西本塾トレーニング部をもうすぐ卒業する二人から、半年間の感想が届きました。

春三月、それぞれの環境から新しい世界へ巣立っていく若者たちにエールを贈りたいと思います。

昨年の9月から半年間、手塩にかけて育ててきた3人の中高生サッカー選手も、もうすぐ巣立っていきます。

広島で生活している間に、この半年間を振り返って感想を書いて欲しいとお願いしていたところ、H君A子ちゃん兄妹から感想が届きました。

彼らの成長の記録として大切に読ませていただきます。

西本さんへ 智志くんへ
半年間、ありがとうございました。

この半年間で自分は、想像していた以上に成長することができました。

体の仕組みやその使い方という根本的なところから指導して頂いたおかげで、自分が今、どういう目的でトレーニングしているのかを理解し、考えを深めながらトレーニングに取り組むことができました。

その成果として、何よりも理想の走り方を習得したことは、自分にとって最も大きなもの だと思います。

さらに、動き作りが、スポーツにおいて最も重要だと知りました。

今の自分 は、瞬時の動き出しの速さ、ボールタッチの柔らかさなどを発揮し、周りの相手より優位に 立つことができるようになりました。

そして今、自分は、今まで以上にサッカーが楽しくな りました。
半年前、自分は、少しでも自分の夢であるプロサッカー選手に近づくために、西本さんの 指導の下でトレーニングすることに決めました。

最初の西本さんの話で、骨盤は前後ではな く上下に動くものだということを聞いて、とても驚かされました。

トレーニングを始めた当初は半信半疑で、ただ西本さんのおっしゃっていることを真似するだけでした。

それでも最初はとても難しく感じ、西本さんの要求することができず、特に走りのドリルは、理解しているつもりなのに、なかなか体がついていかず身に付くまでにとても苦労しました。

サッカーの試合中では、本気になればなるほど力んでしまい、いつもの走りに戻っていくようなことが何度もありました。

しかし、トレーニングを継続するうちに、自然と西本さんの要求する走りができるようになりました。

この走りを身に付けたことで試合の最後まで走り続けられたり、相手よりも一歩早くボールにたどりつけたり、一瞬の動きで相手をおきざりにすることができたり、自分が今までもっていなかった体の使いで、試合中にできることが増えてプレーの幅がとても広がりました。

高校最後のサッカー選手権の予選試合では、お二人にわざわざ足を運んで頂きありが とうございました。

結果は負けてしまい、自分の持っている最高のパフォーマンスができなくて悔しさで一杯でした。

しかし、西本さんの後半に入る前の声援で、とても気持ちを奮い立たされました。

それもあって、後半は多くのチャンスを作れましたが、決めきれずに負けてしまいました。
この試合がとても自分の中で印象に残っています。

そして、自分の高校生活最後の公式試合では、勝利し、上位のリーグに昇格という形で終わることができてとてもほっとしました。

この試合では、多くの場面で自分の思っている動 きができて、西本さんから教わったことがピッチで表現できてとてもうれしかったです。

西本さんは、自分が出会ってきた中で、他の人とは比べ物にならないほどとてつもない人だと感じました。

誰も持っていない考えを持っていて、その考えを貫き通して、一生懸命 指導して下さってとても感謝しています。

この半年間は自分にとってとても貴重な時間で した。

トレーニング一つ一つにそれぞれの目的と意味があって、西本さんが言うことはすべて筋が 通っていてとても驚かされました。

自分の質問すべてに丁寧に答えてくれ、自分が納得いくことを教えてくれました。

サッカーの試合中の体の使い方やボールの受け方など、自分が今まで苦労してきたことが西本さんのトレーニングやアドバイスで簡単にできるようになって西本さんのトレーニングのおかげで、自分の夢にすごく近づいていっているのを試合を通してすごく感じました。

トレーニングした分だけ体の動きがよくなって、毎日のトレーニン グがとても楽しかったです。

中学の時の体幹トレーニングや筋トレでは、当たりはそこそこ強くなってい るように感じましたが、試合でのパフォーマンスは上がらず、体の動きがどんどん鈍くなって、自分が思っている動きが全然できなくなっていました。

