受講者からの感想 その1

3泊4日、実際には空港へのアクセスを考えて広島空港ホテルに前泊しましたので、4泊となりましたが、無事に全行程を終え、昨日の夕方6時頃に自宅に帰り着きました。

これまで4回行ってきた西本塾ですが、その都度しっかり頭を整理し精一杯の2日間を過ごすため、終わった後の夜と翌日は、なんとも言えない心地よい疲労感に襲われていました。

今回は始めて広島以外の場所、それもいきなり遠く北海道へ飛んでいきましたので、昨日の朝起きて地下鉄からJRを乗り継ぎ新千歳空港へ移動し、そこから羽田へ飛び、約1時間の乗り継ぎ時間があって広島便に乗り換え、空港からリムジンバスで広島駅へ、そして駅前からバスで自宅までという、遠く長い道のりを移動した為、その疲れも重なって、久しぶりに自宅でゆっくり夕食を食べた後、8時過ぎには布団に入って寝てしまいました。

今回の札幌行きは、第1回に参加して頂いた小林さんの存在がやはり一番大きかったと思います。

私が川崎に在籍している時から興味をもっていただき、なんとしても直接私に会いたいと言う思いもって頂いた矢先に、辞任というニュースを知り、ではどうやったら私にコンタクトを取れるのかと真剣な思いが綴られた小林さんのTwitterを見て、こんなにも私のことを必要としている方がいるのならと思いついたのが西本塾を立ち上げるきっかけとなりました。

第1回目を行った昨年の10月12日、札幌からの直行便の予約も取れず、横浜からは夜行バスを乗り継ぎ、広島でのホテルの予約も取れないまま、私の話を聞きたい一心でやってきてくれた小林さんの熱い気持ちを私は生涯忘れることはできません。

そして続く第2回の西本塾に参加して頂いた諏訪さんは、終了後にもお話をさせていただき、YouTubeを使った新しいゴルフレッスンの可能性まで示唆していただき、お二人とのご縁をなんとか継続し深めていくためには、私が札幌に出向いて行くしかないと考えるようになりました。

そう思ったらいてもたまらず、お二人には忙しい中お手数をかけてしまうことになってしまいましたが、会場の手配等すべて快く引き受けていただき、今回の開催の運びとなりました。

もちろん諸々の費用はかかりますが、もしお二人以外に参加していただける方がいなくても、持ち出し覚悟で行く気持ちでいました。

それが9名の申し込みをいただき、残念ながらお一人の方が急病で不参加となりましたが、参加して頂いた8名の方々には、それぞれの目的をもって参加していただき、何かをもって帰っていただくことができたのではないかと、今回は私なりの充実感を十分感じさせていただきました。

おまけに前日の金曜日には、あいにくの天気の中ではありましたが、小林さん諏訪さんの3人でゴルフのラウンドをさせていただき、私にとっては願ったり叶ったりの札幌旅行となりました。

ゴルフの腕前はけっして自慢できるようなものではありませんが、私がいつも言っている、物事の本質を探る作業と言う意味では、ゴルフこそまさに結果にはすべて原因があるわけで、そのことを掘り下げずして上達もないし、ゴルフを極めて行く楽しみもないと思うのです。

そう言う意味で私は、自分が行おうとしているスイングの意味をお話しし、それが形としてできた時の結果と、結果が悪かった時には、明らかにやろうとしていることができていなかったと言う事実を見ていただくことで、私の理論の正当性を理解していただき、これからの練習の方向性を見つけていただくお役に立ちたかったのです。

だからいつでも思ったようなスイングができ結果も良いと言うことにならない、時々上手くいくくらいの私の技量は、見ていただくのにはちょうど良かったかもしれません。

前半は土砂降りの雨の中、タオルの準備が足らなかったためグリップが滑り、まともなスイングができず、少しでも良いところを見せなければと気持ちが焦り、それが悪循環になってしまいお恥ずかしいばかりのゴルフになりましたが、後半は滑り対策がしっかりできて、それなりの原因と結果の因果関係をお見せできるゴルフになりホッとしました。

