深める会の感想が届きました、ありがたい言葉が綴られています、感謝です。

今回の深める会には、これまでのどの会よりも気持ちが入っていました。

終了後、今日、今の時点でもまだ会が続いているかのような錯覚に襲われるほど、体も頭もボーッとしています。

4人の参加者のトップを切って、鳥取で高校の教員をされている清水さんからの感想が届きました。

清水さんの専門は国語ということで、内容も文章も深く読ませていただきました。

私の前置きは必要ありません、とにかくじっくり読んでほしいと思います。

前文も含めすべて掲載させていただきます。


つらつらとパソコンで自分の思いの丈を打っていたら、今まで送らせてもらった中で最長となってしまいました。申し訳ありません。

しかし、この区切りの深める会に参加して、二日間では得られないようなとても濃密な時間と経験、思いをさせてもらいました。

自分ではまだこれでも表現しきれていないような気がしていますが、どうか読んでいただけたらありがたいです。

西本先生、奥様、智志さん、深める会17期の皆様、二日間の濃密な時間をありがとうございました。
そして、これまで西本先生に様々な形で関わってきた皆様に感謝致します。

今回は、感想だけでなくこれまでの参加者の皆さんへ最後の定期的な深める会のことを伝えてくださいとの課題をもらいましたので、ここに書くことは西本塾生なら「そんなの当然だ。」とか「今まで何してたの?」とか思われるかと思います。駄文乱文ではありますが、どうか我慢して読んでいただけたら幸いです。

まず、今回深める会に参加するにあたり、現在の自分の状況(現在の生徒への指導において、まだ西本理論に至っていない状況)を鑑みて悩んでいました。

西本塾17期の柿本先生に「去年清水に言われた言葉をそっくり返すわ、悩んでいるなら行け。」と背中を押され、広島の地に赴くことを決めました。

ちょうど一ヶ月前の地震での片付けや生徒対応等で深める会に行けるかどうか分からず、ようやく行ける目処がたったのが締め切り前日になりました。

そのようなドタバタの中で赴いた深める会。それも、西本先生がこの三年間の集大成と冠しての深める会。初日の活動は室内での話し合いやトレーニングでした。

初めは、西本先生がブログ等で書かれている深まりの話をして頂きました。
からだほわっとの時間には、今回はかなりこっそりと寝ていました。
智志さんや17期の方々にしてもらい、とても気持ち良かったです。

からだほわっとで大事なのは、その手をどうやって動かしてなどの方法や「自分がからだほわっとをするのだ。」という気持ちではなく、「相手が少しでもほわっとしてくれたらいいなぁ。」という気持ちが大切なのだと再び気付かされました。

また、ベッドに寝た時に、西本先生からそのうち腰悪くなりそうだと言われました。
確かに、毎日往復二時間の運転で身体がどうにかなっているなと自分でもうすうす気付いていたので、今後更に気を付けようと思います。

自分ではそれらのこと以上に、自分の未熟さ、西本理論とのズレがまじまじと感じられました。

自分は西本塾で教えられたことは出来ているという奢りや今の生徒や選手はあまり興味を示さないという諦めがあったのかもしれません。

いや、その両方があったからの結果なのでしょう。最後の感想の中でも申しましたが、西本先生から私に向けられたメッセージには、私自身だけでなく、私の後ろにいる生徒、選手たち、これから出会う人、生徒、選手たちに正しく西本理論を伝えて欲しいという思いがとても強く伝わってきました。

それによって、私も『「プロ」とはどのような意識で物事を為していくべきなのか。』ということを更に考えさせられました。

自分はこの程度で生徒や選手に指導していいのか、正しく伝えられないなら、いっそのこと指導しない方が「西本理論」のためにはいいのではなかろうか、とも考えていました。

しかし、17期の方々と話している中で、そのような思考も無くなりました。(どなたに言われたのかは、はっきりと覚えていますが名前を出すと色々とまずいのかなと思うので出しません。)

「西本塾の後、指導や実践をして来たからこそ、間違っていることも分かったんだと思う。」もしかしたら、その方ご自分のことについて言われたのかもしれませんが、私はかなり助けられました。

この文章を単に読むと割と暗い感じだったのかなと思われるかもしれませんが、全くの真逆です。笑いもあり、アツくなるときもあり、とてもメリハリの効いた本当にとても良い雰囲気でした。夜もまた西本先生の興味深い話が多く、和気藹々と過ごすことが出来ました。

