深める会の感想第2弾です。

深める会の参加者からの感想第2弾です。
まだ数日前の出来事ですが、こうして送られて来た感想を読ませてもらうと、一緒に過ごした二日間をリアルに思い出すことができます。

今回紹介するのは、奇しくもちょうど4年前の今日、2013年12月14・15日に行った「第2回西本塾」に参加してくれて以来ご縁が続いている「井田征次郎」さんです。

この会のことを改めて調べると、なんと16名の方が参加してくれていました。
その中でご縁が続いているのは5人の方々です。
この割合が多いのか少ないのかは判断が難しいですが、残りの11人の方々にも、私が伝えたことが少しでもお役に立てられていれば嬉しいです。

井田さんは二日間の西本塾を終えた時、正直16名の中で一番納得がいかないという顔で帰って行かれたことをよく覚えています。

筑波大学で学び、4年前の時点でもすでに中国のチームで指導経験もあり、受講の4日後には、新たにタイのプロサッカーチームでフィジカルコーチとして仕事をするために出発するというタイミングだったそうです。

多くの方が最後に感想を述べてもらう際、「目から鱗」という言葉を使う中、鱗を落とすどころか、私の話を聞けば聞くほど、それまで自分が学び実践して来たこととの違いに、戸惑いを通り越し、納得ができないというのが正直な感想だったのだと思います。

もう二度とお会いする機会がないのかなと私も思いましたが、タイで言葉も分からない選手に対して指導を行うにあたり、自分が学んで来た教科書的な正しいことが、いかに無力であるかという事に少しずつ気づいていったようでした。
そして私ならどう伝えるだろう、という思いが常に頭の中にあったようです。

シーズンオフに帰国される際には、実家が岡山ということもあり、必ず私の元を訪ねてくれるようになり、4年間が過ぎました。

2週間前に帰国したそうですが、今回はいつもの一時帰国ではなく、それこそ色々なことがあったタイを離れ、日本に帰国して来たというタイミングでした。

当然仕事はなく、これからどうしていこうかと、まさに私の5年前のような精神状態で「深める会」に参加して来たそうです。

本人の感想の前に書いてしまうと、「深める会」の二日間は、井田さんにとってとても大きな意味を持つ会になったようです。

さらには1日目の夜、懇親会を行なっているタイミングで、なんと新たなチームからのオファーがあり、おそらく来シーズンから日本のクラブで指導する井田さんの姿を見ることができる事になると思います。
まさに偶然ですが、こんなタイミングでこんな良い知らせが届くなんて、私も他の参加者も我がことのように喜び合うことができました。

初めてお会いした4年前とは全く違う表情の井田さんの顔を見ることができたのも、私が伝えるという活動を続けて来たからに他ならないと思います。

前置きが長くなりました、井田さんの感想を読んでください。

西本先生、また今回一緒に受講した清水さん、竹内さん、2日間ありがとうございました。
今回は「伝え方」ということが大きなテーマとして学んだ会でしたが、この日のために先生が準備して下さったこと、伝えたかった事が正に自分の中にスッと入って来ました。

西本塾にはこれまで約150名の人達が参加されたとの事ですが、おそらくその殆どの人達がこの理論を、いやこのトレーニング受けて感じる身体の反応(喜び)をどう自分に関わる選手や患者さんに「伝える」かという部分においては課題を持っていると思います。

自分が「何を伝えたいのか」そのために先ずは自分が本当に「これを伝えたい」「みんなにも知ってほしい」そういった気持ちになっていなければ、「こんなトレーニングありますよ」程度の気持ちや思いでは伝わるものも伝わりません。
今回先生がこのテーマに対して準備してくださった事はその事を教えてくれるためのものだったと思います。

まずは先生自身がこの理論を伝えるためにこの1年どう変化させ自ら深めていったかの話を聞き、その後皆でトレーニングを行うことによって、身体がどう反応するのか、どう喜ぶのかを再度体感し、トレーニングしているのに身体がどんどん動いていく、動きたくなるこの感覚を受け、やはり本物だと感じました。

初日の懇親会や最後のまとめで先生が仰られた「伝える側も伝えられた側も楽しむこと、楽しめている事が大事」という言葉が今の自分に物凄く響いて、「楽しいからやってみたくもなる」「楽しいから誰かにも伝えたくなる」正にそうだなと思いました。

毎年アップデートされる先生の指導と言葉の数々、それは正に先生がこの道を探求し続ける「情熱」とそれを受けた人が「楽しい・心地よい」と感じる喜び、それが誰かに何かを伝えるためにとても大事なことだと言う事が詰まった深める会でした。

辛い思い、苦しい思いをしなければ結果は得られない、成長しない、それは果たしてそうなのか?そのために敢えて普段から苦しい思いをさせる事が本当に成長に繋がっているのか?
その前にそのやり方は本当に効果的な物なのか?当たり前のようにやられている事が本当に正しい事なのか?その言葉だけでこう言うと「楽な事ばかりでそんなうまくいくか」と捉えられるかも知れませんが、目指す目標に対して「本質」を捉えているのか?そのためにやるべき事を深く掘り下げて考えているか?
人の身体について取り組むいわゆる「フィジカルトレーニング」という分野においては特にそれがまだまだ足りていない(と言うか違う方向を向いている事が多い)のだと考えさせられます。


単に西本理論が凄い、このトレーニングが凄いといったそんな薄っぺらいものでなく、自分が本当に伝えたい事を相手に伝えるためには何が必要なのか、そこにはどんな努力や思いが必要なのか、先生の指導される姿から指導者としての在り方まで学べた2日間でした。

これから新たな環境でまた指導を始める自分にとって、本当に良いタイミングで今回の学びができた事に感謝します。
繰り返しになりますが西本先生、そして今回同じ時間を一緒に過ごした清水さん竹内さんありがとうございました。

井田 征次郎

いかがでしょうか、色々な経験を重ね、私からの学びを生かし、それらをこれから思う存分発揮できる環境を得た井田さんの活躍を心から願っています。

私には今出来ないことですが、井田さんが指導するチームの選手が、世間をあっと言わせてくれると信じています。

4年間に渡るお付き合い、ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお付き合いください。

深める会の参加者から感想が届きました。超長文です心して読んでください。

鳥取県で高校の国語科の講師として教壇に立ち、部活の指導ではご自分がプレーしていた軟式テニスを指導している「清水佳祐」さんから感想が届きました。
とにかく超長文ですので、時間のあるときにじっくり読んでいただければと思います。
以下全文を載せます。

西本先生、井田さん、竹内さん、深める会での二日間本当にありがとうございました。
最後の挨拶をするときに、まだまだ感想というものをまとめきれないほど、多くのことを感じられた二日間だったので、実際しどろもどろで何を話していいものか分からず、まとまりのない話をしてしまったなぁと帰りの電車の中で反省していました。
これから書いていくことは、もう一度最後の挨拶での感想の仕切り直しをさせて頂くことと、先生のブログを読んでいる方々に向けて、西本塾・深める会やそこで学んだことを、自分が「伝えたい」こと「伝えられる」ことを、拙い言葉で長いものとなりますが、表現していきたいと思います。
こんな長文読めるか、我慢ならぬ!という場合は、読み飛ばしてもらい、好きなところを読んでいただけたら幸いです。