飛距離アップが今年のテーマという諏訪さんには、様々な観点からアドバイスをさせていただき、後半にはあまりの完璧なスイングに、もしかしたら今のドライバーは負けているかもしれないとボール地点まで歩き、それでも私の方が30ヤードほど前にあることを確認できたときには、そんなにいい当たりではなかったのに、ここまで飛距離が違うというのは、やはり私のドライバーショット、普通じゃないなと実感しました。

小林さんは子供の頃にゴルフを始められたそうで、ボールを扱うというか無理に叩かないスイングでしたが、肝心のグリップの基礎を教わっていなかったようで、そのことをアドバイスしたら、球筋も方向性も良くなって喜んでいただきました。

とにかく私は人間の体の動きを見ることに関しては、それなりの目をもっているようです。

スコアもつけず、1打1打を解説しながら意図をもってスイングし、その結果をその場で説明し次につなげる、プロのラウンドレッスンも受けたことがありますが、ここまで丁寧で分かりやすいレッスンはないと思います。

私がもっと上手に打てれば、その信憑性も高まるのですが、まあ素人ですから十分だと思います。

さて、いつもお願いしている受講していただいた方からの感想が、すでに半分の4人の方から届きましたので、ご紹介させていただき、西本塾IN札幌の空気を感じていただきたいと思います。

まずは帯広市から参加の「宮本賢路」さんです。

西本塾in札幌に参加させていただいた宮本です、2日間充実した時間がすごせました。本当にありがとうございました。

ヤフーのスポーツナビの記事から西本塾を知り、西本理論をなんとか自分の競技力向上に役に立てられないかと思い参加しました。

座学では、『座学』という範疇を超えるほどの熱い指導で、実演を交えながら体重が80Kg近くあるわたしと正に体当たりをしながら理論の説明をしていただきました。

失礼ながら最初は、西本先生に怪我をさせてしまわないかと心配だったのですが、すぐにいらぬ心配だったと痛感させられました。

2日目の実技では、さらにヒートアップしたパワフルな指導を展開していただきました。
歩くから走るへ、ステップワーク、フライングバックトレーニングの指導を受けましたが、いくつかのヒントを掴むことができました。

まだまだ完全にマスターしたわけではないので、シーズン本番までに頭を整理し、動きを洗練させ、飛躍につなげられたらと思います。

からだほわっとや、操体法、オクタントトレーニングにつきましては、自分は競技者なので、あまり必要ないと思っていましたが、施術していただき、こんなに気持ちの良いものを家内や子供たちにも体感させてあげたいという気持ちになりました。

昨日帰宅後、さっそく家内に実践しました。わたしがやっていただいたときに感じたなんとも言えない感覚を感じてもらえたかどうかはわからないのですが、『手の指先まであったかくなった』という感想をいただきました。

子供には、フライングバックトレーニングと、股関節のオクタントトレーニングを実践しました。
だいぶツラそうでしたが、サッカーのためということを説明したら、一生懸命取り組んでくれました。
飽きずにコツコツ取り組んでくれることを願うばかりです。
今回指導していただいたことを整理し、これからのオフトレに活かして、来季の飛躍につなげていけるよう頑張ります。

トレーニングだけではなく、競技そのものへの活用としてもいくつかヒントを得ることができたのですが、詳細につきましては、わたくしも現役競技者で、ライバルとなる選手に教えるという気持ちにはなれません、現役を引退し、指導者側の立場になることがあるまで内緒にしておきたいと思います。

西本先生をはじめ、今回受講された受講生のかたがたとは、これからも末長いお付き合いをお願いできればと思います。
西本先生を介してできた繋がりを、もっと広く、もっと深くしていけたら、それはそれでまた別の意味でおもしろいことになっていくのでは??とワクワクしております。
末筆ながら、札幌まで遠路はるばるやってきていただいた西本先生、このような機会のセッティングに尽力いただいた諏訪さん、小林さんには、心から感謝しております。
またお会いできることを楽しみにしております。


