嬉しいコメントをいただきました。

第3回の西本塾に米子市から参加していただいた、吉田さんから嬉しいお便りが届きました。

吉田さんの西本塾に参加していただいた動機は、娘さんが空手をやっていて、私の体重移動ではなく重心移動で動き出すと言う表現や、コンタクト空手で一瞬の居つきがが勝敗を分けることになりますから、私の諸々の考え方に大きな興味を持っていただいたそうです。

ご自身でもテニスをされていて、構え方や動きだし、また走り方にも通じるものを感じていただきました。

不思議なご縁で、サンフレッチェ在籍時に、一緒に汗を流したMFの桑原選手の義理のお兄さんに当たる方と伺い、色々なところで繋がっているものだと感慨深いものがありました。

以下、コメント欄にいただいた内容を再掲させていただきます。

第3回西本塾に参加させていただいた鳥取県米子市の吉田です。

塾参加の数週間前から、西本先生が著書に書かれているメニューを取り入れたストレッチを基本毎日寝る前に行っており、現在も続けていますが、個人的に過去にない変化がありましたので、報告がてらコメントさせていただきます。

実はわたくし15年ほど前からの腰痛持ちで、医師から「変形性関節症」の診断もいただき、腰椎の下から2番目3番目の軟骨がかなりすりへった状態で、ひどい時には足のしびれ、通常でも腰に鈍い重さを感じていました。

今までも腰にターゲットを絞った局所的なストレッチは行ってきましたが、多少改善するもののスッキリする感覚には程遠い状態でした。

それが、西本先生の著書を拝見し、「からだを1つのかたまり」として伸ばしほぐしてやるよう意識しながら著書に書かれているメニューを行うようになってから、からだ全体が軽く感じられるようになり、「これは何か違うかも?」と思いました。

そして西本塾に参加し、2日目の実技の際に「脱力と脱力を促すゆったりした呼吸が重要」であると思い、それまでより1つ1つの動作をゆっくりと、かつ息をゆっくりはきながらの脱力を心がけてメニューを行うようにし、またメニューとメニューの間に1度からだ全体を脱力するようにしました。

脱力することで自分の体の関節の連動をより感じられるようになり、自分なりに「こうするとよりねじれるかな?」「こうするとここが伸びるな」と今までより自分の体を観察しながらメニューを行えるようになりました。

そしてメニューを行うこと西本塾から10日ほどのち、普通に歩いているときに腰あたりが「ポキポキッ」と鳴り、その翌日にはまた歩いているときに股関節が「ポキポキッ」と鳴り、さらにその翌日にはこれまた歩いているときに両膝が「ポキポキッ」と鳴り、気がつけば長年感じていた腰の鈍い重さを感じなくなっていました。

これは、西本塾の中で先生が言われていた、「本来収まるべきところに収まる」「一見アンバランスなようでも、その人なりのバランスのいいところがある」ということなのでしょうか?

自分の感覚では、今まで抱えていたからだ中心部分のゆがみ・歪みが、からだをほぐしていくことで腰、股関節、膝の順に体の外側に逃げていき、今の私のからだにとってバランスのいい状態に収まったように感じられました。

最後に膝が鳴った日以降、腰のスッキリ感と体の軽さは継続しており、こういう感覚は15年ほど前から「自分は腰痛持ち」と自覚して以来経験がありません。

どういうことなのか理屈やレントゲン写真で確認したい気持ちもありますが、メニューを自分なりに行った結果が現在の快調であることは間違いありません。

道具を手入れして調子が良くなると愛着が深まるように、メニューを続けることで自分のからだに対する感覚が高まっているのを感じます。

スッキリ動ける自分の体に対し、職場でコピー取りに歩いている途中でニヤッとすることさえあります。
痛みや重さから解放されて人生が変わる感覚というのはこういうことなんですね。


ご報告ありがとうございます。

まさに私が伝えたかったこと、感じていただきたかったこと、いただいた文面から、こんなにも正確にと言うか、思いがストレートに伝わったことに対して嬉しさを通り越して正直驚いています。

私の仕事の一つである一般の方を対象とした、体の不調や痛みに対して、主に操体法の考え方と手技を用いて施術を行っていますが、1時間と言う限られた時間の中で、単に自分の抱えている痛みさえ取れればそれでいいと言う方に対して、西本塾でお話ししたような内容を、一人一人にお伝えすることは不可能です。

