一期一会

土日に行った12回目を数えた西本塾が無事に終了しました。

参加していただいた皆さん本当にありがとうございました。

これだけの回数を行っていれば、普通は慣れてきて要領も少しは良くならなければならないはずなのですが、私に限ってはどうもそうはいかないようです。

何回目から同じレジュメを使っていますが、当然のことですが参加していただく方は基本的に初めてお会いする方ですし、年齢も職業も現在抱えている問題点も、それどれ皆さん異なっています。

参加していただいた方には、みなさんには、「これからはもう仲間ですから」という言葉を使わせていただいていますが、一期一会、もしかしたらもうお会いする機会がないかもしれないかもしれません。

そんな方々をお迎えして、少しでもお役にたてる内容にしなければと、毎回毎回大きなプレッシャーの中で当日を迎えることになります。

参加条件の大前提として、このブログを熟読していることを挙げています。

その内容も量的なボリュームも、回を重ねるごとに増えていくわけですから、参加してみたいと思っても、まずはブログをということになると思います。

そのハードルを越えて申し込んでいただいた方々ですから、すでに私の言いたいことは文字として頭の中に入っているはずです。

そういう方々に対して、より深い理解と、書かれていることを実際に体験していただかなければならないのですから、二日間の内容は膨らんでいく一方です。

今回も時間がいくらあっても足らないという状況で、すべてを伝えきれたかどうか落ち着いて反省をしなければならないと思っています。

1年前の私とは明らかに違うことを考えていますし、動きづくりもバリエーションが増えていると思います。

それでもやはり基本となるのは、ブログで言えば書き始めた最初の半年くらいまででしょうか、毎日のように書いていた頃の内容だと思います。

この部分は私自身、自分で書いた文章ではありますが、何度も何度も繰り返し読んでいます。

今回特に時間があっという間に過ぎていくのを感じました。

一つのことをお話ししている最中に、話題が派生してどんどん広がることはいつものことなのですが、その広げていく範囲が回を重ねるごとに大きき大きく広がりすぎて、収拾がつかなくなってしまうのです。

紙に書かれた内容よりも、実際に私が経験してきたことをお話しする方が、ずっと説得力があるでしょうし、現場の裏話的な話の方が聞いていて面白いでしょうから、ついついそちらに話を広げてしまうことになります。

今回も受講動機に私の人間性についてお褒めの言葉を書いていただいた方があり、良い所を見せようなどということは考えても出来ないことは最初から分かっていますが、大きく期待を裏切ることがないようにと、自分に対するハードルも上がってしまいました。
 
今回は元ダンサーで、ヨガやバレエの講師をされている女性の参加もあり、今までとは少し違う意味で、私の理論とのすり合わせを楽しみにしていました。

諸々含めて今回も、自己満足ではありますが、全力を尽くしたと思っています。

さっそく感想をいただいたので、今回はコメントとしてではなくブログの記事として紹介させていただきます。

西本先生

昨日はご馳走様でした。
とっても美味しい料理と先生の楽しいお話に、時間も忘れ熱中してしまいました。

遅い時間まですみませんでした。

ここから西本塾の2日間を通して感じたことです。

初日で教えて頂いた理論や体の仕組みの大切さや考え方、言葉の言い回しやイントネーションなどもっともっと細かいところに大切な事が沢山あると感じました。

F.B.Tは文章で読んでやってもこれが正しいのかと自問自答していましたが実技で教えて頂き思っていたものとは違いました。

広背筋を使うと言うのはこんな感じなんだと実感する事ができました。

マシンを使ったトレーニングではスクワットがとても感動しました。

スクワットの後の走りやすさは本当に体が軽く、股関節を使う感覚はこうなんだと思いました。

二日目は朝一で「からだほわっと」を体験させて頂きました。
心地よい揺れと全身に血液が回った感じがしました。

その後、走りの実技でした。
ここ数年まともに走ることのない生活をしていた私でもあれだけ走れたのは、伸筋を使えたからだと思います。

また頭で思っている事を表現する事の難しさ、習ってすぐできるものではないと実感しましたが、しっかり考えながら続けてやれば必ずできるとも思う事ができました。

ぶつかり合いでスライムになる、競り合いで勝つ為の腰の入れ方など体の使い方次第で体力を使わず相手に勝てる方法がこんなに簡単で知らないのと知ってるのではこんなに違うのかと驚きました。

午後のメインイベントのオクタントトレーニングが迫力ありスピード感ありで圧倒されました。
アップがいらなくなるのは理解できました。
自分も、このトレーニングを習得したいと思いました。

