深める会を終えて、寄せられた感想と今想うこと。

深める会の感想が届いたので紹介させていただきます。

西本塾を受講し1年4カ月を経て初めて深める会に参加してくれた川本さん、もう何度お会いして直接指導を受けてくれたかわからないほど真剣に学び続けてくれている望月さん、そんな二人が同じ空間を共有して何を感じてくれたか、まずは読んでみてください。

西本直先生
先日の深める会では、厳しい言葉をかけて頂きありがとうございました。
過去4回深める会に参加しましたが、今回ほど厳しい言葉をかけて頂いた会は過去にありません。
その影響は、講義終了後の感想を発言する場で見事に出ていました。
過去の深める会では、それなりに感想を言えたのですが、今回は言葉が出てこなくて、聞いてくれた方々にとっては聞き苦しい感想だったと思います。

それでも日にちが経つにつれて、頭の中を整理出来て言葉に出来そうなので、改めて書かせて頂きます。
まず初めに西本理論とは何かと問われれば私はこのように思います。
「脳と脊髄への改革」たったこれだけです。
とはいえ、これだけ言われて理解出来る人はいません。その為に先生は約30年かけて「言葉」を探し続けてきたのだと思います。

時には自分に問いかける様に言葉をかけて、その言葉の刺激で自らの体を動かす。
言葉は脳への刺激となる重要な道具です。

その道具を常に磨き続けて、多くの人々の脳と脊髄の改革をしてきたのが先生だと思います。
しかし、言葉は受け手によって捉え方が変わります。どれだけ言葉を尽くしても分からない人もいます。
そんな時に3・5・7理論、屈筋と伸筋、FBT、からだほわっと、操体、マシーントレーニング、歩く走る行為などの「ドリル」が完成していったのだと思います。

西本理論の言葉とドリルを駆使して脳と脊髄への改革を行えば、ある一部の人を除き変えられるのだと思います。
ある一部の人間とは、固定観念を捨てられない人です。
私は、まさしくそれに該当しました。

ちなみに私が今回の深める会に参加した理由は以下の通りです。
・自分自身の成長が止まっていると感じたから
・今年に入り先生のブログに書かれてあることが理解出来ずにいたから
・分かっているようで分かっていない自分がいたから
これらの原因は、まさに固定観念を捨てられなかったからだと痛感しました。

私の固定観念は、アイドリングについてです。
アイドリングは、滑らかにスマートにするものだと勝手に思い込んでいて、近くにいる他の受講生のぎごちないゴリラのようなアイドリングを真似できなかった。実際は、ゴリラのような動きが先生の求めていたアイドリングだったのだと今回の深める会でやっと気付けました。5回深める会に参加してやっと気付けました。
たかがアイドリング、されどアイドリングです。出来ていると思った時点で成長が止まる。
アイドリングの奥深さを思い知りました。

また、「部分にとらわれず全体をみること」は私にとって永遠のテーマだと思います。
これは、言葉にしてしまえば当たり前のように思えますが、実際はそう簡単には出来ない事です
例えば、ひらがなの「あ」を書くためには、どのような形、大きさ、バランスなのか全体を見る必要があります。
しかし、全体だけを見ても部分をしっかりと見ない事には、「あ」という字は書けません。
また、部分でもどこから書けば書きやすいのか、書き順も考えなくてはいけません。
つまり全体を見ることだけに集中しても、部分は見えませんし、部分だけをみることに集中しすぎると全体を見失います。
ということは部分をみるなとは言えませんし、全体だけ見ていればいいんだとも言えません。
ただ一つ、書き順や部分にとらわれて「あ」と書くのを「お」と間違って書いてはいけません。

