縁という言葉に身を任せ

今日はとても寒い一日でした。

気がつけば11月、もうこのくらいの気温も普通なのでしょうか、私はとても寒がりで、できればもう少しこのくらいの気候が続いてくれれば助かりますが、そんなわけにはいかないですね。

午前中、久し振りに健康診断を受けに行ってきました。

前回クラブの検診では、胃がんや肺がんの検診はなかったと思うので、前回バリウムを飲んだのはいつだったか正確には思い出せないくらいです。

自営業ですので、自分がその気にならないと受診する機会はありません。

7年前に糖尿病と診断されてからは、定期的に詳しい血液検査を受けていますし、趣味のようになってしまった献血の際も血液検査の結果が送られてくるので、それで十分だと思っていました。

元々喫煙はしませんし、お酒もほどほどしか飲みません、食事も以前からバランスよく摂っていたつもりですし、この7年間は特に気を付けていますから、普通に考えれば癌のリスクは少ないと思います。

糖尿病こそ、私から見ればもっとも自分とは遠い存在だと思って油断していましたが、両親からの遺伝という、こればかりは避けようがないリスクがあったようで、それも亡くなった両親からの最後の宿題だと肝に銘じて、一病息災、出来る限り人生を全うしようと思っています。

これまでの人生は、まさにあみだくじのごとく、流れるままに生きてきました。

とくにこの仕事に変わってからは、岐路に立った時先の見えない方に進むという、普通の人とはちょっと違う選択の仕方を行ってきました。

そのすべてに後悔はなく、今はそれらすべてが私という人間を形作ってくれていることに感謝しています。

「ALWAYS DO MY BEST」、どんな環境でも、それを貫いてきたつもりですし、それが出来ないと分かると、その環境を離れてきました。

辛抱が足りない、協調性がない、そう思われることもあったと思います。

一度きりの人生、自分に何が出来るか、何をしたか、そしてそれらは本当に自分のやりたいことだったのか、振り返った時、後悔だけはしないように、自分の中では常に納得した行動をとってきたつもりです。

今の場所に落ち着いて2年が過ぎました。

自分の中ではまだ落ち着いたとは言いたくないところがあります。

もう来年のことが目の前に迫っています。

このままこの生活が続くのか、それとも・・・。

人生あみだくじと、誰かが線を引いてくれるのを待っているわけではありませんが、これまでたくさんの人が私のあみだくじに線を引き、その都度大きな波に飲み込まれていきました。

そんな波がまた襲ってくるのか、それとも穏やかな瀬戸内海の景色を眺め続けるのか、すべてはこれまで生きてきた私の「縁」が、どう繋がって行くのかなのだと思います。

この2年間の間に、あの時の決断がなければ出会うはずのないたくさんの方々に出会うことができました。

おそらく今までの人生の中で一番エキサイティングな出会いであり、まさに縁があったとしか言いようのない出来事が続いています。

先週も、スポーツの選手や指導者ではなく、審判という立場の方から問い合わせがあり、指導を受けに来ていただくことになりました。

これまでスポーツ選手の動きを分析して、その特徴や改善策を文章にしたり、実際に指導することはありましたが、言われてみればサッカーの審判の方々こそ、いかに効率的に走ることができるかという技術が、審判としてのパフォーマンスを左右し、何より正確で安定したジャッジを下せる、一番の基本になると、改めて気づかされました。

サッカー以外の競技の方からも問い合わせがあったり、私にとっては色々なことがありすぎて、この2年間がものすごく長い時間のように感じますが、私の存在や考え方を広く知っていただくための期間としては、まだまだたったの2年ということなのかもしれません。

もしどこかの組織に所属していれば、個人的に考えを発信することはもちろん、直接指導するという機会はなかったでしょうから、出会えた方々にとっても、もちろん私自身にとっても貴重な体験をさせていただいていることは間違いありません。

相手が有名なプロの選手であっても、一般の方であっても私のスタンスは変わりませんが、相手にはそれぞれ立場もプライドもあるでしょうから、私の分析や提言に素直に耳を貸そうということにはならないかもしれません。

それどころか、私の書いた文章は、それぞれの媒体の読者を対象としたものですから、本人がもし読んでくれたとしても響くものはないかもしれません。

ただ私は誰を対象とした文章を書く時でも、常に本人に伝えたくて気付いて欲しくて、もっと良い選手に成って欲しいと思って一生懸命文章を書いてきました。

それが本人に届くことはないかもしれませんが、どこかで巡り巡ってでもいいですから、こんな見方があるよと言うことに気づいてほしいと思っています。

そんな私の書いた文章の端々から読み取っていただいた内容に興味を持ち、もしかしたら自分も変われるかもしれないと思っていただいた方が、私の元を訪れてくれるのです。

どんなレベルであれ、向上の余地は必ずあります、これは断言できます。

それを何とか探し出し、本人と一緒に新たな目標設定をし、その過程を一緒に考える、こんな楽しい仕事が他にあるでしょうか。

データや数字ではなく、目の前にいる人間そのものの体と心をどう変えていくか、それが出来るのはやはり人間しかありません。

自分がそういう誰かの役に立つことができるという自信のようなものを感じ始めてから、本当にそれを伝えなければと思うようになりました。

まずは自分の体で表現し、証明しなければ誰も信じてはくれません。

そしてそれを形にするために指導をして、結果として目に見えるものにしていく、それを繰り返すことで、新たな出会いに繋がって行きました。

来年のことに関しては、今月のうちに方向性を決めなければならないと思います。

どんな形になっても、自分のやってきたことを深め続けるだけのことです。

これがしたい、こうなっていたいということはありますが、それが実現すればもう一方の現実から離れてしまうことになります。

今の生活が続き、2年が3年になれば、出会う人の数も増え、その方々との縁を優先しなければならないと思います。

この1か月の間、少しだけ勝手にドキドキした日々を過ごさせてもらいたいと思います。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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