まず、西本塾や深める会という学びの場は、私にとってどのようなものであるかというと、西本先生からの教えや叱咤激励を直接受けながら、自分自身の心身と向き合い対話する場所だと思っています。
また様々な経験をされてきた方と共に過ごし、様々な話をしていくことによって、新たな視点や新たな人間関係ができていく場だとも考えています。
西本塾に初めて参加させていただいてから三年経ちました。
その間、私自身もそうですが、私が教える生徒たちも、西本先生や、西本塾生の方々に育てていただいたと言っても決して過言ではありません。
実際、西本塾に初めて参加した際の一昨年度の教え子たち、昨年度の教え子たち、今年度の教え子たち、全く違う指導になっています。生徒が変われば指導も変わるというのは至極当然のことではあるのですが、その指導をする自分自身が、深める会に参加することにより毎年変わってきていると実感しています。
西本先生や周りの方々が私に対して変化していっていると感じられているのかどうかは分かりませんが、自分の感覚では確実に変わってきていると感じているのです。
このような学びの場が他には存在しない、とは言いません。
西本塾に来なければならない、のではなく、そのような学びの場が、先生のブログを読んでいる方々にはあるのだろうか?と思うのです。
生徒や学生という立場で学校という場にいれば、何かしらそのような学びの場が担保されるかもしれません。
社会に出て仕事に追われ、家庭生活で忙しいのもよく理解できます。
実際、私自身が独身故に毎年参加出来ているのかもしれません。
広島までの交通費が…講習費が…時間が…、と言い出せばきりがありません。
ネット社会になり、一定額支払えば、いつでもどこでも誰とでも電波を介して繋がる世の中にはなっています。
先生のブログを疑似的に無料で(実際は定額のネット利用料、電気代、読む時間がかかるが)読むことにより、分かった気分になれるかもしれませんし、何かのヒントを貰えるかもしれません。
実際、勘の良い人、理解力の高い人、身体感覚に優れた人ならば、理解できることもあるかとは思います。
しかし、読まれているブログ自体は自分だけに向けられた言葉ではなく、万人に向けられた言葉であり、分かっているような気分になるだけの可能性も大いにあります(先生は特定の誰かに書いている場合もありますが)。
最近は「KY」という言葉が言われなくなりましたが、それこそ皮膚で感受できる空気感というのは、その場に来ないと分からないもので、先生から発される言葉も自分自身に向けられた言葉として受け取るには、対面で向かい合わなければならないと思います。
私自身、西本塾というものに参加するまで、このような学びの場に行かなかったのか、と言われたら、行っていましたし、これからも探し求め続けると思います。
しかし、自分の皮膚感覚的に最もしっくり来た場が西本塾であったので、こうして毎年参加させてもらっていますし、今後も確実にお世話になろうと勝手ながら思っております。
また、一教員として、どうにか同じような学びの場を学校という場所で作りたいとも思い、試行錯誤をしながら、テニスコートや部活動という場には作ることができ始めたかな、という思いもあります。
実際、年末に合宿をするのですが、一昨年度の教え子(とある強豪大学でプロを目指して頑張っている硬式野球部所属の教え子や、ブログのコメントにも登場したソフトテニス部の教え子)が「アップデート」や相互の学び合いを求めて、100キロ以上離れたところから、彼らの数少ない帰省の期間やオフを使って参加してくれる予定です。
今年19歳にして、自分から学びの場を求めて動くことの出来る彼らに対し、自分の19歳の頃は…と考えると恥ずかしい限りであり、同時に尊敬の念も抱いております。
なかなか採用試験にも受からず、まだ講師という立場ではありますが、こうした生徒と関わり、今でも学びに来てくれる関係を作れることが出来ているのも、西本先生や西本塾生の皆さんのおかげだと思っています。
だからこそ、ブログを読まれている方で、もし学びの場が欲しい、という方がおられるのならば、一度参加していただきたいなと思うのです。
「西本理論」については後述しますが、その「西本理論」を理解しなければならないという姿を求められるのではなく、「西本理論」を通じて参加者の方々と楽しみながら試行錯誤することで、「西本理論」は身体に染み込んでいくのだと思います。
「西本理論」というのは、「動物としての(命あるものとしての)人間」を掘り下げるための「スコップ」のようなものなのだろうな、と私は思っています。

もしかしたら、走り方やサッカー、野球…といったそれぞれのスポーツの上での「西本理論」と考えられている方も多いのではないでしょうか。
世の中には、スポーツの分野だけでなく、多分野において多種多様に様々な理論や考え方が広がっています。
金儲けのビジネス的な側面がありありと見られるものもあれば、もっと世に広がればいいのに、という考え方も多々あります。
その、もっと世に広がればいいのに、というものの一つが「西本理論」と書かれた「スコップ」なのです。
観念的な表現になってしまいますが――最初の西本塾で渡された「スコップ」を一年間使って、翌年再び参加すると、西本先生の持っている「スコップ」は更に形が変わっていて『これを使いこなしてみろ』と渡される。
そしてまた翌年…――というように、毎年毎年改良された「スコップ」を渡してもらえるわけです。
その「スコップ」の使い方も本当に人ぞれぞれで、深める会やブログの中で、塾生の方々の「スコップ」の使い方を拝見すると感嘆させられるばかりです。
私はその「スコップ」を使って、様々な分野(土地)から「人間」に向かって掘り下げるために使ってみたり、全く違うような分野を繋げるための穴を作ってみたりしています。
西本先生が求めるものと違っているかもしれません。
しかし、私にとって「西本理論」は、多分野の多種多様な物事を理解していくための必需品となっています。
以前もブログに掲載してもらった際に、ガウディの話を出したかと思います。「西本理論」を学び始めて、ジブリの宮崎駿監督の考え方の一端がようやく理解出来始めた気さえしています。
彼の映画作りのドキュメント等を拝見していると、「人間を描けているかどうか」という言葉がよく出てきます。「西本理論」を学ぶ以前は、「宮崎監督はこんなに絵を上手く描けてうらやましいなぁ」「そんな細かいことまで拘るのか…」というぐらいのものでしたが、学び始めて以後は、「確かにそのような場合、そういう動きじゃないといけないよね」というように、彼の細部にまで拘るプロ意識も理解できるようになりました。
また、先日「ジブリの建造物展」という展覧会に行ったのですが、その中で「宮崎監督の描く建造物は、金さえあれば全て再現可能」と書かれている部分があり、ただ単純に「人間」や「建物」を好き勝手に描いているわけではないのだと、より感じられるようになりました。
宮崎監督のアニメ作りの「眼」と、西本先生の動きづくりの「眼」は同じように出来ているんだろなと思います。
もしも、という話をすることが許されるのであれば、「西本理論」に触れていなければ、たとえば宮崎監督の言葉に自分の気持ちが引っ掛かってはいなかったのかもしれないと思うと、やはり西本先生に貰ったこの「スコップ」はただものではないぞ、と思うわけです。