宮本さんは、さすがに北国ならでは種目、スノーボードクロスの現役選手で、ご自分の競技生活に役立つヒントがあればと参加したいただきましたが、すべての内容に興味をもって積極的に参加していただき、すでにご家庭でも実践していただき嬉しく思います。

確かに現役選手としては、せっかく見つけたヒントを黙って他の選手に教えるようなことはできませんよね、久しぶりに聞いたフレーズで、人に教えることが仕事になっている私ですが、思わず笑ってしまいました。

次は札幌から参加の「中村高士」さんです。

第5回西本塾 In 札幌に参加した中村です。

西本さん、受講生の皆さん、お疲れ様でした、本当に楽しい2日間を過ごすことができました。
ブログや本を読んで、こういう感じでやるのかな?それともこういう感じかな?って考えながらやってみていたことが、実際に指導してもらいながらやることで、ああこういうことだったのか!という気付きがいっぱいあり、とても勉強になりました。

初日の理論編、普通であれば、眠くなったりするような座学も、西本さんの話術や、実際の体の動き等をみているうちに、あっという間に時間は過ぎて行きました。
座って聞いてるうちになんか今すぐ自分の体で試してみたいというような気持ちになるような楽しい講義でした。

2日目の歩き、走りの実技の中で、「あ、失敗した!」って思った時に、西本さんから、「中村さん、意識が変わった!」って指摘され、「あ、やっぱりダメだったんだ」って自分の中で確認することもできました。

本を読んで、やってる時は、自分の感覚で、「これはいいのかな?間違ってるのかな?」というあいまいな部分を、即座に指摘してもらえて、自分の中で修正していけたのは非常に大きかったです。

その後、皆で西本さんの「体ホワっと」を体験し、お互いに「体ホワっと」を施術しあったり、操体法を施術しあったり等、密度の濃い時間はあっという間に過ぎてしまいました。
私とペアを組んでくれた山本さんの「体ホワっと」も、非常に気持ちよかったです。

最後に見たオクタントレーニングの実技は、それまでと別世界の雰囲気になり、プロの一流、超一流を相手にしていた西本さんをかいま見ることもできたのかなと思いました。

自宅に帰った後に、「折れない腕」の要領を使うと、子供を持ち上げたりするのが、非常に楽にできました。
屈筋主体でやってみたら、2回か3回で、もうダメだってなるけど、折れない腕の要領でやると10回やっても、まだできるなっていう感覚です。

2歳半になるうちの子供は、早速、「てつぼう」(片手を伸ばして、ぶら下がるやり方)、「ふわっとジャンプ」(両手を使ってふわっと持ち上げるやり方)とか名前をつけて、「楽しい!、もっと」って言って、なかなか離してくれませんでした。
調子に乗って、「体ホワっと」も子供にやってみたのですが、残念ながら、すぐに逃げられてしまいました。子供は正直です(笑)

まだ自分の仕事にどういうふうに役立てて行けるかは正直みえてきてませんが、お昼の雑談でも、いろいろヒントになるようなお話もしてもらえたので、ゆっくりと考えながら、組み立てて行きたいと思っています。

最後になりましたが、札幌開催のために奔走していただいた、諏訪さん、小林さん、お二人のおかげで、素晴らしい出会いを得ることができました。本当にありがとうございました。
またみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

追伸、朝ブログをみたら、カウンターが34567番でした。どうでもいいことですが、ちょっと嬉しくなりました(笑)