西本理論も同じだと思います。西本理論は「脳と脊髄神経への改革」が目的ですが、その為に「言葉」や「ドリル」という手段を駆使して目的を達成します。
先生から言わせれば私の手段は、部分に見えるかもしれませんが、まだ目的までの道半ばです。
先生は目的を達成していますが、私は目的を達成できていません。
私の目的は、「子供たちの脳と脊髄神経への改革」です。
子供たちは私たち大人と違い外部から脳と脊髄へ邪魔が入りやすいです。
いくら良い物でも監督やコーチや親が一言いえば子供は話を聞かなくてはなりません。
子供だけを変えても、周りが変わらなければ苦しむのは子供です。
私は、子供という一部分を変えるのではなく、子供を取り巻く環境全体をも変えていきたいと思っています。
そんな事出来る訳がないと人は言うかもしれません。
私はそんな誰からも理解されないであろう目的に向かって進んでいます。
子供のころから当たり前に教えられていたことが、大人になってまったく違ったということはたくさんありますが、
西本理論という固定観念が子供のうちから自然と入っていれば、大人になっても困ることはありません。
また体の事だけではなく、それ以外の事の本質を見抜き勉強していく必要があります。

事実、体のことだけでは、子供の環境は変えられない感じがしています。
先生にいわせれば、そんな事分かっているよ、それは違うよと思われる事かもしれませんが、まだ私には分からない事だらけです。
だからこそ、もがきくるしみ自分の道を作っていきたいのです。
もちろん、西本理論の本質を見失うことのないように・・・
以上が、感想になります。

今回の深める会では、川本さん、馬場さん、智志さんと共に学べた事を心より感謝致します。
過去の深める会の中で一番周りを見られた気がします。皆さんの言葉や行動が私への強い刺激になりました。
今後も共に頑張っていきましょう。

最後に、先生2日間ありがとうございました。
厳しい言葉を消化するまで時間はかかりましたが、私の脳と脊髄はしっかりと改革されました。
また新たな刺激が加わり、今後も成長の道を進んでいけそうです。
やはり、私には先生の刺激が一番効きます(笑)
盆栽する方には、私の様な変な枝の伸び方をしてるのを整えるのは大変でしょうが、間違っているかもしれませんが枝を伸ばし続けます。
間違いを恐れて枝を伸ばさないようにするのは、私には出来ません。
間違って伸びた枝を整える先生にはご面倒おかけしますが、今後も何卒宜しくお願い致します。

第7期西本塾生 望月竜弥

西本先生・智志さん・望月さん・馬場さん、2日間本当にありがとうございました。
今、振り返ってみても、この2日間があって本当によかったと感じています。

私は、ブログを通じ、西本先生の存在を知り、じかに会ってみたいと思い1年4ヶ月前に西本塾に参加しました。
参加した西本塾では、ただ参加したというだけで、周りの方々の熱に圧倒され帰ってきました。
そのため、動きも心構えも中途半端以前の状態で、その後の取り組みもそういったものでした。

しかし、ブログや著書を読み、西本塾・深める会に参加した方々のコメントを読んでいるうちに、もう一度西本先生や智志さん、参加者の方に会って、学んでいきたいという気持ちが強くなりました。
このような状態の私が参加してもよいのかと悩んだ時期もありましたが、自分が少しでも動けるようになりたい。そして、サッカーのコーチングをしている選手たちに伝えたいという気持ちが勝るようになり、深める会に参加する決心がつきました。

深める会に参加してみると、比べるのも失礼なのですが、望月さん・馬場さんの動き、物事に取り組む姿勢に全然及ばず、参加して申し訳ない足をひっぱているのではないかという気持ちが大きくなっていきました。

ただ、だんだん講義が進んでいくうちに、目の前のことで精一杯になり、そういったことを考える余裕が少なくなっていきました。
そのうちに、自分ができないことは今は仕方がない。では、どうすればいいのかを少しずつ考えるようになり、智志さん・馬場さんの動きを少しでも近くでみたいと考え、二人の少し後ろに立って見よう見まねで動いてみたり、アイドリング時の望月さんと先生のやりとりを見聞きし、動きが変わっていく過程を少しでも覚えようとしました。
それで、前回の西本塾とは違うと感じ少し満足感を得るようになり、できないなりにやったような気分になっていました。

それを感じられていたのかどうかはわからないのですが、2日目の最初に先生が、私の現状をばっさりと切り捨ててくださり、何がしたいのか、どうしたいのか、本気でやり続ける覚悟があるのかを真剣に問うてくださいました。
その時には、どう答えればよいのかわからなかったのですが、今の中途半端以前の状態を変えたいと思うようになりました。
また、本気で刺激を与えてくださることは、なかなかないことでしたので、ありがたいことだとも思いました。

