続けてみて感じること

昨日一昨日の二日間、9回目を数えて西本塾を無事終えることが出来ました。

初めて参加してくださった8名と、どうしてもという複数回参加のお二人を含め、10名のみなさんと真剣に向き合う二日間でした。

スポーツライターの木崎さんの手による、numberwebに掲載された私の選手の動き分析の記事や、私の著書、そしてこのブログを通じて私という人間の存在を知り、私の考え方や行っていることを直接見たい体験したいという方々を対象に、この西本塾を始めてもう丸一年になりました。

途中色々思う所もありましたが、前もって予告したとおり今回まで開催することが出来ました。

回を重ねるごとに私自身にも変化が生まれ、同じ内容を伝えていますが毎回少しずつ変化を感じています。

もちろん参加してくださる方々は、原則初めての方々ですが、どんな方が来られても対応できる心の準備はできるようになりました。

その分、自分の思いを真剣にお伝えするに相応しい方に参加してほしいと、申し込み時に送られてくる参加動機が書かれた文書の内容に、納得がいかない場合はお断りすることもありました。

それぞれ私に対して何を求めてわざわざ広島まで来ていただくのか、それに対して何を伝えればいいのか、毎回毎回本当に真剣勝負という言葉がぴったりでした。

一度きりで、その後は何の音さたもない方から、何度も広島を訪れていただいたり、コメントを通して近況を伝えていただける方まで、色々な形で交流が続いている方もあります。

何回目からかは、終了後の感想も無理にお願いすることなく、本当にこのブログを読んでいただいている皆さんに、伝えたいことがある方に、コメント欄に言葉を送ってほしいとお願いしています。

私や家内に対する謝意は、終了時に十分頂いていますからと。

今回もすでに3名の方からコメントをいただいています、内容はコメント欄をご覧ください。

参加者からの感想は異口同音に、自分がこれまで正しいと思ってやってきたことが根底から崩されただとか、自分の知らないことばかりだったなどという意見が大半でした。

こうして一年以上もそのことを書き続けても、「自分の目で見るまでは自分で体験するまでは、本当に信じることはできない、ここにきて体験して初めて分かった、ここに来なければおそらくは一生この事実を知らないままで終わっていたかもしれない」と言われてしまうことに、これまでの経験や知識、既成概念を打ち崩すことがどれほど大変なことか、改めて感じさせられます。

だからこそ実際に参加していただいた方には、現実的に参加することは困難であるが、西本理論に興味を持った方々に対して、その方なりの感性で、私の言っていることややっていることを伝えてほしいと思うのです。

ここに来なくても、ここに書いてあることは真実で、ある意味特別なことではなかったということを伝えてほしいのです。

100人近い方に私の考え方を伝え、そのほとんどの方が「目からうろこ」とか、「自分の学んできたことやってきたことは一体なんだったんだ」という、感想を寄せていただいたにもかかわらず、未だに毎回同じことを言われ続けていることに、少しむなしささえ感じています。

まだまだ力が足りないのでしょうね、あえて神という言葉を使うなら、神は我々人間にたくさんの能力を授けて地上での生活を許してくれました。

せっかくの能力を自ら封印して、無駄に力の入った体の使い方をしている人たちのなんと多いことか。

私はそういう人に対して、与えられた能力を効率よく使えるように準備しましょう、と提案しているだけなのです。

今回来ていただいた10名にも、それはきちんと伝わったと思っています。

丸二日間とは言いながら、時間はどんどん過ぎていきました。

寄せられる感想にも来て良かったと言っていただける内容が多いと自負しています。

それだけに文字だけで伝えることの難しさも感じてしまいます。

私が直接指導出来たら、そう思う選手やチームもたくさんありまあす。

それが出来ないのなら、私に代わって私の思いをぶつけてくれる仲間を増やさなければなりません。

これから私が何をしなければならないのか、はっきりしてきたという思いと、また何か新しい分かれ道が用意されているのではという期待感の中で、週末は千葉で行われる深める会のために上京します。

昨日の疲れがどっと出ていますが、今回はできるだけ早く頭と体をリセットしておかなければなりません。

続けてこなければ分からなかったこと、続けてきたからこそ見えてきたもの、もしかしたらこれまでの人生で一番深みのある一年になりそうな気がしています。
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西本塾に参加をして
お疲れ様です。西本塾での疲れが癒えない中、拙い文章でご迷惑をおかけしますがお付き合い下さい。

西本先生、西本先生の奥様、西本塾の参加者の皆様先日はお疲れ様でした。

私が二日間の西本塾を通じて学んだ事は「物事を全体的に観て根本・本質から考えること」です。特にこの様に感じた西本先生の言葉があります。それは「皆さんにはやり方を覚えてもらいたいわけではなく、身体がどの様になっているかを考えること」という言葉です。

今田さんのコメントにもありましたが、同じトレーニングをしても感じ方には人それぞれ違う事を感じます。ここで唐突ですがブログの読者の方々に質問です。
「トレーニングや治療方法を学べば求めていた効果や目標を達成出来るのでしょうか?」
私はこの考え方に疑問を感じます。なぜなら、この考え方には対象となる人の事が欠落しているからです。また、一人でトレーニングをする場合には自分自身との対話が無いと思うからです。本当に大切な事は立派なトレーニング方法でも治療方法でもなく、体の原理・原則を知った上で、目の前にいる患者さんや選手の体がどの様に連動して動いているのかを考えトレーニングや治療をすることだと私は思いました。つまり、一人一人に合ったオーダーメイドのトレーニングや治療をすることです。

私は現在、鍼灸マッサージ師の養成学校に通う三年生です。来年から様々な症状の患者さんを治療する立場になります。今回の西本塾を通じて、患者さんを全体的に観て根本から改善する手助けをすることが大切であると気づくことができました。

最後に、西本塾を通じて学んだ事を深めていきながら、自分の分野において更に発展させていけるように努力を続けていきたいと思います。また西本先生や参加者の皆様とお会い出来る日を楽しみにしています!二日間本当にありがとうございました!

