私に求められていること。

サンフレッチェ広島の敗戦を見届けて、改めてパソコンに向かっています。

思うところはたくさんありますが、現実として私に出来ることは何もないので、そのことを考えても仕方がないと思います。

私が考えていることをチームとして形にし、私自身が勝ち負けにまで結果責任を感じるレベルにまで高めておくためには、シーズンが始まる前のキャンプ、それ以前の自主練習の期間から指導を始めなければ間に合わないかもしれません。

広島に限らず、現状私の指導を必要としてくれている現場はありませんので、今私に求められていること、今私が誰かのために確実に影響力を行使できていることを行っていきたいと思います。

今この瞬間にも、私の力が必要だと思ってくれる現場からのオファーがあれば、どんな形であれ現状を打開する変化をもたらす自信があるというか、いつでも心の準備は出来ているつもりです。

しかし、今の私はこの3年半と言う期間の間に出会ったたくさんの人たちのお蔭で、そう言い切れる自信をつけさせてもらいました。

その方々が教えてくれたことを、自分の中で確実なものにしていく作業を行っている日々の生活が、これまで長くこの仕事をしてきましたが、一番楽しいと思うようになってきました。

私に求められているものは何か、それはなんといっても人間の体の仕組みを分かりやすく解き明かし、体の仕組みに沿った効率的な使い方という観点から、それぞれの人に合わせたきめ細かい指導をしてあげるということです。

体の痛みを訴える選手、動きの向上を望む選手、まったく別の問題だと思われる二つのことの改善するための方法が、実はまったく同じ根本原因に遡らなければならないということに気付いてくれる人が増えてきました。

サッカー選手に限りません、成績向上を目指す競輪や競艇という、これまであまり縁のなかったプロスポーツの選手も、縁あって私と出会い考え方に触れ、現実に体の6方向と言う概念を知り、伸筋重視のトレーニングを実践する中で、私の考え方は中途半端に取り組んでも意味はなく、逆に体の仕組みと言う基本の基本から学び理解していくと、本当の意味での向上という感覚を得ることが出来るようになります。

現在進行形の遠隔サポートを受けているサッカー選手や、少し前に受けてくれた小学生のサッカー選手とそのお父さんも、確実に体に対する意識が変わりました。

膝が痛いから自分の思ったような動きが出来ないではなく、なぜ膝が痛くなるのか、どうすればそうならなかったのか、目先の結果ではなく地に足を付けた取り組みが出来るようになっていきます。

痛みの原因の三要素、①体の仕組みに沿った動きができていない②そのレベルに見合う基礎体力が備わっていない③それらを身に付けてなお大きな負担を強いられるオーバートレーニングを行っている、と何度も言い続けていますが、スポーツの現場が、①の体の仕組みに沿ったという部分をあまりにも疎かにしていると思います。

私に求められているのはまさにこの①の部分です。

遠方から個人指導を受けに来てくれる選手、遠隔サポートを受けてくれる選手、西本塾で二日間しっかり学ぼうとしてくれる人たち、みんなこの部分を知りたいと思って来てくれているのです。

プロの選手だから、そんなことは当然できているはず、ではありません。

かれらこそ、これまでの固定概念の中で鍛錬を繰り返し、相対的な評価として現在のポジションを勝ち得てきただけです。

まだまだ伸びしろというか、改善できる部分はたくさんあるのです。

しかし、目先の結果や現状の自分に満足してというか、大きな変化を望まない選手が多いようです。

私に言わせればもったいない話です。

それがこれから高みを目指そうという育成年代の選手が、現実には本人ではなく保護者の方と言うことになるのですが、私の考えを知り、今のうちにこの考え方や体の使い方に触れておくことは、これからの成長にきっと役に立つはずだと考えてくれる人が増えてきました。

明日の月曜日は定休日ですが、福岡の中学生が、そういう目的で指導を受けに来てくれることになっています。

特別に受け入れるという返事をしてありますので、午前中しっかり指導させてもらう予定です。

サッカーであれば、子供の頃の評価はボール扱いが上手い選手が、イコール能力の高い選手と思われることが多いと思います。

確かに一面そういう部分は否定しませんが、そういう能力の高い選手、具体的にはリフティングやドリブルと言うことになるでしょうか、そんな選手はそこらじゅうにいるはずです、加えて体格の大きな選手やスピードの速い選手が将来を期待される選手と言うことになるでしょう。

本当にそうでしょうか、サッカーは本来体の接触を伴うコンタクトスポーツです、フリーでボールを扱う技術をそのまま生かせる局面の方が少ないはずです。

そうしたプレッシャーの中、持っている技術を発揮するために必要な能力こそが、私が提唱する「体を扱う技術」です。

自分の体を自分の思ったように動かす、相手との接触の際に最も効率的な力の発揮の仕方を知っていてそれが実際に出来る、ボールを扱う以前に身に付けておかなければならない体を扱うという技術、その部分がこれまで抜け落ちていると思うのです。

しかし、これを理解させるためには、ある程度の年齢と体が出来ていることが条件となります。

小学生くらいだと、まだまだボールを扱う技術の方に気持ちが向くのは当然のことです。

個人差はありますが、それだけでは通用しないと感じ始める頃が運命の分かれ道だと思います。

体格差を言い訳にしたり、正しい体の使い方を知らないままに頑張りすぎて故障をしてしまったり、何をどうして良いのか分からないままに目標を失ってしまう選手がほとんどだと思います。

そういう選手たちが私の考え方に出会い、自分もまだ成長できるかもしれないと指導を依頼されることが増えてきました。

大きな組織の仕事にももちろん魅力はあります、私の考えていることの正しさを広く知らしめるためには、手っ取り早い方法かもしれません。

しかしすでに私の考え方は間違っていない、進むべき方向を見いだせないまま苦悩している選手たちを救えることは、過去現在に至るまで私自身が一点の曇りもなく正しいと言い切っていることなのです。

今さら証明云々ではなく、信頼して指導を受けてくれる人たちのために役に立て行けばいいだけのことなのです。

余計なことに労力を費やしている場合ではないのです、今現在私の力を必要としてくれている人たちがたくさんいるのですから。

明日は中学生相手に、私自身が体を動かし、「なるほどそういうことか、自分もこういう動きが出来るようになりたい」、と思ってもらえるような動きを見せなければなりません。

準備はしてあります、しっかり頑張ります!

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

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