西本塾後記、今回も良い出会いをいただきました。

週末の二日間行った、第21期西本塾に静岡から来て頂いたTIさん(ご本人の希望で匿名です)から、さっそく感想が届きましたので紹介します。

西本先生、智志さん、奥様、昨日まで2日間大変お世話になりました。

終了時にお話したとおり、2~3週間にわたるホームステイを終えたような感覚にとらわれています…。

さて私の受講のきっかけは、世間で当たり前とされているランニング、直近で採用したのは腸腰筋主体のインナーマッスル走法で、これを実践した結果の失敗、を受けてのものでした。

より良い走法はないかと探した末、西本流に辿り着き、受講した次第です。

過去の受講者の方は「他者に役立てる」という目的の方が散見され、そんな中私はただ単に自分の趣味のフルマラソンに生かすためだけに、走り方に特化した指導をお願いしており、且つ今回の受講者が自分だけでもあったことから、多分に後ろめたさもありました。

この状況下、「マスターせずには帰れない、申し訳がたたない」とプレッシャーも受けましたが、それなりには仕上がったと見なして頂けたようで、ホッとしています。

ブログを読んだだけでは分かり得ない「正しい動き方の感覚(ドリルもFBTも走り方も)」を手に入れたことが最大の財産だと考えており、これこそ直接指導の意義なのだ、と痛感しております。

とくに上り坂を平地感覚で走れているか否か、この感覚を正しい走り方の合否の判断基準として今後のトレーニングを続けていくつもりです。

ほとんど意識せずとも「西本走り」ができるよう身体になじませることを当面の目標とし、その先に当初の目標であったフルマラソンサブスリーの達成を見据えいます。

「全て伝えた、吐き出した」と先生がおっしゃっていたように、教える側の責任を果たして頂いたことに対し、教わる側の責任を果たすべく、しっかり「人間本来の走り方」を身に付け、結果を出すことで恩返しに代えたいと思っています。

西本先生、ご熱心にありがとうございました。
奥様もご協力ありがとうございました。
智志さん、汗臭い身体のケアまでして頂きました、ありがとうございました。

ところで、自分の身にもいつの日か来たる、親子鷹の姿には何とも言い難い、思うところがありました。

そうそう、自分こそ趣味ばかりでなく仕事もしっかりやらないと…。

仕事に趣味にと、充実した日々を過ごしていけそうです。

日々、静岡の片田舎の夜道を走る教え子がいること、憶えておいて下さい。

改めて、先生、奥様、智志さん、お世話になりました。


今回の受講者はお一人だけでしたが、私の西本塾にそそぐエネルギーは10人参加していただいたときと何ら変わりはありません。

それどころか、一人の参加者のご期待にも応えられないような指導では、自己満足どころか結果責任は果たせませんので、何としても当初の目的を達成していただけるよう、智志と一緒に真剣に向き合わせていただきました。

私たち家族とだけ過ごした二日間を、「2~3週間にわたるホームステイを終えたような感覚にとらわれています」と表現していただいたこと、初めて聞いた言葉でしたので、瞬間少し戸惑いましたが、それだけ濃密な時間を過ごしていただけたものと受け止め、毎回のことですが、参加者の皆さんを見送る際の寂しさは何とも表現しがたいものがあります。

今回はフルマラソンのサブスリーを目標に掲げた市民ランナーの方が、私の走るという行為に対する考え方に興味を持って受講していただきましたので、結果的にはいつもの西本塾とは構成が大きく変わることになりました。

そのことで、少しプレッシャーをかけてしまったかもしれませんが、しっかり取り組んでいただき、とりあえず仮免許を与えてもいいレベルになっていただけたことは、私の指導者としての自信にもなりました。

故障と腰痛で、実技に取り組むことができないかもしれないという状況で広島まで来ていただいたようでしたが、最初に施術を受けていただき、体の状況を確認してから始めることができましたので、予定通りすべての内容で行うことができたことは、お互いに良かったと思います。

夜に食事の際には普段聞くことができないお話も聞けて、智志ともども楽しい時間を過ごさせていただきました。

智志が、「TIさんは父さんみたいなことを言う」と笑っていましたが、まさに類は友を呼ぶという言葉通り、私も聞いていて笑ってしまいそうでした。

息子は父親のことを少し疎んじるところがあると言いますが、こうして似たような言葉を発する人に出会い、私もそれほど変わった人間ではなかったと思ってくれるとうれしいです。(笑)

こういう機会も、西本塾を始めるまで全くありませんでしたので、私にとっても本当に貴重な経験となっています。

西本塾も回を重ね、参加者の数も減ってきました。

西本塾と深める会を隔月で行ってきましたが、来月の深める会と12月の西本塾で、一応一区切りとさせていただき、来年は回数を大幅に減らして、出来れば開催自体は継続していこうと思っています。

西本塾は受講者の皆さんと一緒に、私自身が学びを深める場でもありました。

多くの方に参加していただき、私と同じような考えを持っている方が他にもいてくれることに少し安心もしました。

すべてが組織化し、私が仕事として取り組んでいるトレーナーという仕事でも、資格制度が幅を利かせ、当たり前のことをやっていれば事足りる、いや人間の心と身体を相手にする職人としての経験や技術が、かえって迷惑がられると感じてしまっていた中、同志を得たという嬉しい感覚にもなることができました。

130人を超える受講者の方々が、これからそれぞれの立場で私を超える活躍をしてくれるものと期待しています。

まだ終了してしまう訳ではありませんが、年内の開催で一区切りにしようという思いが湧いてきたと同時に、受講していただいた皆さんとの楽しい学びの思い出が蘇ってきます。

今回参加していただいたTIさんには、改めて感謝します。

私の走るという行為に対する思いを、もう一度整理しなおすきっかけをいただきました。

ホワイトボードに自分で書いた言葉とイラストは、忘れないように写真を撮っておきました、これまでの理論が集約された貴重な一枚になりました。

メモを取っていただいたと思いますが、後々きっとお役に立つと思います。

もっともっと多くの方に伝えたいのが本音ですが、今の立場では座して待つしかありません。

まだまだこれから色々なことをやってみたいと思っていますので、何とか健康管理に気を付けながら、私がこの世に生を受けた存在意義を確かめる作業を続けて行きたいと思います。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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