気づいて欲しいけれど

昨夜のNHKで9時からやっているニュースウォッチ9のスポーツコーナーの中で、スポーツライターの木崎伸也さんのコメントを挟みながら、日本代表にこれから必要とされる能力を、ドイツのブンデスリーガの選手たちの一対一の激しいぶつかり合いのシーンを通して、視聴者の方に伝えているシーンがありました。

我が意を得たりと、その後すかさず私の意見をツイートしておきました。

本当の意味のフィジカルの強さとは何か、もう一度考えていただくきっかけになった映像だったと思います。

ただ単に体が大きければ良いのか、筋肉を鍛え上げ力任せに相手を抑え込むことが強さの証明なのか、その答えを
私と体をぶつけ合うことで実感していただき、体を使う意識を伝授して、参加者同士が実践し体感していただくことで、頭も体も、意識も筋肉も、全て含めてなるほどそうだったのかと納得していただけるように指導しているのが、西本塾です。

「それってどういうことですか」などと軽いノリで聞かれて、「はいそれはですね」と答えられるような簡単なものではありません。

かといって、実際に体験しその感覚がわかってしまえば、なるほどそういうことだったのかと、小学校の3年生から、今回参加していただいた西本塾生では最年長になる65歳の方まで、誰一人の例外もなく納得していただけていることなのです。

それは、「人間の体は、そういう意識でそういう使い方をした方が効率的で、自然な動きである」という、単純な事実だからです。

現役の日本代表クラスの選手やJリーガー、日本サッカー協会の指導的なポジションにいる方々、実際に現場で指導をしている監督やコーチと呼ばれている方々に、私が言っていることが届いているとは思えません。

サッカーに限りません、他の競技に関わる方々も含めて、いやおそらくは私が直接指導をした数十人以外の、限りなく100%に近い人たちが、そんなことが出来るはずがない、そんな簡単に人間の動きが変わるわけはない、トップレベルの厳しさをわかっていない、などなど否定的な評価しか受けられないと思います。

昨夜の映像を見た、西本塾生や個別指導を受けていただいた方々は、「そうそうこれなんだよね、外国のトップレベルの選手たちはもちろん体も大きくて筋力も強いのだろうけれど、それだけじゃこういう動きにはならないんだよね、広背筋を自然に使って、そのつながりにある上腕骨から前腕部が自然に伸びて相手の体に触れさせ、股関節を使って相手の腰に自分の骨盤を押し当てると、不思議なくらい力がいらなくて相手をコントロールすることが出来るんだって、教えてもらって練習してたら、そのお手本になる映像が見られたよ」と思っていただいたと思います。

さらに言えば、「ちょっとやって見せようか」と思った人も多いと思います。

トップレベルの選手だから出来る特別なこと、日本人にはできないこと、ましてや自分に出来るわけはない、そんな既成概念が自らの能力に蓋をしているだけのことです。

56歳、特別な競技経験もない私が、今もって目の前の人間を驚かせる動きを実際に行うことが出来、そしてまさか自分にそんなことが出来るはずがないという普通の人間が、短い時間で出来るようになるのです。

何の事は無い、人間が生まれ持った体の仕組みを使っているだけのことなのですから。

あの某チームの監督をして、世界のトップレベルの選手たちと自分たちは違うからという言葉を使っていました。

それでは何百年経っても追いつくことは出来ません。

今そういう気持ちで、既成概念を捨て、高い目的意識を持って西本塾に参加してくださる方々と向き合い、私の言っていることが、ただの小理屈でも絵空事でもない、普通のことだと思ってもらえるように指導しています。

今回は特にその想いが強かったので、感想を送っていただいた内容を、今まで以上に心して読ませていただいています。

私の想いが本当に伝わったのか、参加者のみなさんを通じて想いが広がって行くところまで指導出来たのか、私にとっての大舞台の結果はどう評価されるのだろうか、自問自答が続きます。

