伝えておきたいこと、繋いで欲しい人

週末、家内の亡くなったお母さんの13回忌法要に出席するため東京に行ってきました。

私自身は宗教心もあまりなく、自分の親の何回忌ということも行っていません。

考え方はそれぞれですが、形も大事でしょうが、私はいつも心の中で子供や孫の成長を知らせたり、自分のことも見守っていてほしいと思っていますし、何かにつけて思い出すことも多くあります。

檀家制度の名残で、代々のお墓を守る立場の人はお寺さんとの付き合いが必要でしょうから、法事も行わなければならないのでしょうね。

まあ無事に済んで良かったです。

西本塾に参加してくれた5人のうち、感想が送られていなかった鹿児島の森山さんからも届きましたので、ご紹介します。

1週間の期間を空けて感想を送ってきた理由は、最後に交わした言葉から想像がついていました。

誰よりも真剣に私のすべてを学ぼうとする意識が、この二日間をそう簡単に言葉にはできないと、じっくり自分の体を動かし頭を整理してからしか感想を書けない、そんな言葉があったと思います。

広島から鹿児島まで、夜行バスを利用してこられたので、二日目の終了後に、バスの時間まで3時間ほど見て歩くところはありませんかという話になりましたが、広島は夜の街は知りませんが、観光という意味では暗くなると見るところはないように思います。

それがまさか、習ったばかりの歩き方を練習がてら3時間も歩き続けたというのですから凄いことです。

見送った後、「森山さんを見ていると、あなたに似てるね」と、家内が言いました。

家内の言う私のイメージは、何事にもこだわりをもち、自分が納得しなければ一歩も前に進もうとしない、職人気質と言えば聞こえはいいですが、今風に言えばKY空気読めない、融通の利かない難しい男、という面の方が大きいかもしれません。

私と似ているは、森山さんにとっては有難くない言われ方かもしれません。

頂いた感想も、ある意味予想通り、しっかり復習し、継続してくれる一人に加わっていただいたと思います。

また貴重な西本塾生が増えました。

まずはお読みください。

西本先生、奥様、二日間ご指導していただき本当にありがとうございました。

また、一緒に参加されました第14期塾生の皆さん、二日間でしたが本当にありがとうございました。

今回西本塾に参加させていただき、自分なりに考えた仮説が本当に正しいのかどうか、身をもって確認することができ本当に良かったなと思います。

文字だけでは本質を知ることが難しいというと、一つの体験、体感から伝わってくる息遣いや、本気でぶつかってくる熱意、身体を通じてひしひしと伝わってきました。

初日の実技で居つくということに身をもって感じたこと、頭で理解できても身体が反応できずに居ついた二回目、体現できない自分に物凄く歯痒さを感じました。
今思えば、歯痒さを感じてる=屈筋が働いていたのかもしれませんが。

座学で学んだことを二日目の実技で体現すること。
意識を変えるだけでこんなにも動きが変わるものなのかと、何より疲労や筋肉への負担を感じなかったことには衝撃的でした。

最後まで滑らかに走ることはできませんでしたが、実技であれだけ走り動き続け、オクタントトレーニングを受けた後にもかかわらず、覚えた身体の感覚を忘れまいと広島の街中を習いたての歩き方で歩き回り、気がつけばバスを待つ約三時間の間動き続けたことにもっとびっくりでした。

私は、この二日間、他の方よりもたくさんの動きのサンプルとして様々な動きを体感させていただきました。
小さなことではあったかもしれませんが、西本塾から戻って一週間、覚えた身体が忘れないうちに実技でやった細かな動きを思い出しながら、また、レジュメやノート、ブログを読み返しながら動き作りのための癖作りに励んでます、正しい動きを正しく丁寧に。

体現できないことを伝えていくのは難しいということ、体現できたからといって伝えられるかといったら、そうではないこと。
イメージや言葉の表現の引き出しをもっと増やし、スポーツに携わっている人これからスポーツを始めたい人達のキッカケとなるような活動をしていきたいと思っています。
その為にも、教えて頂いた動き作りの基礎を反復継続して、自然とできるようにコツコツ積み重ねていきたいと思います。

西本塾から戻って気づいたこと。高校球児とプロ野球選手の盗塁のスタートを観ながら、一歩目の居つくという行為、スタートの構えでの力みなどスポーツを違う視点で楽しめるようになりました。
自分が体験、体感したからこそ見えてくる新たな視野、もっとたくさんの発見ができるように学んだトレーニングを継続したいと思います。
長くなりましたが、貴重な二日間、熱いご指導本当にありがとうございました。

