今日は気楽に

W杯ブラジル大会まであと1ヶ月、日本代表メンバーも発表され、いよいよ本番ムードに突入と言うところでしょうか。

先日テレビを見ていたら、街行く一般のアラフォーかアラフィフくらいのご婦人たちへのインタビューで、代表選手全員の顔写真を見せて知っている人は誰ですかって聞いているのですが、中には一人も正解できない方がいて、世の中こんなもんだよなって改めて思いました。

日本のマスコミの悪いくせというか、代表の発表の時でも、日本全国が固唾を飲んで見守っているというような表現が当たり前のようにされますよね。

本番が始まれば、日本全国津々浦々の老若男女が大興奮みたいな論調になっていくのでしょう。

私が初めて仕事としてサッカーに関わった時でも、あのドーハの悲劇ということで、日本中が涙にくれたと大騒ぎだったのを覚えています。

Jリーグは見に行かなくても、日本代表の試合は海外までも追っかけて行くという熱心な方もあると聞きます。

またチームはもちろんのこと、ある特定の選手を熱心に応援し、その選手を代表選手として選んで欲しい、その選手のいない日本代表は考えられないとばかりに熱い声援を続けている方も多いと思います。

何が言いたいのかって、そういう方々にケチをつけるつもりは毛頭ありません、スポーツに限らず、どんな分野にもそういう熱心なファンの方がいてこそ、そういう立場の人間たちが特別な存在として輝くのですから。

ただ、私のような立場でスポーツに関わり、そういうものの見方をしてしまうと、1億の総人口が全て熱狂するなどという状況は、残念ながら今の日本ではどんな分野でもあり得ないと思うのです。

応援する側も報道する側もある意味冷静に対応して、オリンピックでの地味なスポーツのように、一過性のブームで終わらせないで欲しいと思います。

Jリーグが始まって20年、これからが本当の意味で日本にサッカーが文化として根付くかどうかの大事な時期に来ていると思いますから。

目標は高い方がいいに決まっているし、そのために集められた精鋭達が戦うのですから、しっかり頑張ってもらいたいし応援もしたいと思います。

これから1ヶ月先のここ広島の状況を想像してみると、少し他の地方とは違う状況になっているかもしれません。

Jリーグで2連覇を果たしたサンフレッチェ広島よりも、セリーグで3位になってクライマックスシリーズ進出を決めた、広島カープの話題の方が、明らかに地元の方々の間で話題になる土地柄ですから、もしこのままカープがセリーグの首位を走り続けて、もしかしたら今年こそ本当に優勝するかもと、本気で考える広島人が増えていたとしたら、タクシーの運転手さんとの最初の一言も、日常の挨拶も、おそらくはカープの話題がW杯に勝ってしまうのでしょうね。

地元民でない私にとっては、そんなことを想像するのも楽しみの一つです。

想像ついでに、100%あり得ないことなので、外野から勝手な意見、いや違うな、妄想でもないか、まあもしも私が代表のフィジカル・コンディショニングのスタッフだったら、ということで思ったことを少し書いてみます。

まずは大黒柱と言われている本田選手、やはり動き出しの体の使い方が固すぎて、スムーズに動き回れていませんよ、背中を中心とした柔らかな連動動作を覚えてもらって、縦横無尽の活躍を期待しましょう

1ヶ月もあれば、それらしい変化が誰の目にも確認できるようにできると思うけどな。

続いて大久保選手、サプライズとか言われていますが、今一番頼りになるフォワードは彼をおいていないでしょう。

外国選手を相手にしても、今の動きバランス感覚をもってすれば、十分対応できるはずです。

もしあのトレーニングを続けていてくれたとしたら、更にそれに磨きをかけるべく一緒にトレーニングをやりたいですね。

直接知っている選手はいないので、あくまでも想像ですが、故障明けの3人長谷部、内田、吉田の3選手には今の状況をしっかり確認し、私なりのやり方で少しでも動ける体にもっていきたいですね。

もちろん今の日本で最高レベルの方法が取られるのでしょうが、こんなやり方もあるよって教えてあげたいですね。

とくに吉田選手にはもう一歩踏み込んで、上半身と下半身の切り替え動作を覚えてもらい、裏へ抜ける選手を掴まえたり、寄せの一歩目を早く出せるようになってもらい、しっかり守れる準備をして欲しいですね。