…と、ブログを読んでいる方にはものすごく分かりにくい話になったかもしれません。
私の「西本理論」の生かし方は、西本塾生の中では異端かもしれませんし、褒められたものでもないかもしれません。
当然、日々の部活動だけでなく、授業でも(授業は異端な生かし方かもしれませんが)生きていますし、前述した部活動を通しての学びの場を作ることも出来ました。
西本先生は、私のような生かし方を異端と言われないかもしれません(言われるかもしれませんが…)。
しかし、西本先生のブログを読んでいる方にとって、スポーツのためだけの「西本理論」ではないと思ってもらいたいのです。
確かに、スポーツの分野においては、「西本理論」を通じて、生徒たちは大きく成長してくれていますし、私自身も指導者として成長させてもらっています。
しかし、スポーツの分野にだけ生きているわけではない、ということを知ってもらいたいのです。
余談にはなりますが、「西本理論」を学び始めて以降、「専門」という言葉を使うことがなくなりました。西本先生から「スコップ」を渡されて以降、異端な使い方をしたからかもしれません。
本当にどのような分野でも繋がっていくのだなと感じています。他者から「専門」家と言われることはいいのですが、「○○専門」と自称するのは、逆に「△△の分野からはヒントを得る気はありません」かのように言っているというような気持ちさえし始めました。
とにかく、「西本理論」はスポーツの分野だけに生きるものではないと思っていただきたいのです。

ようやく今回の深める会自体の感想に入れそうです。
今回は、私一人でも深める会をすると言って頂いたことに、ありがたさと申し訳なさを感じ、確認の連絡をしてしまいました。
前回の件も今回の件も、今後ずっと言われ続けるのだろうと覚悟しているので、是非今後ともいじってください笑。
今回井田さん、竹内さんとご一緒することができ、本当に良かったと思います。
初参加の深める会でご一緒させていただいた井田さんと、これまでも西本先生からお話を伺っていた竹内さんにお会いでき、交流でき、お二方の経験や視点も学ばせていただきました。
初日はこの一年の先生の深まりをお話しして頂き、お昼を挟んで、マシン等を使ってのトレーニングによる身体への意識付けを行いました。
これまで二回参加して感じた身体の反応とは段違いのもので、まだまだ寝ている筋肉はいるのだなと如実に感じましたし、西本塾は本当に入り口でしかないぞ、と思いました。
お陰さまで、今でも背中の方が声を上げています…笑。
しかし、この意識付けがとても良く、アイドリング等が一段と楽に行えるようになりました。また、私の癖だらけの動きの一つ一つを指摘・改善・指導していただき、お手本の竹内さんの動きを間近で見ながらドリルを行うことで、少しは腰の振りが改善されたと思いますし、指導する際に注意するべき視点も少し理解できました。
夜の懇親会は、今回も有意義なものとなり、皆さんの濃い話も聞かせていただき、また自分の今後歩もうとする道への後押しもいただき、本当にありがたかったです。

二日目は、走りのドリルの後、公園で走る練習を行いました。
初日の意識付けの影響でしょうが、スムーズに動けるような感覚になった反面、これまで感じたことのない感覚が襲って来ました。
この一年、運動よりも勉強にシフトしており、体力が落ちたことも影響しているのでしょう。確かに疲労は無いのですが、息がものすごく早くあがるようになりました。
帰りの道中でその原因を云々考えていたのですが、トレーニングによる意識付けの結果、今まで使ってもいなかった部分が稼働し始めたからでは?と考えました、間違っているかもしれませんが。
とにかく、これまで以上にスムーズになったことは確かなので、再び一年間この身体の意識を忘れぬように、日常生活の動きから意識を変えていきます。

二日目の午後は、操体法のお話や「からだほわっと」の練習が行われました。
先生が動きの指導や施術をする際の視点を細かく教えて頂き、今後の指導や深めていく上でのヒントを頂きました。
「からだほわっと」はやはりと言いますか、形ではなく、相手への気持ち次第だと思いました。
生徒への動きの指導をし始めてから、身体の不調を訴える生徒がいないので(これは良いことですね。)、「からだほわっと」をする機会がないのですが、今後とも家族にでも頼んで練習させてもらいます。
今回の深める会は、私のリクエストに応えて下さり、「伝える側」としての深める会をして頂きました。
自分が「伝えたいこと」相手に「伝えられること」どちらにせよ、これは正しい理論なのであると声を大にして言うのではなく、それをいかに楽しんでするのか、楽しんで指導するのか。二年前の西本塾に初参加したあと、学校で生徒に教えていた時の気持ちを思い出すことができました。

私の教えている国語もソフトテニスもまた、自分の趣味の延長に過ぎません。
また、こうして云々と思考に耽ったり、知らないことを学んだりすることも趣味と言えてしまうかもしれません。
そして、子どもたち生徒たちと共に、国語やソフトテニスを楽しむ、身体を動かす、新しいことを共に学び深め合うこともまた究極の趣味かもしれません。
先生が読まれているかは分かりませんが、漫画スラムダンクの中で、インターハイ前の遠征で、監督である安西先生と主人公桜木花道が居残り練習をする際、安西先生が心の中で、教え子が伸びていく様子を見ることを「道楽」と表現した(正確には桜木花道に「おやじの道楽に付き合うほど暇じゃない。」というようなことを受けて)ことも少しは理解できるようになった気がします。

今回最後に言われた、「楽しむ」ということはやはりそういうことなのだなと思わされましたし、自分が教員となる原点に戻してもらったような気がしています。

長文になって本当に申し訳ありません。
次の春から大きく変化のある私自身にとって、「西本塾・深める会とは何か」「西本理論とは何か」を改めて考え、考えるままに言葉で表現させて頂きました。
実際、11月上旬頃送らせて頂いた西本塾・深める会への参加希望の連絡をしたころから、深める会に参加している間、この文章を書いている間も通して考え続けていました。
これからも自問自答を繰り返していくのだと思います。
当然、今後ともますます自分の中でその存在は変化していくものだと思います。
3000字以上、A4用紙3枚以上でと、半ば冗談で言われたようなハードルを、気付けば大きく超えてしまいました。
あまりに長いと、ブログに載りきらない可能性まであるので、そろそろ終わります。

