疲れがどっと・・・

今日のnumberwebにスポーツライターの木崎さんの記事がアップされました。

すでに何度か紹介されている、私のサッカー選手の動き分析がまた紹介されています。

このブログでも何度も書いてきましたが、私はJリーグという日本のプロサッカーリーグのチームで3チーム、4シーズンと少し仕事をさせていただきましたが、ボールをまともに蹴ることもできないずぶの素人です。

そんな私ですが、サッカーそのものの経験はないものの、サッカー選手や野球選手を中心に、様々な人間の体を相手に20数年仕事をしてきた人間として、その経験と養ってきた目を通して、選手個人のワンプレー・ワンシーンを、穴が開くほど見続けるという作業をしていると、もしかしたら一般の方では気づきにくい何かを見つけ出すことができるのかなと思っています。

ですから、それは私の目に見えたことであって、それが正しいとか間違っているとかいう評価を言われても、何ともお答えのしようがありません。

こういう仕事をしてきた人間には、この選手の動きはこういう風に見えるんだと、そう思っていただいて、それ以上でも以下でもないことをお断りしておきます。

そのうえでもし、私の動きの見方で参考にしていただくことがあったり、新しい視点を持っていただけたとしたら、それはとても嬉しいことです。

サッカーのルールや難しい戦術論を抜きにして、同じ人間が行っているとはとても思えないような超人的なプレーも、じっくり眺めるとそういう風に見えるんだと思っていただいて、楽しみ方にもう一つ加えていただければと思います。

それにしても今回切り取られたシーンの中で、ドイツのベイル選手の、いわゆる「ごっつぁんゴール」に、焦点を当ててきた木崎さんは、何とマニアックな視点を持ってしまったかと、私も驚きました。

スポーツライターとしてサッカーを中心に活躍されたいる木崎さんですが、私との出会いから、記事の内容があらぬ方向へ行ってしまわなければと密かに心配しています(笑)

ベイル選手は以前に見ておいてほしいと言われたことがあり、その際にもゴール前での同じようなシーンがいくつかありましたので、たんに良い所にポジションを取っているとか、ゴールの嗅覚に優れているというような抽象的な表現ではなく、動きそのものに何か秘密があるのではと感じていましたので、依頼された選手の中にベイルの名前があり、またそのシーンそのものを言われた時には、趣味があってきたというか、見るべき視点が分かってきたぞと、私も嬉しく思いました。

この動き分析の仕事は、けっして私個人の趣味や興味から始まったことではなく、木崎さんの新しい視点から生まれた企画で、私はその協力者として名前の挙がった選手をユーチューブで探しているだけなので、皆さんの中には、あの選手あのシーンを私ならどういう風に分析するのか、という興味を持っていただく方もあるかもしれませんが、申し訳ありませんが個人的なご要望にはお応えできませんのでご了承ください。

それよりも皆さん一人一人の感性で、そういう作業をしていただければ、ワールドカップがもっと面白くなるかもしれませんよ。

さて日本代表、崖っぷちに立たされてしまいましたが、昨年のJリーグの最終局面を思い出してください、我々広島に住んでいる人間も、さすがにもうダメかなとあきらめかけた連覇の夢が、まさに奇跡のように達成されたではありませんか、代表チームの今と比較することはできませんが、可能性が0ではないということは、あきらめる必要はないということです。

最後の最後までテレビの前で応援を続けたいと思います。

そんなワールドカップ間只中の昨日一昨日の二日間、6回目を数えた「西本塾」が8名の方々にご参加をいただき、熱い二日間を過ごさせていただきました。

参加してくださる皆さんは、このブログをしっかり読み込み、すでにフライングバックトレーニングや走りの感覚など、それぞれ予習というか、ご自分の中で感じた私の思いを、すでに実践していただいている方が多く、さらに私の著書やすでに参加していただいた方々から寄せられた感想もしっかり読んで、本当に自分も同じような感覚を得られ、同じような感想を持つようになるのだろうかと、大きな期待を持って参加してくださいました。

毎回そういう方ばかりなのですが、今回は特に一人一人の意識が高く、私のテンションも二日間マックスに上昇した状態が続いてしまい、今日は本当に心身ともに疲れを感じています。