中村さんは現役の医師で、手術の際お世話になる麻酔科の専門医でした。
申し込みを頂いた時、職業欄に医師という文字を見たのは初めてでしたので、どんな方だろうと楽しみにしていましたが、医師として人間として、小さな子供を持つ父親として、そして一人の男としてとても尊敬できる方でした。
糖尿病ではないそうですが、肥満を解消するために、私と同じく糖質制限食を続けられていることが分かり、その話題でも意気投合しました。
色々な意味で、できればまたお会いしてお話を聞かせていただきたいと思いました。
アクセスカウンターの数字、私も気になる方で、キリ番や数字が並ぶ時にはどんな方が見て頂いているのかななどと考えています。

次は札幌からさんかの「北嶋慎司」さんです。

趣味で受講したのは自分位だったのにもかかわらず 、熱のこもった指導にはただただ感服致しました。

礼儀を重んじるところも大好きです、年のせいか人間として大事な部分だと思ってます。
わからない事だらけで申し訳なく思いますが 、自分なりに理解した点はこれからいきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。


短かい文章ですが、朴訥とした北嶋さんの人柄を表しているように思います。
北嶋さんも、宮本さんと同じスノーボーダーで、競技者としてはぎりぎりの46歳という年齢に、もう一工夫できないかとヒントを探しに参加していただきました。

ご自分の目的とは関係が薄いと感じられるテーマの時には、明らかにそれがわかる時もありましたが、少しずつそれらの関係性を理解し、最後にはしっかり何かを見つけていただけたようで、私も安心しました。
年齢じゃないぞ、体の使い方を工夫すればまだまだいけるんだということを、宮本さんと一緒にスノボ界に知らしめていただきたいと思います。

最後は準備からすべてお世話になった「諏訪俊一」さんです。

西本塾in札幌に参加させていただいた諏訪です。
昨年末に開催された西本塾に参加させていただき、西本理論を学ぶ楽しさと、西本先生の人間性に惹かれ、いつかまた西本塾に参加できればと思っていたところ、西本先生から札幌開催の提案をしていただいたおかげで、2度目の参加が実現することができました。

前回教えていただいた内容の中で、特に実践していた「操体法」や「骨盤から肩甲骨の連動した走り方」の修正点を確認することや、フライングバックトレーニングやオクタントトレーニングの正しい姿勢とそこへの導くための声掛け方法、負荷の具合など1回目では余裕がなかったところまで学ばせていただきました。(オクタントのモデルまでやらせていただき、体も筋肉痛という形で喜んでおります)
あとは実践し、経験値を高めていくだけだと決心できました。

今回は2日間の講習会だけでなく、西本先生と夢であったラウンドをさせていただいたり(ドラコン王者のスイング、すごかったです!!)、お食事をご一緒させていただいたりと、丸3日間いろんな「西本先生」を間近で感じることができたこと、本当にうれしく思っています。

また今回受講された方々と、今後もお互いに西本理論を深めていけるような関係ができたことにも本当にうれしく思っています。
札幌開催実現の背景には、トレーニングマシンの無い施設でも快く引き受けていただいた西本先生のご厚意に加えて、過去に西本先生を北海道へ導いてくれた早川先生の存在や、西本塾のきっかけを作ってくれた小林さんの存在があり、「西本先生に再びお会いしたい」という気持ちで一致団結できたことも大きな力となりましたので、これからは皆さんと協力をして、また西本先生を北海道へ呼べるように取り組んでいきたいと思います。

それにしても、トレーニングマシンが無ければフライングバックトレーニングを考案したり、たまたま会議室に置いてあった長めのほうきをラットプルダウンと同様の動きに取り入れたりと、西本先生の可能性を探る力には改めて驚かされました。
私も根っこを理解し常にアレンジできないかと考えるクセをつけていきたいと思います。

開催の前々日から札幌に向けて万全の準備を整えていただいた西本先生をはじめ、札幌開催にご協力いただいた方々、会場の設営までお手伝いいただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。

追伸 あのタクシー運転手の羨望のまなざし、西本先生のお話を聞きたい方はまだまだ北海道にいることを証明してくれましたね。


諏訪さんにはなんとお礼を言って良いのか分かりません。
会場探しから備品の準備、懇親会の場所の設定から、プライベートのゴルフ場や食事場所のセッティング、すべてのお任せして、本当に私は身一つで来るだけで良い状況を準備していただきました。

