筋肉そのものを考える その2

先日の続きです。

筋肉そのものに興味を持ってしまった私は、自分で理解できる範囲で知識を学ぼうとしました。

もう何年前になるでしょうか、97年のシーズンはサンフレッチェ在籍時に、私の能力を評価してくれたバクスター監督に請われてヴィッセル神戸でフィジカルコーチとしての仕事をすることになりました。

残念ながらチームとして結果を残せず、バクスター監督はシーズン途中に休養という波乱のシーズンとなりましたが、私にとってはたくさんの貴重な経験をすることができ、監督はもちろんチームに対しても感謝の気持ちで一杯でした。

コーチングスタッフは総入れ替えということになり、私も1年限りでチームを離れることになりました。
これが勝負の世界の現実です。

翌年広島に帰ってきてしばらくたった時、取材を通して知り合いになっていた、広島FMのディレクターに声をかけていただき、なんと番組を持たせていただくことになりました。

毎週日曜日の朝、8時から30分間、私の声がラジオから流れるという、想像もしたことが無い事態となりました。

ちょうどその時間帯の番組が終了し、スポンサーが見つからない状態だったようで、私に与えられたのは、専門分野であるスポーツや体そのもののことを好きなように話してくださいということでした。

録音なのでもし問題があれば、その場でストップがかかり取り直しということになるのですが、滑舌が悪かったり言い間違えたりした時以外は、ほとんどノンストップ話をさせてもらったと思います。

形式としては、スポーツの話題にはどちらかというと疎い、若い女性のパーソナリティに話しかけるように説明していくというスタイルでした。

何もかも初めてでしたが、間違ったことを話してはいけないと、持っていた本の中身を見直したり、書店で参考になる本を買い漁ったりと、それなりに努力もしました。

1年間だけの番組でしたが、当初の目論見以上に反響があったようでした。

部活動のために車で送っていく親子や、生徒を乗せて移動する部活の教員などが聞いてくれていたようで、番組が終わってから、とても勉強になったのでもっと続けて欲しかったという言葉を直接かけていただくこともありました。

その番組のために、それまで感覚だけで仕事をしてきた私が、理論的な部分に関しても自分のやってきたことを整理する、貴重な時間となりました。

その後また縁があって、故郷愛媛のエフエム愛媛でも、2002年の4月から2010年の3月まで8年に渡って、同じような番組を持たせていただく機会がありましたが、広島での経験が生きて、なんとかお役に立てたと思っています。

そうやって感覚だけではない、いわゆる科学的という言い方をされる分野も、自分なりに勉強してきましたが、ここまで色々なことが分かっているのに、なぜ日本の選手たちのスポーツ動作は改善されないのだろう、スポーツ医学スポーツ科学が進んでいるにもかかわらず、スポーツ障害の方はなぜ減っていかないのだろう。

そんな素朴な疑問を解消する答えは見つかりませんでした。

大学や研究機関で、日々研究されていることは確かに我々の役に立っているし、知識を持った人も増えてきていることは確かです。

それが本来の目的であることに、本当に結びついているのか、私の疑問は深まるばかりでした。

ラジオで分かったようなことを話していても、それで本当にリスナーに正しい知識を与え、実践してもらうきっかけになるのだろうか、当時の関係者の方からは、始める事、続けることが大事だと言っていただきましたが、何か釈然としないところが常にありました。

様々な経験を重ねてきた中で、「一番大事なことは相手に伝わるかどうか」、ではないかと思うようになりました。

それを実践するチャンスが3年前に訪れましたが、力及ばず結果を残すことができませんでした。

その悔しさが今の私の原動力となり、誰かのために役に立てる知識と技術、そして体の使い方を指導するという方向性になっていきました。

そこで改めて必要になってきたのが、すでに30年に思いついた、アクチン繊維とミオシン繊維の滑走説を模式図で説明する3・5・7理論でした。

筋原繊維の盾列に整然と並んだ一つ一つのアクチンとミオシンのユニットが、本来の仕事を無理なく行ってくれることこそが、効率的で効果的であると考え、なおかつ筋肉を痛めることのない安全な使い方を追求することが、我々人間が本来行わなければならない方向性であると考えるに至ったのです。

