたが、到着直前に車のナビがご丁寧に車外の低温情報をアナウンスしてくれ、車を降りると前日までの暖かさが嘘のような強烈な寒さでした。

寒さに加え風も強く、どうなることやらというスタートになりましたが、体が熱っぽかったせいか、頭がボーッとしてまったく集中できません。

いつもなら参加者全員が年長者の方々なので、率先していろいろ気を使い声をかけながらのラウンドになるのですが、それさえできませんでした。

結果は散々、途中のこともまったく記憶にありませんでした。
昨夜はさっさと布団に入り、なんとか今日は仕事に出ています。

数年前までは、自分の体調不良で仕事を休んだことがないというのが自慢だったのですが、インフルエンザにかかり、その記録も途絶えてからは、我が身第一で無理をしないようにしています。

さて冬季ソチオリンピックも終わり、もうすぐパラリンピックが始まります。

ほとんど同じ種目のはずですから、同時開催という訳にはいかないのでしょうか。

開会式も閉会式も一緒にやった方がずっと盛り上がると思うのですが。

普段は縁のないウインタースポーツですが、自分がまったくできない競技だけに、余計な先入観がなく素直な目で競技を見ることができて、私にとってはとても楽しい時間でした。

そうは言いながら、どうしても選手の動きそのものに目が行ってしまい、報道されるトレーニングのことも気になってしまうのは、仕事柄つまらないところではありますが。

それらを通して思うのは、やはり人間の動きというのはどんな競技であっても共通だなということです。

例えばスキーのジャンプ競技で、飛び出す瞬間に他の選手は膝関節の伸展動作で飛び出すため、板を体に引き付けるのに時間がかかるが、高梨選手は股関節の伸展動作で飛び出すため、素早く板と体を平行にできることで遠くに飛べるという解説を聞き、直立してのスクワットではなく股関節スクワットを提唱する私としては、やっぱりそうだよねと頷いてしまいました。

ただそういうトレーニングをしているとは聞こえてこなかったので、こういうトレーニングが効果的ですよと教えてあげたいなと勝手に思ってしまうのです。

カーリングにしても、ストーンを投じる時の姿勢を安定させるためには、広背筋の意識が必要なので、西本塾の内容を教えてあげたらきっと役に立つだろうなとか、それぞれ専門家と言われる指導者が付いているのですから、大きなお世話だと言われるでしょうが、そんなことばかり気になってしまいました。

それぞれの競技特性に合わせて様々なトレーニングが考えられ、選手も指導者も試行錯誤していることだと思います。

まずは競技動作の習熟が第一で、日本のトップから世界のトップを目指すレベルに届きそうになってから、海外選手との基礎体力部分の 差を実感し、肉体改造と言われる体力作りに取り組むという選手が多いようです。

このことは私がずっと言い続けている、「技術と体力はイコール」という概念が浸透していない証拠だと思います。

まずは技術ありきではなく、「体作りから動き作りへ」というパラダイム変換ができていれば、トレーニング自体の考え方をまったく変える必要などまったくないわけで、それぞれの目標レベルに対して回り道せずに進んでいけると思うのですがいかがでしょうか。

Jリーグも開幕しました、話題をさらったセレッソ大阪のフォルラン選手、サンフレッチェ広島との開幕戦をテレビで見ましたが、動きを判断する時の私のチェックポイントからすると、まだまだコンディションが整っていない中でも、さすがだなと思わせてくれる動きは見せてくれていました。

ミドルシュートを放った瞬間の体の姿勢、背中の反らせ具合、前後のバランス、いいですね。

周りとの連携が取れて、本人のコンディションが上がってくれば、十分期待に応えてくれそうな気がしました。

まだ始まったばかりですが、各チーム故障者が多いのが気になります、激しいスポーツであることは十分わかっているつもりですが、もう少し日々のトレーニングを工夫しておけば、防げるケガもあるのではと、昨年の反省も含め色々と考えています。

プロ野球もキャンプを終えオープン戦に入り、いよいよ本番に向けて競争が激しくなってきますが、今関わっている選手がどこまでアドバイスを消化し、自分の力にして発揮してくれるか、今年もいろいろな楽しみを持ってスポーツシーンを眺めて行こうと思います。
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Re: タイトルなし
私が一人でどんなに大きな声で叫んでも届かなかったことが、こうして皆さんが実践していただくことで、確実に広まって行くのを感じます。
誰がなんと言おうと、無視されようと、正しいものは正しいし、本当に選手のためになる真理は一つなのです。
肩書や権威を傘にきたり、商業ベースにうまく乗っているものなんて、一過性のものです。
自分の目で確かめ、そして実践して確信を持ったものを続けてください。
私が偉いのでも私の考え方がすごいのでもありません、それを見て触れて自分のものにしたみなさんがすごいのです。
また一緒に学びましょう。
  • 2014-03-05│09:43 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
こんにちは、横浜の鬼木です。

先日教えていただいたことを踏まえて、自分なりに見よう見まねでまず自分の身体から変えていこうと試みております。
なので、先週一週間はずーっと身体の後ろ側が筋肉痛でした。
しかし、週末から今週に入り筋肉痛はなくなってくるのと同時に身体が軽く感じられるようになり、動きがとてもスムーズになりました。
背中で立てるようになったのか、『股関節の自由度が増す』という意味がようやく掴めて来た気がしています。
選手の見方も、僕なりに相当変わってきていて、サッカーを見るのが楽しくてしかたありません。

そんな中、昨日長らくオスグッドで休んでいた選手が練習に久しぶりに来ました。
そして、また見よう見まねの足指揉み、オクタントトレーニング、広背筋を意識させてから歩くをしたところ、これまで全く良くならなかった膝が嘘のように曲がるようになり、
『全然痛くない!』と言って走っていました(笑)
ここ1週間で僕の目の前では、選手の動きが嘘のように変わって行ったり、嘘のように痛みがなくなって行ったり…と信じられないことが連想して起こりすぎてて驚きの連続です。

来週末また広島に伺うのが待ち遠しくてしかたありません。
  • 2014-03-04│12:36 |
  • 鬼木 URL│
  • [edit]

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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