同じ施術者の立場で、1回目に気づいていただいた部分、さらに深めていただけた部分、そして何より私という人間があらゆる現象に対して、どう捉えていくのかという本質的な部分を、3日間という短い時間でしたが、ずっと一緒に過ごしていただいたことで、わかっていただけたのではないかと思います。

1日目の、実話を交えながらの理論編では、受講者の気持ちを惹きつけるために、冗談目かして話してみたり、ウケ狙いのような話もしてみたりと、私にとってはすべてが真剣な内容の話なのですが、目を釣り上げて一方的な話では面白くないだろうと、そういう部分を多く出すのですが、それはとても自分にとってストレスになる部分もあり、2日目の実技では、そんなことを考えている余裕はなく、自分のやってきたことやっていることへのプライドもあり、まさに真剣勝負となります。

どの部分が本当の私であるのかは、正直私自身にもわからないところがあります。
その場その場で必要な私を演じているだけなのかもしれません。
そういう部分まで、諏訪さんと小林さんには感じていただけたのではないかと思います。

タクシーの運転手さん、日頃からいろいろな方を乗せると思いますが、とても野球好きの運転手さんだったようで、私の口から発せられるプロ野球選手の実名入りの会話に耳がダンボになって、降りるときにはもう少し聞いていたかったです、という気持ちになったようですね。

あと4人の受講者からの感想もとても楽しみです。
人に教えるなどもってのほか、私のやってきたこと考えていることが理解できるはずはない、そう思い孤高のイメージを作り上げてきた私が、こうして様々な方々との出会いを通して、自分の小さな世界を少しずつ広げていただいているような気がしています。

私と同じ人間は作れないから、そう思って後継者などという存在も養成してきませんでした。

トレーニングにしても施術にしても、指導する側にもされる側にもそれぞれのレベルがあり目的も違うのですね。

みんなが私と同じ考えを持ち、同じ技術レベルになる必要などなかったのです。

ただたんに、「西本が教えてこのレベルか」と誰にも言われたくない、自分の築いてきた物を守りたいという、ちっぽけな考えしかなかったのでしょうね。

ある人にとっては、私などよりこれまで受講していただいた方々の方が、ずっとお役に立てるありがたい存在であることがわかってきました。

私でなければなどと、気合を入れなければならない相手は、それ程多くはないのです。

西本塾での出会いが、こんなに楽しいものになってくるとは想像もしていませんでした。

今年の末までは予定通り西本塾を続けます。

来年のことは全く分かりません、今の気力と体力を維持できるかどうか自信がありませんから、結構無理してがんばっていますので。

正直人間関係が苦手で、できれば一人で居ることの方が楽な人間でしたが、こんな私の話を聞きたい私の技術を体験したい、そんな人となら会話って楽しいんだな、新たな発見でした。

このブログ自体も、毎日たくさんの方に訪問していただきカウンターの数字も増えてきました、また共感していただいたことの証なのか、下の「拍手」をポチッと押していただける方も多くなりました。

ただの独り言では済まなくなりましたので、プレッシャーもありますが、ストレスは血糖値を上げるアドレナリンを多く分泌してしまいますので、マイペースで続けて行こうと思います。
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体を知るという事
西本直先生
西本塾in札幌に参加させていただいた串田です。
先週末は北海道という広島から遠い地にまで出向いて下さり、熱意のともなった具体的な論理を私達に教示して下さり、大変感謝しております。

二日間、一言も聞き逃さずにいようと意気込んでいましたし、実技においても、少しでも後で思い出すことができるようにとノートを手放さずに聞いておりましたので、週が開けてからは、詰め込んだ「知識」をよく整理し、できる部分は実践、そして新たな「納得」や「理解」として深めております。
家族にもさっそく「からだホワット」を試し、喜ばれています。