最後に西本先生へ。
今回の自分の人生の選択は、はっきり言って賭けでした。
31歳という年齢を考え、安定を取るか、まだまだ講師としてチャレンジを続けるのか、本当に悩みました。
この二年ほどの間、教壇に立ち続ける自信や意義を失うほどの言動を受けました。
自分は教壇に立つほどの人間じゃないとまで思っており、昨年度は何度か通勤で事故をしそうになるほど、うつ状態になっていた時期もありました。
チャレンジをしても採用になるとは限りません。
しかし、今回の決定を先生が喜んで下さったこと、教壇を降りるべき人間ではないと言ってもらえたこと、それらを心に刻み、次のステージでは絶対に採用となるべく頑張っていきたいと思います。
と言いながら、採用試験の勉強よりも、これまで通り目の前の生徒のために時間を使ってしまうことが目に見えているのですが笑。
でも次にお会いするときは正採用となっているように、合格の報告ができるように、勉学にも励もうと思っています。
決して、採用がゴールとは思っていません、もっともっと子どもたちをこの手で羽ばたかせられるお手伝いをするためのスタートラインだと思っています。
今後とも長々とこの曲者の面倒を見て頂けると幸いです。
乱文雑文の上、かなりの長文を読んで頂き、ありがとうございました。

西本塾 16期生 清水佳祐

いかがでしょうか、私のところに学びに来てくれる人は、スポーツの選手や指導者、医療関係や施術を業としている方々がほとんどです。

もちろん清水さんもスポーツの指導者としての学びから始まっているのですが、いつのまにか西本理論を大きく膨らませてくれています。

個々の内容に関してのコメントはしませんが、私が言う根っこを掘る作業というのは、人間の営みすべてに通じるものだということを、清水さんか感じてくれたのだと思います。

実利を求めるために講習会に参加する、当然のことです。

そこからこんな考え方を膨らませてもらえることは望外の喜びです。

スポーツ動作が上手くなりたい、試合に勝ちたい、痛みを改善したい、してあげたい、当然のことです。

そのためには何をすればいいかを学ぶだけでは足りないものがあると思うのです。

正しいことを正しいと、声高に叫び続けて来た私ですが、長いような短いような人生の折り返しはとうに過ぎ、息子のような年回りの皆さんと、真剣に語り合える立場にいられることが何より嬉しいです。

そして伝えることが楽しい、もちろん伝えている内容が楽しい事に繋がると思ってもらえるように、まだまだ私自身の学びを深めていきたいと思っています。

清水さん、真剣に向き合い長文の感想を送っていただき、ありがとうございます。

深める会を終えて。

最初にお知らせしたいことがあります。
8月の後半、福山市で行われた夏合宿の中の一日を、私の指導に当ててくれた『大阪府立大学サッカー部』が、昨日の入れ替え戦に勝利し、来シーズン3部リーグから2部リーグへ昇格を果たしたそうです。

Jリーグと言うトップのカテゴリーの選手を相手に仕事をしてきましたが、選手たちのもっと上手くなりたいという向上心を強く感じられたことで、私は何のためらいもなく指導の依頼を受けました。
そのあたりのことは、過去記事を読んで頂くとして、彼らが10数年ぶりに昇格を果たしたという報告をもらい、我がことのように嬉しく思いました。
私などたった1日指導させてもらっただけの関係ですが、現役の選手や関係者、そしてOBの方たちも含め、私には想像できないほどの喜びに包まれているようです。
その結果に、私が伝えたことが少しでも役に立ったとしたら、本当に嬉しいことです。
大阪府立大学サッカー部の監督選手マネージャーさんを始め、関係者の方々本当におめでとうございます。

さて、昨日一昨日の二日間、「西本塾を深める会」を行いました。
これから参加してくれた3人から感想が届くと思うので、詳しい内容には触れませんが、西本塾そして深める会と、数を重ねるうちに様々な思いを感じることになりました。

今回一番考えたことは、3人の受講者はそれぞれ違う立場ではあるけれど、私から学んでくれたことを、何とか正しく伝えたい広めて行きたいと、真剣に活動してくれていることに、私がどう応えて行かなければならないかということです。

西本塾に参加した後の感想が、「まさに目から鱗なことばかりで、これから学んだことをしっかり自分の中に落とし込んで・・・」と、まるで判を押したようなことを書いてくる人たちが多いことに、ある意味驚きを感じていました。

そしてそんなことを書いてきた人たちは、その後の関係が途切れてしまう人がほとんどでした。

一生懸命伝えたことが、それぞれの立場で向き合っている人たちのために、本当に役に立つ内容であったと感じてくれた人が、深める会や個人指導の形で関係が続いているのだと思います。

そんな人たちが抱える一番の悩みが、「どうやって伝えるかと」いう根本的な問題でした。

既に一般に認知されている〇〇トレーニングや、有名な選手が行っているトレーニングであれば、そのことを伝えるだけで、ほならば自分たちもやってみようと納得してくれるはずです。
残念ながら私の考え方ややっていることに、そういう意味でのネームバリューはありませんし、一般の人をあっと言わせるような派手なパフォーマンスを見せることは出来ません。

にもかかわらず、ブログやその他私の著作物を読み、勉強をし経験を重ねてなお、確たる信念を持って指導出来ているか、本当にこれが正しいことなのか、そんなもやもやを感じながら日々の仕事に追われている人たちが、もしかしたら自分が探し続けてきたものがここにあるかもしれないと、わざわざ広島まで来てくれているのが西本塾でした。

二日間の西本塾を終えたことは、上手い例えが見つかりませんが、カタログだけでは判断できなかったものを、直接販売店に来て手に取って見た、と言う感じではないでしょうか。
カタログに載っていたものはこういうものだったのかと、手にとって色や形や重さを実際に確認したに過ぎないということです。

本当の意味での、その商品の素晴らしさ、他の似た様なものと何が違うのか、どんな特徴があってどこが優れているのか、何よりその商品を購入するメリットは何なのか、それを確認してもらうためには、店頭から中に入って、実際の使用状況に近いところまで体験してもらわなければ、本当の良さは分かってもらえないと思います。

今回の参加者3名は、まさに事の本質に気付き、なんとか自分の指導に活かしたいと思ってくれた人たちです。
しかし、目から鱗と言われるように、これまで当たり前だと思われてきた固定概念からは、少々外れているところがあります。
外れていると言っても固定概念、既成概念から外れているというだけで、事の本質から言えば決して間違ったことを言っているわけではないのです。


現状で満足している人、何か新しいものを取り入れようという進取の気概のない人たちにとっては、迷惑この上ないことになってしまうようです。

そんな人たちの中で、学んだことをどう伝えたらよいのか、それが今回のテーマとなりました。

私自身がその問題を一番感じてきました、当然のことです、私がその当事者なのですから。

誰に理解されなくても、正しいものを正しいと言い続ける、孤高の覚悟は出来ている、そんな心境になることもありました。
私個人の問題ならそれ良いと思っていました。

しかし、本気で私の考え方に向き合い、これこそ自分が求めていたものだと思ってくれた人たちには、あまりにも固定概念の壁は高く分厚いものなのです。
それに対して、私が何の手立てもできないことに、無力感と申し訳なさを感じていました。
しかし、そんなことを考えているだけでは前に進むことは出来ません。