物事に取り組む姿勢をを変えていく、そのためには、まず、深める会で指摘いただいたこと、見たこと、感じたことを整理し、1日1日、意図を持ってできることをやりつづけていきたいと思います。

智志さん、本当にありがとうございました。
動きはもちろんのこと、操体法で、お互いの体と心が気持ちよくなるために、相手の立場に立って考える姿に、目の前のことで一杯一杯だった私は、感心させられ、少し周りが見られるようになったのではないかと思います。
その取り組む姿勢に、なぜ、6ヶ月でここまでの動きができるようになったのかということが、感じることができました、ありがとうございます。

西本先生、たくさんの刺激をいただきありがとうございました。
また、最後の感想で言っていただいた、「今日がはじめての西本塾だと思って取り組んでいってください」という言葉を、言わせてしまい申し訳なかったです、真剣にやり続けていこうと思いました。
次回にお会いするときには、オーディション?を突破できるように日々取り組んでいきます。

最後になりますが、皆さん本当にありがとうございました。
西本先生・智志さん・望月さん・馬場さん。5人の深める会の空気感は、得難いものでした。
そう感じさせていただき本当にありがとうございました。

西本塾11期生 川本悠矢 

西本先生、智志さん、二日間本当にありがとうございました。
また一緒に参加させていただいた望月さんと川本さんもありがとうございました。
皆様のおかげでとても素晴らしい実りのある二日間を過ごすことができました。

西本塾初日に今回の受講動機を伝えさせていただいた際に、その考え方が全体を見れていないという言葉を言っていただきました。
その言葉を聞いたときに、確かに痛みの原因が痛めている場所以外のどこかにあるのかということを考えてしまっていた事が、局所にとらわれてしまっていて全体を見れていなかったのだなと感じました。
そのためこの二日間で全体とは何かということを少しでも理解しようと考え、深める会を受けさせていただきました。

二日間受けさせていただいた感想としては、身体に対しての刺激や痛みとは何なのかということを今まで全く理解できていなかったし、考えていなかったのだなと思いました。
このことを理解することが出来なかったため、今まで治療を行う中でどの程度の強さで患部に鍼や手技などの刺激を入れようかと考えてしまっていたのだと思いました。
しかし西本先生の刺激とは触っている部分ではなく、脳へ刺激を入れているという言葉を聞いたときに、今までの考え方が間違っていたのだなと思いました。
そしてこの刺激に対する考え方も、今までは全体ではなく局所しか見ることができていなかったのだなと痛感しました。
そのためこちらに帰ってきてからは鍼治療を行うときでも、脳へ刺激を入れているということを意識して治療を行っているつもりです。

ただまだまだ自分自身意識できていない部分や理解できていない部分も多くあるため、
今後も引き続きこの意識を持って治療を行っていき、刺激とは何かということを常に考えていきたいと思います。
そして自分の刺激で相手がどのように変化するのかを把握できる治療家やトレーナーになりたいと思いました。

またこの二日間で先生が何度もおっしゃっていたように、脊椎の大切さということを改めて感じました。
これは治療だけでなく、トレーニングでも同様のことだと思いますが、この脊椎というのをまだ自分の中でイメージできていない部分が多くありました。
そのため動く際の意識としては背中という広い部分だけでなく、脊椎一つ一つの動きをもっと意識していく必要があるなと思いました。

ただこのような意識と正しいトレーニングを継続して行っていけば、智志さんが半年で大きな変化をしたように、私自身ももっと動きを改善させることが出来るのかなと思います。
そのためFBTやアイドリング、様々なドリルを継続して行っていき、少しでも西本先生や智志さんの動きに近づけるようにしていきたいと思いました。

