8月、西本塾を行います。

不定期開催となっております「西本塾」ですが、今年2回目、通算24回目の西本塾を、8月26・27の土日に開催を予定しました。

詳細の確認及び申し込みは、「studio操」のホームページ内にあります「講習会情報」をご覧ください。

「深める会」も9月10日に1日開催で行うつもりですので、予定しておいてください。

西本塾の開催も数を重ねてきましたが、現在は私自身が伝えておかなければならないと思うことが明確になり、伝える側としての準備が整ったと思える状況になったときに開催するというスタンスを取っています。

もちろんこれまでもそうでしたが、ブログに書いた内容をもっと知りたい、また書かれたことを体験したいという気持ちで参加してくれる人に対しても、ただそれに応えるのではなく、文字では表現できない人間の体の仕組みやその使い方を知ってもらうために、毎回真剣に取り組んできました。

今回の募集は、初めて参加してくれる人が対象ですが、どんなジャンルの方が参加してくれたとしても、レベルを落とすことなく「正しいものは正しい、良いものは良い」と確実に理解してもらえるような会にしたいと思っています。

施術行為でもそうですが、スポーツ競技を行うに際して、それぞれの経験則が重視されることは当然のことです。

しかし、施術も競技動作の指導も、最終的には誰のために行っているのかということに尽きるのではないでしょうか。

施術であれば方法論を学び、自分が身につけた技術を誠心誠意行なっているということは当然というか基本的なことだと思います。

その行為を評価してくれるのは、誰でもない施術を受けてくれたその人しかいないのです。

先日もあるスポーツ選手が、自分の気になる部分の改善を目的に施術を受け、それを行なってくれるトレーナーの一生懸命さは十分伝わってくるのだが、施術が終わって「どうですか」と問いかけられたときに、目的とした部分の改善というか変化は感じられず、「ありがとう」としか返事のしようがなかったと言うのです。

自分の技術を発揮することで改善ができないのなら、もっと効果のある技術を身に付ける努力が必要です。

競技の指導者も同じです、自分の指導したことで選手の能力の向上がないのであれば、違う何かを探さなければならないことは当然のことです。

私は特定の競技や組織の監督でもコーチでもありません、しかし、選手個人の能力を向上させるという意味では、人間そのものを相手にする監督でありコーチであると思っています。

そういう意味で私は自分のことを「指導者」と呼ばれることに違和感はありません。

今中学生のプロ棋士「藤井4段」のデビュー以来の快進撃が話題となっています。
将棋や囲碁であれば、使用する駒は共通で、我々一般人が指す将棋盤や駒とは違う高価なものだとは思いますが、当然対局する二人が使うものは同じなはずです。

しかし、スポーツ競技では駒は生身の人間です。

監督の最終的な仕事は、与えられた駒の中で最も力を発揮してくれそうな手駒を選び、それを配して戦術を組み立て戦いに勝つことだと思います。

私の仕事はまさにその駒を磨くことです。

スポーツにおける監督という立場は、最終的に勝ち負けという結果に左右されるので、選手一人一人の能力を見極め、向上させていくというところまですべて一人で行うことは難しいと思います。

また、指導者からの目線と選手本人の思いにも、微妙なズレがあると思います。

過去の経験上ですが、選手の個性というか適性を決めてかかってしまい、能力の向上を認めてあげられないこともあったように思います。

選手の能力を見極め、向上できる余地はないかと分析し、それがあると感じたら一緒に向上する努力の方向性を指し示してあげるのが私のやり方でした。

その結果として個人の能力が向上し、チーム自体の成績にも繋がっていくわけです。

「自分はもっとできるはずだ」みんなそう思っています、しかし、身の程をわきまえない勘違いしていると一蹴されることがほとんどです。

それは何故か、「人間として持って生まれた能力という概念」や、それを発揮できるようになるための努力の方向性を指し示してあげることができないからです。

私が指導していることはとても基本的なことです。
ただこの部分をおろそかにしたまま、それぞれの競技動作の習得に励んできたため、砂上の楼閣の例え通り、伸び代が少なくなっているのだと思います。

私のやっていることに指導者が興味を示さなくても、「もっと上手くなりたい、このままでは終われない」と必死にもがいている選手たちは気付き始めています。

昨年3月に出版させていただいた「1回5分 体が喜ぶ健康術」ですが、一般の方向けの健康指南書として、私のこれまでの集大成としての考え方を網羅した内容で書かせていただきました。

その最後の章に番外編として、あるスポーツ選手のエピソードと題して、私のトレーニング論のさわりのような内容を加えさせていただきました。

この本がたくさん売れてくれて重版になることが条件ではありましたが、続編の執筆を前提に書いた一章でした。

A君としてありますが、前後の文章からサンフレッチェ広島の青山敏弘選手であることは、サッカーファンならすぐに分かったと思います。

一昨年、JリーグのMVPを獲得した大活躍は記憶に新しいところですが、スポーツ選手にとって過去はどうでもいいことで、今この瞬間に不安があると、明日の自分に大きな不安がのしかかってきます。

西本理論を知り、その効果を身を以て体験したからこそ、指導の継続という最も重要な部分がネックになっていました。

今私のいる場所と、チームの練習場や自宅との距離、その移動時間を考えると足が遠のいてしまうことも仕方がないこととだと思っていました。

しかし、あの頃の動きを取り戻せない自分に危機感を持ち、私と同じ感性と技術を身に付けた息子智志に白羽の矢を立ててくれ、現在二人三脚で復活に向けて努力してくれています。

これまで何人かのJリーグの選手が私の指導を受けにきてくてました。
「良いものは良い、正しいものは正しい」と心から思ってくれたとしても、「継続」のふた文字が選手の能力向上という、一番大切な目標に届かないことが現実でした。

智志にはしっかり頑張ってもらって、続編のトレーニング論の内容は私との合作になってほしいと思っています。

そのためにも重版になってほしいと思っていますので、改めて多くの人に本を買っていただけるよう、周りの方にも是非勧めていただきたいと思います。

私の理論による指導は確実に選手の動きを改善します。
この考え方を知り身に付けていく過程は、選手にとってとてもエキサイティングな日々だと思います。

小学生からトップ選手まで、私を信頼し期待してくれる選手に対して、私の全てを発揮してその期待と信頼に応えます。

来週また一人トップレベルの選手を迎えます。
大きな声では言えませんが、私から見るとまだまだです。

だからこそ迎える私の方がやりがいを感じています。
短い時間だとは思いますが、大きなお土産を持って帰ってもらう指導をしようと思います。

個人指導、そして今回募集を始める「西本塾」、私がやらなければならないことは結果を出させることです。
そして選手が結果を見せてくれることで、私の理論の正当性を広く知らしめ、指導者として学んでくれた人たちが胸を張って指導ができるようにしていきたいと思います。

もう私一人の問題ではなくなっています、自己満足ではなく、私が誰かの役に立ったと心底思えるように精一杯頑張ります。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年2回目の西本塾を8月26・27の土日に開催を予定しています。
詳細はstudio操のホームページ内の「講習会情報」をご覧ください。
なお、今回も参加者が5名に満たない場合は開催しません。
9月10日には深める会も予定しています。

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