アダムスコット選手 日本オープン参戦

千葉県の千葉カントリー梅郷コースで昨日始まった、ゴルフの「日本オープン」に、なんと世界ランキング現在2位のアダム・スコット選手が参戦してくれています。

ゴルフに興味のない人には今日の記事は楽しくないかもしれませんが、いつもどちらかというと難しいことを書いている私にとっては、キーボードを叩く手も心なしか弾んでいます。

ゴルフ界では、人口減少や娯楽の多様化で、競技人口がどんどん減っているそうです。

現実ゴルフ場に行くと、56歳の私ですら同伴競技者の中で一番の若手だったりします。

逆にジュニア層では、石川遼選手や松山英樹選手の活躍に触発され(と言っても一攫千金を夢見る親たちの方ですが )、熱心に取り組む子供(親子)が増えています。

これとて、現実にそこに届かないとわかるとゴルフから離れてしまうようで、本来楽しむべき生涯スポーツとしては、根付いているとは言い難いのが現状でしょう。

42歳の時にゴルフを始めましたが、それまではまさか自分がゴルフをやることになるとは思ってもみませんでした。

まずは道具を揃えるのにお金がかかります。

始めた時に揃えたのは、ドラーバー、4番ウッド、3番アイアンから9番アイアン、ピッチングウエッジ、52度のアプローチウエッジ、56度のサンドウエッジそしてパターの13本です。

規則では14本までバッグに入れてもいいのですが、初心者の私には必要ないという判断で、当時研修生をしていて、私のところにトレーニングにきてくれていた女性にお願いして選んでもらいました。

いくら初心者とはいえ、いわゆる初心者向けというのも嫌だったし、逆にプロが使うような難しいクラブなど、とても扱えるとは思えませんでしたので、まあそこそこ恥ずかしくないクラブを選んでもらいました。

もちろんクラブだけではゴルフはできませんので、キャディーバッグ、シューズ、手袋、そしてボールと、なんだかんだと買い揃えるものがたくさんありました。

それでもクラブに関しては、アウトレットと言うのでしょうか、研修生をしている彼女につてもあって、年式落ちの未使用品が安く手に入り、総合計で10万円で買うことができました。

この初期投資が高いか安いかは意見が分かれると思いますが、趣味らしい趣味もなく、夜の街に繰り出すこともなく、タバコも吸わない私にとって、その後何よりの楽しみになってくれたことを思えば、決して高い買い物ではなかったと思います。

当然、ゴルフ場に行ってプレーをするためにはプレー費がかかりますが、それも1日自然の中で楽しい時間を過ごさせてもらって、1万円から1万5千円ほどですから、これも考え方ひとつだと思います。

14年のゴルフ暦の中で、アイアンは3代目、ドライバーは4代目と5代目の2本を所有しています。

技術や目標が高くなるにつれて、使いたくなる道具にもこだわりが出てきて、今バッグに入っているクラブの合計金額は初期投資の◯倍になってしまいました(笑)

若い人のクルマ離れが言われて久しいですが、集団というかグループで何かをするより、自分の時間を大切にしたいという人が増えてきたのでしょうか。

それと、何に対しても欲がないというか、普通でいいやという感じなのでしょうね。

私にとってのゴルフは、まさに自分一人の贅沢な時間です。

もちろん同伴競技者はいますが、それが知り合いの方であっても、初めて一緒にプレーさせてもらう人であっても、ボールを打つときは全て自己責任、順番を待っている間は山の木々に囲まれて、ゆったりした時間を過ごすことができます。

もちろんスコアも気になりますし、少しでもいいスイングができるようにいろいろ工夫もしていますが、こんな気持ちに良い時間はそうそうないと思います。

けっして上手ではありませんが、初心者の人に対するアドバイスは、結構的を得たことが言えるので、広島近郊でゴルフを始めてみたい方、一緒に楽しみませんか、諸々ご相談にのりますよ。

