話しておきたいこと

前回の記事、まさに私が話しておきたかったこと、そのものだったかもしれません。

世の中が色々な形で進歩し、また変化していく中で、いわゆる超安定の大企業ですら、その形を変え存続することすら難しい時代になっています。

そんな中で、スポーツの世界はいったいどうなっているんだろうなというのが、私の思いです。

お前が知らないだけで、ものすごい進歩を遂げ、世界でもトップクラスのスポーツ医学であり、それを支えるトレーナー環境が構築されているんだ、そう言われるかもしれません。

本当にそうであれば、私が何も言う必要はなく、それぞれの環境で、みんなにその恩恵が届いていれば、それが一番良いことです。

それが子供達や保護者のみなさんと直接接した際にも、話題になる問題は、20数年前とまったく変わらず、どこに相談に行けば良いのか、誰の言うことを信じれば良いのか、まったくわからないという状況が続き、続けられるはずのスポーツ活動が続けられなくなったり、きちんとした指導がなされていないためのケガや障害が後を絶たないことを知りました。

スポーツの世界も組織化が進み、知識や技術の共有で、そう言う問題に対応してこようとしてきたはずです。

その目的や方法論、私の言う「誰のための」と言う部分に、もしかしたら問題があったのではないでしょうか。

「誰のために」、スポーツの世界で言えばそれはもちろん「選手のために」です。

それが組織を維持していくためのピラミッド作りであったり、資格制度を作るために、教科書的な知識の共有になってしまい、資格を取ることが目的になってしまったことも事実だと思います。

それは世間一般に対するアピールの、一つの方法論ではあるかもしれませんが、目を向けなければならないのは世間ではなく、子供達から競技者、またお年寄りに至るまで、スポーツを愛するすべての人にこそ向けられるべきものではなかったのでしょうか。

様々なレベル、様々な年代の方々と接する中で、その思いは強くなって行きました。

生きていかなければなりません、生活していかなければなりません、霞を食べて生きて行けるわけではありません。

それでも私は、自分の信じた道を歩いて行きたいと思ってきました。

これまでの経験を残していくこと、しっかりやって行きたいと思います。

しかし、まだまだやれると思っています。

自分にしかできないこと、もちろん私の経験や技術を生かしてくれる相手が必要ですが、もっともっと深めて行きたいと思います。

追いかけてくれる人ができてきました、追いつかれないように私も走り続けたいと思います。

私の元に集い、ともに学んでいただいている仲間が少しずつ増えてきています。

「少しでも誰かの役に立ちたい」、思いは皆さん同じです。

そう言う方々だからこそ、私の思いも深まり、やりがいを感じています。

毎回終わった後に、感想を寄せていただいていますが、本当にやって良かった、参加していただいた皆さんのお役に立てた、そしてそれが参加者のみなさんを通して多くの方々のお役に立てていると実感できています。

私の力など小さなものですが、この取り組みがきっと大きな広がりを見せ、広く世の中のお役に立てるものになると信じて取り組んで行こうと思います。
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収まるべきところに収まった?
第3回西本塾に参加させていただいた鳥取県米子市の吉田です。
塾参加の数週間前から、西本先生が著書に書かれているメニューを取り入れたストレッチを基本毎日寝る前に行っており、現在も続けていますが、個人的に過去にない変化がありましたので、報告がてらコメントさせていただきます。
実はわたくし15年ほど前からの腰痛持ちで、医師から「変形性関節症」の診断もいただき、腰椎の下から2番目3番目の軟骨がかなりすりへった状態で、ひどい時には足のしびれ、通常でも腰に鈍い重さを感じていました。
今までも腰にターゲットを絞った局所的なストレッチは行ってきましたが、多少改善するもののスッキリする感覚には程遠い状態でした。
それが、西本先生の著書を拝見し、「からだを1つのかたまり」として伸ばしほぐしてやるよう意識しながら著書に書かれているメニューを行うようになってから、からだ全体が軽く感じられるようになり、「これは何か違うかも?」と思いました。
そして西本塾に参加し、2日目の実技の際に「脱力と脱力を促すゆったりした呼吸が重要」であると思い、それまでより1つ1つの動作をゆっくりと、かつ息をゆっくりはきながらの脱力を心がけてメニューを行うようにし、またメニューとメニューの間に1度からだ全体を脱力するようにしました。
脱力することで自分の体の関節の連動をより感じられるようになり、自分なりに「こうするとよりねじれるかな?」「こうするとここが伸びるな」と今までより自分の体を観察しながらメニューを行えるようになりました。
そしてメニューを行うこと西本塾から10日ほどのち、普通に歩いているときに腰あたりが「ポキポキッ」と鳴り、その翌日にはまた歩いているときに股関節が「ポキポキッ」と鳴り、さらにその翌日にはこれまた歩いているときに両膝が「ポキポキッ」と鳴り、気がつけば長年感じていた腰の鈍い重さを感じなくなっていました。
これは、西本塾の中で先生が言われていた、「本来収まるべきところに収まる」「一見アンバランスなようでも、その人なりのバランスのいいところがある」ということなのでしょうか?
自分の感覚では、今まで抱えていたからだ中心部分のゆがみ・歪みが、からだをほぐしていくことで腰、股関節、膝の順に体の外側に逃げていき、今の私のからだにとってバランスのいい状態に収まったように感じられました。
最後に膝が鳴った日以降、腰のスッキリ感と体の軽さは継続しており、こういう感覚は15年ほど前から「自分は腰痛持ち」と自覚して以来経験がありません。
どういうことなのか理屈やレントゲン写真で確認したい気持ちもありますが、メニューを自分なりに行った結果が現在の快調であることは間違いありません。
道具を手入れして調子が良くなると愛着が深まるように、メニューを続けることで自分のからだに対する感覚が高まっているのを感じます。
スッキリ動ける自分の体に対し、職場でコピー取りに歩いている途中でニヤッとすることさえあります。
痛みや重さから解放されて人生が変わる感覚というのはこういうことなんですね。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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