深める会などで是非教えて頂きたいです。

全般を通して驚き感動、納得がかさなり楽しいという感情になりました。

ここで学んだことをしっかり自分のものとして患者さんに合わせて施術、競技能力の向上に工夫しながら使っていこうと思います。

12期生の皆様や他の塾生の方とも沢山話して更に深めたいと思います。
そして皆んなの今後を注目したいと思います。

当院でも札幌開催後は3名の西本塾塾生がいる事になりますのでそこでも深めていけると思います。

たった2日間であっと言うに終わってしまいましたが内容はこれ以上ない素晴らしい内容でした。

また広島に戻ってきたいと思います。先生と2日間もご飯を食べてお話できた事も本当に嬉しかったです。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

本当にありがとうございました、心より感謝いたします。

関口貴弘


関口さんは、西本塾ではすでに伝説となっている、第1回の西本塾に寝袋持参で札幌から駆けつけてくれた「小林敬」さんが勤務する治療院を経営されている方です。

来月札幌に伺うことが決まっていますが、スケジュールがどうしてもということで、広島に来ていただいたのだそうです。

小林さんが与えたインパクトがよほど大きかったのか、関口さんに、そして同僚の方へと広がっているそうです。

色々書いていただきましたが、すぐには出来なくても理解して継続していただければ、必ず習得できることを分かっていただいたことが何よりだと思います。

言葉や文字で分かったつもりでいたこと、逆にどうにも理解が出来なかったこと、それらの一つ一つが次々と解き明かされていくのは、他の方からも最後の発表で聞かれましたが、まさに「楽しかった」という一言だったかもしれませんね。

私にとっては最高の褒め言葉です。

私ごときがそんな難しいことを考えられるはずがありません、聞いて見て感じていただければ、どれも当たり前なことばかりだったはずです。

その当たり前のことを、常識や既成概念という言葉を信じさせられてきたことで、素直に見ることが出来なかっただけではないでしょうか。

「自分が学び実践してきたことと180度違うことばかりで戸惑ってばかりだった」、という言葉に対して、「それこそ見る角度が違うだけで、180度どころか、一周回って結局同じことを言っているだけなんですよ」と、返しましたが、この意味を深く考えていただくことこそ、それぞれの皆さんのこれからの課題ではないでしょうか。

これまでの知識や学びがあまりにも一方通行で、考える余地を与えられないままに受け入れてしまい、それだけを信じて実践してしまうことで、常識や既成概念が、さらに固定概念となり、応用の効かないものになっているのではないでしょうか。

私はあえて、そういうものにとらわれず、目の前の人間に起こる現象だけを見てきたことで、本質的な部分に迫ることが出来たのではないかと思っています。

関口さんの経営されている3店舗の治療院で働いている方も、そこに通って施術を受けている方々も、皆さん良い方向へ導かれていると思います。

二日目終了後、食事をご一緒させていただきましたが、その時の会話の中でも言いましたが、私には人を使う裁量も度量もありませんが、関口さんのように、ただ経営者としてではなく、一治療家としてのスタンスを変えることなく事業を拡張されている手腕に、素直に頭が下がる思いでした。

これを機会に交流を続けさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。

西本塾12期生の皆さんです。

西本塾12期生


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Re: お礼
関口さん
早速のご報告ありがとうございます。
自分たちも含め、それぞれの環境を変えることは難しいですよね。
体に対して申し訳ないと思いながらも、やらなければならないことはあるのです。
そのための方策として、体の仕組みに沿った使い方を提案して、何とか折り合いをつけて体に頑張ってもらうしかないのです。
ただの方法論ではなく、そういう考え方を含めてアドバイスができたらいいですね。
施術の技術と同じかそれ以上に大事なことだと思います。
また色々教えてください。
  • 2015-06-22│21:51 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
お礼
西本先生二日間本当にありがとうございました。
今日も帰りの移動中に復習させて頂きました。
何度も何度も繰り返して色んな事を自分のものにしたいも思います。

早速ですが報告致します。
本日来院された介護職の方で、施術すると二日程度は体が楽だが仕事内容がきつく三日目には不調が出るとのことでした。

これは身体の使い方に問題があると思いました。
施術後に身体の使い方の指導させて頂きました。
今まではそこまでしませんでした。
その方は上腕や前腕を沢山つかっているようでしたので「腕相撲の理論?」で背中の筋肉を使うよう実技を交えて指導してみました。

これが正解かわかりませんが身体を無理なく楽に動かせると思います。

今後の状態を確認していこうと思います。

以上です。
  • 2015-06-22│21:42 |
  • 関口 URL│
  • [edit]

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

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