今年最後の仕事を終えて

今日29日をもって今年の仕事を終了しました。
まずは、今年出会ったすべての皆さんに感謝します。

一年を振り返る余裕はありませんが、今月だけでも色々なことがありました。

そして昨日、西本塾や個人指導にも来ることができない、学生を対象にした体験会のようなものを企画していました。
広島市内や近隣の、中学生や高校生また大学生に、気楽に参加してほしいというのが企画の趣旨だったのですが、申し込みは思ったようには増えませんでした。

公に案内をしているわけではありませんが、少しでもうまくなりたいという気持ちを持っていれば、ネット社会です、私の存在を知ってブログやツイッターを読んでくれているような選手は少なくないと思っていました。

結局申し込みがあったのは、西本塾生の橋本君と彼が指導に関わっている出身中学の選手4名とその顧問の先生、同じく西本塾生で卓球の中川さん親子3名、そしてカマサポとしてご縁が出来た尾崎さんの息子亮君、そしてこのところ深める会にも毎度参加してくれる内田さんと長尾さんというメンバーでした。

塾生の4人には、私の指導の仕方を学んでもらう良い機会になると思いましたし、受講生としての自分の成長度合いを見るにも良い機会だと思いました。

色々な意味で今年最後の、小規模ではありますが、気持ちとしては一大イベントのつもりでした。

ところが前日、様相は一変しました。

朝、電話があり、どうしても年内に指導を受けたいという申し出があったのです。
前日天皇杯の準々決勝で敗れたFC東京の高橋選手でした。
(本人から名前を公にすることに関し、快く承諾してくれています。これはある意味自分に対するプレッシャーであり決意表明だと思います。絶対に身に付けてやる、結果を出してやると言うことです。サポーターのみなさん大いに期待してください。)

対戦したサンフレッチェ広島の青山選手の動きを、直接マッチアップして感じたことで衝撃を受け、この動きができるようにならなければ自分の成長はないと思ったというのです。

同じボランチの選手として意識してきた選手だそうで、この1年の青山選手の変化を誰よりも感じ取っていたようです。

その変化の原因というかきっかけは何だったのだろう、誰かの特別な指導を受けているのではないか、そう考えても不思議ではないと思います。

そんなことで、居ても立ってもいられずという感じで、チームの行事を終えたその足で新幹線に飛び乗り、広島に向かったというのです。

そして私の施設に到着したのは夜の8時、宇品港ターミナルビルの閉館が11時ですから、とても一日では伝えきれないからと、その夜は10時過ぎまで、そして翌朝、体験会が始まる10時までの間に、8時前から2時間かけて昨夜の続きを指導したという訳です。

最初の電話で、日程的に無理だからと断ればよかったのですが、彼の真剣な言葉についついつられて、こんな強行軍でもよければ、指導を引き受けるよと言ってしまったのでした。

さすがにそれでは行けません、と言われると思いきや、ではすぐに飛行機を手配します(飛行機は取れなかったようです)と言われてしまい、余計なこと言ってしまったなと思いましたが、引きうけたからには絶対にきちんとしたことを教えて帰そうと決めました。

これが今回の顛末です。

さらに別のところから連絡があり、千葉の西本塾生松井さんのフェイスブックに体験会のことが書かれていたのを見て、船橋から岡山に遠征に来ていた「VIVAIO船橋」というクラブチームの中学生16名と指導者2名、総勢18名が急きょ参加ということになってしまったのです。

日曜日でしたから、市役所も休みで広い会議室を借りる算段も出来ず、もし月曜日に借りられないとしたら30人以上の人間に対してどうやって講義をすればいいのか、もう考えても仕方がない、出たとこ勝負だと開き直りました。

運よく当日の朝連絡が取れて会議室を借りられ、午前中の講義と室内のドリルは予定通り行うことができました。
最初にとりあえずの団体ごとの自己紹介をしてもらった後、最後にサプライズゲストという形で、高橋君に入ってもらうと、船橋の中学生から「おー」という声が上がりました。

誰にも言っていませんでしたので、まさにサプライズでした。

さすがに日本代表にも選ばれた現役の選手です。

ただこの体験会にも彼はゲストとしてではなく、4時間の指導では学びきれなかった部分を子供たちと一緒に、受講者として学び続けたいと言って参加してくれたのでした。

彼にとっては願ったり叶ったりの一日となったはずです。

彼の熱い気持ちが、こうした偶然を演出したのだと思います、だからこれは必然なのです。

小学4年生からJリーガーまで同じ内容で指導を受けるって違和感があるかもしれませんが、これは当然のことなのです。

28歳のプロ選手にして、知らなかったこと出来ていないことがたくさんあるのです。

それを私が教えるのです。

彼にしてみれば、この内容を小学生のうちに知っていれば、せめて中学生の時に指導を受けていれば、今頃どんな選手に成っていただろうと、子供たちを羨ましがっていました。

しかし、いくつになっていたとしても今知ることが出来たのです、今学ぶことができて、選手として身に付けなければならない能力の方向性をはっきり確認できたのです。

何も知らない選手たちとはすでに違うレベルに駆け上がったのです。

来年、彼の動きは確実に変わります。
どんな活躍を見せてくれるのか本当に楽しみです。

年明けにはまた別の選手から指導の予約がありました。
新しい環境で、もう一度輝きを取り戻したい、数年前にもそんな選手と出会い、少しだけその活躍の役に立てたかもしれないと思っています。

その選手の動きも、必ず変えて見せます。

世間を驚かせましょう、そういうレベルの選手だと思います。

久し振りに新しい年に大きな夢というか、楽しみを持って迎えることができそうです。

私の存在などまだまだ知られていないと思います、無理に広げていこうとは思っていません。
本当に偶然か必然か、縁があって、私を見つけ出してくれて、私に大きな期待を持ってきてくれる選手たちがいます。

もっともっと大きな期待をしてください。
その期待が大きければ大きいほど私は力を発揮して見せます。
そしてそれを信頼に変えて行きます。

こうしてキーボードをたたいているだけでも、胸躍る感覚です。

まずは自分の体を休めて、体調を整え、万全の状態で新年を、そして選手を迎えたいと思います。

どうしてもその仕事のことばかり書いてしまいますが、一般の方に対しても最良の施術やトレーニングの指導を行っていくことはもちろんです。

さらには3月中には一般の方向けの体の整え方を指南する本が出版される運びとなっています。

今年も自分なりにベストを尽くしたと思っています。

来年はさらにバージョンアップした自分でありたいと思います。

頑張ります!

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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