ここで個別な名前を出してしまい恐縮ですが、あくまでも外からしか見ていない私のひとり言とお許しください。

柿谷選手には、予選が終わる頃には日本にもネイマールがいたのかと、世界を驚かせて欲しいですね、そのためには一対一での状況で技術だけでなく、体の使い方の意識を覚えてもらって、柿谷ってあんなに強かったっけ、と言われるような動きを身につけてもらいましょう。

ライバルの大迫選手も同じです、本人が思っている以上に彼の体の使い方には良いものがあります。

プレーを見ると本人がそれに気づいていないのかなと思う時があって、それが自分で理解できればもっと自信をもってゴールに向かっていけると思うので、じっくり話をしてみたいですね。

23人全員を前にして、西本理論をぶち上げたとしても、多分誰の心にも響かないと思うので、それぞれの選手に対して私の思うところを伝え、本人が希望すれば、それはねと、話を続けるスタイルが取れれば、例え1ヶ月という短い期間でも、能力アップの一助にはなれるかもしれません。

それよりもやはり故障者でしょうね、過去経験したチームの時のように、この後におよんで痛みが完全に取れるまで動きたくありません、などという選手はいないでしょうから、痛みと戦いながらいかにパフォーマンスを上げて行くか、短期決戦にはこれしかないでしょうから、私の存在価値も出番もあるかもしれません。

現実当事者ではない立場ですから、こうやって好き勝手言えますが、現場のスタッフは大変だと思います。
それぞれの持ち場で頑張ってもらいましょう。

さて、西本塾IN札幌が週末に迫ってきました。

小林さんと諏訪さんに再会できることはもちろん、7名の方々との新たな出会いをとても楽しみにしています。

金曜日の朝一の飛行機に乗るため、高速道路に不測の事態があっては困るので、明日の夜空港に移動してホテルに泊まり、万全を期すことにしています。

今日の私のひとり言が、西本塾の参加者の皆さんの周りでは当たり前に行われるようになっていただくことが私の願いです。

お前に何ができるんだ、と思われ言われてきたことが、普通のことになる、トレーナーだと名乗る人たちの最低レベルの能力になる、日本全国大人も子供もみんなその能力を享受できる、そんな日が早く来ればいいですね。

これは本当の本音です。
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西本塾in札幌に参加させていただいた諏訪です。

昨年末に開催された西本塾に参加させていただき、西本理論を学ぶ楽しさと、西本先生の人間性に惹かれ、いつかまた西本塾に参加できればと思っていたところ、西本先生から札幌開催の提案をしていただいたおかげで、2度目の参加が実現することができました。

前回教えていただいた内容の中で、特に実践していた「操体法」や「骨盤から肩甲骨の連動した走り方」の修正点を確認することや、フライングバックトレーニングやオクタントトレーニングの正しい姿勢とそこへの導くための声掛け方法、負荷の具合など1回目では余裕がなかったところまで学ばせていただきました。(オクタントのモデルまでやらせていただき、体も筋肉痛という形で喜んでおります)

あとは実践し、経験値を高めていくだけだと決心できました。

今回は2日間の講習会だけでなく、西本先生と夢であったラウンドをさせていただいたり(ドラコン王者のスイング、すごかったです!!)、お食事をご一緒させていただいたりと、丸3日間いろんな「西本先生」を間近で感じることができたこと、本当にうれしく思っています。

また今回受講された方々と、今後もお互いに西本理論を深めていけるような関係ができたことにも本当にうれしく思っています。札幌開催実現の背景には、トレーニングマシンの無い施設でも快く引き受けていただいた西本先生のご厚意に加えて、過去に西本先生を北海道へ導いてくれた早川先生の存在や、西本塾のきっかけを作ってくれた小林さんの存在があり、「西本先生に再びお会いしたい」という気持ちで一致団結できたことも大きな力となりましたので、これからは皆さんと協力をして、また西本先生を北海道へ呼べるように取り組んでいきたいと思います。