今回動きを褒めていただいたときはとても嬉しかったですが、最後の感想で述べさせていただいたように、自分は先生が言っていることを行っているだけで、自分で理解してトレーニングや動きを行うことが出来ていないと思います。
もし選手であればそれで良いとは思いますが、自分は選手ではなくトレーナーという立場であるため、今後指導をしていかなくてはいけません。
そのため正しい動き方をもっと深く理解し、そして実際に正しい動きと正しくない動きを見分けられるようにならなくてはいけないと思いました。
そして正しくない動きに対しては、どこが悪いのか見つけ、正しい動きに導くことが出来るようなアドバイスやトレーニングを教えることが出来るようにならなくてはいけないのかなと思います。

ただ西本先生が言われていたように、完璧になってから行うということでは、いつまで経っても指導することが出来ないと思うので、もし指導するチャンスがあれば積極的に行っていけるように準備を怠らないようにしなくてはいけないと思いました。

今回の初日は広島カープの優勝や西本先生の治療を見学することが出来るなど、とても貴重な経験をすることが出来ました。
そのため自分の中で二日目の朝はフワフワした感じがあったとは思いますが、二日目の最初に西本先生の厳しい言葉を聞くことが出来、自分の気持ちを真剣モードに切り替えることが出来たと思っています。

このように西本さんを始め、受講者全員が真剣に学ぶ雰囲気があるのが西本塾の良さだと思いますし、私自身この熱を感じるために西本塾に来させていただいたという部分もあります。
そのためこの熱を忘れないように、今後も常に真剣に目の前のことを全力で行っていきたいと思います。
そして本質を常に求め、当たり前のことを当たり前だと思わずに、常に探究心を忘れないようにしていきたいと思います。

二日間本当にありがとうございました。

馬場浩平

改めて人に何かを伝えることの難しさを感じています。

当初は私の考え方に興味を持ってくれた人たちに少しでもわかりやすく伝えることが目的でした。

そしてさらに学び続けたいという人のために、深める会を行ってきました。

望月さんのように会を重ねてくれればくれるほど、それぞれの方が私の元を訪れてくれる目的と、私が伝えたいことが離れて行くような気がしています。

私が後継者を作らない、おこがましい言い方ですが弟子のような存在を作らないと言ってきたのは、私と同じ人間は作れない、私と同じ感性の人間を作れるはずがないという、ある意味当たり前のことがわかっていなかったからだと思います。

それぞれの目的を持って集まってくれた人たちが、私という人間の存在から何かを感じ、それぞれの環境で活かしてくれればいい、そう思っていたはずが、まさに私と同じ感性を身につけてほしい、同じことができるようになってほしいと、コピー作りになってきてしまったようでした。

逆に言えば、そこまで期待できると感じさせてくれる人が現れてくれたということなのかもしれません。

今回これまで以上に厳しい言葉を発することになってしまったのは、私の中でそういう感覚になっていたことが原因だと思います。

しかし、それはしてはいけないことだったのかもしれません。

私がそんな気持ちになればなるほど、参加者は私の言葉に敏感になり、まさに言葉のみを追いかけてしまうことになりました。

今回使った言葉も、これまで説明してきた言葉の延長線上にすぎないのであって、新たな発見ではありません。

しかし、新たな言葉を使うと、それだけがすべてのように受け止める人も出てきます。

私が日々、なぜどうしてと考え続けていることを言葉にする作業は、自分の中だけならなんの問題もありませんが、言葉や文字にしてしまうと、途端に一人歩きをしてしまいます。

考え方も実技もまったく同じです。

言葉は、普遍の原理原則を説明するための手段にすぎません。

そのことが分かるためには、長い年月をかけて自分のなかで感じ続けて行くしかないのです、言葉でわかったとか理解したという気持ちになった時点で、感じることができなくなってしまいます。

年内、深める会をもう一度行う予定です。

この3年間の総決算として私の思いを伝える会にしたいと思います。

西本塾においては、入口としての意義をもう一度自分のなかで再確認して、「ブログを読んだだけではわからなかったが、直接話を聞いて目からウロコだった」という、ありきたりな感想を素直に言ってもらえるように、私の中で煮詰まってしまった言葉で、惑わせることがないように気をつけたいと思います。

少し残念な出来事があって、言葉が弾みませんが、すべてを受け入れて前に進んでいこうと思います。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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