筋肉は脳からの指令が筋繊維の受容体に届き、収縮することで力を発揮してくれます。

その際、筋膜に包まれた全ての筋繊維が活動するのではなく、反応する繊維と反応せず休んだままの繊維があるそうです。

ですから、初心者が筋力トレーニングを始めてもすぐには筋肥大は起こりにくい代わりに、扱える重量は少しずつ増えていくのは、参加してくれる筋繊維の数が増えていくことによると説明されます。

火事場のバカ力も、普段使われない運動単位が、生理的な抑制を離れて、フルに稼動したことだという説明もされます。

確かにそのことは研究の結果として証明されているのでしょう。

しかし私はもっと根源的な、アクチンとミオシン収縮形態そのものに、何か秘密があるのではと考えたのです。

根拠はとか、きちんとしたデータを出してからものを言えと言われることは承知で話を進めますが、筋肉の収縮はアクチンとミオシンの滑走そのものです。

前回書いたように10㎝の直線の中に、40,000という想像もつかない単位のZ版で仕切られた結節という単位が存在し、その一つ一つが収縮、まさに縮んだり引き伸ばされたりしていることが、筋肉の活動なはずです。

それらの一部が筋活動に参加しない、休んでいるとは考えられないのです。

使われ方の問題だと思います、主として動いているのか、補助的に参加しているのか、どちらにしても、限られた可動範囲の中で無理なく動いてくれることが一番大事なことなのではと考えました。

筋肉が力を発揮するには大きく三つのタイプがあります。

一つはそのものズバリの収縮しながら力を発揮する動きです、筋肉の長さ自体は当然短くなります。

その筋肉が収縮すれば、どの関節がどの範囲の中で動くという解剖学の基礎となる動きです。

これが一番自然なはずです。

二つ目は関節が角度を変えないまま、筋肉の長さを変えないまま力を出し続ける形態です。

三つ目は、筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する形態です。

これが筋肉にとって一番きつい仕事になると思います。

どんな状況であっても筋肉は頑張ってくれるということです。

ではそれに甘えていいのでしょうか、逆に言えば筋肉にとって厳しい活動条件を突きつけることで、筋肥大や筋力アップを目指すことは、本当に体にとってプラスになるのでしょうか。

この発想こそが、体作りではなく動きづくりのトレーニングが大事だということに結びついて行ったのです。

筋肉の仕事は骨を動かし関節の角度を変えてくれること、ならばその仕事に対してできるだけ筋肉に負担をかけずに行うことこそが、体を上手に動かすことではないのでしょうか。

例えばマシントレーニングを行う際にも、目的とする動きをいかに効率的に行うか、体をどう連動させることが、その動きを最も無理なく行えるのか、その正しい動きに対して、必要十分な負荷をかけて行くのがトレーニングなのではないかと考えるようになりました。

結果として、それぞれが本来目標としている競技動作の向上に結びつき、オマケではないですが、当然正しい動きの負荷も上がっていくことで、その動きに必要な部分の筋肥大も起こっていくということになっていきます。

走るという動作で言えば、大腿四頭筋は2関節筋で、骨盤と大腿骨が形成する股関節に対しては、太腿を引き上げ股関節を屈曲させるという動きを行うために、しっかりと収縮させる必要があります。

その次に行う動きは、高く引き上げられた太腿の膝から下の部分を振り出すために、大腿四頭筋が膝関節を伸ばす伸展させるという仕事を行わなわせなければなりりません。

しかし、すでに大腿四頭筋は股関節を屈曲させるために働いています。

その収縮させたままの筋肉に、改めて別の仕事を要求することは、かなり厳しいことにはならないでしょうか。

うまく仕事をこなしてくれたとしても、ダブルで収縮したままのアクチンとミオシンは、スピードに乗って移動する体重を着地する際に受け止めるという、さらに過酷な仕事をしなければならないのです。

