ゴルフスイングから走りのイメージが

今朝はやっと今年の初打ち、といっても練習場ですが、に行ってきました。

ゴルフに関しては、昨年、全国各地でゴルフ場を運営するアコーディアグループが発行する会員向けの会報誌に、季刊で4回の連載をさせていただいたり、Newspicksという経済ニュースのサイトで、3か月間連載をさせていただいた中で、スイングに関する体の使い方を2回ほど取り上げて記事にしてみたり、またこのブログでも、時々ゴルフネタで記事を書いたりしてきました

残念ながら、ゴルフ自体の腕前は自慢できるようなものではなく、いわゆるアベレージゴルファーにすぎませんが、他のスポーツ同様、一流選手の動きを分析したり、様々な媒体から指導のノウハウを学んだことを、自分の体で確かめることが、私のゴルフの目的のようになってしまい、さっぱりスコアに結びついてくれません。

自分のことはさておいて、レッスンと呼ぶのはおこがましいですが、結構的確なアドバイスが出来るようになってきたと思っています。

どんなスポーツでも、人間の体で行っている限り、体を動かすための原理原則というものが存在しますので、私が作り上げてきたフィルターを通して見えた、それぞれの動きの分析は、とても面白い作業となっています。

その中でも、自分で行うことが出来るゴルフは、様々な指導方法や理論を目にするたびに、自分の体で試すことが出来る、絶好の教材となっています。

毎年、三が日のうちには練習場もしくはコースで初打ちが恒例となっていましたが、今年は誘っていただける方がなく、また家族と過ごす時間が多かったため、なかなかボールを打つことが出来ませんでした。

今朝の初打ちでは、暮れから研究していたイメージを試すことが目的でしたが、ユーチューブでたまたまヘッドスピード80キロ超えのスイングを見てしまい、スイング重視のつもりが、例によって飛距離重視になる時間帯が多くなってしまいました。

その中でひとつテーマとしていたのが、「走るという動き」の中で気付いた、お腹周りの使い方というか意識をどうすればいいのか、色々な感覚を試してみました。

ゴルフでは股関節から前傾するため、走る動作とは姿勢が違いますが、意外に共通点が多いことに気づきました。

広背筋を使って、骨盤の後ろ側を引き上げるという意識は共通しているのですが、前傾した状態で骨盤から背骨を反らそうとすると、背骨のS字カーブが強調されすぎるというか、背骨の伸展が過伸展状態になってしまい、股関節の自由度が、逆に制限されてしまいます。

結果として肩の回転がしづらくなってしまいます。

走る時にはお腹を緩めるという言い方をしましたが、その緩め方というか感覚を言葉にするのはとても難しいことで、腹筋を固めないというか、お腹に力を入れないということを言いたいのですが、さりとて全く力が入っていない訳ではありません。

ゴルフスイングの中で、お腹の部分にどういう意識を持てばスイングが安定するか色々工夫してみましたが、一番しっくりきたのは、お腹の意識ではなく、広背筋で骨盤を引き上げるという意識をするときに、同時に肋骨が形成するドームの部分を、一緒に引き上げるという感覚が一番うまくスイングが出来ました。

その時の感覚は、お腹を引っ込めて胸を引き上げるという意識でも同じ状況は作れるのですが、前側を意識してしまうと、肩甲骨の動きがスムーズにいかず、やはり広背筋の動きに呼応して肋骨が引き上げられるという意識が一番いいようでした。

その意識でスイングが安定してくると、「待てよ、これは走る時にも同じ感覚で使えるんじゃないか」と思いました。

さっそく帰ってから、そばを流れる川の土手にある遊歩道で走ってみましたが、今まで股関節のポジションを高く保つという意識で、股関節の自由度を確保するということを行っていましたが、肋骨を引き上げた状態が作れると、肩甲骨の縦の動きもしやすくなり、また呼吸も楽にできて、良いことづくめのように思いました。