第14期 森山 幸一郎


今回参加してくれた5人の皆さんは、今までの参加者と比べても申し分のない高い意識を持って参加してくれたと思います。

本当に有難いことです。

既に来月行う「深める会」の募集を行っています。

現在3名の方から申し込みをいただき、1名は保留としています。

またかといっては失礼というか、申し訳ないですが、名古屋の内田さんは3回連続の参加、市川の望月さんと丸亀の長尾さんも、今度お会いするのは3回目か4回目となります。

皆さんが私に求めてくるもの、私から学ぼうとするものも、初めから分かってはいますが、だんだん焦点が絞られてきたというか、まさに深める会でなければ伝えられないことを、二日間に亘って行う会になっています。

その中でもそれぞれの会で、参加者の構成が違いますし、言い方は適切でないかもしれませんが、それぞれの立場での経験や、私から学んだことをどれだけ実践し継続しているかによって、それぞれの人に対して伝えなければならないこと、深める内容が違ってきます。

札幌の会を含め、実はここまで教える気はなかったという内容まで、すでに教えています。

そうさせてくれるのは、もちろん参加者の皆さんの意識や経験など、伝えるに足りる人であると、私なりの判断出来たからです。

ほんの数年前までは、私のやっていること考えていることが、分かる人などいるはずがないと、誰にも教える気などまったくありませんでした。

それを思うと、我ながら不思議な気がしています。

来月の深める会に申し込んでくれている3人にも、それぞれ違った意味でもうひと堀、根っこの部分を掘り起こす意識と、もちろん経験はありませんが、生け花に例えると、枝や葉っぱ花の刺し方見せ方まで含めて、もう教えた方がいいのかなと思う人まで出始めました。

私が唯一自信を持って教えられないと断言できるのは、いわゆる経営という分野です。

自分一人でやろうが、人を雇おうが、施設を維持し利益を上げなければ、誰かのためになどときれいごとを言っても始まりませんから。

しかし本当に私はその分野のことに関しては、恥ずかしながらまったく考えたことがありません。

それでよく4人の子供を育ててきたなと、人に言われる前に自分で思います。

経営効率だ利益優先だと、パソコンの前に座って数字を眺めていることで仕事をしている、経営側の人には、まったく認めてもらえないような仕事をしてきましたが、何とかもう後10年くらい頑張れたらそれでいいかなと思っています。

だから私に経営のノウハウを聞かれても、何一つお答えすることは出来ません。

そういうことが知りたければ、誰に聞いたらいいのか分かりませんが、自分で探してください。

西本塾を始めて2年が過ぎ、参加者の数も100人を超え、この人ならという人も何人かは出てきました。

逆に、悪いですがこのひとはちょっとと言わざるを得ない人もいます。

最初は門戸を大きく開き、徐々に入り口を狭め、今は申し訳ありませんが、私の中で一定の線引きを行っています。

私が今伝えている相手は、目の前にいる参加者ではなく、その周りにいる私が出会うことのない誰かのためです。

そう思ったら、線を引かざるを得ません、そして線上に残り、さらに学ぼうとしてくれている人たちには、今まで以上のレベルを要求していきます。

毎回どこかしらで声を荒げることが増えてきました、もう一時も無駄にできない、余計なあいづちも、少し間との外れた質問さえその場を壊すと判断したら、ズバリとそのことを指摘しています。

今回の3人には、私なりに大きな期待を持っています。

このまま3人ならこんな風に進めたいと、頭の中は動き出しています。

誰とは言えませんが、ここにあと数人私の意中の人から申し込みがあれば、毎回言っている言葉ですが、今回も今まで以上に充実した内容の深める会に出来ると思っています。

弟子とか後継者とかいうことではありませんが、私のことをしっかり理解してくれて、誰かに私のことを聞かれたら、「西本直という人間はこんな人で、こんなことを考え、こんなことが出来る人だよ」と、正しく答えられ、逆に、私は遠い所の人が私を必要としてくれた時、「この人に聞いてください、西本でなく〇〇さんの元を訪ねてください」と、自信を持って答えられる、そんな仲間を増やしていきたいと思います。

前回の記事の下に、島田さんからのコメントをいただいていますが、こうして塾後どういう風に私から学んだことを活かしてくれているのか、上手くいったこと行かなかったこと、みんなまとめて報告してくれることからしか、本当の意味での人間関係はできないと思います。

皆さんと私は一対一の関係、しかし、私にとっては回を重ねるごとに何分の一の分母の数字が増えていくのです。

どんな大きな数字になっても一人一人の顔が浮かぶ関係を続けたいと思います。

皆さんからのコメントを待っています。


スポンサーサイト

Trackback

Comment

Post a comment

Secret


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

最新記事

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カウンター

検索フォーム

QRコード

QR