肉離れ等の故障が起きないほうが不思議だとは思いませんか。

そこで考えたのが、股関節を屈曲ではなく伸展させることで、自然に膝が前方に振り出されるという走るための動きでした。

過去記事にある、走り方に関する部分をよく読んでみてください。

それを正しく理解してもらい、実際にできるようになってもらえるように指導しています。

読んでいても理解し難い部分が多いとは思いますが、これが私の考えついたことです。

異論反論はあるでしょうが、あくまでも私の考えですから、そうではないと思うならそれでも良いし、参考にしていただける部分があれば、自分の体で試してみてください。

答えは教科書ではなく、体が教えてくれるはずです。


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Re: ロッベンのステップについて
岩田さん
お久しぶりです。
体幹という言葉や体幹トレーニングという言葉、あまりにも普及しすぎて、本当にそれがどういうことなのか分って使われていないように思いますので、改めて記事に書きたいと思います。
今少しお待ちください。
名古屋でお会いできないことはとても残念です。
またお会いできることを楽しみにしています。
  • 2016-02-16│12:17 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
ロッベンのステップについて
西本先生ご無沙汰しております。
10期生岩田です。
2月末に名古屋へお越しくださる
ということですが、残念ながら両日とも
勤務がはいっており参加できません。
「名古屋のサッカー界を熱くする」と
西本先生がおっしゃっていた内田さんにも
お会いしたいと思っていましたが、また
次の機会に参加させていただきたいと思います。

 私もNewsPicksの動画を拝見させていただきました。
私が他の選手とロッベンの違いを感じたのは、骨盤、股関節の動きです。
動画の前2選手は、足を振り上げる(股関節の屈曲)の時点で、外旋運動も
伴っておりそれにより骨盤、体幹、肩関節へと動きが波及するために、
ステップのひとつひとつの動きが大きくなっているように見受けられます。
それに対してロッベンは、ステップを前や横へ踏んでいる時も骨盤より上の
体幹にブレが生じないために体幹の位置は一定に見えそこでステップを踏み出せるため
により素早く動作を行えているのではないかと考えました。
股関節の運動(屈曲、伸展)を最短距離で行えることにより、体幹が姿勢保持に
無駄に力を割くことなく、その後のダッシュ時に、進行方向にスムースに加速できるということです。
ステップをいかに踏むかということでなく、股関節と骨盤をどう動かすかで
体幹の安定性は変わるなぁと日々の仕事の中でも考えております。

10期生
岩田 淳
  • 2016-02-16│11:12 |
  • 岩田 淳 URL│
  • [edit]
ロッペンの怪我の考察
西本直先生

さっそく回答を頂き誠にありがとうございます。

人の動きを見るとは、本当に難しいものですね。私は、ロッペンのステップ動画を見てトップスピードへ上げる加速の部分しか見ていなかった様です。先生がおっしゃるように、あのドリルは細かなステップ後から加速して、減速するまでのトレーニングですね。他の選手は減速するべきマーカーを越えてやっと止まれるのに、ロッペンはステップ後の一歩目が他の選手よりも伸びがありトップスピードも誰よりも速く出せているのにマーカー前では何事もなかったかのような軽いステップで減速しているように見えました。それを可能にしているのが左手にあったと。
まさに、手の内を明かしてくれた動画ですね。
しかし、私はその手の内を間違った見方をしてしまったので勝負事でしたら負けですが、とても良い勉強になりました。
人の動きの見方を多方面から見てなければ、誰もが納得する言葉を人へ伝えて行けませんね。言葉を探すだけでなく、物の見方にも気を配らせていきたいと思います。
しかしながら、
トップレベルの選手は、これくらいで良いといった妥協がない紙一重の所でプレーをするので、いくら体を正しく使っても怪我をしてしまうという点については疑問を覚えます。
なぜなら、ロッペンが先生に本気で求めて行動したら、怪我が無くなると思いますし、更に進化していくのではないかと思っているからです。
100歩譲って怪我する確率が0にならないにしても、怪我をした時に、原因がしっかり分かって怪我をする前よりも逞しくなって進化していけると思います。
それくらい西本理論は凄い物だと思います。
ロッペンの動きは惚れ惚れするほど凄いと思いますが、それを的確な視点から的確な助言が出来る先生は、もっと凄いなと改めて思いました。