その意識の高さを表すように、昨日の今日なのに、すでに5人の方が感想を寄せてくださいました。

全文を掲載しますが、あえて私のコメントは挟まず、読んでいただく皆さんそれぞれの感性で、西本塾の雰囲気を感じ取っていただければと思います。

今回から個人のお名前は出さないようにさせていただきますのでご了承ください。

以下ご紹介します。

西本先生、2日間に渡る西本塾ほんとうにありがとうございました。諸事情によりイニシャルのみのSです。ずば抜けて動きが悪かった(滝汗)人間です。
2日間本当にありがとうございました。並み居る専門家の方々の中に私のような素人を同席させていただいたこと、専門家の皆様でさえも驚くような深い知識の数々に触れさせていただいたこと、大変光栄に思っております。
得難い経験でした。
すべての時間が驚きの連続でした。からだほわっと、フライングバックトレーニング、オクタントトレーニング、初めて見る器具の数々、アクチン繊維とミオシン繊維の滑走説、予測についての水と金のお話、屈筋を使うこと=力むこと、広背筋の重要性、30分走っても全く息が切れないこと……挙げればきりがありません。
ですが、そうした知識ではなく、先生おっしゃる「根っこ」の部分、相手に対して全身全霊で向かう姿勢、施術をすることではなく「治す」「何とかする」という結果にコミットする姿勢、強烈なプロ意識に最も打ちのめされました。ブログや書籍では理解した“つもり”でいたことを、改めて気付かされました。
私の使命は他の皆様と違い、不特定多数に「正確な情報」を「分かりやすく」伝えることです。いずれもまだまだと考えておりますが、特に「正確な情報」という部分で私自身そのあり方を大いに反省する出来事があり、「身体の扱い方について正確な、深い知識に触れたい」と強く思ったことで西本先生の門を叩かせていただきました。
トレーニングについて落第生もいいところでしたが、先生のお言葉「今何をするか、明日何をするかが自分の値打ちを決める」を胸に、明日の自分に期待をして、2日間の復習と研鑽に励みたいと思います。本当にありがとうございました!

第6回西本塾に参加した川〇翔〇です。
私が今回参加した動機は西本先生のブログや書物を拝見し、○○法、○○トレーニングではなく、からだってこうやって使うんだよ、と仰せられてると感じました。人間本来の動き、働きとは何か、が深く知ることができると思ったからです。
2日間真剣勝負、先生の熱量と話の面白さ、明快さ、であっという間に時間がすぎました。
期待以上の充実感でした。
まず、文章で見たことを実際に体験するとこういうことなんだ!という気持ちになりました。
私はトレーナーという仕事柄いろいろな本を読んで科学的なものを学んで実践するというやり方をすることが多かったです。 が、西本塾では実際、こういう選手はこんな動きしてるよね、という所から共通点を見つけ出して理論を生み出している。
『本来、科学ってこういうものだな』と自戒しました。
3・5・7理論に代表されるように先生の考え方はとてもシンプルかつ、とても深いものでした。
動きを見て、それを自分なりに掘り下げて、掘り下げて、やっていく。
これをやっていかないといわゆる○○トレーニング、○○健康法の枝葉になってしまう。
歩行が大事、立ち方が大事、これの意味が初めて体でわかりました。
立ち方が歩き方、動きに直結。
実際に鍵となる広背筋に刺激を入れ、歩行を行うと生まれて初めて人間の歩き方ができました。人間という動物はそもそもこういう動きだったのかと体感できました。
2日間でやったフライングバック、股関節スクワット、伸筋を使ったトレーニング、股関節のバネ、歩き方、ランニング、軸の感覚、からだほわっと、操体法、オクタントトレーニング。
すべてからだを連動させるためにあるんだなと思いました。
また、ほぐすも使うもすべて連動で成り立つモノだと感じました。
連動するとからだが喜ぶ、疲れずに活力が湧いてくる感じがします。
実技では特にオクタントトレーニングを先生との1対1の真剣勝負で体験できたことは一生の宝です。
今、W杯をやっていて、連動した攻撃などと解説陣が述べてます。
ですが先生の話を聞いて考えるとまず選手自身のからだの連動なしにチームの連動攻撃なんてないんじゃないか、と思いました。
先生の最後の話にもありましたが自分がまず動きの連動を使いこなせて、その上で、今日、明日のクライアントへのトレーニングや施術に生かすことが一番大切です。日々それを意識して活動していきたいと思います。
昨日、帰宅してすぐに『からだほわっと』を妻相手にやってみました。妻は妊婦で足が冷えることが多かったのですが、施術後は足があったかくなったと驚いてました。眠りも深かったそうです。今日も実践あるのみです。
余談ですがゴルフもやってますのでいつかラウンドご一緒できればと思っています。
最後に西本先生、また私たちのサポートしてくださった奥様、2日間ありがとうございました。
また参加したメンバーの方々とも同じ時間、雰囲気を共有できたこと、感謝しております。
今後とも交流できれば幸甚に思います。

