札幌に行ってきました。

先週の金曜日から昨日まで、三泊四日の行程で札幌に行ってきました。

今朝は同行してアシスタントを務めてくれた、息子の智志ともども疲労困憊になることを予測して、午前中は予約を入れず、午後からの仕事となっています。
私は目が覚めてしまいましたが、智志は予想通りまだ熟睡中です。

三年前、西本塾という形で、私の考え方を伝える勉強会を始めました。

その第2回に参加してくれたのが、今回の札幌開催を主催してくれた諏訪俊一さんであり、そして今回も参加してくれた第1回の参加者である小林敬さんでした。

二人とも前もって準備しての参加ではなく、私のブログに出会いこの人に直接会ってみなければと、熱い想いをこめて様々な状況をクリアして、まさに吸い寄せられるように広島まで来てくれた二人でした。

二人は当然友人同士の間柄で、1回目に参加した小林さんから話を聞いた諏訪さんが、と言う流れかと思いきや、まったく知らないどうしだと分かり、改めて遠く札幌から来てくれた二人に感謝するとともに、深い縁を感じたのでした。

その後、西本塾に参加してくれた人のフォローアップの意味を込めて、深める会を始めましたが、当初は一日だけの開催で、たった一日のために札幌から二人に足を運ばせるのなら、少し人数が集まってくれるのなら、二人の思いに応えるためには、こちらから出かけて行くべきだと思い、二年前に深める会プラス新規参加の西本塾という形で札幌で開催することにしました。

昨年も同じように伺うことができ、諏訪さん小林さんとは数年前からの縁とは思えない間柄となっています。

そして今年も諏訪さんから依頼があり、諏訪さん主催の講習会に、私が講師として参加するという形での、札幌開催が実現しました。

準備や私と智志の宿泊を含め、諏訪さんには本当にお世話になりました。

諏訪さんは今年の4月に、札幌市白石区南郷通りで、「からだビレッジ」という施設を立ち上げ、新しいスタートを切ったばかりで、私も微力ではありますが、その施設の営業活動のお手伝いになればと、3月に出させていただいた「1回5分 体が喜ぶ健康術」を読んでくれた一般の方がもっと詳しく知りたい、そんな単純な動機で参加してくれたらという思いもあって、難しい話ではなく一般の方向けの時間も取れるように諏訪さんと相談しながら計画を進めていました。

しかし、残念ながらそのもくろみ通りとはいかず、諏訪さんの施設を利用されたいる方中心となり、いつも広島で行っていることと変わらない二日間の西本塾となってしまいました。

二日間通しての受講を義務づけている西本塾ですが、今回は4つのセッションに分けて、その一つだけの参加でもいいですよと言う形にしてしまいました。

当然中途半端な理解のまま話を聞いてしまう人が出てきますが、私なりに精いっぱい参加してくれた人のために伝えてきたと思っています。

昨日帰り際に諏訪さんとお話しする中で、こういう形での開催はもうやめましょうということにしました。

私は広島を拠点に仕事をしています、広島は遠いからという理由で参加しない人は、私から学ぼうという意識が、何をおいても広島にと思ってくれた諏訪さんや小林さんとは違うということです。

過去にも西本塾の参加者から、自分たちが準備するので東京での開催を考えて欲しいという申し出をされたことがあり、実現しかけたことがありました。

しかしそれは私が一番嫌っている、「広島は遠くて行けないけれど、東京に来るのだったらちょっと覗いてみようか」と言う動機で参加してくる相手の前で、広島で行う時と同じ気持ちを込めて指導する気持ちになれるかと自問自答した時に、私の気持ちは勿論ですが、札幌でなくとも、皆さん遠い所から貴重な時間とお金をかけて私の元を訪ねてくれた人たちに対して、申し訳ないというか失礼なのではないかという気持ちが強くなり、開催しませんでした。

今回も、昨年参加してくれて本当に役に立った来年も是非と言ってくれた人たちが、結局参加してくれませんでした。

色々都合はあるでしょうが、やはり昨年の参加は地元に来てくれるのだったら参加してみようか、の域を脱していなかったということにしか思えません。

私がなぜ札幌に行こうと思ったのか、初心に帰れば諏訪さん小林さんの思いに応えるためではなかったのか、彼らに私の考え方や技術をさらに深めてもらうためではなかったのかと、帰りの飛行機の中で考えていました。