最後の方は、少し子供っぽい感想になってしまいましたが、今回の回答を頂き思った事を素直に書かせて頂きました。

お忙しい中、私の疑問に答えて頂きありがとうございました。

私にはまだまだやるべき事がたくさんあるなと、一日一日、一分一秒も無駄に出来ないなと、改めて気持ちが引き締まりました。
また、今回の様な動画解説記事を見られる事を心より楽しみにしています。

千葉県市川市
第7期西本塾生
望月 竜弥

  • 2016-02-15│22:02 |
  • 望月 竜弥 URL│
  • [edit]
Re: アスリート解体新書について
望月さん

「アスリート解体新書」、さっそく読んでいただいたのですね。
今回は別の用事で木崎さんと連絡を取っていた際に、ロッベンの最新の動画があるが見てもらえませんかという所から話が始まりました。

まだ記事にする云々ではないタイミングで、私が勝手に動きに夢中になって感想を書き並べた結果、もったいないので動画とリンクさせて記事にしていいですかということになりました。

何度見てもロッベン選手の動きは、見惚れてしまいます。
本当に目の前で見てみたいと思います、それぐらい別格な動きだと思います。

ただそれを自分がどれくらい意識しているのかは分かりません。

ケガが多いということは、屈筋をメインに使う局面が多いということです。
あれだけのスピードに一気に持って行ける素晴らしい伸筋主動の動きができる選手です。

と言うことはそのスピードをコントロールするためにどういう使い方をしているかという所が問題になります。

記事のコメントにもけがの多さを指摘する書き込みが見られましたが、残念ながらその方たちの見方は、ある一面をとらえているにすぎません。

望月さんは、2本目の動画の後半で、ロッベンが左手を握って屈筋を使っているという指摘し、そのことがケガの原因の一つではと言う見方でしたが、このドリルでは私はそうは見ませんでした。

あの短い距離に中で、誰よりもうまく伸筋を使ってトップスピードを上げられたのですが、止まることに対しては、このドリルは最後のマーカーのところでの減速を要求されています。

あれだけのスピードで走ってきたものを、何事もなかったようにゆったりしたスピードに変えていくためには、当然かなりのブレーキが必要になります。

しかし見る限り、他の選手のように、いかにも減速しました、と言う感じには見えません、軽いステップに変わっただけのように見えます。

言いたいことが分かりましたか、左利きであるロッベンはその開いていた左のてのひらを握ることで、ブレーキのスイッチを入れるために、使っているというふうには見えませんか。

パラシュートを開いて猛スピードの車を止めるというやり方があると思いますが、ロッベンは手のひらの握り方加減でスピードを変化させたというのは、私のロッベンに対する思い入れが強すぎる見方でしょうか。

そう思われても方がないですが、私にはそう見えます。

そしてこういうドリルでさえ全力を出しきるロッベンですから、実際のプレーの局面では、このくらいでいいだろうという、程よい加速やブレーキングではなく、まさにケガを恐れず紙一重で、3・5・7の間を瞬間的に使っているからこそのケガではないでしょうか。

これくらいで大丈夫では済まされない、世界トップクラスのスピードとテクニックを駆使するということは、どんなに理に適った体の使い方をしていても、無理なものは無理ということがあると、西本塾の一日目で話をしましたよね。

プロそれも超一流と呼ばれる選手たちはそういう戦いをしているのだはないでしょうか。

その中でもテニスのジョコビッチ選手は、食事面から改革し、動きはまさに伸筋を自由自在に駆使できる稀有な存在です。

もしロッベン選手にアドバイスさせてもらえるなら、伸筋そのものでスピードを変化させることができる「アイドリング」という概念を伝えてみたいと思います。

私の見方、いかがでしょうか。
  • 2016-02-15│17:48 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
アスリート解体新書について
西本直先生

