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サッカースクール・クラッキの『谷田部貴寛』さんが見せてくれたお嬢さんの動画。

今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

金曜から月曜まで、名古屋から東京と動きづくりの実技の指導を行なってきました。
内容に関してはこれまでも同じ内容でセミナーを行っていますので、今回は特に触れません。

今日記事にしたいと思ったことは、まさに『我が意を得たり』と、大きく頷いた出来事があったからです。

今回セミナー出張の最後となった、『キャプテン翼スタジアム戸田』で行われた月曜朝のコースに参加していただいた、『サッカースクールクラッキ』代表の『谷田部貴寛』さんが、私にぜひ見て欲しいと用意してくれたのは、1歳になったばかりの可愛いお嬢さんの動画(ユーチューブにリンクしてあります)でした。

(勿論、谷田部さんからは動画の公開の許可は頂いています。)

谷田部さんから説明を受けるまでもなく、これこそが私が言い続けている『人間の体はね・・・』に続く私の発信してきた数々の言葉が、ただの小理屈ではない事を証明してくれる、これ以上ない有難い資料だったのです。

谷田部さんとは、このセミナーの0期生として受講して頂いて以来、もう2年以上のおつきあいになると思いますが、私の講義を聞いて広背筋や伸筋の重要性という部分に強く興味を持っていただき、もうすぐお子さんが生まれるということもあって、どうすればその部分を私がいうように成長させられるかという事を熱心に質問してくれていました。

ハイハイができるようになったら、出来るだけその期間を長くして、立てるようになってもそれを喜ぶのではなく、出来るだけ四つん這いで頭を上げたハイハイの動作を行わせてくださいとお願いしていました。

私が感じている日本人と欧米人の骨格、骨盤の角度を言っているのですが、それはずばり骨盤から背骨を動かしてくれる広背筋の機能の違いだと思っています。

それを克服して欧米人に負けない、背中をうまく機能させられる体の動きを作るためには、まさにこのハイハイから立ち上がり歩き始める、自分の意志と力で移動することができるようになるこの時期が運命の分かれ道になるほど重要だと説明していました。

そうやってかなり意識してハイハイの時期を過ごしてくれたお子さんが、いよいよ1歳をすぎ1人で歩けるようになった今、谷田部さんが一生懸命真似をさせている『スクワット』の動作が、私を驚かす体の使い方になっていたのです。

短い動画ですが何度も繰り返し見てください。(上にリンクを貼ってあります。)

お子さんのスクワット動作は間違いなく広背筋優位、伸筋の連動で行われています。

体を低くする際はお尻を突き出し広背筋をうまく機能させているので、背中がすっと伸びて丸くなることがありません、まさにハイハイの効果です。

もう一点この視点が更に重要なのですが、よく見て欲しいのは体勢を低くした時、結果として股関節、膝関節が曲がっているのであって、意識として大腿四頭筋を使って股関節を屈曲させ体勢を低くしているのではないというところです。

また大腿の裏側の筋肉を使って、意識的に膝関節を屈曲させることもしていないのです。

だからこそ大腿四頭筋は3−5−7理論で言うところの3の方向への収縮に余裕があり、立ち上がる際に無理なく大腿四頭筋を使って膝関節を伸展させられるので、1歳の赤ちゃんが何度でも繰り返し行うことができるのです。

対してお父さんの谷田部さんの動作は明らかに膝関節主導のスクワットになっています。

体勢を低くする際には大腿後部のハムストリングを使って膝関節を屈曲させ、立ち上がる時には大腿四頭筋を伸展させて膝を伸ばしたいのですが、裏側の筋肉はすでに機能していて、それがブレーキとなり、膝関節の伸展動作を行う大腿四頭筋に大きな負担になってしまう動作になっています。

結果、動画の最後で分かるように、谷田部さんの方が疲れてしまい膝に手を置き、まさに大腿四頭筋の負担が大きかった事を証明しています。

対して子供さんの方は、まだまだいくらでもできますよとばかりに涼しい顔をしているのです。

スクワットは本来背中の伸展動作によって体勢を低くし、余裕のある大腿四頭筋の伸展によって立ち上がると言う動作である事を1歳そこそこの女の子が教えてくれているのです。

流石にまだまだ谷田部さんがああしなさいこうしなさいと教えられるわけがありません、この子はお父さんの動きを見様見真似で行っているにすぎないのです。

これが私が言い続けている、人間が持って生まれた体の使い方だと言うことです。

それが歳を重ねるごとに、この動きはこうしなければならないと言った固定概念を押し付けられて、無意識の内に本来持って生まれた使い方を忘れてしまうのです。

残念ながら動画は撮れなかったそうですが、公園で遊んでいる時ちょっとした下り傾斜をあのスクワット動作の背中そのままに、腕を前後に振ることなく、まさに『西本走り』そのものの体の使い方で、転ぶことなくトコトコ駆け下りる姿を見て、「これが西本さんが言っている人間本来の走り方か」と感動したそうです。

セミナーで実技指導を受けた人たちが、2時間の間に例外なく西本走りに変わっていくのは、それが元々体に仕組まれた自然な体の使い方に他ならないからです。

学ぶべき師は、我が子であったり四足動物の体の使い方なのです。

後からくっつけた理屈は、それこそ誰かが後付けで考えた理屈でしかないのです。

言葉では説明されていても今ひとつぴんとこなっかたと言う方も、今回のようにご自分のお子さん、コーチ仲間のお子さんという身近な存在の人間の体が、実際に動く姿をみれば、頭で考えることなく私が言っていることはそういうことなのかと納得できたのではと思います。

私はまさに人間の体という存在そのものに興味津々のオタクかもしれません。

いつまでも変わらず何故どうしてが浮かぶ限り試行錯誤を続け、人間の体に仕組まれた本来の使い方からはちょっと違っているのではと感じたことに対しては、こうした方がいいんじゃないですかと問題提起をして行きたいと思います。

それも聞かれればの話で、おせっかいをするつもりはありません、それぞれが好きなようににやればよいのです。

その中で、「何かが違うな、もっと良いものがあるのではないか」と、向上心を持って高く掲げたアンテナに、私の発信していることが引っ掛かったとしたら、どうぞ遠慮なく確かめに来てください、少しはお役に立てるかもしれません。

谷田部さん、お嬢さんありがとうございました。

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
日々の気づきやブログの更新情報はツイッターに書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
「西本塾」と「深める会」を開催しています。
6月20・21日に行う西本塾の募集を行っています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報・募集中」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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