  • 2014-12-18│08:03 |
  • 西尾悠 URL│
  • [edit]
迷いが吹っ飛びました
第9回西本塾に参加させていただいた諏訪です。
昨年の西本塾で教えていただいた「からだほわっと」や「無駄のない走り方」を中心におよそ1年間、施術・指導した中で、上手くいったこと、上手くいかなかったことがありました。

身体の症状に対して痛みを取ることが目標ではなく、なぜ症状が出てきたのかを伝えて、症状が出てこないような身体の使い方を伝えたり、痛みで走ることができなかったランナーさんに走り方を指導することで諦めていたマラソン大会で完走するお手伝いができたりといったケースは、今の自分にとても良い経験となっております。
その一方で、すぐに痛みを取ってほしい方に対して意識の変化を伝えられなかったり、走り方を指導をする時になかなか上手く伝えられなかったりといった私の説明力不足が、上手くいかない要因として感じておりました。

そこで私自身がさらなる西本理論の学習をするのはもちろんのこと、西本先生が各参加者に伝える説明を直接お聞きすることで自信を深めることが今回の参加動機でした。

西本先生の講義や動きづくりの指導は、事前に決められたことを実行するだけでなく、参加者の理解度や参加動機を考慮されて、時間をかけたり、時にはテンポよく進んだりと、状況に応じた内容にしていただけるので、参加者全員が満足することができる勉強会です。

私自身もさらなる自信と勇気を得ることができました。
リハビリからケア、そしてトレーニングまで、私の周りにいる「西本理論を必要としている人」に臆することなく伝えていきます。

西本塾の開催やNewspicksの連載など、今年一年本当にお疲れ様でした。

まだまだ西本先生を必要としている方々のためにも、どうぞご自愛くださいませ。


追伸

西本ゴルフ塾、そしてドラコン王者の弾道を生で見せていただきありがとうございました。
ゴルフの練習器具、私の宝物とさせていただきます。
二日間、ご指導ありがとうございました。
またいつかお会いできることを楽しみしております。
  • 2014-12-18│00:39 |
  • 諏訪 俊一 URL│
  • [edit]
Re: 近況報告です
近況報告ありがとうございます。
ご自分の指導しているチームだけではなく、変化に気づいた他のチームの指導者も巻き込んで指導をされ始めたとのこと、本当の嬉しく思います。
やはり結果がでなければ、周りは何をやっているのだろうと奇異な目を向けるだけで、本当の意味では興味を持ってはくれないでしょう。
それが既に子供たちに変化を感じさせることができているのですから、森田さんの指導力は大したものだと思います。
西本塾に参加していただいた際の真剣な姿から、今回の報告は予想が出来ていたように思います。
これからも一人でも多くの方々に動き作りのトレーニングの大切さを広めていただきたいと思います。
こういうコメントをいただくと、西本塾を続けてきて良かったなと思います。
誰かのためにが形になっていくことが何より嬉しいです。
これからもどんどん広めてください。
  • 2014-12-16│21:37 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
近況報告です
西本先生御無沙汰しております。
第7回西本塾に参加した森田です。

広島から帰り早や4カ月が過ぎました。その間に所属するチームの子供達に、背中を意識した体・腕の使い方、トラップ、フライングバックトレーニングを主に練習してもらい、試合で上級生や自分よりも体格の良い相手に当たり負けをしなくなり、背中を意識する事でプレーが変わる事を子供達が実感してくれたようで、当初よりも積極的に練習に取り組んでくれる様になりました。積雪の為、室内での練習が多くなる12月から3月の間に『走る』を主に練習していこうと思っています。
 他のクラブの方とも色々と話をさせてもらう中で、『体の使い方』に興味を持ってもらえる指導者の方も増えてきて、先日 トレーニングマッチの前にそのクラブの指導者、選手方に体しくみ、使い方の説明とトレーニングをさせてもらいましたが、うまく伝わったのだろうか?の思いが強く、改めて伝える事の難しさを感じていますが、少しずつ良い体の使い方が出来る選手を見ると嬉しくなり、続けて練習をさせてもらえればとの思いから第2回練習会を調正中です。これからも他のクラブとも交流する機会を増やせればと思っています。

少しずつですが前に進めればと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。

こちらは、今夜から又大雪のようです。雪かきもトレーニングだと思い、背筋を意識しながら頑張ります(笑)

  • 2014-12-16│18:46 |
  • 森田 和彦 URL│
  • [edit]
No title
2日間の西本塾、お疲れ様でした。受講させていただいた今田です。
西本さんの大きなパワーを感じた2日間でした。

小手先の技術ではなく、西本さんの考え方を教わった2日間だったと思います。
治療家やトレーニング指導者としてだけでなく、一人の人間としても勉強になりました。

 「一人一人感性は違うのだから、相手のせいにせず自分が受け入れることができない未熟な人間だと思う 」ということなどハッとさせられることが多くありました。
今まで少なからず相手のせいにしていることがあったのではないかと思い、反省しました。

私も回りの人をニコちゃんマークのような笑顔でいてもらえるように頑張ろうと思いました。

また、トレーニングや走り方では実際に動いてみて自分の体で違いを感じることができました。この感覚を維持できるように自分を律したいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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