こういう方がこれからもっと増えてくれることを願います。

西本塾に参加して頂いたKさんから、感想が届きました。

私と智志にとっても思い出に残る会になったと思います。

まずはお読みください。

西本先生、智志さん

先日はどうもありがとうございました。

マンツーマンで2日間も指導を受けたのは自分の人生の中で始めての経験でした。

2日間はあっという間に終わってしまった感じがします。
それぐらい内容も豊富でしたし、西本先生の伝えるんだという思いに圧倒され、また自分自身も集中して時間を忘れてお話を聞くことができました。

自分にとって「西本塾」とは「人生塾」であると考えています。

自分は今回、生き方や進む方向をも改めて考え直す機会となりました。

西本先生の体験、経験、お考えの変遷をたどるということは、人生をたどるということにもなるのではないでしょうか?

また、その熱い思いは必ず他の人の人生にも影響を与えるものだと思います。

今回参加させて頂いて、本当に目からうろこの体験をたくさんさせて頂き、また本当にたくさんのヒントを頂きました。

その中で、自分にとっての一番の気づきは体の連動ということが、自分の目で見られたことです。

膝を倒せば頭がこちらへ手はこう動くというのは、「当たり前のこと体がそういうふうになっている」と言われても、文章を読んでも「そうですね」としか思えなかったことが、いろいろな説明を聞きながら、智志さんが西本先生を動かしていく中で、初めてあっそういうことなんや、何も特別なことではなくて人の体は膝を倒せば他の部分も連動して動くものなんだ。

スポーツ選手であるとか高齢者であるとか関係なく、人の体は全身どこの部位を動かしても他の部位は動くもの、体の連動というのは特別なものではない、どんな人の中にも本来備わっており、その滞りを調整することが自分の仕事の一つでもあるのだと気づきました。

帰り道では自分が横になっていろいろ動いてみたい衝動に駆られましたが、帰りの電車の中で座った状態で、つま先を上げたり床を踏んだり骨盤を動かしたりしながら背骨の動きを確認したりしました。

自分はどこかで勘違いをしていたようです。

頸部の痛みに対して下肢を治療するや、肩の痛みの原因は腰だとか足だとか、どこかの筋肉であるとか、そんな枝葉の原因を追い求めてもいつまでたっても患者さんは治せないのです。

いろんな研修会に出て手技を習ってもだめなのです。

本当に西本先生が言われるように人の体のしくみ、動きを知らないとだめなのです。

すごく大事なことを教えて頂きました、すごいヒントを貰いました。

「そんなこと人の体を見てれば解るでしょう、体はそうなっているんだから」と言われてしまいそうですが、自分は今まで目の前にいる人の体の、そんな基本的なことに気付かなかったのです。

自分は目の前の患者さんの体を、もっともっと真剣にみる必要があります。

今回の気づきは自分にとっての宝物であり、エンジン音であると思っています。

エンジン音が聞こえるだけではエンジンの整備ができないように、体の連動が解っても人の体がすぐに治せるわけではありません。

ここからは自分が目の前の患者さんをしっかり見て、また自分自身を見つめ、枝葉に走らず本質を見つめながら考えて実行していかなければなりません。

最後の総括の所で「芯が少し出来たと思いますよ」とおっしゃって頂いたときは、本当にうれしかったです。

別れ際に西本先生は、「もう会うことはないかもしれないが」、とおっしゃりました。

西本塾は今回で一区切りかもしれません。
しかし、また自分自身が成長してお会いしたいと強く思っております。

これからも宜しくお願いします。

西本先生、智志さん、本当にありがとうございました。

今回は匿名とさせていただきます。

Kさんは理学療法士として働いていますが、その資格を持った人が参加する講習会であれば問題はないようですが、私のような人間が主催する講習会への参加は、所属する病院側が良い顔をしないのだそうです。

不特定多数の患者さんに対して、医療スタッフは公平なサービスを提供することが第一で、たとえ他のスタッフより、患者さんにとってより良いサービスを提供できる技術や理論を身に付けようという意欲のある人に対しても、その目を摘んでしまうのだそうです。

組織を管理する側の論理としては、それも認めなければならないのでしょうか。

その事はさておき、送られてきた受講動機によると、Kさんは現在49歳になられますが、理学療法士歴が19年目という記載があり、30歳からのスタートという事で、わたしの人生とかぶる気がして、お会いする前から楽しみにしていました。

人は50歳を目の前にして、自分の人生を振り返り、残された人生を思う時期があるようです。

以前の参加者の中にもKさんと同じ気持ちで参加してくれた人がありました。

このままで良いのか、自分のやってきたことが本当に目の前の患者さんのために最良な方法なのか、残された時間が少なくなったと感じる年齢になって初めて真剣に自分を顧みることができるのです。

20代や30代の人には分からない感覚だと思います。

Kさんが理学療法士として働くようになるまでの様々なお話を伺って、智志ともども聴き入ってしまいました。

詳述すると本人が特定される恐れがありますので書けませんが、私が出会ったことがないというか、想像もつかないユニークな人生を歩まれた方でした。

西本塾は人生塾だと言っていただきましたが、まさに私が受講者の皆さんから、様々な人生を学ばせて頂いたと思います。

このブログの副題である「木を見て森を見ず」の本質を理解して頂いたことが一番の収穫だと思います。

そのことを言葉だけではなく、心からそう思っていただけたのは、やはり歳を重ね50歳を目前にした経験が生かされてのことだと思います。

これまでの参加者の中にも20代後半や30代で、自分の経験を語る人が多くいましたが、こういう方とお話をすると、やはり年輪が人を大きくする部分は間違いなくあると思います。

志がある人は、必ずそれを成し遂げられると思います。

私の3人の息子たちにも、それぞれ下に「志」の文字を当てた名前をつけました。

今回の西本塾では、これまで以上に私自身が学ばせていただくことができました。

こんな方ばかりが参加してくれるのなら、毎月でも開講したいところですが、そういうわけにも行きません。

これまで参加してくれた、たくさの皆さんとの出会いに感謝して、とりあえず西本塾の定期開催を終了させていただきます。

有難うございました。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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