今回私が伝えたこと、と言うより私が今思っていることは、私が伝えてきたことを、「私自身が心から伝えたいと思ってきたことなのか」ということです。

受講する立場から言えば、時間とお金をかけての受講ですから、何らかの効果というか、実利を得る手段を持ち帰りたいと思うことは当然のことです。
費用対効果、損得を考えての受講であっても、それに対して何も言うことは出来ません。
ならば伝える側の私は、費用対効果に見合う内容を伝えているということが一番の目的であってもおかしくありません。
しかしそうではありませんでした。

私が長年かけて追い求めている真理とも呼ぶべき考え方や実際の体の使い方を、私以上に熱く伝えられる人間になって欲しいという思いでやってきました。

その根底になくてはならないのが、伝え手として私が行っていることを、私自身が心から楽しいと思ってやっているか、受講者である受け手の皆さんが、実際に話を聞き体を動かすことによって、何としてもこれを伝えたい、二日間と言う短い時間の中で、どんどんその思いが大きくなる、受講前の期待をはるかに上回るドキドキ感やワクワク感を膨らませてあげられているか、そこに尽きると思ったのです。

私が楽しいと思わないことを、受講者が楽しいと感じてくれるわけがない、私が心から伝えたいと思ったことを、受講者も心からそう思って帰ってもらえているか、そうなっていなければ、学んだだけで伝える側には成ってもらえないのではないかとも思いました。

だから今回は、改めてこれは良いぞ、とにかくこのことを伝えたいこの動きを伝えたい、そう思ってもらうことを一番の目的としました。

私自身は、伝えることが心から楽しいと思える二日間を過ごさせてもらえました。

受講者の皆さんに、そのことが伝わったか、自分もこんな気持ちで相手に伝えることが出来たら、今までこちらを向いてくれなかった人たちも、きっと興味を持ってくれるはずだ、そう思ってもらうことが出来たでしょうか。

感想が届くのを楽しみに待ちたいと思います。

私自身にも大きなきっかけとなりました、3人の皆さんに感謝します、ありがとうございました。

お互いを深め、深められる良い時間を過ごしました。

ツイッターで話題にした競輪選手のこと、正直こんな選手がまだいたのかと驚くとともに、私も負けていられないと強く思いました。

私が初めて広島に来て、サッカーがプロと言う組織に変わった時の選手たちは、みんな同じように必死でした。

今でもそんな選手が多いのだとばかり思ってしまったことが、少し違うことに気付かされましたが、改めてこんな選手に関わり、真剣に向き合うことが出来ることに、この仕事をしてきて良かったと感じさせてもらいました。

さて、私の考え方や、実際に行ってきた方法論は、まさに私一代限りのもので、弟子を育成するとかいう以前の問題として、私のやっていることを誰かに伝えるなどということはできないと、自分の中でそう思い込んでいました。

それが4年前から、人に伝えることをやってみようという気持ちになり、自分のやってきたことを整理しつつ、更に試行錯誤を続けています。

私の学びの原点というか、目指すべき方向性を教えてくれるのは、誰でもない私を信頼してくれる選手や、体の悩みを改善して欲しいと、目の前に対峙する人間の体そのものです。

教科書的セオリーや固定概念の中にその答えはありません。

どうすれば選手の動きを改善できるか、痛みに対処できるか、まさに無から有を生むような、雲をつかむような試行錯誤の毎日でした。

それでもその時その瞬間、自分なりのベストを尽くし、納得できる結果を残してきたつもりです。

ただその過程をどうやって人に伝えるかという問題に関しては、私にとってこれ以上難しい問題はありませんでした。

ある意味そこを避けて通りたかったというか、正面から向き合いたくなかっただけなのかもしれません。

そんなことを考えている暇があったら、今、目の前にいる選手や一般の方に対して、もっと良い何かがあるかもしれないと考えることの方が、私にとっては重要な問題でしたから。

それがこの4年間に、西本塾を受講してくれた人の数だけでも160人を超えました。

その後学んだことをどう活かしてくれているのかは、正直分かりません。

私から学んだことを広める活動をしてくれている人もいると思いますが、本当に私の思いを正しく受け止め、実技の部分も含め正確に伝えてくれているのか不安な部分もあります。

当初から言っているように、何回受講したから修了証を出しますとか、西本理論の正式な指導者として認定しますというようなことも行っていません。

私自身の考え方が、試行錯誤の中で変化し、進化し続けていると感じている限り、ここまで理解してくれたから大丈夫ですということにはならないからです。

ですから、『深める会』という形をとって、学び続けてくれる人たちに対して、私自身の最新の考え方や新たに気付いた部分を伝え続けてきました。

しかしその参加者も回を追って少なくなってきました。

もちろんそれぞれに考えがあって、それぞれの立場で仕事をしているのですから、いつまでも私から学んだことだけにこだわってはいられないことは分かります。

私の西本塾を受講したことも、多くの講習会の一つにすぎなかったのだと思います。

おそらく、そういう人がほとんどだと思ったから、人に教えるという行為をしてこなかったのかもしれません。

本当の意味で私が安心してこの人ならという人材を育成することなど出来ないのかもしれません。

そんな中、今年に入って、今回紹介する『神戸の竹内』さんと、『香川の長尾』さんが、定期的に個人指導の形で、それぞれ目標を持って西本理論を深めるために通って来てくれるようになりました。

竹内さんの場合は、私の指導を受けることを所属する会社が認めてくれ、経費を負担し出張扱いで広島に来ることが出来るという、他の人にはない待遇を受けていますので、毎回、何かを掴んで帰らなければならないというプレッシャーはあると思いますが、組織として私の考えを取り入れてくれるというのは有難いことです。

個人指導の形をとれば、当然それぞれの問題点を詳しく修正していくことは可能です。

しかし、自分自身の成長とともに、誰かに伝える立場として考えた時に、すべてを私に依存してしまうようになりつつある、聞けばなんでも答えてくれる相手が出来てしまうことに、私自身懸念を抱いていました。

そして毎回の成長は感じながらも、内面というか今回の指導から新たに何を学び取って、それをどう活かそうとしているのか、また新たな気づきや問題点はなかったのかなど、これがスポーツ選手を相手に指導しているのでしたら、すべて私が考えて方向性を決めて行けばよいのですが、彼らはそういう立場ではないのです。

私がこうして文字を書き連ねているのも、常に今の時点での自分の考えを整理しておくためです。

日本人特有なのでしょうか、「言わなくても分かってくれる」の文化では正しく伝わって行くことはありません。

そのことを今回二人に話をし、きちんと文字に起こしてくれることを求めました。

そして送られてきたのが、以下の文章です。

西本塾深める会を受講して

いつもお世話になっております。初めて西本塾に参加させて頂いたのが第8回の2014年でそれから3年が経ちました。
この3年間は自分にとって大きな変化が多くありました。今では3年前と全く違う動きが出来るようになっていると感じます。

