気付きから学びへ

今日も深める会参加者からの感想の紹介です。

まずは全文を掲載します。

西本先生、奥様、今回もまた二日間にありがとうございました。
授業内容はもちろんのこと、真剣な指導の中にも笑顔になれる時間もあり、本当に楽しい時間でした。

そして、望月さん、長尾さん、橋本さん、一緒に参加させて頂きありがとうございました。
参加者では私が最年長でしたが、皆さんの学ぶ姿勢の素晴らしさを勉強させてもらうこともでき、本当に楽しく二日間を過ごせました。

西本理論を学んでまだ3カ月の一番新しい受講生ですが、同じ塾生として今後もよろしくお願いします。

初日のしょっぱなから身が引き締まる言葉から始まり、深める会初参加としての心構えが決まりました。

操法の時間では、言葉に詰まり声掛けが不十分で、誘導することが中途半端となりました。
一人操法を繰り返し練習し、その方向からどう連動させ動いてほしいのかイメージできるようにしていきます。

マシーンを使ったトレーニングでは、右肩関節内旋の可動域が狭く、バーを持つと痛みが走りましたので、3・5・7を意識し柔軟性のある筋肉を作らなければならないと感じました。
6月の西本塾から広背筋を中心にトレーニングをしてきましたが、まだまだフォームの意識が低いことと筋力の弱さも痛感させられました。


メディシンボールを使ったトレーニングもですが、しっかり目的を考え、正確に効かせれること、もう少し自分自身が表現できる身体も必要だと感じました。

そして今回何よりも考えさせられたことが、私の走るフォームを褒めていただけたことでした。

確かに練習はしました。室内でのアイドリングは小さな鏡を使ってほぼ毎日、しかし、寝ても覚めてもには程遠い練習量です。

何故できたのかを昨日一昨日も少しですが走りながら考えました。
いくつか思いつくことがありましたので書かせて頂きます。

1.過去2回の西本塾より頭がリラックスして、深める会に参加できてたこと。
2.6月よりF.B.Tをはじめ、背中のトレーニング効果が表れ始めたこと。
3.6月より手足の感覚が消えてきたこと。
4.顔が上がり視野が広がり、力む感覚も消えてきたことを実感できていること。
5.人の動きが客観的に以前より分析できるようになったこと。
6.井桁の法則がまっすぐ走ることに関してはイメージできていること。


書き出して読み返してみると、なんだ西本先生がいつも言っていることだということに気が付きました(笑)

もちろん6月に情けない走りをして、見返したい気持ちもありましたが・・・。

褒めていただいたフォームの実感が湧きませんので、体に染み込ませたいと思います。

合わせて、ギアの上げ方も練習していきます。

しかし、落ちる動作からの拾い上げや、三分割の使い方はほぼ出来ておらず、これこそ練習していないことがてき面に現れました。

この出来ていない動作 も、背番号の下を使うべきなのに、捻じりや屈曲が入ると今までの身体の癖が出てしまってたと思います。

過去2回の西本塾もそうでしたが、今回初参加の深める会を振り返ってみますと、1つ1つどれも奥深いことだらけで、最終日の総括で望月さんが言われてたように、私もまた、まだまだ全然習得できていないことに気づかされます。

その望月さんとは広島駅までご一緒させてもらい、過去の西本塾や深める会の話も聞くことが出来ました。

望月さんは、西本理論は進化してると話されていましたし、私自身もまだ3カ月ですが小さくそう感じています。

長尾さんや橋本さんとも話しましたが、先輩受講生の話も大変勉強になりました。

今回の深める会は親睦会も含め、本当に楽しかったです。

3回学んで、ようやく西本理論を伝えても良いのかなと言う気持ちになりました。

来月に、西本塾で学んだ走り方、体の当て方、ヘディング、綱引きを用いて、力みとはという事などを、学生と複数の指導者に初めて伝えることになりました。

限られた時間ですが、私が西本理論を伝える初めての公の場です、正確に伝えられるよう準備します。
こちらに関しては改めてご報告させて頂きます。

今回も実りある時間をありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

12期生、14期生 内田雅倫

内田さんは6月に初めて西本塾に参加した後、8月の西本塾にも参加してくれ、さらに今回と、短期間に3度も広島を訪れてくれました。

1度目に参加で感じるものがあったのでしょうか、ここは一気呵成に学びを深めようという意識は、こちらが戸惑うほどでした。

ご自分なりに大きな野望を持っていて、それを形にするためには西本理論は外せないと考えてくれたようでした。

何回来たから、続けて来たから、それで分かるとかできるということでないことは分かってくれていますが、1度や2度ではとても自分が人に伝えることはできないという気持ちにはなってくれたようでした。

