ゴルフネタです。

連休も終わり、日常の生活に戻っていかなければなりません。
私にとっての5月の最大のイベントは、何と言っても17・18の両日に行う「西本塾IN札幌」です。

第1回の西本塾に、ホテルの予約も取れないまま、野宿覚悟、寝袋持参で参加していただいた小林さん、そして2回目に参加していただきYouTubeを使ったスイングレッスンを提案していただいた諏訪さん、ともに遠く北海道は札幌市から参加していただきました。

そんなお二人には、ぜひ継続して深める会にも参加していただき、私の考えや技術をさらに学んでいただきたかったのですが、さすがに札幌から何度も足を運んでいただくことは現実的に難しいと思いました。

お二人の熱い思いに応えるためには、こちらから出かけて行くしかない、その思いが今回の札幌開催を実現させました。

お二人には会場探しなど、いろいろとご尽力いただき、私はいつも通り体一つで伺えば良い状況を作って頂いています、本当にありがたいことです。

そんな中、ゴルフ好きの諏訪さんと話がまとまり、前日の16日に札幌のゴルフ場で一緒にラウンドしていただけることになりました。

私にとっては願ったり叶ったりのお話で、一も二もなく賛同し、どちらが目的だかわからなくなってしまうくらい、とても楽しみにしています。

私がお世話になっている方々の中には、夏は北海道、冬は沖縄と、私から見れば夢のようなゴルフライフを楽しんでおられる方がいて、北海道のゴルフ場の魅力も何度も聞かせて頂いていました。

近県のゴルフ場にしか行ったことがない私にとっては、夢のまた夢の北海道でのゴルフなのです。

さらに今回は、西本塾が終わった後、ちょっとスイングをみせてくださいと私から声をかけ、スイング指導らしきことをさせていただき、その後もYouTubeで気付いたところをアドバイスさせていただいた諏訪さんと一緒のラウンドですから、下手なことはできないと練習にもいつも以上に気合が入っています。

42歳から始めたゴルフですが、なかなか安定したスコアで回ることができません。

こういう仕事をしていますし、何より体の動き作りに関しては、誰よりもこだわりを持って考えている私ですから、これだというものを見つけることができれば、すでにその形をマスターし、もっといいスコアが出ていてもおかしくないと思うのです。

ただドライバーの飛距離だけは人並み以上に飛ばすことができ、一昨年の7月に地元広島のリージャスクレストゴルフクラブのグランドコースで行われたドラコン大会に出場し305ヤードを記録することができました。

ほぼフラットなコースで、ややアゲンストな条件の中での大会でしたので、この大会での300ヤード越えはドラコン選手として胸を張っていい記録だと、他の参加者からも褒めていただきました。

そのドライバーの飛距離を出すためのスイング理論や体の使い方にも、指導するそれぞれの方に特徴があり、それぞれのレッスンを見ているとどうして良いのかわからなくなってしまいます。

同じように、一般に言われるゴルフの理論というものも、どうしてここまで違うのだろうというくらい様々な考え方があります。

そしてそれらを指導している方々は、決まり文句のように「私の理論は一般の理論とは違う、独自の理論のように思われるかもしれないが、長年の経験で培われたもっとも理想的なスイング理論です」というような書き出しで始まることが多いのです。

ではその基本となる理論というものはどんなものだろうと、私なりにこの10数年ゴルフ雑誌やレッスン書の類を読み漁ってきましたが、今だにそれを見つけることができていません。

私の考えで行くと、物事には原理原則があって、その根っこの根っこを掘り進めて行くと、そこには必ず「真理」という侵さざるべきものが存在しているはずだと思うのです。

しかしこのゴルフ理論というものには、掘っても掘ってもあるはずの根っこの先が見つからないのです。

お前ごとき素人に何がわかる、そう思われることでしょう、その通りです。

私のような素人にはわからないが、プロやアマチュアの上級者たちはそれを知っているのかというと、レベルが上がれば上がるほど枝葉が広がっていき、根っこ探しどころの騒ぎではない理論が展開されているのです。

私の専門としている体の使い方という側面から解説して行こうにも、あまりにも感覚的な部分が多く、指導している側と指導を受けている側が、情報を共有し同じ感覚で捉えられているかというと、とても難しいことなのです。

ですから単純に早く上達しようと思ったら、それなりの指導力を有する指導者に完全に任せてしまい、その方の理論を受け入れて覚えこむことが大事になってくるのです。

例えて言えば富士山に登るのに幾つかのルートがありますが、ゴルフ上達には我々素人から見ればとても楽で魅力的なルートが数え切れないくらい存在しているのです。

そして次から次へと新しい魅力的なルートが登場してきます。

他のルートを気にすることなく、ひたすらその道を走れば間違いなく、それなりの目標にはたどり着けるでしょう。

残念ながら私にはそれができませんでした。

これだけ色々な教え方があっても、やはり本質的な部分は同じで、ことばの使い方や感覚的な違いという枝葉の問題で、我々素人には違うものに見えているのだろうと思ったからです。