ほとんどの方は、体のどこが悪いとか痛いと言うことばかりに気持ちが行ってしまい、私が言う「体は部分の集まりではありません、丸ごと一つの存在です」などと言う言葉は耳には入らないのです。

それでも、そう言う考え方に沿って行う施術によって、ほとんどの方が痛みが軽減し効果を感じていただいています。

中には、自分の体に目を向けることができず、ひたすら痛みを追いかけ、体を機械のように修理して欲しいと言う方もいて、すべてを完全に戻すことがこちらの仕事のように言われることもありますが、そう言う方の体は多分どこに行っても改善しないと思います。

「自分の体との対話」そう言う意味で吉田さんは、対話をするための一番大切なものを手にしていただいたのではないでしょうか。

それは自分の体を大切に思う気持ちです。

今の自分の体の状態は、誰のせいでもなく、何年何十年と共に過ごしてきた自分自身の責任です。

どこが痛いどこが悪いと文句を言うのは、赤点のいっぱい並んだ成績表を、臆面もなく人様の前に見せて歩いているようなものではないでしょうか。

どこが痛いの前に、どうしてこうなってしまったのかと、自分に問いかけてみることが先なのではないでしょうか。

残念ながら人間、そう言う風には思えないようです。

同じ山に登っても、あの人の体はなんともないと言うのに、どうして自分の体は、膝も腰も背中も腕も、みんな痛くてたまらなくなってしまうのだろうと、まるで人ごとのように言い放ち、そしてまた誰かに治してもらってことを収めようとするのです。

本当にそれで良いのでしょうか、山に登るという目的のために、普段からどんな生活をし、どんな準備をしてきたのでしょう。

体は道具ではありません、自分そのものです、本当はどうしたいのか、どうやって動き、どんな風に休んだら良いのか、すべてを知っているのは誰でもない自分自身なのです。

その自分自身との対話を放棄し、良いも悪いもみんな人のせいにしている人があまりにも多すぎると思うのです。

吉田さんが言われる「収まるところに収まる」という感覚、そうなんです、レントゲンにはこう写っているとか、真っ直ぐでなければいけないとか 、こうでなければならないではなく、今この瞬間、「自分の体にとって収まりの良い状態」というものがあると思うのです。

吉田さんが見つけたその感覚を大事にして、さらに体との対話を楽しんで下さい。

体は道具ではないと言いましたが、仕事でも趣味でも道具を大切に扱っている人は、いつかここ一番の状況で、その道具が助けてくれると思います。

お役に立てて何よりです、また嬉しいご報告をありがとうございました。

この施設をオープンして半年が過ぎましたが、西本塾のイメージが前面に出すぎているのか、一般の方への広がりがまだまだ少ないのが現状です。

自分の体を大切に思い、部分の改善を目指すのではなく、本当の意味での体の健康を取り戻そうと思っている方々に、ぜひ利用していただきたいと思います。
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ケノーベルからリンクのご案内(2014/03/21 08:52)

米子市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

Comment

おかげさまです
米子市の吉田です。
つたない文章でお恥ずかしい限りです。
でも、おかげさまで自分のからだの快調さに嬉しい毎日を送っています。
最近は、娘にも試合や練習前のウォームアップとクールダウンに私と同じメニューをさせています。
娘も練習の負荷やボリュームが上がると腰痛を出しやすく、腰や肩甲骨付近の血流が悪くなって筋肉にこわばりが出ていたのですが、このメニューを始めてからとても調子がよく、それまで頻繁に使っていたテーピングやサポーターを使わなくなりました。
また、メニューを行う際の脱力の意識が、組手試合で相手と相対する構えでの「緊張させるべき箇所」と「脱力させるべき箇所」への意識にも役立っているようで、空手のような一瞬の動き出しが勝負を決める部分に自然と良い影響が出ています。
「からだのコンディションやからだへの意識が上がれば、特別な技術を使おうとしなくてもレベルが上がるのだな」と、娘の様子を楽しく観察しています。
  • 2014-03-21│11:19 |
  • 吉田雅人 URL│
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

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