2016年を振り返って。

今年も残すところあと一日となりました。

昨日で今年の仕事を終え、今日から年末年始の休みということになりました。

今朝は思う所があって、ゴルフの練習に行っていきました、今年の打ち納めという所でしょうか。

今年のゴルフの成績に関しては、残念ながら進歩がありませんでした。

いろいろ工夫をしながら練習にも取り組み、他者に対するアドバイスの幅は広がり、的確なポイントを見つけてアドバイスすることができるようになったと思います。

飛距離だけで言えば、人それぞれポイントは違いますが、短時間で飛距離アップをさせる自信もあります。

しかし、自分のこととなると、あれやこれやと取り組みすぎてしまい、一つの考え方にまとめることができず、スコアアップには結びつきませんでした。

言い訳ばかりしていますが、今年に関してはゴルフに真剣に取り組むというか、一時のように夢中になってという感覚がありませんでした。

このまま今年を終えてしまうと、来年もきっと同じことが続くと思い、この最近ゴルフ理論を整理し、今まで見てきたレッスンの中で、もう一度これをやってみようというものを探していました。

それが今日取り組んできたスイングです。

これまでも取り組んだことはあったのですが、一つの方法論としてしか見ておらず、私の中でのベストチョイスにはなっていませんでした。

改めてレッスン動画を見ていて、いまだからこれだと思える何かを感じ、練習に取り入れてきました。

すぐに形になるはずもなく、2度ほどやってみましたが、思ったようには打てず、さてどうしたものかと思いながら、仕事場でも素振りを繰り返しているうち、あることに気づきました。

それはいわゆるスイングプレーンが、自分の思っているところを通っていなかったことと、フェースの開閉のタイミングが違っていたことです。

それを傘を開くようにして空気抵抗を受ける練習器具を使って、何度も素振りを繰り返すうちに、「え、今迄なんでこうやってスイングしてしまってたの」というくらい自然にフェースが開閉し、なおかつ鋭いスイングができるようになりました。

これはもう一度実際にボールを打っておかないともったいないと思い、年も押し詰まった今日、練習場に車を走らせたという訳です。

42歳の時にゴルフを始めて、コースや練習場に何度足を運んだのか、もう数えなおすこともできませんし、ボールを打った数は、それこそ数えきれません。

私の場合練習場に行くと、ほとんどの場合90分間の打ち放題で350球から400球近くを打ちます。

数を打てばいいという訳ではもちろんありませんが、ボールを打つのが好きなのです。

その私にとって、今日の練習は生涯ベストと言っても過言ではない、納得のスイングが続きました。

今日は、「今年の重大ニュース」というタイトルでブログを書こうかと思いましたが、そのベスト1が、今日の打ちっぱなしでは少し情けないので、このことは番外編という扱いにしておきます。

それくらい頭と体の両方が、納得のいくスイングでした。

もし今日のスイングがそのままコースで発揮できれば、83のベストスコア更新は間違いないと思います。

「分かったと思うな、開眼しては忘れてしまうのがゴルフだ」、これも真理ですが、私にとってはやっとたどり着いたという感じです。

さて、昨日は「走り方体験会」と銘打って、5人の参加者とともに3時間の時を過ごしました。

2人の小学生は、すでに何度か指導したことがありましたが、それぞれ5年生と6年生になっていることで、今までのように子ども扱いせず、学ぶ姿勢や態度にも注文を付けましたが、初めて会った時に比べて、当然ですがそれぞれ成長し、私の伝えたことも着実に身に付けて行ってくれていることを感じさせてくれました。

こういう子供たちがどんどん増えて、私の考えが当たり前になって行く日が来ることを期待せずにはいられません。

大人の参加者は、鳥取県から参加してくれた6年生のたっちゃんのお父さんと、静岡県から参加のバスケットをやっている方、そして福山から参加のサッカーをしている、それぞれ30代の方でした。

当初の目論見は、昨年もそうでしたが、地元広島の人たちに参加して欲しいというのが一番だったのですが、結局今回も参加はありませんでした。

遠くからわざわざ参加してくれる人の熱意に応えるためには、当初予定していた体験会的なものではダメで、しっかりした内容にしなければと時間を延長しました。

何度も指導していることもありますが、小学生の二人が最終的に一番私の伝えている走りを再現してくれました。

これまでの指導が、正しく伝わっているのか不安に思っていましたが、子供の能力を甘く見てはいけないということです。

大人の3人は、ご想像の通りで、そう簡単に体が言うことを聞いてはくれませんが、これまで当たり前だと思ってきた走るという行為の体の使い方が、いかに非効率的で体に無理をさせているかという事実は、十分に分かってくれたと思います。

「地面を蹴っている感覚はほとんどなく、着地の衝撃も感じない、にもかかわらずどんどん前い進んで行く」という感覚は、このブログで何度繰り返し書いたとしても、信じてもらえない事実です。

それを一人でも多くの人に体験して欲しい、そう思って指導を続けています。

西本塾も一区切りをつけさせてもらいました。

これまで参加してくれた150人近くの方々に、心から感謝します。

それぞれの皆さんが、それぞれの環境に帰って、私が伝えたことを活かしてくれていることを願っています。

現在私の指導を受けてくれている、高校生と中学生のサッカー選手たちの成長を日々感じながら、自分の考え方、そしてそれらを実現可能なものにしていく過程の「伸kingトレーニング」の有用性を彼らが実証し、さらに私の想像を超える効果を感じています。