遠かった、でも熱かった!!
こんにちは、今広島より家路に着きました、第6回西本塾に参加した清〇です。
2日間、西本先生、奥さん、参加した皆さんお世話になり、ありがとうございました。
本当にあっという間に過ぎ去った2日間でした。
夜行バスで行き、夜行バスで帰ってきましたが、程よい疲労感で、今は体がとても動けています。
2日目の歩く、走るの実技ではなかなかうまくいかず、西本先生にいろいろ指摘して頂きましたが、普段だったらぜーぜー言いそうなくらい動いたのに、それがほとんどなかったことにはびっくりでした。
理にかなった動きは体に優しいんだな、と実感しました。
実際に西本先生の話を聞いて、本やブログを読んだだけでは実感できなかったことが、「あーそういうことだったのか」というような感じでわかったことが多々あったので、今回参加してとてもよかったです。
また改めて復習しながら、いろいろな場面で落とし込んでいきたいと思います。
本当に2日間ありがとうございました、広島まで遠かったけど、西本先生はとても熱かったです!!
ps.きっと今、からだほわっとを受けたら、すぐにでも眠りにつけるんだろうなあと思いますね!

二日間ありがとうございました!
本当にあっという間の二日間でした。
西本塾では、ブログに載っている内容を実際に見ることができ、深く理解することが出来ました。
西本先生がおっしゃっている広背筋の大切さや動きづくりについても納得のいく事ばかりでした。
また目の前で先生の体を通して、超一流選手の動きが繰り広げられていく事にとても感動しました。
先生のように自分の体を通して動きを再現して説明できる理学療法士やトレーナーがどれだけいるでしょうか。
患者様を知識に当てはめていくのではなく、患者様の感覚と自分自身の感覚を大切にしながら、動きの根っこの部分まで考え抜いていきます。
そして、自分も患者様に実際に動きを見せて説明できるよう、自分自身の動きづくりも行なっていきたいと思います。
西本先生はお会いした中で一番熱く、一番相手のことを想っている先生だと感じました。
西本先生にお会い出来て本当に良かったです!
また二日間の勉強会を笑顔でサポートしてくださいました奥様にも感謝です。
本当に楽しくて充実した二日間でした。
今日からさっそく先生から頂いた根っこを大切に育てて、多くの方のために役立てていきたいと思います。
ありがとうございました!

全力でぶつかってきて頂ける西本先生にどんどんと引き込まれ、あっという間に二日間が過ぎました。
なぜ?どうして?と考え、根を掘っていく事でこんなにもたくさんの気付きがあることに驚きました。
それは特別な事ではなく、先生が表現された使い方とは異なりますが、まさにほつれた糸を、また一本の綺麗な状態にするようシンプルな感覚でした。
様々な分野の皆様の視点、質問などもとても興味深いところでした。
いかに自分が既成概念にとらわれてしまっていたか痛感致しました。
専門職であるが故の視野の狭まりには気を付けていきたいです。
今後は動き作り、感覚の部分などを自分で掘り下げて行き、応用して伝えていけるようにします。
西本先生をはじめ、サポートして頂いた奥様、同じ時間を共有できた皆様との出逢いに感謝致します。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