私は本当に伝えたい人に伝える、本気と覚悟を持って私と対峙してくれる人でなければ、私の思いは絶対に伝わらないし、伝えられないと思います。

私が言葉を荒げてまでも伝えたいことは、目の前にいるその方だけではなく、その方々の向こうにいるたくさんの人たちに、正しく等しく届いてほしいからです。

西本塾と深める会は当分継続するつもりですが、なぜ私がそれまで絶対にしないだろうと思っていた、自分の考え方や経験を人に伝えるということを始めたのか、もう一度初心に帰って考え直す時期がすでに来たのかなと思っています。

諸々の思いはありますが、私と過ごす時間が少しでも欲しい、私と言う人間を感じることで自分の成長の糧にしたいと、熱く語ってくれた諏訪さんに、改めて感謝したいと思います。

本当にありがとうございました。

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Re: 西本塾特別プログラムin札幌
小林さんの真剣さは、ある意味群を抜いていて、西本塾は小林さんの存在があって始めたと言っても過言ではありません。
何度お会いしてもその姿勢は変わらず、それが良い所でもあり、私にとってもどかしい所でもありました。
私の考え方に出会い、参考にしていただいているということは、私の日々の変遷にもお付き合いいただければ、もっと深く西本直という人間を味わっていただくことができるのではと思います。
小林さんにこそ、ブログを読んでいただきたいのです。
あと半年で資格取得を終えられるとのこと、いよいよ自分がやりたいことができる環境を求めてのスタートが待っていると思います。
諏訪さん同様、この仕事をたんに生業としてではなく、誰かのためにという強い想いを持っている小林さんには、是非これからもお付き合いいただき、一緒に頑張りたいと思っていますので、よろしくお願いします。
  • 2016-08-01│16:04 |
  • 西本 直 URL│
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Re: 西本塾札幌に参加して
伊東さん
参加していただきありがとうございました。
諏訪さんから指導を受けていたものと少し違っていたところがあったかもしれませんが、走るという行為、本当に奥が深く難しいものです。
女性の方に年齢のことを言うのは失礼なのですが、私より少し上の伊東さんが走り続けるためには、体に無理のない自然な使い方ができるようになることが一番だと思います。
お伝えしたことをもう一度諏訪さんと確認していただき、今後に生かしていただきたいと思います。
最後にお見苦しい所を見せてしまいましたが、真剣さゆえのこととお許しください。
これからも諏訪さんを支えていただけますよう、よろしくお願いします。
  • 2016-08-01│15:57 |
  • 西本 直 URL│
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西本塾特別プログラムin札幌
西本 直 様
智志 様

札幌開催のセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。また、今年は遠路お二人でお越しいただきありがとうございました。今回は西本塾特別プログラムという形で、施術側の人間が少ないメンバーの中どちらか1日だけ参加といった方もいらっしゃいました。その中で、いつもと違う西本塾の雰囲気と経験させていただき、良い経験が出来ました。特に1日のみ参加されていた方は、1日目の西本理論を要点を聞かず動きの中で、理論を消化し実践されている動きや、西本先生の指導風景は私が患者様に伝える上で、とても参考になる言動ばかりでした。

私の中で消化し次なるステップを自身で決め、取り組みを1年間してきたつもりでしたが、西本先生からの参加動機の指摘をうけた通りで悔しいですが、まだまだブログからくみ取り、随時照らし合わせていく必要性を感じました。

今回動きの中で一番感じる事が出来たのが、股関節のクランク部分でした。今までよりはっきり意識する事ができ、2日目は息子様の後ろをピタリとつかせて頂きミラーの如く感じるままに動きました。今までと違う形で、頭で考えず見るがまま動かしていこうと決めておりましたが、慣れない動きや苦手な動きが始まると、途端に身体が動かせなくなるのは自然なことで、一朝一夕では改めてできないと感じました。身体が覚えているうちに叩き込んでいきたいと思います。

セミナー後、大急ぎで職場に戻り選手に【からだほわっと】を施術し「どうですか?」と聞くと「身体がザワザワっときました」と仰ってました。見て感じ身体と対話することをもっと大事にしていこうと思います。