まずは真っ白な状態で私の話しに耳を傾け、目で見て、一緒に体を動かし、体験していくことから始まります。

話の中身に対しても、これまで自分が学び正しいと思ってきたことと、少し見方の違うところもあって、戸惑うことも多いと思います。

さらに実技の部分では、なぜ伸筋を使うことが有効なのか、屈筋を使うことでどんなマイナスがあるのかなど、実際に体験してもらわなければわからないことだらけです。

そして走るという行為の実技になった時、理論から始まった講義の内容が、なるほどそういうことかと思ってもらえるように流れを作っています。

しかしそうは言っても、1日2日で分かったできたというところまでは、残念ながら到達してもらうことはできません。

それでも見た目だけでも私と同じ動きができるようになってもらわなければ、人に教えるどころか、せっかく来てもらった意味がありません。

そのためには、それこそ人が見たら笑うようなドリルを、恥も外聞もなくひたすら続けて欲しいのです。

いろいろなドリルを考え、その人その人に合わせた言葉掛けをして、何とかしてできるようになってもらいたいと工夫しています。

自分では言われた通りにやっているつもりだけれど、私から、また他の参加者から見るとそうなっていないということがほとんどです。

今回の内田さんの走りは、私とすれ違うシーンの動画を見ると、まさに鏡のように同じ動きに見えます。

努力の賜物だと思います。

ただ本人に、うまくできている自覚はまだないようです。

それでいいと思います、まずはモノマネから始まり、その感覚を自分の体になじませていき、私の技術の定義通り、「自らの意図した筋肉の収縮活動を、反復継続して行うことのできる能力」に近づけていくのです。

正しい動きを繰り返しているうちに、自分がどう動いているのかを感じ、それをどういう意識で行っているのかというところに戻り、さらには私が伝えた言葉を思い出してもらって、そのどの部分が自分の動きを変えたのかという部分とすり合わせて欲しいのです。

そういう過程がすべてできて初めて、今度は自分の動きを見せ、自分の言葉で伝えて行くということが可能となってくると思います。

今回内田さんが気づいたことで一番キーになるのは、3番目に書かれた、「手足の感覚が消えてきた」という部分だと思います。

人間は足を使って走る、足を大きく速く動かすために腕を使う、この誰もが当たり前だと思っている概念と正反対のことがこの感覚です。

移動していく骨盤と背骨を受け止めるために、足はただ地面を捉えているだけ、腕はその部分が無駄な動きをしないようにバランスを取っているだけ、そうなると、走るという行為に手足は要らないということになるのです。

これは極論ですが、意識レベルではそういう指導もありだと思います。

その結果として、走りながら考える、走りながら視野を広くとれる、自分の動きを客観的に分析でき無駄な力が入らない、それが自分にとって必要なパフォーマンスを向上させてくれる、こんな論法が成り立つと思います。

内田さんは、これまでの既成概念を離れ、大きな気付きを得たと思います。

これからが本当の学びです、自分の体と対話しながら、足元をしっかり見直し、どんどん根っこを掘ることを続けてください。

今回の走りの実技で、自転車の変速装置に例えて、ギアを変えてスピードを調整していくという概念が加わりました。

私にとっても新しい表現方法ですが、さらにこの考え方を具体化して、指導に加えていきたいと思います。

スピードが出ない、そのためには連動のスピードを上げる、そのためにはの部分が見えてきました。

毎回本当に新しい発見や気づきがあって、私自身立ち止まることができません。

もっともっと人間の体を追求していきたいと思います。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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