西本先生、奥様お世話になりました。
大変有意義であっという間に過ぎた二日間を過ごす事が出来ました。
ブログを読ませて頂いて思ったとおり、とても先生は熱い人でした。
お話もさる事ながら、目の前で実践される体の動きのしなやかさ、凄さに唖然とするばかりで知らぬ間に引き込まれて、疲れるのも忘れていた感じです。
ブログに書いてあった事、座学で教わった事が、実際に実技で感じた、頑張らない感覚、疲れない感覚、反応して体がすっと動いていく感覚、人と人の隙間をぬって行く気持ちよさがとても新鮮で今までに感じた事のない感覚でした。
コンニャクに例えて表現されていた事は、なる程こういう事かと理解出来、自宅であーだこーだと思っているよりも、思い切って参加して感じる事が出来て良かったと思っています。
まだ頭の中でこの二日間が整理出来ていないのですが、操体の実技で言われた相手を観察して感じる事、相手の事を思う事、信用してもらえる事を大事にして、二日間で学んだ事、感じた事を子供達と向き合って伝えて行きたいと思っています。
近い将来に子供達と『コーチ、昨夜のサッカー中継のあの選手の体の使い方すごかったね、どうやってやってたの?』なんて会話が沢山出来るように頑張って行きたいと思っています。
他の参加者の皆さんには申し訳なかったのですが、からだほわっとのスペシャルバージョンの気持ち良さは感動ものでした。
本当に施術を受けている間は、お話されている事は耳に入ってこず、このまま寝てしまいたいと思ってました。
施術の後に感想を言わせてもらったのですが、今思うと指で押されてる、糸コンニャクの入ったナイロン袋の気分って言っても伝わりにくいでしょうか?
今回西本塾に参加させて頂いた縁で、息子と同年代のサッカープレーヤーから大先輩に当たる指導者の方まで、沢山の方々とお話をさせて頂き、股関節のトレーニング方法が理解できずいると、アドバイスを頂いたりと大変お世話になりました。
合わせて沢山の刺激を頂きました、ありがとうございました。
最後に、西本先生、奥様二日間本当にありがとうございました。
何事にも『木を見て森を見ず』にならないように頑張っていきたいと思います。
兵庫県 森田 和彦


森田さんは申し込んでいただいたのも一番最初、土曜日の朝ここに来ていただいたのも一番乗り、このことだけでも今回参加していただくに際しての意気込みは、並々ならぬものを感じました。
忙しいお仕事をお持ちでありながら、子供達にサッカーの指導をされているなか、技術や戦術を指導するための講習会やライセンス制度が有るのに、体自体の使い方を指導してもらえる環境がないことに疑問を持ち、西本塾に参加していただきました。
年齢的にはそろそろ子供達と一緒に走り回るのがきつくなる頃だとは思いますが、二日目の走りの実技、私の採点では森田さんが一番私のイメージを正確になぞっていただいていました。
自信を持ってお手本の走りを子供達に見せてあげてください。
これからも子供達のために良き指導者であり続けてください。

静岡から参加した近藤です。
あっという間の2日間が過ぎて、今日はいつもの生活に戻り、子ども達と一緒にグランドを走り遊びました。
2日間で学んだことは、数えきれず「3・5・7理論」や「屈筋と伸筋」「広背筋」「8方向への連動」「フライングバックトレーニング」など・・・ブログで読んだだけではイメージができなかったことが、実際にお会いして、講義を聞く中で自分なりのイメージを持つことができました。
1日目は講義が中心でしたが、西本先生が経験してきた理論や実践の話から、羽田空港バケツ事件などのおもしろい話まで聞かせて頂き、本当に楽しかったです。
2日目は実技が中心で、自分がブログで読んだり、実際に1日目に聞いたことを自分の体で感じることができました。
そして、走り方においては力を入れて走るのではなく、重心の移動で足が動いていく感覚をつかめたので本当に自分の財産になりました。
そして何より「からだほわっと」について、ブログを読み、今までにやった方々の感想を見て、実際にやってどんな感じになるのかとても楽しみでした。
自分の感想としては・・・「しあわせな気持ち」の一言です。
顔がにやけてきて、ぽかぽか暖かい気持ちになりました。
何をするにも相手のことを考えて、技術だけではなく思いを込めて行うことの大切さを感じました。
最後に、2日間を終えて、話や技術、実践などいろいろなことがありましたが、もっとも自分の財産になったのは人とのつながりです。
西本先生と奥様、そしていろいろな現場で実践をしている方々の考えにふれて、自分も次のステップに挑戦して行こうという気持ちが大きくなりました。
帰りの路面電車で望月さんとこれからのことを話していたとき、隣に座っていた小学校の先生という方が笑顔で自分たちの話を聞いていました。
自分の戻る小学校という現場は、いろいろなことが日々起こります。
けれどこの2日間感じたことを目の前にいる子ども達に伝えて、子ども達なりの体が笑顔になるような動きを一緒に考えていけたらと思います。
2日間本当にありがとうございました。


小学校の低学年の子供達と一緒に、笑顔で校庭を走る近藤さんの姿が目に浮かぶようです。
子供達のために少しでも自分を成長させたい、そんな高い意識と生来の優しさが、二日間十分伝わってきました。
ぜひ子供達と一緒に成長してください。