【森】を見ていたはずの景色が、今回の参加では【林】または【木】【枝葉】までの範囲しか見る事が出来ていなかったなと痛感しました。いつも、次回会う日までにはと意気込んでおりますが、これから継続し確認・復習のため広島にお伺いしたいと考えております。また、お会いする日を楽しみにしております。

小林 敬
  • 2016-07-31│16:51 |
  • hiroshi kobayashi URL│
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西本塾札幌に参加して
西本先生、智志さん、そして参加者の皆様お世話になりました。ありがとうございました。
二日目、講義前の大切な時間に、施術をして頂き本当にありがとうございました。
朝歩くとき、着くたびに太腿前に痛みがあったのですが、お陰様で動き回ることができました。
この一週間、頂いた概要を読みながら先生の説明や、その時々にした動きを思い起こしていました。
アイドリングから前へ進み出した時に、指摘を受け、教えて頂いた走りをしていたつもりが、腕を振らずに上下させただけで、今までの走り方だったと気が付きました。辛いし怪我もするので 、どうしてかなと思ってましたが 、西本走りでは無かったんだと分かりました。
言われたことを考えながら、鏡の前で何度もアイドリングと動きをして、外ランをしてみましたが、なかなかスムーズにはいか無いものです。練習します。
最後の感想を言う時に、言葉に詰まってしまい失礼致しました。最近年齢とともに、喜怒哀楽が無くなって来ていると思ってましたが、この二日間は刺激的だった様で、久しぶりに頭の中が真っ白になり、私、何を話したか覚えて居ない状態でした。
一日目の座学に出られず二日目だけの方々にも分かる様にと、話し続けてくださり、さぞお疲れになられたと思います。
子供達にサッカーを教えている方に、前日にした、体がぶつかり合った時の、屈筋と伸筋の違いを感じてもらおうと交互にした時、伸びたときの感覚に意識がいっていて、先生が次屈筋と言ったのが耳に入っていない様に感じて、言おうと思ったら、先生が飛んでいってしまいハットしました。
でもあまりに上手な転び方だったので、パフォーマンスかと思った位で、でも次の瞬間アクシデントだとわかりました。
先生からの喝は、ブログに書かれていた、出会うことのない子供達のことを思い、真剣に取り組んで欲しいと思われての声だったのかなと思いました。でも彼もまた、真剣に伸筋を意識し過ぎた結果だったのかなと、やはり前日の座学の大切さを感じました。
大事に至らなくて本当に良かったです。
でも屈筋と伸筋の違いをアクシデントではありましたがとても感じました。伸筋恐るべしです。
こんな事言っては何なんですが、先生の転び方は、さすが伸筋を鍛えているだけあって、素晴らしかったです。
私、冬に雪道で滑って、両足が目の前に上がり、転ぶと思った次の瞬間、猫みたいに丸まって両足を地面に着け、何事も無かったので、体鍛えていて良かったと思っていたんですが、フライングバックトレーニングをしていたお陰かなと思い、怪我予防に最適とあらためて感じました。
自分の息子と同じ位の方々と、一緒に走り回り、皆様の真剣さを感じ、良い経験をさせて頂きました。
本当にありがとうございました。乱文でもうしわけありません。
お身体ご自愛くださいませ。
Re: 西本塾特別プログラムin札幌を受けて
齋藤さん
2日目だけの参加でしたが、お役に立てることがあったようで何よりです。
ダンスをやっている齋藤さんが、私の動きをどう表現してくれるのか楽しみにしていました。
お手本となる動きというのは一つの形であって、同じ意識で動きているつもりでも、まったく同じということはありません。
学んで欲しいのは意識であり感覚の部分です。
一度では分からなかったことが二度目三度目で少しづつ見えてくることもあります。
何度やっても気づかないこともあるでしょう。
それは求めているものが違うからです。
齋藤さんの周りの方のために、今回のこともぜひ活かしてください。
  • 2016-07-28│14:45 |
  • 西本 直 URL│
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Re: 西本塾特別プログラム
諏訪さん
今回の企画から準備、そして4日間の全てに対して配慮していただき、感謝の言葉しかありません。
4日間色々な話をさせていただきました。
理想と現実、正しいことを正しいといい続けることの難しさ、新しくオープンした施設が軌道に乗るには時間がかかると思います。
考えなければならないこともたくさん出てくると思います。
出来ることならこれまで求めてきた理想と信念に基づき、来ていただく方々にとって最良の対応を続けて欲しいと思います。
諏訪さんの人柄は一度接した人ならすぐに分かるはずです、この人なら安心して任せられると。
人の心配をしていられる立場ではありませんが、これからもともに頑張っていきましょう。
  • 2016-07-28│14:38 |
  • 西本 直 URL│
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西本塾特別プログラムin札幌を受けて
西本先生そして智志さん、先日は本当にありがとうございました。
今回二日間の開催の内、二日目の実技編しか参加できず申し訳ございませんでした。
前回札幌に来ていただいた時にも参加させていただきましたが
その際におこなったアイドリング動作や骨盤を縦に使った走りの実技が思っている以上にできず、非常に悔しい思いをしたのと同時に西本先生の動きを目にして、これは絶対に習得しなければ!と感じ、その後いろいろなトップ選手の動画を見て研究し、公園をひたすら走るなど練習に取り組みました。