皆さんお一人お一人の真剣な取り組みが目に浮かんでくるような文章を寄せていただきありがとうございました。

来ていただいた方には直接お話しさせていますが、「私は偉いんだすごいことができる人間なんだ、それを教えてあげるために行っているのが西本塾だ」ということとは全く違うんですよ、ということを分かっていただくことから始まります。

西本理論などとぶち上げてはいますが、20数年の毎日の積み重ねから得られたもので、私が考え出したとか私しか知らないなどと言う話は基本的にはないはずなのです。

今回参加していただいた方の中に、操体法の創始者である橋本敬三先生の曾孫にあたる方がおられました。

ぶしつけな言い方で申し訳なかったのですが、「橋本敬三先生にして、その理論や考え方は人間が持って生まれたからくりで、誰にでも備わっている、それをどう生かすかということを、その時代の様々な体に対して一家言を持つ方々との交流の中で体系化しまとめていったもので、まったく無かったものから生み出したものではないということで、良いんですよね」という私の言葉にうなずいていただいたことで、私も同じように、一流選手の動きの中に仕組まれたからくりを探り出し、スポーツ選手や一般の方に応用しているつもりでしたので、このスタンスでいいんだよなと、あらためた意を強くしました。

私がこうして多くの方に発信し、直接伝える機会を作ってから、使う用語も少しずつ変わってきました。

オクタントトレーニングはトレーニングの専門誌の取材を受ける前日に、体全部の関節を8方向に動かせるようにするトレーニングだから、タコの足は8本でオクトパスっていうから、じゃオクタントトレーニングにしようとか、個人的な指導であればトレーニングマシンを使うから、それまでまったくやっていなかった道具を使わない伸筋のトレーニングとして、広背筋で羽ばたくようにというイメージで考えたのが、フライングバックトレーニングという言葉を生み、操体法の指導を受け、自分が最も衝撃を受けたあしゆびもみの気持ち良さを伝えるためには、やってあげる側からの視点ではなく、受けている側の感覚を優先してネーミングを考えると、からだがほわっとして気持ちがいいんだから、ゆびもみという言い方よりもからだほわっとと呼ぼうとか、まさに感性優先で言葉を作っています。

操体法を大切に守り続けている方々にとっては、勝手に呼び方を変えて私のオリジナルのような扱いになっていることを良しとしない方もあるかもしれませんが、操体法という名前もゆびもみという名前も、私にとってはそれほど大きな意味を持たなくなっています。

筋トレという言葉自体正しい理解につながらないから使わないようにしようとか、ベンチプレスは私のやり方で行うとベンチダウンとして行うとか、そういう例はすでにたくさんあって、名前は私がだれかに伝える時に必要な、たんなる符丁として存在しているだけなのです。

色々なご意見があると思いますが、なんだかおかしなことを言っている人間がいるなと思っていただければ結構です。

私の中にはすでに既成概念や固定概念と言われるようなものは消えてなくなっています。

好きなように好きなところで根っこを掘って、その作業を一緒にやりたいという人には、そのやり方を伝え残していけるように、これからも色々な言葉を探して、少しでも伝わりやすいものにしていきたいと思います。

人間の体に仕組まれたからくりはみんな平等なのだから、広背筋の大切さに気付いた人は、フライングバックトレーニングのようなことをすでに考えて指導している人もたくさんいると思います。

そんなところで自分の方が先だ後だと言っても仕方がありません、もともとそういう風に体に仕組まれているのですから。

また私の紹介したやり方を見て、取り組んでくれる人が出てきても大歓迎です、そういう人は私の方がちょっと早く表に出したことに気づいて、「ほらやっぱりそうだろう、おれもそう思っていたんだよ」と、自分が考え出したような顔をして指導してくれればいいのです。

誰のための健康法、誰のためのトレーニングでしょう、少なくとも私は自分のためにと思ってやっていません。

またまた某有名監督の口癖です、「西本さんの言うことやっていることをみんながすごいと言ってくれているうちはまだまだなんだよ。なんだあいつは偉そうに、と文句を言ってくる人間の方が増えた時、本当に西本さんの言いたいことが世間に広まってきたと言えるんだよ」、とてもそんな気にはなれませんが、私は今まで通り「誰かのために」ものを言い続けたいと思います。
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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