お互いが真剣に向き合えば、ちゃんと伝わるものですね。

広島県も今日の雨で梅雨入り宣言されると思います。

雨もまたよし、晴れても降っても穏やかな気持ちで一日がスタートできたらいいですね。

一昨日の月曜日、福岡から個人指導を受けに来てくれた中学生のサッカー選手のお父さんから、コメントが届きましたので紹介させていただきます。

定休日にもかかわらず指導していただける時間をいただき、また、熱のこもった指導をしていただき、ありがとうございました。

限られた時間の中、体のことや動きに関する知識の乏しい中学1年生の息子に対しても、分かりやすい説明や見本を示していただき、私も一緒に体験することで、息子と一緒に動作を確認できるくらいの理解ができたのではないかと思います。

息子は体格的に恵まれている方ではありませんが、その小ささを活かせる動きを教えていただき、とても勇気づけられたように感じました。

「3年間努力を重ねていけば、必ず結果が出る」という言葉を、父子ともに励みにして、これからの成長を楽しみにしています。

正直なところ、色々な記事を拝見し、その指導に興味を持ちつつも、「こんな何物でもない普通の子どもに指導をお願いしていいのだろうか?」と尻込みしていた期間が長くありました。

今回、何物でもない息子に対しての真剣そのものの指導からは、「短い時間の中でもできる限りのことを身につけさせてあげたい」という配慮が感じられ、保護者として本当に有り難いことだと感じています。

かけていただいた熱意に応えられるよう日々の積み重ねを大切にしたいと思います。

本当にありがとうございました。

鎌倉左登志


初めてお会いする方、またお会いしたことのない方にとって、私のイメージはあまり良いものではないようです。

「良いものではない」という言い方は少し違うのかもしれません、これまで相手にしてきた対象が、一般の方から見れば少し遠い世界の人間たちというか、試合を観戦に行けばグランドの中にいる選手であり、テレビに映る彼らは、画面の中でしか見ることのできない存在です。

私はそういう選手たちを支え、さらに引き上げることを仕事としてきました。

私までそういう遠い存在だと思われたり、このブログに書き続けているように、どんなことに対しても安易な妥協をせず、自らの考えを深め続けている少し変わった人間だと思われていることでしょう。

私が自分の能力のすべてを総動員して向き合っていかなければならないという対象は、世間でいうプロスポーツ選手ではありません。

私にとって「プロ」と言える対象は、現状に満足することなく、選手として少しでも向上したいという気持ちを持ち続けている選手のことです。

現在プロというカテゴリーにいる選手の中には、現状に満足し、今持っている能力が自分のすべてで、その能力を発揮してここまで来た、そしてそれが自分の能力のすべてだという感覚にしか見えない選手がほとんどです。

本人がそれで良いというのなら、私がとやかく言う筋合いはありません、サッカーで言えば、Jリーガーであろうと、日本代表選手であろうと、海外のチームでプレーしていようと、私に言わせればまだまだそれぞれが持っている能力を出し尽くしていないというか、もっと出来るはずなのにと思ってしまいます。

それがアマチュアでプレーしている選手、学生や育成年代の選手たちを見れば、伝えたいこと知っておいて欲しいことがそれこそ山ほどあるのです。

そういう私の考え方に出会い、どんなレベルの選手であっても、現状から少しでも向上したい、私の指導を受けてみたいと心から思ってくれて、実際に行動を起こし、直接広島を訪れてくれたり、遠隔サポートを受けてくれる行動力を見せてくれる選手こそが私の求めるプロなのです。

NHKの番組で、「プロフェッショナル仕事の流儀」と言うのがあったと思いますが、どんなジャンルの人たちでも常に立ち止まることなく高みを目指している人たちです。
プロフェッショナルという言葉の定義も皆さん違いますが、それぞれに重みをもった言葉が語られていました。

私が自分自身をプロだと言える所以は、「私の能力を必要としてくれる人たちのために、自分のすべてを発揮してその信頼に応えること」で、自分の存在があると思っています。

ですから、私が自分の能力のすべてを発揮したいと思わせてくれる相手が、私にとってのプロフェッショナルなのです。
そういう意味ではいまだに「来る者拒まず」という訳にはいかないところもあります。