そして今回の二度目の札幌開催に参加し西本先生の話を聞いてまず感じた事は、
伝え方が違うだけで、こうもイメージのしやすさが変わるものかという事でした。
ブログでも書かれておりましたが、「引きずりのドリル」を「引っ張り出しのドリル」と呼び方を変えただけで、骨盤の使い方、股関節の伸展動作のイメージが非常につきやすかったです。自分自身運動指導をした際に、相手に動きを見せただけでは理解してもらえ無い事もありますので、色々な観点から動きを見て相手に合わせた言葉選びが必要だなと思いました。

その後おこなったアイドリング状態からのスタートダッシュの説明、実技には驚くもの(西本先生の動きはすべて驚きですが・・)がありました。スタートの瞬間は腕を脚と同側で使うのではなく対角線で使うことにより、落下のエネルギーをしっかり使えるので十分スタートの瞬間のキレが出せる!という内容で、最初は頭が??となりましたが何回もやっていると「なるほど!」と腑に落ち、参加者の皆さまの動きを見ても変わっていったのがわかりました。

ただやはり西本理論の基礎となる部分の伸筋優位、広背筋、3.5.7理論etcが理解できていないとこの実技は似て非なるものであり、自ら他の方々に正しく伝えていくことはできないなと改めて感じております。そして自分自身しっかり実践してお手本になるレベルでありたいと感じました。僕は最後にアドバイスをいただいた通りに、まだまだ動きが大袈裟(ダンスのせいですね・・)になっていますのでもっと根本を突き詰めていきます。

西本先生の伝える事への熱を近くで感じさせていただき、自分のこれからのあり方について考えさせられました。貴重な機会をいただき感謝いたします。

齋藤 翔
  • 2016-07-27│18:44 |
  • 齋藤 翔 URL│
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西本塾特別プログラム
西本先生、智志さん。この度は札幌までお越しいただきありがとうございました。また私の希望通りに引き受けてくださり本当に感謝しております。

私が今回西本先生にご講演していただきたいと考えたのは、一般の方が西本理論に触れる機会を作りたいと考えたからです。

本来の西本塾に参加するためには、ブログを熟読するのが必須であり、本気で参加したいという想いを西本先生に届けなくてはなりません。
ですがブログを熟読していなくても、広島までは行けないけれども、西本先生のお話を聞きたい方はたくさんいる。そういう思いもありました。

今年の3月に出版された「1回5分 体が喜ぶ健康術」の内容を知り、一般の方を対象としながらも施術者や西本塾生まで参加できる講演会はできないものかと断られるのを覚悟で西本先生に提案し、無事許可をいただけたことで今回の開催が実現しました。

実際には一般の方の参加者が少なく、西本塾生や西本理論をすでに実践している方が多くなりましたが、各参加者に対する西本先生や智志さんの気づきとアドバイスで動きが変わっていく姿を主催者という立場で見させていただいたことは、とても貴重な経験となりました。

また西本先生の指導を忠実に実践されている智志さんの動きを見せていただいたことや、この5ヶ月間で体の変化や動きの変化をどう感じているのかまで伺えたこともとても参考になりました。

何より私がこれから取り組んでいかなければいけないことをはっきりと教えていただいたと思います。

主催者として至らぬ点が多々あったなか、札幌開催を実現していただきましてありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

西本塾2期生
諏訪俊一
  • 2016-07-27│14:42 |
  • 諏訪俊一 URL│
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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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