二日目は、ツイッターにもあげられた午前と午後の初めは前日に引き続き西本走りのためのトレーニングと現在高校生に教えられている動きの練習、午後は施術組とスポーツ組の二手に分かれての講習でした。

あいにくの曇天でしたが、小山を登ったり下りたり、平地を走ったりしていました。
初日から分かっていたことですが、智志さんの動きはブログの文面で想像していたものを超越してしまう、凄まじいものでした。

もはや、言葉を尽くして説明せよ、と言われても、ぴったりの言葉が見つからないくらいです。敢えて言葉にするのであれば、西本先生を除いて、『唯一の西本理論の体現者』という他ありません。

それにしても、当然のことながら、自分のクセは指摘されないと気付かないため、修正も出来ないものだと感じました。
だからこそ、余計に深める会に参加して、そのクセを指摘して頂き、良かったと思います。

午後については、まず高校生に教えられている動きを教えて頂きました。智志さんもそうですが、毎日または頻繁に西本先生の指導を受けられる環境にあるというのは、とても恵まれていることだと思います。

もしも、の話になるのですが、やはり自分が中学生や高校生、大学生のうちに出会っておけば、また違う人生を歩めたとも思いました。

グループに分かれた後、私のグループでは野球やテニスを絡めての様々な動き作りのトレーニングや議論を智志さんの指導により行いました。

とても雰囲気良く、ざっくばらんな話もしつつ、多くのことを共に考え深めることが出来ました。
自分の身体を使い、人の身体を見て、また気付いたことを話し合う。

特に、今までストロークの「ため」というものは足でやるものだと身体的にも頭でも感じていたのですが、脇腹でするということを学び、自分の身体が「そう、それそれ。それが本来の『ため』なんだよ。」と言っているようでした。(西本塾生の方はお察しの通り、かなり楽なテイクバックになりました。その感覚を無意識で使えるまで時間がかかりそうですが。)

もうちょっと言語化すると、後側脇腹巻き取りによるテイクバックとでも言いましょうか(これが『言語化すると訳が分からない』の一例ですね。私の身体的実感なだけです…。)…あとは教えていただいた智志さんがもっと良い言葉を見つけてくれることを期待しています。

最後はいつもの通り、また各々の感想で終わりました。この二日間、自分の中で様々な感情が渦巻き、その感情がスッと皆さんに収めてもらったこともあり、あの場にいらした皆さんはお気づきであったかと思いますが、感想を述べながら、不覚にも泣きそうになっていました。そのせいで、自分でもまとまりがつかず、訳の分からないことを話してしまったと反省していますので、この感想報告でしっかりと語らせていただきました。

西本先生がこの二日間一番言われていた言葉が、この西本塾や深める会を始めて出会った皆さんのおかげで今の自分や西本理論がある、というものです。定期開講ラストということで、よりその思いを強くもたれて指導して頂いていたことと思います。

自分の後ろにいる生徒や選手たちへ、ということを前述しましたが、それだけでなく、西本理論を自分の生徒や選手たちに指導するというのは、これまで西本先生に関わった全ての人の思いや深まりを背負っているのだと気付かせられると同時に、自分が学んでいることもまた皆さんあってこそなのだと気付かせられました。

いつかの先生のブログで、西本塾に対して、松下村塾のようなイメージを持っていると書かれていたことを覚えています。

松下村塾からは、幕末明治を通して、その後の近代日本国家の礎を作った志士たちが多く巣立っていきました。今、再び深く考えてみると、西本先生の活躍もさることながら、西本先生から直接教えを受けた塾生たちがどう生きてどう活躍していくかが、大事になってくるのだと思います。

私もまた生徒や選手に教える中で自ずとズレが起こってしまう怖さを感じながらも、今後も指導を続け、西本理論の教えを深める度に「より良い」指導をしていくしかないと心新たにしました。

そして、初日に感じていた『「プロ」とはどのような意識で物事を為していくべきなのか。』ということについて、西本先生の生き様や言葉の端々から教えて頂きました。

『教える側が教えたいことを体現出来ないのに教えられるわけがない。』ということかなと思っています。

昨日よりまた現実に戻ってきました。期末テストにより、部活動も授業も今はありません。
指導という観点で言えば、まだ何も進んでいません。テスト終わり次第、自分の学びを生徒に少しずつ伝えていこうと思います。