42歳、ゴルフを始めた14年前、タイガーウッズの全盛期でした。

宮崎のフェニックスカントリーで行われる大会に、タイガーが参戦していて、一度でいいから目の前でタイガーのスイングを見てみたいと本気で思ったものでした。

仕事の関係で実現しませんでしたが、それから暫くしてタイガーにも色々なことがあり、全盛期の姿とは違ってきたのはとても残念でした。

スポーツの世界、いろいろ考え方はあると思いますが、一人飛び抜けた選手がリードして、その座を脅かす存在との熾烈な戦いが行われ、それでもトップの座を譲らない強さを見せてくれるような、別格な選手の存在は、全体のレベルを引き上げる意味で、絶対に必要だと思います。

大相撲の白鵬や、体操の内村選手、まさに別格の強さですね。

そういう選手がいる時こそ、次の世代が育ってこなければならないのですが、特に大相撲では白鵬の強さが際立ちすぎて、全体としてのバランスを欠いているように思います。

日本のゴルフでは、尾崎将司選手がその立場でしたが、後を追う選手の台頭がなく、華やかな女子プロの人気に押され、試合自体がどんどん少なくなっているようです。

その中に出てきた石川遼選手、華々しいデビューから、一気にトップ選手に駆け上がっていきました。

その後を追うように松山英樹選手が活躍し、今では立場が逆転しています。

残念ながらというか、二人とも主戦場をアメリカに移してしまったため、日本のツアーに看板となるスター選手が不在という状況になっています。

今回の日本オープン、オープンという名前の通り、プロだけではなく予選を通ったアマチュア選手も出場し、文字通り日本一を競う格式のある大会です。

あのNHKが生中継をしてくれる唯一の大会ですから。

それが年々ギャラリーの数も減り、少し寂しい大会になっていたようです。

そこへアダムスコット選手の参戦です。

週末は西本塾を行うために、現地に行くことはできませんが、昨日も録画してしっかりアダムスコット選手のスイングを鑑賞しました。

まさに鑑賞、という言葉がぴったりくるレベルの、完成されたスイングだと思います。

全く無駄な動きが見られず、私の言うところの「屈筋」を使って力むという感じも全く見られません。

ドライバーからアイアンまで、どのクラブを持ってもリズムやテンポが全く変わらず、まるで機械が打っているようにさえ見えます。

とくにフィニッシュの体勢を崩さず、ボールの行方を見送る姿は、惚れ惚れするほどです。

野球の投手と同じで、静止した状態から自分の意思で動きの全てがコントロールできるのが、ゴルフのスイングですから、他の選手、例えばローリーマキュロイ選手や松山英樹選手など、ゴルフファンなら知らない人はいないという選手との比較を、私のフィルターを通すとどういう違いが見えるのか、いつかNewspicksで取り上げさせてもらおうと思っています。

素振りだけでもいいから、あんなキレのある緩みのないスイングができるようになりたい。

本気でそう思っています。
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Re: ゴルフ
私のレベルでは、お金も時間も贅沢に使えるわけがありません。
自分の好きなことをやるために、時間を作りお金を貯めるのです、それが趣味というものです。
ゴルフの道具の良し悪しは、値段で決めるものではありません、自分の体力や技術に合わせたものでなければ、本当の意味での上達は望めないのです。
それを探すために、道具にお金をかけている人はたくさん知っていますが、そういうこそ、時間もお金も贅沢に使える人たちです。
でもそういう人たちは、人生しっかり頑張って成功した方々です。
自分もそうなりたいとは思っていますが、遠い道のりです。
  • 2014-10-17│18:28 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
ゴルフ
父が、ゴルフ場の理事をつとめるほどのゴルフ狂で、高齢者層に片足つっこんだ現在も、毎週のように早朝からゴルフに出かけています。母はあきれ顔ですが、健康的な趣味でいいんじゃない…?と私は応援しています。先日67歳にしてはじめてホールインワンを記録したと喜んでいました。

ゴルフは、まさに「カラダの連動」を究めたものが勝利に近づくスポーツですね。
筋肉モリモリの大型のアメリカ人がガッツーンと打つ姿も爽快ですが、均整のとれたスマートな選手が美しいフォームを繰り出す姿は、素人ながら拍手を送りたくなります。
あと、ゴルフはメンタルコントロール術も勉強になる点が多いです。

私も時間とお金が贅沢に使えるようになれば、ぜひ趣味にしたいと思ってます。
(道具だけは父のおさがりで、良いセットが一式あるのですが…)
  • 2014-10-17│16:54 |
  • 鈴木健介 URL│
  • [edit]

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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