第7回西本塾に参加した大江です。
西本先生2日間のご指導お疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました。
今回2日間の西本塾に参加し、私にとって一番の学びになったことは、西本先生が何度も繰り返し口に出していた
『何のために』という言葉です。
正直言って、西本塾に参加するまでは、このブログでも何度も目にした『何のために』という言葉は、目的意識を持ったほうが成長するよくらいの意味としか捉えていませんでした。
しかし、今回の西本塾に参加して、西本先生の理論を聞いている内に改めてこの言葉の意味を考え直しました。
西本先生は、みんなが無意識にやっている当たり前の行動に対して、徹底的に『何のために』を問いかけています。
何のために歩くのか?
何のために筋肉を鍛えるのか?
何のために背中を使うのか?
目的は人それぞれ違うので出てくる答えは、それぞれ違うはずです。
しかし、現実として、皆がやっているからとか、人に良いと言われたから、みたいに漠然とした気持ちで何となくやっていることってとても多いと思います。
そこで、その行動は、『何のために』やっているのか?と改めてもう一度丁寧に問いかけることでハッと気付き、そこから自分の頭で考えるようになると思うんです。
『一体、私はこれを何のためにやっているんだろう?』と。
何のために、さえ気づくことが出来れば、
『では、こっちの方が効率が良いのでは?』という新しい考えが生まれてくるはずです。
西本先生の圧倒的な発想力は、こういう思考の繰り返しで、鍛えられてきたのではないかと私は感じました。
そして、西本先生は気づいたことを頭の中だけに留めることをせず実際に自分の身体を通して表現されてました。
それは、『誰かのために』伝えるためです。
西本先生の終始、情熱的な講義は、『誰かのために』お役に立ちたいという気持ちがとても強く伝わってきました。
そして、理論を実際に身体を通して私達の目の前で見せてくれたことは言葉以上に圧倒的な説得力を持っていました。
私が、これからするべきことは、今までの仕事で行っている当たり前になっている動作を1つ1つ問いかけることです。
何のためにほぐすのか?
何のために関節を動かすのか?
何のために刺激を与えるのか?
何のために知識をみにつけるのか?
時間がかかっても1つ1つ
丁寧に考えていこうと思います。
西本先生には、考えるための沢山のヒントを頂きました。
そして、『誰かのために』お役に立つようになりたいと思います。
本当に2日間ありがとうございました。
そして、それぞれ高い意識で現状を変えようともがいている、他の参加者さんにも大きな刺激を頂きました。
本当にありがとうございます。
そして、西本先生のダジャレを誰よりも温かい笑顔で見守っていた奥様、西本塾のサポートありがとうございました。


施術家として一番大切なことは、何をおいても相手のために何ができるかを考える力だと思います。
ともすればテクニックに走りがちですが、自分の技術を試すために相手がいるのではなく、相手をどうしてあげたいか、今自分に何ができるか、また何が足りないのか、全てを教えてもらえるのが、目の前にいる人間の体です。
私の言う根っこを掘り起こすことの大切さ、十分わかっていただけたようで嬉しいです。
今回はダジャレや親父ギャグは控えたつもりでしたが、まだまだ気になったでしょうか、失礼いたしました(笑)

兵庫県から参加させてもらった稲垣良輔です。
二日間の講義を行って頂き、本当にありがとうございました。
広島から兵庫に帰り、仕事(といってもアルバイトですが)を終えて、一息ついた今思うことは、参加させてもらえたことがとても幸運で、貴重な体験だった!という満足感です。
僕自身の屈筋優位だったこれまでの意識を、理論の部分を深く教えてもらうことで、体で感じ取ることに加えて、頭でも理解することができ、前回の個人指導の際に変えることができた意識を更に深めることができました。
これからは満足感で終わらないように、西本先生の考えをもとに、自分の体と対話して、自分の頭で考えて、素直な体の使い方を体現していくよう日々励んでいきます。
そうすることで自分のパフォーマンスが上がらなくなったときに、自分で打開策を見つけ、改善することができるようになると思います。
これまでのようなトレーナーさんなどに聞いたことを、そのまま機械的にするといったような他人任せにすることはせず、自分の体のことなのだから体をよく知って、自分でなんとかしよう、と思えるようになりました。
また他の人と大人数で参加することで、自分では思いつかない視点を聞くことができて、その点でも西本塾ならではの体験だったと思います。
だから他の方々にもすごく感謝しています。
西本先生が、最後は受講生にまとまりができるとおっしゃっていた意味もわかりました。
最後になりましたが、二日間僕らの目の前で休みなく話し、動き続けて指導して頂き、本当にありがとうございました。
先生の熱い気持ちに負けないよう、僕も努力し、いつか成長した姿を披露できるようにします。
奥様のサポートと和やかな雰囲気にもすごく助けて頂きました、ありがとうございました。
稲垣がそう言っていたと伝えていただけると幸いです。
まだまだ暑い日が続くとおもいますので、どうか無理なさらず、お体にお気をつけください。


前回の個人指導に続いて、西本塾にも参加してくれてありがとう。
稲垣君は現役のプレーヤーとして、もうワンランク上の選手になりたいと足を運んでくれています。
この努力はけっして稲垣君を裏切らないと思います。
何年かして現役選手でなくなるとき、こういう人こそ指導者として後進の指導に携わって欲しいと思います。
まずは少しでも高いレベルでプレーが出来るようがんばってください。
応援し続けます。
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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