たとえば料理では、おいしい具材を知り、素材それぞれの美味しさを知ると、より完成された一皿に対する認識や感覚に深みが出るということがあります。
あるいはジャズライブを見に行きそれぞれの楽器の演奏を生で聞くと、その後に聞く同じ音楽が、たとえCDを通してだったとしても、ただ音の集合体としてではなく生きたそれぞれの楽器として捉えられるようになるという事があります。

自分自身の体のつくりや動きに、このような体験が起こる場合の感動はそれ以上でした。
これまでなにも考えず、あるいは間違ったコンセプトでとらえてきた動きが、二日間を経て変わり始めるのは本当にエキサイティングな経験です。
10年ほど前からからナンバ走りや、それに類する身体操作に関する本は見てきましたが、これほどまでに具体的な理解を得たのは初めてのことです。

早速家に帰り、youtubeを駆使しながら、先生が手がけてこられたアスリートの他に、イチロー選手のレーザービームなど、お手本として推奨されていた選手の動きをチェックし、新たな理解を深めております。
授業のなかでマイケルジョンソン選手に関するお話がありましたから、あわせて見たのですが、ほとんど体の前側に肘が出ず、ぐいっと引き上げられることで自由になった骨盤の動きから振り出される大きなストライドで、他の選手を突き放していく様子は圧巻です。
素人理解ではありますが、一見ムキムキにみえる前側の大胸筋は、体後ろ側にみえる筋肉のたくましさほどではなく、ゆったりとリラックスして走っています。レース後にも、まるでチョウのように手を体の中心から後ろのほうでパタパタさせて、そのたびに広背筋が大きな動きをしているシーンを見て、「フライングバックだ!」と思い出しました。
レース後ですから、とレーニングというよりはレースの惰性で動いているか、一位になった喜びを表す動きがそのまま癖になった動き方でできているのだとは思いますが。

クラス最後のあいさつでも申し上げましたが、正しい体の使い方には、きつさや根性といった「歯を食いしばる」要素ではなく、最大限のパフォーマンスをしながら、体にムリをさせないといういたわりにさえ通じるところがあります。サッカーで言えば大迫選手、中田英寿選手、野球で言えば佐々岡投手の表情がどちらかというとポーカーフェースでリラックスしているのには理由があると感じます。
さらに操体法においては、まさに体全体のことをよく考えて対話しながら、怪我や長年のゆがみでこわばった筋肉をゆったりと開放してあげる、という癒しに通ずるわけです。本当に素晴らしいです。

クラスを受講してからこのあとに見る、ワールドカップなどのスポーツシーンは大変勉強になるはずです。
先生に教わった動きを自分で体得するだけでなく、生きた教材として子供たちに提供することができるでしょう。
一受講生やスポーツファンとしてだけでなく、それを広めていくものとして何らかの役割をこれから担っていければ幸いです。


広島からの西本先生の移動距離には及びませんが、私も先週末は静岡から中部国際空港、新千歳へと長い旅になりました。
それでもかかった時間や労に十分以上報いる、大変貴重な貴重な機会でした。ありがとうございました。
そして受講のきっかけを作ってくださった、小林敬様、準備にご尽力いただいた諏訪俊一様、その他5名の真剣に共に学びあった受講者の方々にもに厚くお礼申しあげます。
  • 2014-05-21│16:57 |
  • 串田 望 URL│
  • [edit]
コメントその2
西本先生、身に余るお言葉ありがとうございます。イベントをセッティングするという経験が不足していたため至らぬ点も多々あったと思いますが、それでも参加者の方々のコメントを聞いて、西本塾のお手伝いができたことをうれしく思っております。