残念なのは、縁あって私の指導を受けている彼らが、その効果を感じれば感じるほど、仲間やライバルたちに私の存在を知られたくないと、指導を受けていることを内緒にしてしまうことで、私の仕事としては広がって行かないということも事実で、そのあたりがこれから考えなければならない経営上の課題かなと思っています。

とにかく、今年1年を振り返って思い出そうとしても、日々色々なことがありすぎて、これが一番これが二番と整理することは出来そうもありません。

その中でも、この先何年たっても忘れられない出来事は、やはり三男の智志が3月3日から、私の仕事を一緒に手伝ってくれるようになったことです。

たんに後継者という感覚はありません。

私が一人で切り開き、土を耕してきた、生涯一トレーナーという職人仕事に、どんな花が咲くのか、どんなふうに育っていくのか、まったく分からないまま小さな種を蒔いたという状態です。

これからどんなふうに育っていくのか、私が育てるという感覚ではなく、私の仕事、父親としてではなく職人としての私の姿を見て、自分はどうなりたいのか、しっかり考えて進んで行ってほしいと思います。

遅咲きの私ですから、これから何が出来るか正直か分かりません。

智志には未来があります。

私には思いもつかないようなことをしてくれるかもしれません。

まったく違う道に方向転換してしまうかもしれません。

それはそれでいいと思います。

智志の人生の中に、私の伝えたものがどんな形であったとしても残ってくれたら、父親として一人の職人として、これ以上嬉しいことはありませんん。

昨年末には、まだまだ現場に対する未練がたくさんあって、なぜ私の指導を必要としないのかという気持ちが強くありました。

もうそういうチャンスはないのかもしれません。

なぜだか今はそういう気持ちをあまり感じません。

こちらを向かない組織に、私の思いが届かないことを悟ってしまたのでしょうか。

今年のもう一つ大きな出来事は、19年ぶりに海外を見てきたということです。

このブログでも、実際にこの目で自分の想像したことを確かめたいと書いたことがありました。

それはほぼ実現不可能なことで、夢を語ったにすぎなかったと思います。

それが不思議な縁で現実となり、私の想像はすべて間違っておらず、当然その対策も間違っていなかったことを確認することができました。

詳しい顛末を公表できないことは残念ですが、いつか可能になった時、もしくは私以外のソースから公表されるかもしれませんが、とても興味深い事実がたくさんありました。

それらは、私の仮説実証主義に、大きな自信を与えてくれる結果になりました。

そうやって、いつだれがどんな難題を投げかけて来ても、それに応える自信を大きくしています。

ここだと思って掘り進めた場所から、温泉いや金脈を発見した気分です。

大きなことは言えませんが、積み上げ自信を深めたことを、私を信じて指導を受けに来てくれる相手に、それが小学生であろうと一般の方であろうと、真剣に伝えて行こうと思います。

私に世の中を変える力はありませんが、真剣に向き合ってくれる人を変えることは出来ると思います。

子どもだから大人だから、アマチュアだからプロだから、そんなことはまったく関係ないということも実感しています。

自分がどうなりたいか、どこまで真剣にそう思っているか、私の指導を受け入れる覚悟があるか、それがすべてだと思います。

来年も静かに、そして着実に歩みを進めて行こうと思います。

今年一年出会った皆さん、皆さんのおかげで私は成長させていただきました。

また一年頑張ろうという気持ちにさせていただきました。

本当にありがとうございました。

皆さんにとって来年が、今年以上に良い一年になりますように。

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Re: 走り方体験会
鈴木さん
コメントありがとうございます。
帰りの予定を大幅に遅らせてしまい申し訳ありませんでした。
一生懸命向き合ってくれる人には、こちらもついつい夢中になってしまい出来る限りのことを伝えたいと思いました。
バスケットはもちろん未経験ですが、チェストパスは私の方が経験者に見えるのではと思うくらい、自分でもうまく体が動きました。
言っていただいた通り、私の提唱する体の使い方はあらゆる競技に応用できると思っています。
是非指導に活かしてほしいと思いますし、ご自分のプレーにも磨きをかけてください。
遠くから参加していただきありがとうございました。
  • 2016-12-31│13:03 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
走り方体験会
12月29日の走り方体験会に参加させていただいた鈴木です。

先日は体験会だけでなく、個人の質問にも答えていただいたり、その後のトレーニングの見学までさせていただき本当にありがとうございました。
ブログである通り大人の私には自分でやってみることは難しかったですが、西本さんの提唱する走り、動きをやる意義、効果が間違いないことは話を聞くことだけでなく、智志君の走りや日頃伸kingトレーニングをしてる子供たちの動きを見ることで十分わかったつもりです。
加えて、西本さんのチェストパス、シュートの動きはバスケを20年以上やっている私よりも効率的な動きをされていて、
西本さんの理論がどのスポーツにも効果的なことをさらに実感させていただきました。
今回は思いきって広島まで来て本当に有意義な時間を過ごせました。
また機会を作り指導を受けに伺いたいと思います。そのときはよろしくお願いいたします。
  • 2016-12-31│12:45 |
  • 鈴木 URL│
  • [edit]

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月9・10日に予定しています。

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