これを前側の筋肉で行う意識になると、おそらくはすぐに疲れてしまい継続することは出来ないと思いますが、同じ動きを背中側の筋肉で行うという意識を持つだけで、こんなにも違う感覚で動けることに、改めて人間の体の不思議さを感じました。

やはり体幹部分というのは、一体にして使うものではなく、お腹の部分に間を作って、その上下の部分をどういう風に使うかということを考えた方がよさそうです。

こういう言い方をすると、ここはこう使うまたあそこはこういう意識で動かすと、部分の使い方の説明のようになってしまいますが、お腹の部分を含めた体幹部分と言われている部分を、一体化して使わないという意味で「引き算の論理」で、動きを探っていく作業をした結果です。

今まで、スイングではボディーターンという言われ方で、一体化した動きが良しとされてきましたが、実はその中で細かい体の動きが行われていたのです。

今回、たまたまゴルフのスイングから、走り方のヒントを得ましたが、逆に言えば、いつも言っている通り、やはり走ることが、すべての動きの基本になっていることは間違いのないことでしょう。

結果として同じ動きであっても、どこをどう意識して行った動きなのか、そしてそれが体にとって無理のない効率的な動きだと確信を得た時に、実はそれはとてもシンプルな動きで、今までなぜ違う部分を使って無駄な動きを行っていたのかと、がっかりしてしまうことになります。

体はきっとこう言っているのでしょうね、「やっと気がついたんだね、遅いんだよ、誰かに押し付けられた知識や、余計なことばかり考えて、無駄な動きばかりやってきたことが分かったでしょ、ずっとこうやって動いてよってアピールしてたのに気付いてくれないんだから」って。

私が様々な競技の動作を分析できるのも、それぞれの競技に対する余計な知識や既成概念が少ないからなのかもしれません。

スポーツの世界にも、IT化というのでしょうか、様々なデータ分析の必要性が言われていますが、それを行っているのはやはり生身の人間の体です。

私は学者でも研究者でもありませんが、人間の体がどうやったら安心して本来の動きを行ってくれるのか、自分の体で確かめながら少しずつその根っこを探っていきたいと思います。

今回の気づきも、土曜日に現役の選手にトレーニングを指導した時に、お腹の「間」の部分に関してもっとうまく動ける指導の仕方はないか、自分に対しての宿題が見つかったために見えてきた世界です。

今週も別の選手に指導する機会がありますが、さらに役に立つ指導が出来ると思います。

もしかしたらまたその中で新たな問題が見つかるかもしれません、そうやって自分を成長させていけるのだから、こんな有難いことはありません。

指導しているのか、こちらが学ばせてもらっているのか、たぶん後者の方が大きいのでしょうね。

サッカー日本代表の試合をライブで見ながら、パソコンに向かっていますので、変換ミスがあるかもしれませんがお許しください。

選手の動きは悪くないと思います、ただレベルの違う相手でも、日本の良さばかり叫んでいる解説の方には少し閉口してしまいます。

高いベルを求めて、専門家としての意見が聞きたいのですが、無理な相談でしょうか。

サッカーの前には、バスケットボールの試合を見ていました、新しく出来た広島のチームが決勝まで進みましたが、惜しくも破れてしまいました。

終了直前にヘッドコーチが選手に向かってかけた言葉が印象的でした、「出来ることをなぜやらない、おれはそういうプレーが一番嫌いなんだ、勝ち負けじゃない、最後まで戦おう」、そうなんですよね、やるべきことをやって後、どちらかが勝ってどちらかが負ける、それは仕方のないことです。

この試合は私の見る限り、選手層の違いということに尽きると思います、選手もスタッフも良く頑張っていたと思います。

テレビを見ながら、ゴルフクラブのグリップ交換をしました、11本を一度に変えたので大変でしたが、しばらく変えていなかったのでゴムが硬くなって滑ってしまうことが多くなりましたので、今回は自分でやってみました。
意外に簡単に、そして上手く仕上がったので、これで言い訳が出来なくなりました、今年こそ良いスコアを出したいものです。
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月9・10日に予定しています。

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