現在の学校という場と西本塾や深める会という場、どちらがより『教育的』か、と問われたら、西本塾ではないかと思ってしまいそうな私がいます。

せめて、私の授業や部活動だけでも西本先生の『なぜ・どうして』をより生徒に伝えていけるよう、西本理論以前の部分にも力を入れつつ、ズレが起こる怖さを持ちつつ、西本理論を自分が出来る最大の形で伝えていけるよう努力していこうと思います。

西本塾生の皆様、定期開講ラスト深める会も多くの次なる壁と気付きを与えてもらった、とても雰囲気の良い深める会となりました。定期開講の無くなった今後ともどうぞよろしくお願い致します。

追伸

深める会終了後、前任校の生徒たちから様々なメッセージが届いていました。(残念ながら、現任校の生徒からは音沙汰なし。)
もちろん、深める会に私が参加していたことについてのメッセージです。

今では授業や部活動といった学校生活で会うことは当然無いわけですが、西本先生や西本理論の入り口を知った生徒たちが受験勉強している中でも、西本先生のツイッターやブログは欠かさずチェックしているようです。

正しい西本理論、西本走りは昨年の生徒たちには教えられていないかもしれません。

しかし、それでも伝えたことによって、少しでも彼らの意識が変わったならば、自分が西本塾に赴き学んだこと、その学ぶ姿を見せられたことは、彼らの人生にとってプラスになったのかなと思いました。