鎌倉さん父子も、まさにプロフェッショナル、私から少しでも多くのことを学ぼうと真剣に向き合ってくれました。

私も子供の頃体が小さく、その上本当にガリガリのやせぽっちでしたから、遺伝的に恵まれた体格の友達を羨ましく思い、自分の選手としての伸びしろに蓋をしてしまったと思います。

だからこそどんな選手にもチャンスはあるよと言うことを教えてあげたいのです。

山の頂上を極める方法はひとつではないということです。

ただその努力の方法というか道筋が正しいものでなければ、どんなに努力しても報われることはないでしょう。

その一つの方法論として、私が提唱しているのが体づくりではなく、人間の体の仕組みに沿った効率的な動きを身に付けようという「動きづくり」と言う概念を確立してきたのです。

短い時間と言っても結局4時間にも及びましたが、私が今持っているもののすべてを伝えられたと思います。

とはいっても一度の指導で、分かった出来たということではないことは当然です。

伝えたことを正しいと思っていただき、それを継続していくことで必ず成長できると思ってもらうところまでが私の仕事です。

後は「継続」あるのみです。

何年か後に色々な意味で成長した彼の姿を見せに来てほしいと思います、その時にはさらなる成長のための方策を授けたいと思います。

私に対する期待、私の考え方を受け入れるという覚悟、それがある人なら大歓迎です。

さて、3人目の遠隔サポートもいよいよ最終日となりました、私から提供できる資料はすべてお送りしました。

後はそれらを1週間という短い期間でしたが、毎日のやり取りで少しずつステップアップして行ったた体の使い方を、どうやって本当に身に付けて行ってもらうかという所まで来ました。

前回は対象が小学生と言うことで、お父さんを通じての指導でしたが、それでも私の想像以上に上手く伝わったと思います。

今回は29歳で社会人としてサッカーを続けている方だったので、私が与える課題に対する取り組みは真剣そのもので、やり取りもとても楽しいものでした。
こちらが投げかける言葉にも真剣に理解しようと努めてくれて、中身の濃い充実したやり取りが続きました。

当然その変化は大きく、遠隔サポートの可能性を私自身改めて感じさせてもらいました。

まだ終了したわけではありませんが、やり取りの中で印象的な言葉があったので、全体の感想を頂く前に紹介したいと思います。

「それにしても、この動き、膝の負担もそうですし、確実に一歩が速くなりますね。というか、見るからに、動きに無駄がなくキレがあります。自分が長年、一歩を速くするため等のためにやってきた様々なトレーニングがイマイチ効果を実感出来なかった訳が本当によくわかりました。」と言うものです。

どの動画を見てそう思ったのかなど詳しいことは言えませんが、どんなレベルの選手でも、この一歩目のスタートを速くしたいというのは、サッカ-に限らずどんなスポーツにも共通で切実な問題だと思います。

さらには、膝の痛みの原因が、まさに体の使い方にあったということにも気づいてくれました。

そのために古今東西様々なトレーニングが工夫されてきました。

しかし、この方が言うように、「いまいち効果を実感できなかった」というのが正直なところではないでしょうか。

持って生まれたものだとか、運動神経が鈍いとかセンスがないで片付けられてきた部分です。

それが今回の遠隔サポートという手法で、29歳にして「そういうことだったのか」と納得してもらえたのです。

私にとって当たり前の体の使い方が、多くの人と言うよりほとんどすべての人にとって今までとは違う感覚だけれど、知ってしまうと当たり前のことで、なぜ今までこういう体の使い方を教えてくれる人がいなかったのかと残念がられます。

まだまだ思いを発信し続け、真剣に向き合ってくれる人に対して少しでも正しく伝えられるように活動を続けて行かなければならないと思います。

先日も記事に書きましたが、久し振りに個人ではなく団体としての指導を依頼されました。

女子チームの指導は仕事として行ったわけではないので、本当の意味で私の指導を受けたいと依頼してくれた、「大阪府立大学サッカー部」の皆さんには本当に感謝しています。

まだ少し先の話にはなりますが、選手諸君はもちろん、監督やマネージャーすべての関係者に指導を受けて良かったと言ってもらえるよう、しっかり準備しておこうと思っています。

大学名を公にすることが、事後承諾になりましたが、快く許可してくれましたので、私の存在を絡めてサッカー部をアピールするお役に立つことが出来ればさらに嬉しいですね。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
西本塾を深める会を9月10日(日)に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。

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