西本先生の考え方については、既にブログの中で多く出てきているので読み返す事が1番だと思いますが、常に「3•5•7理論」を意識して動作をする事が大切だと思います。

その中でも、普段の状態(リラックスした状態、次の動きの為の準備段階)ではいかに『5』 に近い所でいるかが鍵となってきます。

『5』 の状態を維持しながら動作を行う事により、よりスムーズに無駄な力いらずで動作が出来るようになると自分で動作をしながら感じています。

今回の深める会では、既に何度も通われている長尾さんとご一緒に参加する事ができ、一つ一つの動作を整理しながら、西本先生が指導する様子やお互いで動作確認を行いながら、時間を過ごす事が出来たのが1番良かったと思います。

伸筋優位で動作を行う為には、ただ単に背中(広背筋)を使う(意識する)だけでは足りません。

どのようにしたら楽に動かせることが出来るかを考えながら、その動作を繰り返して行う必要もあります。

そして、一つ一つの骨の動き(6方向)を意識しながら、その繋がりを利用する事も重要となってきます。

広背筋を意識するだけでは、背中を常に反ったような状態でなる事が多いので、先に述べた『5』の状態ではなく『3』に近い状態になり、動きの遊びがなくなり動きが硬くなってしまいます。

この状態を感じられるようになった今は、西本塾に参加される多くの方が気になっている、どのような方法で身に付ける事が出来るかといった枝葉の問題は気にする事が少なくなってきました。

動かす事に必要なことを一つ一つ丁寧に実施していくことで、考え方がクリアになり、動作も自然な動きに近づけるようになってきました。

幹の部分を意識して実施する事が大切で、ようやくこの部分が私自身の中に浸透してきたと思います。

今回の深める会のトレーニングの中では、マシンを使ってのウォーミングアップ(伸kingトレーニング)で、多方向から一つずつ伸筋に刺激を入れていく事で、段々と準備が出来てきて、スクワットやデッドリフトの動き、ランジの動きをする際には伸筋を使う為の良い状態に出来上がっていく感じも得る事が出来たと思います。

そのおかげで、走りのトレーニングの際はスムーズに体を動かす事も出来、西本先生の理想の動きに近付けるようになってきたと感じています。

その際にも『5』 の状態を意識し、頑張り過ぎないように反った猫背の姿勢から、スピードの変化を楽しんでいました。

腕の振り方はどうとか、足のどの部分から着地すれば良いのかといった事を以前は考えて走っていましたが、それも今はなく、動きの一つ一つの流れに身を任せるような状態で走っています。

それが私が進歩できた理由の一つだと思います。

継続して西本先生に刺激を入れて頂いているおかげで、動作について記載しているブログの内容もイメージしやすいものも多く、このイメージを西本先生のように多くの方に還元していきたいと思います。

会の最後は、からだほわっとや体のケアの方法についても復習を行い、自分が気持ち良いと感じる動作をしながら行うことで、直前まで硬さのあった体が緩んでいるのを実感する事ができました。

それこそが常に『5』 の状態でリラックスしたかたち(体も心も)でいるからだと思います。

『5』の状態から、ゆっくりと『3』に近づいたり、反対の『7』に近づくことで、自然とからだの硬さも取れてきます。

常に過度にストレスのかからない状態を維持する事がコンディションを高めたり、動作をよりスムーズに実施するための秘訣だと思います。

そして動作をスムーズにする為には、ひたすら反復して身に付ける他はないと思います。

これからもさらに反復継続し、更なる動作の獲得、そして関わる方に対してしっかりと伝えていこうと思います。

深める会は1日開催で、西本先生のお体にも負担がかかるものですが、そのおかげでより密度の高い1日を過ごす事が出来たと思います。
毎度、パワーに圧倒されますが、大変お世話になりました。

ご一緒に時間を共有させて頂いた長尾さんも、ありがとうございました。

今後も引き続き宜しくお願い致します。

竹内健太朗

しっかりした感想をありがとうございました。

初めて西本塾に参加してくれてから3年、竹内さんは私からの学びが、仕事に直接活かせると真剣に学び続けてくれています。

一度だけの参加や、その後自己流で行っている人、また多くの講習会の一つとしてしかとらえていないであろう参加者の人たちには、到底理解することが出来ない領域に達してくれています。

それでも私は、実技に関しては一定レベルに達していることは認めますが、西本理論を完全に理解してくれているかという部分に関しては及第点を与えていません。

それは深める会に参加する者として、私の考えを広めてくれる人間としての立ち居振る舞いに関することも含めてのことです。

そんなことを言われる筋合いはない、という所まで要求しています。

それは伝える側になった時に分かるはずです。

書いてくれた内容に関しては、よくここまでになってくれたと思います。

現在竹内さんは29歳、私がこの仕事を専業としたのは32歳、彼が本気で人間の体と向き合うことを続けてくれれば、3年後私が始めた歳になった時点で、その時点の私を超えていることは間違いありません。

続いて長尾さんからの感想です。

西本先生へ
先日は深める会でのご指導本当にありがとうございました。

今回は時期的に涼しく、天気にも恵まれたおかげで身体を動かすには絶好の日和でした。
いつも言わせていただいてますが、私は西本先生のもとを訪れる度に自分が今まで取りこぼしいた発想や、新しい気づきを得ることができています。

今回の深める会でも私はとても大切な気づきを得ることができました。
それは私はいまだにカタチを意識しすぎているということです。
身体を動かす中で背中(伸筋)への意識は重要ですが、一番大切なのはいかに全身を連動させるかということを意識していましたが、それでも背中のカタチや走る時にはこうしないとという意識が取りきれず、反りすぎた背中をつくってしまい、それにより肩の動きが制限され、股関節の自由度も減ってしまうなど1つの凝り固まりが二次的、三次的な弊害を生み連動を阻害してしまっていました。

自分ではそのような意識でトレーニングも行なっていませんし、1つの異常が全身に及ぶことはもちろんイメージ出来ていましたがそれでも間違ったカタチに出来上がっていました。
西本先生がおっしゃっていた「身体が固い人は頭も固い」というのは今の私にピッタリだと思います。(笑)

ですが、私が今現在そのような状態に陥っているということに気づけたのは、私一人で西本先生と向かい合って指導を受けているのではなく、竹内さんという第三者と一緒に受けられたことが大きな要因でもあると思います。

私は今年に入ってから西本先生のもとで個人指導を定期的に受けてきましたが、深める会のように第三者を加えて「人の身体とは」「連動とは」を探求して行ける場があると、個人指導とはまた別の視点も生まれますし、西本先生が自分とは別の方の指導をしているところも見られたりと、普段とはまた違った学びの場となるので大変貴重な時間となりました。

さらに今回は走りに特化した会だと思っていたのですが、スイングやピッチングや施術など私が個人指導で受けている部分にも時間を割いてご指導いただけました。
ですが、やはりそれも走りと別のものということではなく全てが繋がっているという事に改めて触れることができました。