昨日、アスリート解体新書「疲れづらく速い。日本人が学ぶべきロッベンの走り方」を拝見させて頂きました。
動画と共に先生の解説を見られるという何とも画期的な記事に大変感動しました。
このような画期的な記事のお蔭で、先生から直接指導をして頂いた事と今回の記事がリンクして、今回の記事でも私に大きな気付きが生まれました。
本当にありがとうございました。

記事を読ませて頂き、自分の現状報告と疑問が浮かんだため、メールさせて頂きました。

まずは、現状報告として私自身の動きを自己分析して箇条書きにしてみました。

・広背筋の起始と停止をしっかり使いきれていない
・走る際に骨盤を上下に動かす意識が強すぎて、屈筋が顔を出す
・体の扱い方を考え過ぎる事で、力みが出て小結節の動きを邪魔する
・小結節が自然に動いていない為、スピードが上がると更に力み、ふくらはぎに張りが出る

以上の点を改善する為に、先生からアドバイスを頂いた「何も考えずに気持ち良く走る」を実践しています。
先生がおっしゃるように、走る事を自然に出来ないのは不自然な体の扱い方をしているからだという事が最近になってやっと感じれた気がします。
走る時は骨盤や背骨をどうするとか、登坂は体をどう扱うとか、下り坂は体のどこに気を付けるとか、走る際の環境の変化に対応する為に考えすぎていた自分がいました。
気持ち良く走る為には、そんな事を考えていたらダメなんですね。
何も考えずに気持ち良く走っている時は、体が自然と動いてくれている、
「自然体で走る」と伸筋を使っているとか、屈筋が顔を出したとかも感じなくて体のどこにも負担がかからない、そんな事に気付けました。
そして、そんな気付きと共に新たな発見もありました。

それは、二足で走り続ける難しさです。
二足で走る事は、不自然な走りになってしまうのだと思います。
二足で走る事は、手が自由に使える利点もありますが、手に無駄な力を入れてしまう欠点もあります。
屈筋は防衛反応の時に役立つ物だと思いますが、それが二足で走る時には手に現れて全身の連動を途絶えさせてしまう。

だからこそ、二足で走る人間は不自然な走り、不自然な動きを常にしている事を自覚して生活や運動をしなければならないのだと思います。
まっすくのつもりが曲がっている、出来ていると思ったものが出来ていない、分かったつもりでも分かっていない、二足で立ち、動き、走る人間はそれに気づかなければならないのだと思います。

なんて事を一通り書いてみましたが、訳のわからない文章になってしましました。
言葉で、人へ分かりやすく伝える事は本当に難しいですね。
これからも、自分の体を使って、言葉を発して探し続けます。

最後に、今回のロッペンの記事を読んでいる読者のコメントからロッベンの怪我について書いている人がいました。
なぜ、そんな体の扱い方をしているのに怪我が多いのか、鋭い指摘ですね。
コメントの数にも驚きましたが、鋭い指摘をする読者がいた事にも驚きました。

そのロッペンの怪我について、気になる点があったので最後に書かせて頂きます。

それは、ロッペンのステップ中の動画です。
記事では、手先の事を指摘されていてとても勉強になりました。
その手先について、ステップ後の変化に気付きました。
あれだけ手先を伸ばしてステップを踏んでいたロッペンでもステップ後のダッシュになった時に、左手だけ握っていました。
これにより、ダッシュ時に左半身は力み、全身の連動を妨げる事になります。
おそらくシュート動作の時にもそれは現れて左足のシュートに影響が出ているのではないかと推測もできます。
このような左右バランスの崩れから、怪我が多くなっているのかと思っています。
ロッペンは無意識でやっている事で気付いていないでしょうから、それを指摘して改善策を提供してくれる先生の様な方が近くにいたら怪我も減るのではないかとも思いました。

以上が私のロッペンの怪我について思った事ですが、先生はどのようにお考えでしょうか?
ぜひ、お聞かせいただきたいです。
お忙しい中、ご面倒おかけしますが、何卒宜しくお願い致します。


春もすぐそこまで迫っていていますが、まだまだ温度差が激しい季節ですので
どうぞご自愛ください。

3月出版の本をとても楽しみにしています。


千葉県市川市
第7期西本塾生
望月竜弥

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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