しかし、西本さんと出会って、今では一瞬で相手をかわせるようになり、とても自信ができました。

そして、「正しい努力の継続」が 成長につながるということも教えてもらいました。

半年前の上半身は恥ずかしいほど薄っぺらかったのに、こんなに変わるのかととても驚いています。

智志くんも西本さんと一緒にトレーニングを手伝ってくれて、自分の見本として丁寧に指導して下さってありがとうございました。
まだまだ智志くんの体の動きにはかないません。
最後まで一緒にできなかったのは、残念ですが、智志くんと練習できてとても楽しかったです。
まずは、智志くんを追い越すよう次のステップで頑張ってきます。

この半年間で多くのことができるようになりました。
その中でも自分にとって大きな得 たことを3つ話します。

1つ目は、瞬時にトップスピードに乗って素早く動き出せるようになったことです。

一回体を下して引き上げただけでトップスピードに乗れるので、相手よりも早くボールにたどり着けるようになり、自分がボールをとれる範囲が格段に広がり、守備 範囲がとても広くなりました。

サッカーでは、10メートルほどの短い距離のスピードがとても大切なので、これができるようになったことは、とても大きかったです。

チーム内でもすごく遅かったほうだったのに、今では短い距離での飛び出しにはとても自信があります。

ただ足が速くても何の意味もないし、自分の体をコントロールできることが一番大切だと感じました。

2つ目は、90分を走り抜けることができるようになったことです。

西本さんのトレーニングに通う前の試合では、一生懸命やる一心で常に力が入りっぱなしで、試合終盤では最後まで走りぬくことができず、後半には足がつるようなことが多くありました。

しかし、西本さんのトレーニングに通い続けた結果、試合では、終盤でも楽に走り切れるようになっていきました。

体力がついたのではなく、走り方を改善したおかげで、無駄な力がはいらなくて、特にオフザボールでは、こんなに楽に気持ちよく走れるのかと感じました。

今では、体に染みついているので、意識しなくても自然とできるようになりました。

3つ目は、 ボールを受けるときの動き出しです。

一瞬で反転して相手の裏を取ることができるようになり、スムーズに自分の行きたい方向に移動できるようになりました。
マークにつかれても、 必ずかいくぐれる自信がつきました。


足が速く、体が強い人が有利だと思っていましたが、そんなことは関係なくて、どんな時でも素早く行きたい方向へ行けることが何よりも大切だと学びました。

「落下、捻転、重心移動」は重要と繰り返し教えていただき、その意味を今、 サッカーをやっていてすごく感じました。

自分でも考えられなかったターンや体の当て方などができるようになって、サッカーがとても楽しくなっていきました。

その他にもジャンプ力やキック力など自然とレベルアップしていて、驚くほど成長することができました。

しかし、これで満足せず、さらに柔らかく素早い体の動きを目指して練習していこうと思いま す。

西本さんには、日本人の常識を覆して、西本理論を広めていって欲しいです。

これからもお仕事頑張ってください。

智志君も違った環境でも本当に頑張って欲しいです。

この半年間 は自分にとってとても大きかったです。

自分は進路も決まったので、そこでアピールして、 まずは日本代表に選ばれるようにチャレンジしてきます。

西本さんのトレーニングを継続 して、体のケアを行いながらコンディションを上げて、近い将来西本さんに良い報告ができ るように頑張ってきます。

本当にこの半年間ありがとうございました。

HMより

西本さん、智志くん

半年間、指導してくださりありがとうございました。
私が初めて西本さんのところにきたのは、疲労骨折をして、骨はくっついたのにずっと痛みがおさまらなく、施術をしてもらうためでした。

リハビリで半年間、体幹トレーニングなどを毎日やっていたのにどうして治らないんだろう、もう、サッカーができないのかな、と思ったりもしました。

そんな時に、お母さんが西本さんのこと見つけてくれました。

太ももをもんでくれたりするのかなー、と思っていたら、体を揺らしたり、力を入れて1.2.3で力を抜くということを繰り返し、痛い所をもむのではなく、全体を治してくれました。