西本先生が今回のイベントで一つ心残りだったとおっしゃっていた部分につきましては、私が責任を持って対応させていただきますのでご安心ください。

私もこの場をお借りして…。神野さん、お久しぶりです。といっても、ブログのコメントをいつも見させてもらっていたので、不思議と定期的にお会いしている気になっておりました(笑)。神野さんの近況報告を見て、さすがは「深める会に参加した方」だと私よりも先を走っている神野さんをうらやましく思っていました。
私も神野さんを見習って積極的に実践し、報告をコメントしていきたいと思います。お会いできること、楽しみにしています。
  • 2014-05-20│22:14 |
  • 諏訪俊一 URL│
  • [edit]
お疲れ様でした。
西本さん、初遠征お疲れ様でした。
北の大地に又々熱い同志ができたと勝手に思ってます。
西本さんには、なれないですが西本さんの経験と理論を知り、共感した僕は小さいですが、うかつに動くにはまだまだ勉強不足です。今後もよろしくお願いします。
追伸。この場を借りて…。諏訪さん、お久しぶりです。お疲れ様でした。自分も絶対行きます口調で、行けなくて申し訳ありませんでした。改めて遠方から来られる方の熱意を痛感しました。又いつの日かお互いグレードアップして、お会いしたいです‼
  • 2014-05-20│20:23 |
  • 神野慎哉 URL│
  • [edit]
in 札幌
西本先生 北海道まで来ていただきましてありがとうございました。
また、先生を必要としている広島の皆様やご家族との大切な時間を奪い大変ご迷惑をお掛けしたなと思っております。
移動時間やセミナーの時間も含め地方開催は難しいのかなと感じておりましたが、99.9%のコーディネートを諏訪さんが動いてくれたからだと感じております。
私自身、4月の新店舗オープンや準備等で参加できるか不安でしたが、所属先の代表に「NO!!」と言われたら「じゃ退社します!!」という事を言いかねない私を理解してくれている会社のスタッフや家族にと全てに感謝しております。

本題に入りますが「腕の振り」について確かシドニー五輪かアトランタ五輪で小出監督が「〇〇選手は上り坂が苦手だから腕を後ろに引く」事を意識させて指導しているとTVで言っていました。私が初めて走ることについて意識したのはこの言葉でした。=フライングバックに繋げるのも容易に受け入れることができました。また、先生が例えの選手で出てくる「マイケル ジョンソン」もインターバルトレーニングで当時は大嫌いな400mが速い選手として頭に入っておりイメージができました。私の場合は耳で聞いた情報「腕を後ろに引く」目からの情報「マイケル ジョンソン」が走るときのお手本( 偶然 )であったため、意識が骨盤や腰であったため幸運だったなと感じます。当時はそれが正しいとか正しくないかまで掘り下げていませんでした。改めて「普通」と言われていることに「なぜ?」という疑問を投げかけることの大切さを感じ取りました。しかし、競技生活が長ければ長いほど反復練習をする事により、形ができ普通となり、やがて無意識でできるようになります。今回現役で競技をされている方が受講されているのを見ると羨ましいなと正直思ってしまいました。競技を離れ医療従事者となった身としては少しでも固結びになっている動きを現役の時に紐解けるとどんなに楽しいかなと想像してしまいます。

本来は1週間後と思いましたが早速結果が現れましたので書くことにしました。今現在で必要と思われる10名にフライングバック②を要点だけ伝え実践しました。昨日施術した20代の男性が今日も来院して頂き「姿勢は大事なんですね」と言い意識・学習ができたのかなと感じます。施術+フライングバックではありますが「意識・学習」を脳に届けた実感があります。これから総合的に「歩く」ことに関しての取り組みをしていこうと考えています。

私自身は「誘導」と「あの感覚」を忘れずにやっていこうと思います。
現役の時にお会いしていたら西本先生とバチバチやっていたなと思いますので「今」お会いしていて良かったと今回も思いました。色々なお話しありがとうございます。
私は今回一つだけ先生にお願い事をしようと思っていましたが聞き入ってしまいましたので次回お会いするまでの楽しみと宿題にします。

最後になりますが、先生長旅お疲れ様でした!!そして、ありがとうございました。

Hiroshi kobayashi

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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