それにしても、トレーニングマシンが無ければフライングバックトレーニングを考案したり、たまたま会議室に置いてあった長めのほうきをラットプルダウンと同様の動きに取り入れたりと、西本先生の可能性を探る力には改めて驚かされました。私も根っこを理解し常にアレンジできないかと考えるクセをつけていきたいと思います。

開催の前々日から札幌に向けて万全の準備を整えていただいた西本先生をはじめ、札幌開催にご協力いただいた方々、会場の設営までお手伝いいただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。

追伸 あのタクシー運転手の羨望のまなざし、西本先生のお話を聞きたい方はまだまだ北海道にいることを証明してくれましたね。
  • 2014-05-20│00:47 |
  • 諏訪俊一 URL│
  • [edit]
2日間ありがとうございました
趣味で受講したのは自分位だったのにもかかわらず
熱のこもった指導にはただただ感服致しました
礼儀を重んじるところも大好きです 年のせいか人間として大事な部分だと思ってます
わからない事だらけで申し訳なく思いますが
自分なりに理解した点はこれからいきたいと思っております
今後ともよろしくお願いいたします
西本塾に参加して
第5回西本塾 In 札幌に参加した中村です。
西本さん、受講生の皆さん、お疲れ様でした。本当に楽しい2日間を過ごすことができました。

ブログや本を読んで、こういう感じでやるのかな?それともこういう感じかな?って考えながらやってみていたことが、実際に指導してもらいながらやることで、ああこういうことだったのか!という気付きがいっぱいあり、とても勉強になりました。

初日の理論編、普通であれば、眠くなったりするような座学も、西本さんの話術や、実際の体の動き等をみているうちに、あっという間に時間は過ぎて行きました。座って聞いてるうちになんか今すぐ自分の体で試してみたいというような気持ちになるような楽しい講義でした。

2日目の歩き、走りの実技の中で、「あ、失敗した!」って思った時に、西本さんから、「中村さん、意識が変わった!」って指摘され、「あ、やっぱりダメだったんだ」って自分の中で確認することもできました。本を読んで、やってる時は、自分の感覚で、「これはいいのかな?間違ってるのかな?」というあいまいな部分を、即座に指摘してもらえて、自分の中で修正していけたのは非常に大きかったです。

その後、皆で西本さんの「体ホワっと」を体験し、お互いに「体ホワっと」を施術しあったり、操体法を施術しあったり等、密度の濃い時間はあっという間に過ぎてしまいました。私とペアを組んでくれた山本さんの「体ホワっと」も、非常に気持ちよかったです。

最後に見たオクタントレーニングの実技は、それまでと別世界の雰囲気になり、プロの一流、超一流を相手にしていた西本さんをかいま見ることもできたのかなと思いました。

自宅に帰った後に、「折れない手」の要領を使うと、子供を持ち上げたりするのが、非常に楽にできました。屈筋主体でやってみたら、2回か3回で、もうダメだってなるけど、折れない手の要領でやると、10回やっても、まだできるなっていう感覚です。
2歳半になるうちの子供は、早速、「てつぼう」(片手を伸ばして、ぶら下がるやり方)、「ふわっとジャンプ」(両手を使ってふわっと持ち上げるやり方)とか名前をつけて、「楽しい!、もっと」って言って、なかなか離してくれませんでした。
調子に乗って、「体ホワっと」も子供にやってみたのですが、残念ながら、すぐに逃げられてしまいました。子供は正直です(笑)

まだ自分の仕事にどういうふうに役立てて行けるかは正直みえてきてませんが、お昼の雑談でも、いろいろヒントになるようなお話もしてもらえたので、ゆっくりと考えながら、組み立てて行きたいと思っています。

最後になりましたが、札幌開催のために奔走していただいた、諏訪さん、小林さん、お二人のおかげで、素晴らしい出会いを得ることができました。本当にありがとうございました。
またみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

追伸、朝ブログをみたら、カウンターが34567番でした。どうでもいいことですが、ちょっと嬉しくなりました(笑)
  • 2014-05-19│11:09 |
  • 中村高士 URL│
  • [edit]
西本塾in札幌に参加して
西本塾in札幌に参加させていただいた宮本です。2日間充実した時間がすごせました。本当にありがとうございました。