気持ちよすぎて、途中寝てしまいました。

たった1時間の施術で、痛みがなくなり、すごく驚きました!とてもうれしかったです!
あの半年間はなんだったんだ、もっと早く西本さんのことを知っていれば!とも思いました。

一回でこんなに変えれる人は西本さん以外いないと思います。
体の全てを知り尽くして、対応しているので、プロだなと思いました。

それから数ヶ月後に、グループトレーニングに誘っていただき、こんなにラッキーなことはない!はやく教えてもらいたい!と思い、すぐに参加しました。

今まで、当たり前にやっていた『走る』という行為が、違うということを知って驚きました。
手を振り、足を大きく前に出すのではなく、股関節を縦に使うことを教えてもらいました。


智志くんの動きをみながら真似しました。

見ているだけだと、少し違和感がありましたが、実際にやってみると、縦に使うほうが自然な気がしました。

ドリルを大げさにやることで、走るときに自然と股関節を縦に動かせるようになりました。
力まずに、しなやかにやることが大切だとわかりました。

オフェンスでは、まず相手にあたりにいき、落下からのターンを使い、相手を置き去りにすることを教わりました、驚くことに相手は全くついてこれません。

重心の落下が加わっているので、ディフェンスはマークしている人が、パッと消えた感じになります。

ディフェンスでは、ボールの前で止まるのではなく、『アイドリングステイ』で常に股関節を縦に動かしていて、ボールが動いた方に上半身と下半身を捻転させるイメージでやりました。

目標方向への重心の移動をするだけで体が勝手に動いていき、ビックリしました!

屈筋ではなく、伸筋を鍛えて使うことで、無駄な力がいらず、自分より大きい相手にも負けなくなりました。
股関節を相手より下におくことで、軽い力で大きな相手に勝てることもわかりました。

前は小さいから損と思っていたけど、小さいほうが得と聞き、驚きました。
西本さんの言うことに、驚くことがたくさんありました。

これらの動きを無理なく使い始めてから、筋肉への負担と疲労が少なくなり、足の痛みが全くなくなりました。

さらに素早くどの方向にも動き出せるようになり、サッカーでの走り始めが速くなったり、インターセプトできる回数が増えました。
瞬間瞬間の動きにキレと速さがでてきたのですごく嬉しいです。

疲れも少なくなったので、最後まで楽に動けます。

西本さんのおかげでサッカーが前よりも、もっと楽しくなりました!

高校に行っても、フライングバッグトレーニングを続けて、背中と股関節を縦に使う意識を忘れず、今教えていただいていることを発揮して活躍します!

そして、なでしこに入りたいです!

本当にありがとうございました!これからも、よろしくお願いします!

AMより

二人とも、半年間私を信じてトレーニングを続けてくれてありがとう、何も言うことはありません。

二人には無限の可能性を感じています。
体が小さいから、足が遅いから無理ではなく、サッカーという競技を行い、他の選手から抜きんでる能力を身に付けてもらうために、私がこれまで試行錯誤してきたことで得られたことのすべてを伝えられたと思います。

智志に対する言葉も書いてくれましたが、7時からのグループトレーニング指導を思いつき実行に移せたのは、何よりも智志がアシスタントとして、いや一人のトレーナーとして十分指導できるようになったと思ったからでした。
最後の最後まで二人で一緒に指導してあげられなかったこと、申し訳なく思っています。

これからそれぞれのステージへ進んで行くわけですが、自信をもって夢に向かって歩みを進めてください。

ずっと応援しています、本当に長い間ありがとう!

最後に、毎日のように子供たちを連れて来ていただき、トレーニング中も私の話に耳を傾け、成長を見守っていただいたお母さんにも、心から感謝します、ありがとうございました。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
「第25回西本塾」を11月18・19日の土日に開催を予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください
尚、深める会も12月10日に予定しています。

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