私が伝えたいこと

このブログを通して、私の思いを書き綴ってきました。

有難いことに、スポーツライターの木崎伸也氏が、私の考え方や発想に注目していただき、メジャーな媒体で紹介していただいことで、私への注目度も上がったように思います。

ブログのタイトル通り、私がトレーナーとして歩んできた道のりの中で、どんなしがらみにも組織にも臆せず、すべての事象に対して本来こうあるべきだという、厳とした意志を持ち続けたことによって、自ら紆余曲折の人生を歩んできたことは間違いありません。

普通の会社員であった私が32歳にしてこの世界に飛び込んだからには、ただ生活の糧とするためだけの仕事では、あまりにもさびしく、自分が信じた道のみを進んで行こうと決めての転職でした。

あれから20数年、その思いを持ち続けた結果の今です。

ありがたいことに私の経験したことや自らが求め続けてきたものの考え方を整理した理論めいたことに、多くの方が興味を持っていただけているという、ありがたい現実があります。

そしてついに私の思いを一方的に発信するだけではなく、直接目の前でお話しし、体験していただくことで、少しでも深く理解していただき、それぞれの分野で生かしていただくために、西本塾という形で講習会のようなものを行う気持ちになりました。

私にも経験がありますが、講習会やセミナーと銘打たれたものに参加される方は、もちろん時間とお金をかけたことに対する実を得ようとして参加されるはずです。

ある目的を達成するための方法論を学ぼうとするのだと思います。

そうしたことが主な目的となるであろう参加者の方に、私がお伝えできることは何なのでしょうか。

私の考え方に対して、「独自理論」という言われ方をすることがあります。

一般的には、最新のトレーニング論とか、いまもっとも注目されているトレーニングとか、人目を引く言われ方があります。

こういう言葉こそ、時代とともに変わるファッションの流行と同じで、みんなが忘れたころに、何年か前に注目されたはずのトレーニング論が、装いを変えて再登場となるのです。

今は体幹トレーニングという言葉が、幅を利かしていますが、たとえばトレーニングの基本であるスクワットという種目を行う時、言われている体幹の強さがなければ、正しい姿勢で重量を扱うことなどできるわけがありません。

取り立てて、体幹トレーニングなどと騒がなくても、一つ一つの種目には体幹の安定というキーワードは絶対に必要な要素なのです。

それがどうして体幹トレーニングなどという言葉が、独り歩きしてしまったのか、私にはまったく理解できません。

肩甲骨の重要性や股関節との連動などという言葉も、私は当たり前のように使用しますが、これとて最新でも何でもありません。

人間として二足歩行を始めた時からの宿命として、ずっとテーマであり続けている命題で、この言葉を使っているから、体のことが分かっているとか、新しいことを追及しているような言われ方はおかしいと思うのです。

学校と同じです、学ぶ人が次々入れ替わるから、初めて聞いた言葉に新鮮さを感じ、自分が最新のトレンドを取り入れていると思いたいだけなのです。

繰り返します、トレーニングや体の使い方に最新などと言う言い方は存在しません。

人間の体は、過去現在を通して何も変わっていないのです。

ですから、根本的な本質は何も変わっていません。

それは人間が一つの卵細胞から分裂し、遺伝子によって作り上げられているということ、そして人間が動くということは、筋肉が収縮し、骨格の位置関係を変化させているという、単純な事実なのです。

それが私の言う「筋肉の仕事は骨を動かすこと、それ以上でも以下でもありません」となるのです。

その筋肉の仕組みとは何なのか、このことを突き詰めなければ、トレーニングもコンディショニングも治療もないのです。

私が今たどり着いたそれに対する一つの答えが、絶対に正しいかどうかは分かりません、ただそういう風に考えないと、日常動作であれスポーツ動作であれ説明がつかないのです。

それを一緒に学んでいただくことで、そこから先はそれぞれの立場で考え応用していただきたいのです。

私が何でも知っていて、聞けばなんでも答えてくれると思って来ていただいても、残念ながらご期待にはお応えできないと思います。

逆に言えば原理原則を理解していない人に、何を言っても仕方がないということなのです。

このブログを一から読破してくださっている方もいらっしゃると思いますが、なるほどそうかと思っていただくほど簡単な内容ではないかもしれません。

だからこそ膝を突き合わせ、思いを伝えることで、来ていただいた方一人おひとりの、これからの考え方がきっとシンプルに変化していくと思うのです。

学び合うことは楽しいことだと思います。

私もとても楽しみになってきました。


追記
西本塾参加ご希望の方は、Conditioning Studio 操 のホームページ内の最新情報下部に、申し込み方法がありますので、(こちら)をクリックし、申し込みフォームにご記入の上、送信してください。
すでにお申し込みの方も、お手数ですが、再度送信して頂けるとありがたいです。
現在すでに3人の方からお問い合わせをいただいております。
予告通り、たとえお一人であっても、参加してくださる方があれば予定通り開催します。
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Comment

No title
ご返信をありがとうございます。
広島は私の故郷です。
宜しくお願いします。
  • 2013-09-24│21:40 |
  • メタBOSS URL│
  • [edit]
Re: No title
今回は参加いただけないとのこと、またご都合がよろしければぜひお越しいただければと思います。
指導する立場の方でも、ご自分の体に問題を抱えている方が多いと思います。
自分の体が納得したものでなければ、人に自信を持って伝えることはできないと思います。
私はそうやって身につけてきました。
ひとつヒントになるのは「かわし動作」ではないでしょうか。
頑張りましょう!
  • 2013-09-24│09:28 |
  • 西本 直 URL│
  • [edit]
No title
第1回西本塾開催おめでとうございます!残念ながら、テニスレッスンがあり、代行コーチを立てることが出来ないので参加できません。
本当に残念です。
半月板が割れたまま、小さい痛みを堪えてレッスンをしています。
少しでも滑らかな動きを作ることで、少しでも痛みを抑えたプレーが出来るかも知れないと勝手な望みを持っております。47歳になりますが、何時までも気持ち良くプレーしたいのです。
なので、今回の勉強会に参加できないこと非常に残念です。
長文になってしまいました。失礼しました。ナンバーWEBの木崎様の先生のことが書いてある投稿、楽しく読ませえて頂きました。ありがとうございました!
  • 2013-09-23│19:47 |
  • メタBOSS URL│
  • [edit]

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プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
また、2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。こちらもご覧ください。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。

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