最後になりましたが、先日のブログで年内に西本塾と深める会が一度ずつ行われるという事を知りました。
西本先生の様々な想いの末、昨年で一区切りをつけられた西本塾と深める会が不定期開催されています。
その事についても西本先生の中で計り知れない想いがあったことと思います。

このブログや様々な記事を通して西本先生の存在を知り、なにか少しでも心に引っかかるものがある方は西本塾でも深める会でも個人指導でも、学びの場はそれぞれの方が思う一番理想的なカタチで構わないと思うので、是非一度西本理論に触れてみていただければと思います。

こういう発信も我々西本塾生の役目だと思っていて、西本先生の視点から生まれた理論が一人でも多くの方のチカラになればと思い、一言付け加えさせていただきました。

改めまして本当に貴重な時間をありがとうございました。
西本先生と竹内さんに、また次回お会いできるのを楽しみにしています。
お二人ともお身体に気をつけて、益々のご活躍をお祈りしております。

長尾真吾

ちょうど今感想が届いたので、文章を追加させてもらいました。

長尾さんと竹内さんは、いわゆるタイプの違う方で、それぞれの特徴を補い合って、私を交え3人でなければ作り得ない空間になったと思います。

失礼な言い方になりますが、まるでウサギとカメの例えのように一歩ずつの前進ですが、だからこそ長尾さんにはきちんと伝えて確実に身に付けて欲しいと思い、厳しい言葉をかけ続けてきました。

私の思いはきちんと分かっていただけているようで、その厳しさも自分にとっては必要なものだと感じてくれて、ここ最近の変化は私の期待を超えています。
やはり継続という言葉がすべてのキーワードになって行くのだと、長尾さんを見ていてそう思います。

私もまだまだ追い付かれる気も、追い抜かれる気もありません、死ぬまで試行錯誤を続け、最後まで背中しか見せないつもりです。

こうやって継続して真剣に私と向き合ってくれる人が、現在二人しかいないというのは寂しいという気持ちもありますが、二人もいてくれると思えばやる気も湧いてきます。

伝えることが大事、伝えていかなければならないことは、この4年間で実感できました。

もちろんそれは日々の活動があってのことです、それがなくなって過去の思い出話だけになってしまうのなら、伝える活動もお終いです。

それどころか、私の考え方に興味を持ち、直接指導を受けたいという連絡がちょこちょこ入ってきます。

そんな人たちや、現在進行形で夢を追っている選手たちのためにも、私の歩みを止めるわけにはいきません。

西本塾受講生からの感想を紹介します。

報告が後先になりましたが、8月26・27日に行った西本塾のことについて書いておきます。

西本塾と銘打ってたくさんの方が受講してくれた西本塾ですが、参加者が少なくなったため定期開催をやめ、私の気の向いたときに募集を行う形となっています。

当初は、諸々事情で広島に帰ってきた私の考え方を、このまま眠らせておくのはもったいないと思ってくれたスポーツライターの木崎伸也さんが、自分の持っている媒体に記事を寄稿させてくれたりしたことで、何の肩書きもない一トレーナーである私の存在が多くの方々の知るところとなり、直接話を聞いてみたいと思ってくれる人がたくさんいて、2か月に一度のペースで開催していた西本塾でしたが、毎回全国各地から多くの方が参加してくれました。

今回の参加者の中にも、その頃目にした記事で私のことが気になっていたが、やっと今回参加することが出来たという方がいたので、同じように参加できるタイミングがあればと思っている人がいるならば、またいつか次の開催も考えた方が良いのかなと思っています。

西本塾に限らず、指導する側とされる側という立場がある限り、私の持っているものをできるだけ正確に伝えたいと考えることは当然のことです。

しかし、受け取る側の人たちが、私から何を得ようとしているかはそれぞれで、すべての人たちが受講動機の書かれた内容を、すべて納得し満足して帰ってくれているかは私には分かりません。

そういう意味でも、受講後に感想を送っていただくようお願いして、自分なりに二日間を省み、明日からの私自身の糧にしたいと思っています。

今回の参加者は3名でしたが、お二人から感想が届きました。

とくに今回はスポーツにまったく縁のない女性の方が参加していただき、受講動機から西本塾の二日間を通して、どんな考えでどんな行動を見せてくれるのか、とても興味がありました。

まずその方の感想を読んでください。

スポーツ競技に全く関わりのない一般人の参加を受け入れてくださりありがとうございました。

思い返せば、Number Webの木崎氏の記事『トレーナー・西本直が解説する、中田英寿や本田圭佑の「背中」』を読んだのが先生を知ったきっかけでした。

正しい姿勢、いかに体を使うか、整えるということができるかというところに興味をもっていたところに、記事の「背中」というキーワード。斬新に感じながらもどこか原点回帰のようにも感じられました。

それから3年以上経って、ようやく訪れる機会をつくることができました。直接ご指導いただき、様々なことを自分自身で体感できたことは、他では得ることのできない大変貴重な体験となりました。

大嫌いだったトレーニングマシンから始まりましたが、やったことのある筋力トレーニングとは全く別物でした。疲労がたまっていくのではなく、使われていなかった筋肉を目覚めさせほぐしていくような心地よい動きでした。久々に走ってみても、走れば走るほどにだんだんと動きやすくなっていきました。当然ながらあちこち筋肉痛になりましたが、驚くことに疲れは全く残りませんでした。

走りがどう変わったのかは講習前と比較の余地がありませんので、代わりに歩きでの変化について報告させていただきます。

帰り道の時点から感じたのですが、意識することなくこれまでの歩きの体の使い方とは違ってきています。脚の振られ方、足の向き、足裏への荷重バランス。もっと感覚的に言うならば股関節のロックが外れた感じでしょうか。

1日目の座学および普段使えてない筋肉を強制的に動かしていく実技があってこそ得られた感覚だと思います。
体感して初めて理解できる体の使い方、忘れてしまっていた幼き頃のような感覚を得ることができました。
これこそが参加して一番得たかったことかもしれません。

足元が整えば骨盤も整ってくる、骨盤が整えば足元も整ってくる。足が先なのか骨盤が先なのか。どちらからもアプローチできればいいのにと思いながらも、これまで骨盤の正しい向きというのがさっぱり分かりませんでした。骨盤矯正なるものをやってもらっても納得のいく答えが得られたことはありません。しかし講習を通して、言葉にできるほどまだ理解できてはいませんが、体が感じたことがその答えなのかなと思っています。

体で感じること、まさに体験に勝るものはありませんでした。ブログを通してもたくさんのヒントを頂いておりましたが、加速度的に理解が深まりました。

背中をもっと適切に使えるようになれば、まだまだよい変化が続くように感じています。

講習後のフォローアップもありがとうございました。

先生が教えてくださっている本来の目的とはかけ離れてしまっているようで恐縮ではありますが、引き続き生活の中の実践においてさらに深めていきたいと思います。

改めまして、2日間誠にありがとうございました。貴重な機会をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
津田