ならば私がその根っこを探し、枝葉を競って我々を惑わせている指導者たちに、本当の基本というものはこうなんだという部分を白昼に晒してやろうと考えたのです。

ところが10数年、プロやトップアマからの指導やアドバイスを受け雑誌やレッスン書を読み漁っても、その答えは見つかりませんでした。

もしかしたらゴルフという、極論すれば、スコットランドの羊飼いが、下に落ちている石ころを、羊を誘導するために持っていた棒で叩いて、うさぎか何かが掘った穴に放り込んだ、というのが起源のこのスポーツには、私が言うところの基本というものがないのではないかと思うようになりました。

そう言ってしまうと身も蓋もないように聞こえますが、現実的にそう言うことなのだと思います。

競技として成績を収めるための再現性の高い動作であれば、どんな形で打ってもいいということなのです。

日本では少ないですが、事実海外のツアーを見ていると、個性的なスイングをする一流選手を見かけます。

では我々素人にとって本当に役立つレッスン書があるとしたらどういう内容になるのかと考えました。

現実にもし私が作るとしたら、それは辞書のような意味合いのものになるのではないかと思います。

自分が指導を受けているプロの言っていることはこういう意味なのか、例えばアドレスでどこに重心を置くか体重をかけるかという問題に対して、これが正解でこれが間違い、私の言う通りやりなさいではなく、こういう意識で立つことでこういう利点があります、こういう動きにつなげやすくなります、だからアドレスから始動する時、ここから動き始める意識を持ちたい人はこういう風に立ったらいいですよ、みたいな感じで、「そういうことだったのか、だからあの人はこれを勧めているんだ。自分はこっちの方がやりやすいから、この部分はこっちの人の言うことも取り入れてみよう」と思えるようなものがあれば便利なのではないでしょうか。

教える側からしたら自分の教えるとおりやりなさいという気持ちが強いでしょうから、こういう生徒は扱いにくいでしょう。

真っ白な状態で受け入れなければ、私の指導は理解できない、良い生徒の条件は全てを受け入れること、そんな言われ方が多いと思います。

それは教える側の論理で、別に指導者と議論をしようというのではなく、生徒として指導者の意図を深く理解するためのは、そういう解説書があってもいいのではと思うのです。

というよりも、そういう解説書がないから我々は何を信じていいのかわからないまま、「わかった、これだ」という小さな悟りを得ては迷い、永遠の迷路を彷徨わなければならないのでしょう。

一冊のゴルフ雑誌の中でも、アプローチの構え方について、あるプロはこうやれと言い、別のページには別のプロが別のやり方を解説している、こんな節操のない紙面の構成が普通に行われているのです。

もし、この辞書のような解説書を私が書けたとしたら、今まで以上に様々な理論に首を突っ込み迷ってしまうかもしれませんね。

私はどうがんばっても、これからプロになれるわけではありません、ならばもっともっと様々なゴルフ理論に触れ、根っこを探す作業は続けながら、「この理論のこの部分はこういう意味がありますから、こういう人は使っても面白いですよ」という解説書が書けるくらい深くのめり込んでいきたいと思います。
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夢の実現まで残り1週間
第2回西本塾に参加した諏訪です。今日のブログを読ませていただき、西本塾の札幌開催はもちろんのこと、オンラインゴルフレッスンという私の身勝手な要望まで応えていただいた西本さんのご厚意に感謝の気持ちでいっぱいです。

私は西本さんにゴルフレッスンをしていただいたおかげで飛距離アップを目指す楽しさを覚え、ドライバーの「今日イチ飛距離」も20yくらいアップすることができました。

もちろん確率はまだまだ低いのですが、目指す目標とそのための身体の使い方を教えていただいたことで、例えその日の結果が悪くても一喜一憂することも減り、冷静に修正点を考えられるようになりました。

西本塾で学ばせていただいたこともそうでしたが、「自分がこれからどうしていきたいのか」「そのためには何が必要なのか」といった「方向性」が見えてきたことが私にとってかけがえのない事でした。

私にとってのゴルフは趣味の範疇ですが、それでも「身体の動き方の可能性」に胸を躍らせています。来週末の札幌開催、ゴルフのラウンドも含めてよろしくお願いします。
  • 2014-05-07│23:16 |
  • 諏訪 俊一 URL│
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月9・10日に予定しています。

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