第16期西本塾・第17期深める会 清水 佳祐

清水さん本当にありがとうございました。

頂いた言葉を私自身が励みとして、これからも頑張っていこうと思います。まずは週末からの2週間全力で頑張ってきます。

前任校の生徒の皆さん、清水さんから学んだことを、それぞれの人生に活かしてください。
それらはきっと大きな何かを与えてくれるはずです。

清水さんから届いた文章を読ませて頂いただけでも、西本塾そして深める会を続けてきて良かったと思います。

来月初めての方を対象の西本塾を行いますが、肩の力を抜いて初心にかえった西本塾が出来そうです。

また私自身が最後の言葉を発する時に、感極まってしまいそうでした。

私と智志の親子を育てて頂いた参加者の皆さんに心から感謝します。


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Re: タイトルなし
小野さん
コメントありがとうございます。
珍しく動画を公開したため、反響がありました。
私の指導していることは、文字であろうと動画であろうと、見ただけでは理解できないと思います。
小野さんのように直接指導を受けた方にとっても、今回の動画の指導のポイントは伝わらないと思います。
それぞれのレベルで試行錯誤の中で、自分で見つけた何かの方が楽しいと思います。
例え広島に来ていただいたとしてもすべてをマスターして帰るというところまでは行かないと思います。
前回コメントを頂いた時にも、既にそのレベルを超え塾生から厳しい言葉もありましたが、本当にそれぞれでいいと思います。
早急に答えを求めるのではなく、小野さんのペースで進んでください、
ただ、今回書かれている内容は、多くの塾生が既にマスターしている内容であることははっきりと言っておきますし、小野さんにも伝えてあることだと思います。
難しいことに取り組んでいるのですから、とにかく楽しんでください。
  • 2016-11-24│09:28 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
ご無沙汰しています。東京の小野です。
先日西本先生のTwitterで下り坂を走る智志君と塾生のみなさんの動画を拝見させて頂きました。
今日はその感想と、今の自分の現状を報告させて下さい。
始めに動画の感想ですが、最初に見た時の印象として、みなさん凄くリラックスして走っている印象を受けました。自分は細かい所も見たかったので、妻に携帯を借りて動画をスローで撮影して見ました。
一番最初に走っている智志君は本当にお手本のような走りで力感がなく、スムーズに走っていて、特に腕の使い方がリラックスできていて自分にとっては勉強になりました。
そして、3番目と4番目の方の走りも上半身の捻転を上手く使えているというか自分にはできていないような動きなので、これから参考にさせて貰いたいと思います。
自分がこの動画を見ていて一番気になったことは、みなさんの腕の使い方で特に腕が伸びた時に手首辺りが外側に捻れている動きが気になりました。
スローで見ると、みなさん同じような動きをしているので意識してやっているのだろうと思いました。
この動画を見ていて改めて思ったのがリラックスして走る、ニュートラル5の状態で走ることの大切さを再確認しました。
以前先生にニュートラル5の状態で走ることが大事だと思いますが、背中の反りだけは頑張って保った方がいいのかと聞いたことがありますが、今の自分の答えとしては、自然な反り、リラックスした反りが大事だと思っています。
短い時間の動画でしたが自分には勉強になる動画で公開してもったことが本当にありがたいことだと思っています。ありがとうございました。
長くなりますが今の自分の現状ですが、最近は西本走りをサッカーのプレー、特にドリブルにどう応用していくかということに試行錯誤しています。
最近、フットサルとサッカーの試合がありましたが、フットサルの時は走りのことを意識し過ぎてしまい、ボールを持った時の動きがぎこちなくなってしまいました。そして翌週のサッカーの試合ではわざと走り方を筋力を使う走り方に戻してプレーしましたが、ボールを持った時のプレーはいいんですが、本当に力感が強過ぎて後半足が動かなくなりました。
自分は結構トップスピードでプレーすることが多いのですが、動きだしに力感がないと速く動けないのではないかということが、まだ頭にあるのだと思います。
でも、実際以前の走り方と西本走りではスピードは変わらなくて体の負担も少ないことは自分でもためして理解しているので難しい所です。
あまり考え過ぎて、ぎこちなくなるのも良くないのでサッカーのプレーを自然体で西本先生から教わった動きを応用できるように、これからも試行錯誤して行こうと思います。
いつも纏まりのない文章ですいません。
広島行きも考えていますが、なかなか妻に言えないのが現状です。
またお会いできるのを楽しみにしています。
  • 2016-11-24│01:51 |
  • 小野 URL│
  • [edit]
Re: タイトルなし
米原くん
コメントありがとう。
こんな形でコメントをもらうのは初めてで、とても嬉しいです。
清水さんが伝えてくれたことに興味を持ってくれて、真剣に取り組んでくれたこと、私がいつも言っている、「西本塾は私が出会うことのないだれかのために行なっている」という言葉が形になっていたことを知ることができて、清水さんにも米原くんや生徒さんたちにも、本当に感謝です。
これから看護師になるための勉強を始めるとのこと、看護師という仕事はまさに患者さん本人だけではなく、ご家族等、たくさんの人のために役に立てる仕事だと思います。
しっかり勉強して、夢を叶えてください。
いつか直接会えることを楽しみにしています。
  • 2016-11-23│11:09 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
こんばんは、去年、米子西高校で清水佳祐先生から部活動で指導していただいていた、米原知希と言います。僕は、よく色んなスポーツでいっている、力を抜く、力みをとるということの本当の意味が分からないまま自分なりに力を抜いてスポーツをしていました。ですが、初めて清水先生から西本先生の理論を聞いた時にその本当の意味や、力を抜く理由などを理解することが出来ました。そしてその理論をソフトテニスに、日常生活に取り入れていけるようになりました。西本先生の理論を清水先生からたくさん教えてもらい、どれも自分が全く知らなかったことで、どんどん自分の体、心が変化していき、そんな毎日がとても楽しかったです。そんな中でも、西本走りは、自分の中でなにか特別で、見た目は周りの人にからかわれたりするのですが、とても好きになりました。体は全く疲れないよ!と友人に言うと、みんな信じてくれなかったのですが、本当に疲れなくて、呼吸が持つ限り永遠に走ることができて、西本先生すごすぎる!って思いました。理論を教わってからまだ一度も筋肉痛になっていないのも驚きです。
まだまだ沢山、書きたいことがあるのですが、とても書ききれないです。まだまだ学びたいこと、知りたいことも沢山あります。このように、西本先生の理論は、自分に学び続けること、向上心を常に持つことの大切さを教えてくれました。自分には看護師になるという夢があります。つい先日、専門学校の入試に合格して、来年の春から看護師への道の第一歩を歩むことになりましたが、西本先生の理論、そして、清水先生から教わったことを大切にし、看護師となったあとも、常に学び続けていこうと思います。そしていつか、西本先生にお会いして、先生から直接、指導して頂けるといいなと思います。その時がきたらよろしくお願いします。長文失礼しました。
  • 2016-11-22│20:23 |
  • 米原 知希 URL│
  • [edit]

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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