津田さんは、女性の年齢のことを言うのは失礼かもしれませんが、30代後半でこれまでにも色々な経験をされている方でした。

詳しいことはお聞きしませんでしたが、大きな病気をされたことがあって、体に対する意識の高さは、西本塾に参加してくれる他の職業の方とは少し違ったものでした。

お仕事も、新宿区市谷にあるオーダーメード婦人靴を製作販売する会社にお勤めということで、日本人の歩くということに関する姿勢には特に関心があるようでした。

私も西本塾の中で毎回のように話をしていますが、姿勢の悪さ、骨盤の角度の違いから、日本人女性でハイヒールを履き颯爽と歩いている女性を見たことがありません。

モデルさんのように相当意識して練習すれば、少しの距離なら綺麗に歩けるのかもしれませんが、ほとんどの女性はヒールが着地する際膝が曲がっています。

流行の洋服に身を包み、少しでも足が長くスマートに見えるようにと、ハイヒールと言うのかピンヒールと言うのでしょうか、そういう靴を履きたい気持ちは十分わかりますが、その結果として、腰痛や膝の痛み、また外反母趾など、体を痛めつける原因になっていることに、その靴を作っている立場の津田さんとしては、心穏やかではいられなかったそうです。

3Dプリンターというものを使って、正確な足型をとり、職人さんが心を込めて作った、まさにオーダーメードの靴であっても、それを履きこなすためには、人間そのものの歩き方という問題の方が大きいのです。

私から学んだことを、これからどう活かしてその難問に対処していくのか、津田さんの活動に期待です。

それにしても普段運動に縁のない女性が、実技でも屋外を走ったり、前後左右の動きづくりのドリルまで、一生懸命に取り組んでいただいたこと、正直驚きました。

翌日の筋肉痛は大変だったことだと思いますが、それも貴重な体験だったと良い思い出にしていただけたらと思います。

私にとっても貴重な体験でした、スポーツ関係者以外の方で、こんなにも興味を持って真剣に学んでくれた人がいたことに感謝します。

次は、以前に西本塾に参加し、現在は千葉県の鍋島整形外科に勤務しながら、西本理論を広める活動をしてくれている松井真弥さんの同僚でトレーナー活動もしている方からの感想です。

西本様
2日間という短い期間でしたが貴重なお時間をありがとうございました。
西本塾で学ばせていただいた感想をお送りいたします。

最初にお伝えしましたが、今回西本塾を受講させていただいたきっかけはスポーツ障害で病院に来院する選手の多さです。

全国レベルのチームにいながら障害のせいで満足にプレーができない、競技レベル自体は上がっている現代にも関わらず全く変わっていないという現実に疑問をいだいておりました。

下肢に負担がかかっているために起こる障害ですが、皆んなが同じトレーニングをしているにも関わらず、痛みを訴える選手もいればいない選手もいる、となればその障害の原因には選手個人の動き方にもあるのではと常々思っておりました。

そうは考えていても、ではどう動けばいいのか、どういう動き方を指導すればいいのか、そこまで結論が出なかったのですが、今回受講させていただいて答えを得ることができました。

脚を前へ振り出し、前方へ着地する、本来ブレーキをかけるための筋肉を使い走り続ける、それでは下肢に負担がかかる事は明白です。

自分の重心の真下に着地すれば下肢に負担はかからない、そのためにも骨盤の上下の運動が必要である。骨盤を上下にするためにも骨盤を前傾させることが必要である、骨盤を前傾させるためにも広背筋の運動が必要である、広背筋の運動により肘が自然と後ろに引かれる、いわゆる骨盤後傾位の『悪い姿勢』ではこういった連動が行われない。

今回の受講で伸筋の重要性を改めて感じました。

今後スポーツ障害で来院する選手もそうですが、予防という観点から可能な限り自チームの選手たちにも指導をしていきたいと考えていますが、まずは自分で動けないと話になりません。
学ばせていただいた理論を頭に入れ、ドリルを継続し今後の活動に活かしていきたいと考えます。

松本 直

名前を見て、えっと思いました、私の名前と一字違い、『直』の読み方は、私と違って『なおし』と読むそうですが、それにしても、初対面から絶対に忘れない名前でした。

松本さんのような仕事をしている方が、西本塾を受講してくれた人の中で一番多いと思います、受講動機もそうです。

私がずっと言い続けているように、何年いや何十年たってもこの状況は変わって行きません。

そしてその疑問に立ち止まった時、正しく導いてくれる先人はいません。

そして私の話を聞いた後の感想は、まさに基本の基本、『人間の体はこうなっているから、その仕組まれたからくりに沿った使い方をすれば、こんなにも多くの選手が故障に悩まされることはない』という結論です。

難しい話など一切していません、私自身がが素朴に感じた疑問に対して、答えを誰かに求めるのではなく、自分自身が納得できるものを探し続けた結果が、それだったのです。

奇をてらった考え方でも、最新の理論でもありません、人間の体はそうやってできているのですから、それをシンプルに応用しているだけです。

だから私でもできるし、私が出来ることを他の人ができない訳がないと言っているのです。

それにしても固定概念、既成概念の壁は高く分厚いものです。

難しい理屈はさておき、肩の力を抜いて自分の体と対話することさえ出来れば、誰にでも分かることです。

私自身、少しずつではありますが、良い意味で力が抜けてきたように思います、そのことについてはまたいつか雑感として書いておきたいと思います。

お二人のそれぞれの分野でのご活躍を期待しています。


プロフィール

Author:西本 直
1993年、Jリーグサンフレッチェ広島を皮切りに、社会人野球三菱重工広島・協和発酵・ヴィッセル神戸・川崎フロンターレ、そして広島カープ佐々岡真司投手など、プロアマ問わず競技レベルのスポーツ選手から一般の方まで、トレーニングやメンテナンスの指導を行ってきました。
その経験と知識の蓄積を「西本理論」としてまとめ、一人でも多くの方に実践していただくことが、これからの私の使命であると信じ、このブログから発信していきます。
私の理論はスポーツ選手のみを対象としたものではなく、ビジネスマンや家庭の主婦まで老若男女すべてに当てはまる不変のものです。
指導や講演のご依頼も受け付けています。
実名でツイッターも書いていますので、チェックしてみてください。
2013年9月9日にConditioning Studio 操をオープンしました。
また、遠隔地にお住まいの方を対象とした動き分析とアドバイスを行っています。
詳細は「スタジオ操」のホームページ内の「遠隔サポート」をご覧ください。
今年は「西本塾」3月10・11日と9月8・9日に、「深める会」を4月8日と10月7日に、そして「走り方錬成会」を12月29日に予定しています。
詳細はStudio操ホームページ内の「講習会情報」をご覧ください.
「1回5分体が喜ぶ健康術」はアマゾンで在庫切れのことが多く、購入希望の方にはご迷惑をおかけしています。
出版元からの購入は可能ですので、ガリバープロダクツ(代)082-240-0768までお問い合わせください。

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