ヤフーのスポーツナビの記事から西本塾を知り、西本理論をなんとか自分の競技力向上に役に立てられないかと思い参加しました。
座学では、『座学』という範疇を超えるほどの熱い指導で、実演を交えながら体重が80Kg近くあるわたしと正に体当たりをしながら理論の説明をしていただきました。失礼ながら最初は、西本先生に怪我をさせてしまわないかと心配だったのですが、すぐにいらぬ心配だったと痛感させられました。
2日目の実技では、さらにヒートアップしたパワフルな指導を展開していただきました。
歩くから走るへ。ステップワーク。フライングバックトレーニングの指導を受けましたが、いくつかのヒントを掴むことができました。まだまだ完全にマスターしたわけではないので、シーズン本番までに頭を整理し、動きを洗練させ、飛躍につなげられたらと思います。
からだふわっとや、操体法、オクタントトレーニングにつきましては、自分は競技者なので、あまり必要ないと思っていましたが、施術していただき、こんなに気持ちの良いものを家内や子供たちにも体感させてあげたいという気持ちになりました。
昨日帰宅後、さっそく家内に実践しました。わたしがやっていただいたときに感じたなんとも言えない感覚を感じてもらえたかどうかはわからないのですが、『手の指先まであったかくなった』という感想をいただきました。
子供には、フライングバックトレーニングと、股関節のオクタントトレーニングを実践しました。
だいぶツラそうでしたが、サッカーのためということを説明したら、一生懸命取り組んでくれました。
飽きずにコツコツ取り組んでくれることを願うばかりです。

今回指導していただいたことを整理し、これからのオフトレに活かして、来季の飛躍につなげていけるよう頑張ります。
トレーニングだけではなく、競技そのものへの活用としてもいくつかヒントを得ることができたのですが、詳細につきましては、わたくしも現役競技者で、ライバルとなる選手に教えるという気持ちにはなれません。現役を引退し、指導者側の立場になることがあるまで内緒にしておきたいと思います。


西本先生をはじめ、今回受講された受講生のかたがたとは、これからも末長いお付き合いをお願いできればと思います。
西本先生を介してできた繋がりを、もっと広く、もっと深くしていけたら、それはそれでまた別の意味でおもしろいことになっていくのでは??とワクワクしております。

末筆ながら、札幌まで遠路はるばるやってきていただいた西本先生、このような機会のセッティングに尽力いただいた諏訪さん、小林さんには、心から感謝しております。
またお会いできることを楽しみにしております。
  • 2014-05-19│09:35 |
  • 宮本賢路 URL│
  • [edit]
近況報告その2
昨日の続きです。
②週1回、中高年の体操教室にて
平均年齢62歳位女性がほとんどですが、1時間ほど体を動かした後のクールダウンの中に朝3分にでてくる操法を施行。フライングバックその2がアップされてからは、これも。
・操体法で自分の体の状況にきずいてきてる模様(左右差、しやすいしにくい、痛いなど)
・とにかく姿勢と肩甲骨、股関節、広背筋の機能を復活させましょう!とフライングバック2を行い動かせない事にきずき継続中。肩甲骨が動いていない事、終わった後に姿勢が良くなってることを体感中。(その時だけでも)
近況報告その1
西本塾に参加後から、はや今日で5か月が過ぎようとしております。
現在の取り組みを報告させていただきます。

①フットサル愛好家(31)と週1ペースで、オクタントトレーニング。
 自分の練習台になってもらうためにはじめました。最初は、お互いに連動の意 識が薄く、相手の反動に耐え切れず腰を痛めたりしましたが、西本さんの助言 後、少しずつ連動を感じてできるようになってる気がします。
 相方も熱心に取り組んでくれ、本人も動きの変化に驚いてるようです。
・練習前にしていくと動きだしがスムーズ。
・弱かったインサイドキックの際に、上半身と下半身の連動で蹴れてる感じで、 楽に蹴ってる感じで、強いボールがいくようになった。
・若いころまではいかないが、身体のキレがでてきた。
・例年は、無理すると古傷の足首と膝の痛みがでていたが、今はでていない。な どなど下手なりにやってて良かったとうれしく思います。もっと精進していき たいです。今後は、もっと動きが見れるようになりたいです。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

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